【13,819円の壁を突破するのか?GOLDの次なる展開を探る】今日の相場解説 (2024.11.22)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2025-03-06
ページ制作日: 2024-11-22

急に寒くなりましたね
早くも週末が近づいてきました。今年は酷暑の夏から一気に冬の気配が訪れ、秋の移ろいを感じる間もなく季節が進んでいるようです。
この週末、紅葉狩りなどで季節を楽しむ方もいらっしゃるでしょう。近年、季節感が昔と比べて変わってきていると感じますね。
相場の世界でも、季節要因が影響する商品や銘柄があります。
例えば、穀物市場では季節が重要な要素となり、株式市場でも夏場の気温が関連する銘柄や、冬に注目される銘柄が存在します。こうした視点から相場を眺めると、より奥深く、楽しいものです。
季節の変化とともに、相場の動きを楽しんでみてはいかがでしょうか?
本日は金の解説です。
10月31日の高値13,819円から11月18日の安値12,750円まで、価格は1,069円下落しました。この間の日数は、高値の翌日からカウントして11営業日でした。
11月13日の記事でお伝えしていたように、今年の過去5回の調整局面では、平均下落幅が「888.4円」、平均調整期間が「11営業日」となっています。当時の時点では下落幅が平均を超えていましたが、調整期間としてはあと3営業日を残している状況でした。
さらに、11月18日はこの情報サイト「マーケットEye」のコンテンツである「変化日カレンダー」において、GOLDが◎の「変化要注意日」として記載されていた日です。このような要素から、18日以降の相場の動きについて、どのように対応すべきかを考えるための有益な情報をご提供できていたと考えています。
今後もこのような分析を通じて、相場を読み解くヒントをお伝えしていきたいと思います。
13,298円通過13,167円☆ 通過13,137円☆ 通過12,975円通過12,966円通過12,903円通過(9月安値から38.2%戻し)12,764円■- 12,750円 本日の安値
- 12,667円 ◇(8月安値から38.2%戻し)
- 12,620円 ◇
- 12,337円
- 12,312円
- 11,956円
10月1日の安値12,112円からの上昇幅に対する61.8%戻しの価格は12,764円。この水準をわずか14円下回った位置で、以前から注目していたテクニカルプライスの■マークが示されていた重要な価格帯でした。
こうした背景を考慮すれば、翌日からの反発局面を見て初期対応が可能な状況でした。有難いことに、この情報サイトの会員(当社のお客様)からも、「金の反発に関して、うまく下げ分を取れました」というお声をいただいております。
相場では「日柄」と「値幅」が非常に重要な要素ですが、今回の金相場では、それらが上手く作用したケースとなりました。もちろん、毎回このように進むわけではありませんが、事前に重要な価格帯や日柄を把握しておくことで、不安心理を和らげることができると考えます。
当社では、お客様に可能な限りの情報を提供しております。もし、まだオープンコンテンツだけをご覧の方がいらっしゃれば、この機会に会員コンテンツのご利用をご検討いただければ幸いです。
金価格の動向
金標準先物(日足)
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移動平均線(MA)との関係を確認すると、昨日の時点で価格はすべてのMA(短期、中期、長期)の上に位置しています。特に9日MAは、これまで右肩下がりだった傾きが、右肩上がりへと変化する直前の状況にあります。
また、RSI(14)は一度50ポイントを割り込んでいましたが、現在は50ポイントを回復しており、相場の勢いが再び強気方向に向かいつつあることを示唆しています。このようなテクニカルな動きは、今後の相場展開を考える上で重要な手がかりとなるでしょう。
金標準先物(日足)
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13,819円から12,750円までの下落幅に基づいてフィボナッチ戻しを計算すると、以下の価格が重要なポイントとして浮かび上がります。
- 23.6%戻し:
13,002円(すでに通過) - 38.2%戻し:
13,158円(すでに通過) - 50.0%戻し:
13,285円(すでに通過) - 61.8%戻し:
13,411円(すでに通過) - 76.4%戻し:13,590円
本日ここまでの高値は13,432円に達しており、76.4%戻しである13,590円まではあと135円となります。
現在の価格が高値を目指している流れにあることを考えると、13,590円が当面の目標価格となります。ただし、これは必ずしもこの価格で反落すると予測しているわけではありません。
もし13,590円を明確に突破するような動きが見られれば、10月31日の高値13,819円に接近する可能性が高まります。このような局面では、ストップレベルやトレーリングストップを設定し、柔軟な対応が求められるでしょう。
金標準先物(日足)
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今年の相場を振り返ると7月17日の高値から8月6日まで下落し、その後8月19日に戻り高値をつけ、9月9日に安値を記録する動きが確認できます。この間の相場の動きには、以下のようなフィボナッチ戻しや変化日に関する重要なポイントが見られます。
- 8月19日の戻り高値(11,962円) 7月17日の高値(12,679円)から8月6日の安値(10,804円)までの下落幅に対して、61.8%戻し(11,963円)に非常に近い価格(1円手前)での戻りとなりました。このポイントは、テクニカル的にも非常に重要な価格帯でした。
- 9月9日の安値(11,421円) 8月6日の安値(10,804円)から8月19日の戻り高値(11,962円)までの上昇幅に対して、50%戻し(11,383円)の手前で下げ止まりました。この価格もまた、テクニカル的な半値押し水準が意識された形となっています。
- 変化日の影響 7月17日の高値翌日である18日は、「マーケットEye」の「今日のつぶやき」において、「変化要注意日」として紹介されていました。 この日については、「7月18日は人気一新の変化日であり、7月の中でも特に注目すべき激熱日」とされており、金・白金・原油・コーン・日経平均・ドル円といった主要銘柄で要注目日として挙げられていました。
こうしたテクニカルプライスや変化日に注目することで、相場の転換点を把握しやすくなります。当社では、これらの情報を事前に提供することで、取引をサポートしています。まだオープンコンテンツのみをご覧の方は、ぜひ会員登録をご検討ください。相場の動きに対する新たな視点を得られるはずです。
金標準先物(日足)
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少し話が逸れましたが、今後のGOLDのポイントを考えていきましょう。。
まず、直近の動きで注目すべきポイントとして、赤く囲まれた2か所があります。ここは、直近の重要な高値を明確に上抜けたポイントです。
- 8月19日の高値を9月24日に抜けた後、一気に7月17日の高値を目指して価格は9月27日に12,603円まで上昇。その後、7月17日の高値に接近しましたが、翌日に大幅な下落があり、Wトップ形成の懸念が浮上。しかし、9日MAがサポートとなり、10月7日には12,773円まで上昇しました。
- その後も9日MAに支えられ、最終的には13,819円までの大幅上昇を記録しています。
金標準先物(日足)
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この動きから、今後のシナリオとして考えられる主なパターンは以下の4つです。
主なシナリオ- 61.8%戻し(13,411円)付近で一旦調整が入り、その後13,819円を目指す動きになるパターン
- 61.8%戻しで完全失速し、11月18日の安値を目指してさらに下がるパターン
- このままノンストップで13,819円を目指すパターン
- 現在の価格帯で横ばいの「モミモミ相場」になるパターン
もちろん他のシナリオも考えられますが、現時点で主要なシナリオはこの4つだと考えます。
ただし、何度もお伝えしている通り、思惑だけでトレードを行うのは禁物です。冷静な判断が必要であり、それぞれのパターンに当てはまる条件を具体的に検討する必要があります。
こうした具体的な条件や価格帯については、「マーケットEye」の各コンテンツで毎日提供しています。なお、13,819円を上抜けた場合の次の上値目標となるテクニカルプライスは以下の通りです。
テクニカル目標価格
10804円・13819円・12750円を基にした計算値
- E計算値:16,834円
- N計算値:15,127円
- V計算値:15,526円
13,819円~12,750円の黄金比率による目標価格
- 1.236倍:14,071円
- 1.382倍:14,227円
- 1.5倍:14,354円
- 1.618倍:14,480円
- 1.764倍:14,636円
- 2倍:14,888円
現時点で売り目線の方には「そんな馬鹿な!」と思われるかもしれませんが、今年7月以降の相場では、重要な高値を上抜けた後に想定外の強い動きが見られています。
この動きからも、過去の「昔の金相場」の動きと同じではないことを意識する必要があります。
一方で、価格が下げる場合には過去の動きを参考にして対応することが可能ですが、新たな高値領域に突入した場合、これまでにない想像以上の動きをする可能性があるため、ポジション管理が極めて重要です。
また先日掲載していたNY金の100日MAとの攻防ですがその後は以下の様になっています。
NY金先物(日足)
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ご覧の通り、GOLDは見事に耐え抜きました。それも華麗に!
今回の調整が長期的な視点から見ても重要な安値となる可能性があることは、過去の記事でも指摘してきましたが、
NY金については、10月30日の高値を上抜ければ、完全に新たな領域へ突入することになります。
さらに、興味深いのは本日のX(旧Twitter)のトレンドキーワードに「第三次世界大戦」が入っていることです。
もちろん、そのような事態が起きることは避けたいですが、来年のトランプ大統領の再登場を前に、何か不穏な動きが加速しているのではないかという懸念も考えられます。
こうした不安定な状況が続けば、GOLDへの注目度がさらに高まるのは必然と言えるでしょう。
最後に、会員の皆様には「そんなこと書くな!」と怒られそうですが、特別サービスとしてお伝えします。
今月最終日の【11月29日】が、GOLDにおける最重要変化日として「マーケットEye」に記載されています。この日はぜひ注目していただきたいポイントです。
引き続き、冷静かつ柔軟に相場を見極めていきましょう!

情報サイト「マーケットEye」は、当社のお客様向けに投資に役立つ情報を提供するサイトですが、一般の投資家の皆様にもお楽しみいただけるオープンコンテンツもご用意しています。
さらに、2週間の体験キャンペーンでは全てのコンテンツをご覧いただけますので、お気軽にお申し込みください。
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Tweet※tradingview社のチャートを利用しています。
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