【GOLD】のこった!のこった? (2025.11.25)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2025-11-25
ページ制作日: 2025-11-25

「入り口は広場、出口は迷宮」? サブスク解約問題
■ サブスク“解約できない問題”が増えている背景
気づけば生活のあらゆるシーンにサブスクリプション(定額サービス)が入り込んでいる。動画配信、音楽、クラウド、食品、フィットネス、アプリ……。手軽に始められる一方で、近年大きな社会問題になっているのが 「解約できない問題」 だ。
● ボタン一つで入れるのに、辞める時だけ迷路
サブスクが広がった理由の一つは「簡単に始められる」点だ。しかし、その裏で解約の導線が複雑にされているケースがある。
メニューの深部に隠されていたり、アプリとWebで導線が異なっていたり、時にはサポート窓口に電話しないと止められないサービスすらある。
ユーザーにとっては「やめたい」気持ちがあっても、具体的な手順が見つからず気力が奪われていく。結果として、使わないのに料金だけが引き落とされ続ける“サブスク疲れ”が生まれる。
● 「ダークパターン」の存在
専門用語で、ユーザーの意思決定を惑わせるようなUI設計を ダークパターン と呼ぶ。
・解約ボタンだけ色が薄い
・「解約しない」ボタンが大きい
・「本当に解約しますか?」という心理的圧力の文言
こうした手法は法的にも注目されており、EUや米国では規制の動きが進んでいる。日本でも消費者庁が指針の整備を進め、企業側に透明性を求める声が強まっている。
● 気づかない自動更新という“落とし穴”
最初の1〜2か月は無料、あるいは大幅割引。しかし期限が切れた瞬間に自動更新され、通常料金になるパターンは多い。
通知が来ても見逃しやすく、「気づいたら1年契約になっていた」というケースも珍しくない。
● 企業が本当に目指すべきサブスクの姿
本来サブスクは企業にとって「継続的に価値を提供し、ユーザーから長く選ばれる仕組み」であるべきだ。解約しにくいことで延命するのは短期的利益にすぎず、信頼を損ねてブランド価値を下げる。
むしろ、解約をスムーズにし、ユーザーが戻ってきやすい環境を整えるほうが長期的成功につながる。
実際に、解約しやすいサービスほど顧客満足度が高く「必要な時にまた使おう」と思ってもらえるものだ。
● ユーザー側ができる自衛策
・登録時に必ず「更新日」をメモしておく
・Apple ID/Google Play決済のサブスクは一括管理を活用
・使わないサービスは早めに整理
・料金明細を毎月チェック
お金の管理が複雑になるサブスク時代こそ、少しの工夫が家計を守る。
■ 最後に
サブスクは上手に使えば便利でコスパの良い仕組みだ。しかし“解約できない問題”は、私たち利用者の時間やお金を静かに奪う現代的な悩みでもある。
シンプルで誠実な仕組みを企業が提示し、ユーザー自身も賢く向き合っていくことで、より健全なサブスク文化が成熟していくはずだ。
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GOLD残ったのか?
この三連休の間の動きでGOLDは大幅な上昇となっています。夜間終了時は21112円と393円高で高値は21141円が高値でしたが、朝からのスタートでは21253円まで価格は上昇しており前日比で534円高の時間帯がありました。
現在記事を書いている時間では21194円の475円高で推移しています。
NY金はこの2日分の入電で34.2ドル上昇。今回のこの上昇の背景としては以下の内容に要約できるかと思います。
1. 米利下げ観測の高まり
FRB高官の発言としてウィリアムズ総裁とウォラー理事が相次いで「利下げ」に前向きな姿勢を示し、12月のFOMCでの追加利下げ確率が84.4%(前日71.0%)へ急上昇し、金相場を支えた。
2. ウクライナ情勢(和平案の修正)
米国とウクライナが戦争終結計画について協議し、対立点の縮小を図りました。
合意内容としては「ロシアへの譲歩が大きすぎる」と懸念されていた米国の当初案を、修正することで合意しました。
上記の内容が背景になっての上昇となっています。
NY金のチャートは以下の通り。
NY金 日足

52日MAは割れずでのこったのこったの状況。そして現在時間外取引価格も入ったチャートですが9日MAをオーバーしています。
4398ドルの高値以降は安値は10/28の3901.3ドルそして11/18の3997.4ドルと切り上げていますが、問題は11/13の高値4250ドルをオーバー出来るかどうかです。
また一目均衡表では雲上限価格が何とか下値をサポートしている。
NY金 日足 一目均衡表

まずベースとなるNY金は上記の動きとなっており、割れてはいけない価格を割れずに推移している。
次にドル円もチェックしておきましょう。
ドル円 日足 一目均衡表

158円手前まで行きましたが、そこから一旦円高に進みますが9日MAまで到達せずに価格は再度円安に動いています。
(11/18ドル円の記事サイトへのリンク)
上記11/18のドル円の記事にも書いていますが158円台突入が今の大きなポイントと考えています。
よって今の金に関してはNY金高&円安のW効果が起きていることになっており、現在の450円高の上げ幅にもなっています。
それでは国内価格のチャートでチェックしてみましょう。
金 日足

今日の安値は、実は安値は26日MAまで下げていた。
そこで踏ん張り現在は9日MAよりも上の位置で推移しています。形状はNY金と同じ動きですね。上値のポイントは21580円をオーバー出来るかどうかです。
26日MAで再度サポートされている点は買い目線の方にとっては心強い動きですが、売り目線の方からすればまたもかと落胆となる。
金 日足 長期

売り目線の方とすれば昨年8月からの上昇相場の中で調整安を演じているのは水色で囲んでいる部分。すべて52日MAまでの下落をしている。
今回も調整が入るのならそこまでは下げてくれるはずと考えている中で、10月の19129円も直近の20257円も26日MAを割れたがそこからの反発となっており、それも即反発と割れてもすぐに戻る。
この動きをされると売り目線の方は動きようがないし、またもや上昇再開するのではとの不安心理が増大する。
買い目線の方からすれば52日MAまでの下げは想定内であり、そこまでも下げない動きに対して安心感が出てくる状況。
心理面から見れば上記のような関係になっており、押し込まれていた買い方針の方が「残った残った」となっている。
ただこれで勝負がついたわけではなく、また土俵中央に戻った状況と考える方が良いかと思います。その理由は以下のような形状が確認出来るからです。
金 日足 ペナント

上記チャートを見れば今はエネルギーを溜めていることが分かるかと思います。
上記のラインがクロスをする日は12/3の水曜日です。一週間後ですね。それまでに決着がつくのか・・・それとも一週間後までさらに高下差の動きを縮小しながら緊迫した状況が続くのか・・・
その点が注目されます。
上に抜けてきた時は21580円が重要価格。
下に抜けてきた時は20257円が重要価格。
この価格差でも1323円ありますのでその価格のリスクをどう考えるかです。
ただ一目の雲などの位置を考えると下に突っ込んでいくには相当なパワーが必要になると考えます。
金 日足 一目

状況のような事を考えて冷静に見てみると、下値チャレンジはなかなかハードルが高い状況だということになります。
前回の記事に掲載した黄金比率を再確認しますと、
10/29の19129円の安値から11/14の21580円までの上昇幅は2451円です。
その上昇幅に対する黄金比率は以下のような価格になります。
61.8%ダウン価格までは到達せず20257円で止まったことになる。翌日には20831円で終了しており38.2%ダウンよりも上で推移。その後も終値ベースでは20644円以上で推移しています。
両者がっぷり4つに組んではいますが、現状では買い方針の方が有利な組み手になっていると思います。
ただし勝負事は最後まで分かりません。ペナント頂点の12/3までもつれて下に放れた場合はインパクトがありますので
分厚い雲であろうがその場合は雲の中を進む原動力になります。
ポジション管理にはいつも以上に注意して頂きたいと考えます。
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最後に
「売りは早かれ 買いは遅かれ」
★「売りは早かれ」:利益確定と損切りを迅速に!
この格言の前半は、「売りの判断は素早く行え」と説いています。
1. 利益確定の「早かれ」
価格が上昇し含み益が出ているとき、人は「もっと上がるのではないか」という欲望に駆られがちです。しかし、相場は生き物であり、永遠に一本調子で上がり続けることはありません。
「もう少し」と欲張った結果、相場が反転し、せっかくの利益が目減りしたり、最悪の場合、含み損に転じてしまったりするケースは少なくありません。
画餅は食えないのと同じように、利益は確定して初めて自分のものになります。小さな利益でもサッと手中に収め、次の機会を待つことが、長期的に大きなパフォーマンスにつながるのです。
2. 損切りの「早かれ」
一方、購入した銘柄が値下がりし含み損を抱えたとき、人は「いずれ戻るはずだ」という未練や希望的観測にしがみつきがちです。
損切りの判断を遅らせることで、損失は雪だるま式に膨らみ、取り返しのつかない大損に発展することがあります。 ウォール街にも「損は落とせ、さらば利益は大ならん」という言葉があります。自分の判断ミスを認め、潔く損切りすることで、その資金を次の有望な投資に回す機会が得られます。これを「見切り千両」とも言います。
★「買いは遅かれ」:焦らず、じっくりと!
格言の後半は、「買う判断は遅く、慎重に行え」という意味です。
1. 買い場はいくらでもある
多くの初心者は、「今買わないとチャンスを逃す!」という焦りから、高値で飛びついてしまう傾向があります。しかし、価格が上昇する局面は比較的緩やかであり、買い場は随所にあります。
時間をかけてチャートや市場の状況をじっくりと調べ、誰もが注目しなくなった時や、相場が調整局面に入った時など、安値を拾うチャンスを待つ。
2. 精神的な余裕を持つ
焦って買うと、少しの変動にも一喜一憂し、冷静な判断力を失いやすいです。じっくり構えて買えた投資家は、多少の価格の下落にも耐える精神的な余裕が生まれます。
■ 結論:投資家心理との戦い!
「売りは早かれ 買いは遅かれ」は、単なる相場の技術論ではなく、投資家心理を深く洞察した格言です。
売り:「もっと欲しい」という欲望と「損をしたくない」という未練を断ち切る戦い。→ 理性的で迅速な対応が必要。
買い:「今を逃すな」という焦りを抑え、十分な調査と待機をする戦い。→ 忍耐強く冷静な判断が必要。
この格言を心に刻み、感情に流されることなく、冷静に相場と向き合う姿勢こそが、成功する投資家への第一歩と言えるでしょう。
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