【原油】派手さはないが...GOLDより面白い局面か!?(2026.2.26)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2026-02-26
ページ制作日: 2026-02-26

ひな祭りの日の皆既月食
2026年3月3日、ひな祭りの夜。私たちは空からの特別な贈り物を受け取ることになります。日本全国で最高の条件で見られる「皆既月食」の魅力と、その夜を楽しむためのポイントをまとめました。
桃の節句に「赤銅色」の月を愛でる2026年3月3日は、暦の上ではひな祭り。この記念すべき夜、月が地球の影に完全に飲み込まれる「皆既月食」が起こります。
皆既月食の醍醐味は、月が完全に消えてしまうのではなく、「赤銅色(しゃくどういろ)」と呼ばれる幻想的な深紅に染まることです。
これは、地球の大気で屈折したわずかな太陽の光(赤い光)が月に届くために起こる現象。春の夜空に浮かぶ赤い月は、どこか神秘的で、少し贅沢な「ひな祭りの灯り」のように感じられるはずです。
今回の月食が「特別」な理由
①日本全国で好条件: 日本全域で、月が欠け始めてから終わるまでの全行程を観察できます。
②観測しやすい時間帯: 夜の早い時間(18時〜20時頃)にメインイベントが重なるため、お子様や翌朝が早い方でも無理なく楽しめます。
③高度が高い: 月が空の高い位置にあるため、建物の多い街中でも比較的見えやすいのが特徴です。
タイムスケジュール(目安)
部分食の始まり 午後6時50分ごろ
皆既食の始まり 午後8時4分ごろ
最大 午後8時34分ごろ
皆既食の終わり 午後9時3分ごろ
部分食の終わり 午後10時18分ごろ
皆既食の開始で全体が地球の影に入り、赤銅色に変化します。
食の最大は月が影の最も深い場所へ。最も色が濃くなる瞬間です。
皆既食の終了で月の端に再び光が戻り始めます。
部分食の終了で月が元の丸い姿に戻り、天体ショーの幕が閉じます。
観測をもっと楽しむためのヒント
①道具はいらない!
月食は肉眼で十分楽しめます。望遠鏡がなくても、その色の変化をはっきりと捉えることができます。
②双眼鏡があればベスト!
双眼鏡を使うと、月の表面にあるクレーターや、赤銅色のグラデーションをより鮮明に観察できます。
③防寒対策を忘れずに
3月初旬の夜は、まだまだ冷え込みます。「ちょっと外へ」のつもりが、つい見入ってしまうのが月食の魔法。温かい飲み物と厚手のコートを準備しましょう。
忙しい日常の中で、ふと足を止めて宇宙のスケールを感じる時間は、何よりのリフレッシュになります。2026年3月3日。ひな祭りのケーキを囲んだ後は、ぜひ家族や大切な人と一緒に、空を見上げてみてください。
「次はいつ?」
今回を逃すと、日本でこれほど好条件の皆既月食が見られるのは、しばらく先になります。一期一会の赤い月、お見逃しなく。
ちなみに日本全国で見られる次回の皆既月食は、2029年1月1日となります。
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原油が地味にですが動いています。
前回原油の記事を書いていたのが2月5日でした。その時の記事のTOPに掲載したチャートが以下のチャートです。
原油 日足 2月5日

そして今の姿が・・・
原油 日足2月26日

64,900円を出したあとは、横ばいになり、価格は上昇できずで一旦下落。26日移動平均線でサポートされて再度反発し、64,900円を2月13日に抜けると65,340円まで価格は伸ばす。
翌日にさらに価格を伸ばし、その後はここまできっちり前日高値は」更新しています。
原油 日足2月26日②

このように見ますと今の価格の位置は水色で囲まれているレンジ相場から上に放れようとしています。
昨年7月の64,950円も抜けて、昨年6月の66,390円も抜けています。残すは昨年4月の67,670円が近い目標価格になり、さらにとなると・・・
2025年度年間最高値1月の高値74,630円がターゲット価格になってきます。
67,670円オーバーまで本日の高値66,820円から見ると、850円上昇した位置にいますのでワンチャンスで届く価格にはなります。
このタイミングで今夜の米国とイランの協議があることから67,670円オーバーもその協議の結果次第ではあり得る状況に今います。
では現在の原油を取り巻く環境を一旦まとめてみましょう。
米・イラン協議と地政学リスクの行方
現在の原油相場は、年初からの地政学リスクとマクロ的な需給緩和見通しの間で揺れ動く、不安定な展開となっています。
1. 焦点:26日の米・イラン核開発協議
本日、米国とイランによる3回目の協議が行われます。これが今後の軍事衝突リスク、ひいては原油価格の急伸・急落を決定づける最大の焦点です。
イランの提案: ウラン濃縮の7年間停止、濃度上限3.6%の設定、既存在庫の調整などを提示し、制裁解除・緩和を狙っています。
米国の姿勢: トランプ大統領は一般教書演説で「核兵器保有は断じて許さない」と強硬姿勢を強調。米国側はウラン濃縮の完全停止や在庫の国外撤去を求めており、両者の溝は依然として深いままです。
市場の評価: 現時点では「軍事衝突」が基本シナリオとして意識されており、決裂なら70ドル水準への上昇が視野に入ります。一方で、米政府内にも交戦への慎重論があり、結果を見極めるまで積極的な売買は手控えられています。
2. サウジアラムコのターミナル障害と不透明感
サウジアラムコの輸出ターミナル一部崩落により、数週間にわたる輸出停止が発生しています。
原因は不明ですが、市場では「イランによる妨害工作」との憶測が浮上。
仮に軍事衝突に発展した場合、イランが石油市場を混乱させ米国経済に打撃を与えるとの懸念が、市場の神経質さを強めています。
3. マクロ環境と需給見通し
地政学リスクが押し上げ要因となる一方、中長期的なマクロ環境は弱気な面も多しです。
需給緩和: 2025年6月のケースと同様、地政学的な価格高騰は一時的との見方が根強く、基本的には需給緩和による値下がりが予想されています。
NY原油 日足 2025年6月

◆OPECプラスの動向
3月1日の会合で、主要8カ国が4月からの自主減産解消(日量13万7000バレル)を協議する見通し。需要期に向けた増産公算が、上値を抑える要因となります。
直近の相場動き(25日NY市場)
終値: 65.42ドル(前日比0.21ドル安)
協議を控えたポジション調整(持高調整)が中心。トランプ大統領の強硬発言があったものの、イベント結果待ちのムードが強く、目先は調整売りが優勢となりました。
今後のチェックポイント
本日の協議結果を受け、トランプ大統領が最終的な判断(妥協か、対立激化か)を下す可能性があり、そのニュース速報が相場のボラティリティを急上昇させる見込みです。
金同様に今夜の協議結果が注目されます。
それではチャートからNY原油をチェック。
NY原油 日足②

66.42ドルと66.48ドルをオーバーするもまだ走れていない。
3本の移動平均線はすべて右肩上がりになっています。
価格は9日移動平均線でサポートされている。この状況を見ますと上に行くと考えられる状況です。実際に行くかどうかは別として。
今夜の協議で決別し緊張度が高まるような事が起きれば、価格は50%戻し67.86ドルやその上の61.8%戻し70.89ドル狙いとなり、
昨年7月以来の70ドル台となります。
国内価格は為替の円安もあり国内の昨年7月の高値は通過しております。
地政学リスクからの価格高騰はマーケットでは一時的なものと考えられている節がありますが、
その考えに市場が凝り固まってしまうと、思わぬ動きになる可能性もあります。
GOLDも同じで有事が起きても瞬間だけ上がってそのあとは下がると言われていましたが、今の動きを見ますとそうなっていない。
原油もどちらと言うと、ここ最近は上がっても長続きしないと言われています。ただ、その流れがどこかの時点で大きく変化する時があります。
いずれにしても今夜の協議で何かしらの判定は出ます。
一気に上に飛び立つのか!
それとも下のような大きな大きなレンジ内と見られてしまうのか・・・
原油 日足3

逆張り系の方も順張り系の方も注目場面。
GOLDよりも面白い局面かもしれませんよ。今日はここまで!以上です。
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最後に
丙午年の相場について・・・信じるか信じないかあなた次第です!
コムテックス通信を読んでおられる方は今年最後の第30号で送信した内容と同じですがご了承してください。
2026年は、60年に一度巡ってくる「丙午(ひのえうま)」の年です。古くからの迷信や縁起が語られることが多い年ですが、投資家やビジネスパーソンにとっては「相場がどう動くのか」というアノマリー(経験則)が気になるところでしょう。
丙午年の相場の特徴と、歴史的背景をまとめたコラムをお届けします。
丙午(ひのえうま)の相場格言 激動と「跳ね」の予感
相場界には干支にまつわる格言がありますが、午(うま)年は一般的に「午(うま)は跳ねる」と言われます。
過去のデータが示す「荒れ相場」
過去の丙午(直近は1906年、1966年)を振り返ると、非常に極端な動きを見せる傾向があります。 1906年(明治39年) 日露戦争後の大バブル 戦後経営の期待感から株式市場は空前の高騰を見せましたが、翌年にはその反動で大暴落(明治40年の暴落)に見舞われました。文字通り「跳ね上がった後に落ちる」激しい年でした。
1966年(昭和41年)
証券不況からの復活「いざなぎ景気」 前年の「40年不況」で山一證券への日銀特融が行われるなどどん底の状態から、丙午の年は一転して強気相場へ。戦後最長の好景気「いざなぎ景気」の本格的な幕開けの年となりました。
2. 「丙(ひのえ)」と「午(うま)」の組み合わせ
五行説で見ると、「丙」は火の兄(ひのえ)、「午」も火の属性を持ちます。火と火が重なる丙午は、エネルギーが非常に強く、活気にあふれる一方で、過熱しやすい(オーバーヒート)性質を持っていると考えられています。
ポイント 丙午の相場は、平穏な保ち合いよりも、トレンドが明確に出た際の「爆発力」に特徴があります。
2026年の丙午はどうなる? 現代的視点
次回の丙午である2026年に向けて、注目すべき3つの視点があります。
① 人口統計と経済の特異性1966年の丙午は、出生率が極端に低下したことで知られています。
これが現代では「2026年問題」として、教育業界や労働市場において、特定の年代だけ人口が少ないことによる歪み(2026年生まれが大学に入る時期の定員割れなど)が長期的なリスクとして意識されます。
② デジタル・エネルギー革命の「火」五行の「火」は、現代では半導体、AI、エネルギー、電気自動車などを象徴します。これらのセクターが、丙午のエネルギーを受けてさらに一段上のステージへ「跳ねる」可能性があるという見方も面白いでしょう。
③ インフレとの親和性「火」の属性は物価の上昇(インフレ)とも関連付けられます。デフレ脱却が進む中、2026年は名目成長率が大きく跳ねる年になるのか、あるいは金利上昇による市場の混乱が起きるのか、ボラティリティ(価格変動)への備えが重要になります。
そして当社が扱っています商品相場は・・・
商品・資源相場が荒れやすい
火に象徴されるエネルギーや資源分野は、特に値動きが荒くなりやすい。原油、貴金属、穀物などは、地政学リスクや需給懸念が材料視されやすく、値幅を伴う展開になりがちだ。逆に言えば、トレンドを捉えられれば収益機会も多い年となる。特に供給不安や政治的要因が絡むと、投機資金が一気に流入し、値動きが荒くなりがちです。 強気で挑むか、火傷を避けるか・・・
丙午は、歴史的に見ても「変化の起点」になることが多い年です。 格言通りに相場が「跳ねる」のであれば大きなチャンスですが、火のエネルギーが強すぎると急落の懸念も孕みます。「勢いに乗る勇気」と「過熱を冷めた目で見る冷静さ」。 この両輪を持つことが、丙午相場を乗りこなす鍵と言えるでしょう。
最後にあくまでも今回の記事は好きな方は好きな内容ですが、まったく気にならない方は気にならないと思います。2026年終わった時にコムテックス通信があんなことを書いていたなと思って頂けるかどうかは来年の相場次第ですね。
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