【GOLD 踏ん張っていつもの姿になるのか!】今日の相場解説 (2025.07.11)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2025-07-11
ページ制作日: 2025-07-11

AIは万全なのか?
大手コンビニのファミリーマートさんがAI活用の発注システムを導入し業務効率化と販売機会拡大を狙うとのニュースが流れています。
前にも書いたかもしれませんが私は学生時代コンビニでバイトをしていました。それもファミリーマートさんで!
当時は夜中や昼間に入荷した商品に対して1つ1つ値札を貼って注文伝票と間違っていないのか目視していました。
お弁当や総菜やおにぎりやありとあらゆる商品はオーナーが在庫を確認して発注していました。
それがAIを活用した発注支援システム「AIレコメンド発注」の導入を発表。
おむすびや弁当、サンドイッチなどにおいて、AIが最適な発注数を自動で提案し、発注業務の効率化と販売機会の拡大を図ると言うことです
すでに6月末から全国500店舗で運用を開始。AIが過去1年間の販売実績、店舗周辺の通行量、天候、祝日などのデータを分析し、
日別・便別・商品別に販売数を予測します。
また、類似の立地で高い実績を持つ他店舗のデータをもとに、自店舗で未導入の売れ筋商品を提案。
さらに、在庫繰り越しや売り場のボリューム調整も自動で行い、適正な陳列量を保つことで、販売機会ロスやフードロスの削減にもつなげます。
AI導入により、発注業務にかかる時間は1週間あたり約6時間削減できる見込みとのこと。
このニュースを見て思い出したことがあります。近畿地方の某都市で学生時代は過ごしたのですが、バイトの経験を重ねると商品の発注も任せられ
てある日おにぎりの発注数を一桁間違いとんでもない量のおにぎりが店舗に配達されそれを売り切るのにお店の前にも出て
「おにぎりいかかがですか~」と声を張り上げ必死におにぎりを売った記憶があります。オーナーには後日「発注ミスのおかげで週間のおにぎり販売数が近畿でNo.1になったわ」
と笑いながら言われたことを今でも思い出します。オーナーあの時はすみませんでした。
AIは確かに便利ですが自分で考えることをしなくなり、未来には脳が退化していないかSF映画ではないですが心配にもなります。
今注目のコメ相場は堂島取引所で
(堂島コメ相場情報堂島コメ取引の価格に関するページへのリンク・)
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AIにGOLDのことを尋ねてみたら・・・
今日のトピックスでAIがコンビニで活用される記事を書きましたが相場の世界でもAIを利用した取引はありますね。
ちなみにAIに「金の上昇余地はどこまでありますか?」と尋ねると?
某有名AI①は以下の様に回答
ファンダメンタル要因による上昇余地
1. 米利下げ観測
FRBが2024年後半〜2025年前半にかけて利下げを始めるとの見方が強まっています。
利下げ → 実質金利の低下 → 金にとっては上昇材料。
2. 地政学リスクの継続
ウクライナ・中東・中国情勢など、依然としてリスク回避の「安全資産」としての金需要は高いです。
3. 各国中央銀行の買い
特に中国・インドなどが外貨準備の多様化として金を買い増ししており、需給の支えになっています。
■テクニカル面の視点(2025年7月時点の円建て価格で解説)
◎ 現在価格:15,500〜15,600円前後(1g)
過去最高値は一時 16,000円台(円建て)まで到達。
テクニカル的には、16,000円突破後は17,000円超えも視野に入る展開。
AIに金の事を聞く
■注意点
円建て価格は 為替(ドル円)にも大きく左右されます。
金価格がドル建てで上昇しても、円高になると円建て金価格は下がることも。
逆に「ドル建て横ばい+円安進行」で円建て価格だけ上昇することもあります。
◆結論
円建てでの上昇目標は17,000円〜17,500円台も十分視野に入りますが、為替・米国金融政策・地政学のいずれかが崩れると失速する可能性も。
と出てきました。
ではもうひとつの有名なAIに同じ質問をしてみると・・・以下のような回答がありました。
☆某有名AI②は以下のように回答☆
短期的な見通し
短期的には、金価格が一度落ち着くか、あるいは小幅に下落する可能性も指摘されています。しかし、コロナショック以前の1gあたり5,000円台まで下がる可能性は低いと考えられています。
中長期的な見通しと主な上昇要因
より長期的な視点で見ると、金価格は引き続き上昇する可能性が高いという見方が優勢です。その背景には、以下のような複数の要因があります。
地政学リスクの高まり: 米中間の貿易・関税を巡る緊張、世界的な情勢不安(ウクライナ情勢やイスラエル情勢など)が継続しているため、安全資産としての金の需要が高まっています。
インフレ懸念: 世界的にインフレ傾向が続いているため、資産の価値が目減りすることを懸念する投資家が金に資金を移す動きが見られます。金は「インフレに強い資産」とされています。
中央銀行の金購入: 各国の中央銀行が金を購入する動きが活発で、これが金価格を下支えする大きな要因となっています。
米ドルの信用低下・ドル安傾向: 金は米ドルの代替資産と見なされており、米ドルの信用が低下したり、ドル安が進んだりすると、金の需要が高まる傾向があります。
供給量と需要のバランス: 金の埋蔵量には限りがあり、採掘コストも高騰しています。一方で、中国やインドなど新興国の経済成長に伴い、金への需要は増え続けています。この需給バランスの不均衡が、長期的な価格上昇を後押ししています。
◆具体的な価格予測
複数の市場予測では、今後も金価格が上昇する可能性が示されています。
一部の予測では、2025年末までに1オンス3,000米ドルを超える水準で推移し、さらに今後12~24ヶ月では1オンス4,000~5,000米ドルを試す可能性も指摘されています。
日本円建てでは、2025年に入って過去最高水準に近い高値(1gあたり17,000円前後)で推移しており、今後しばらく15,000円以上が続くと考えられています。
◆注意点◆
ただし、金価格は様々な要因に影響されるため、短期的な価格の予測は専門家でも難しいとされています。例えば、世界情勢の安定化やリスク回避ニーズの低下、金利の上昇などがあれば、金の需要が減少し、価格が下落する可能性もあります。
金投資を検討される場合は、これらの要因を総合的に考慮し、ご自身の投資目標やリスク許容度に合わせて慎重に判断することが重要です。
いかがでしょうか?今回尋ねたのは「金の上昇余地はどこまでありますか?」とどちらかと言えば買い目線の方で今金を買っていてどこまで上がるのだろうかと聞いた質問と言えますので
AIはそれに応えるように回答しております。
では逆に「金の下げ余地はどこまでありますか?」と尋ねるとしっかりと回答してくれました!
今回は紙面上省きますがこの週末にもしご興味あればご自身でお尋ねして見てください。
具体的な安値価格なども提示しそうなる理由も書かれています。
要は仮にAIに何かを尋ねるにしても人の心理として「自分にとって利益になる、もしくは有利になるような回答」を求めがちになるので買っている方は「いくら迄上がりますか?」と尋ねても
「どこまで下がる可能性がありますか?」とは尋ねることは少ないと思います。それが人間です。自分にとって不利益な情報は出来る限り聞こうとしないもしくは見ようとしない。
投資に負ける方の典型的なパターンですね。ではそうならないためには・・・客観的に見れる方法を見つけることです。
それが当社の「マーケットEye」であったりご自身の投資スキルアップの
サポートすることが出来る会社だと思います。
いつもの姿になるのかGOLD
ではここからはいつものチャートを使った今後のポイントです。
金日足

上記チャートの7/9高値15838円を抜けて15842円まで価格は上昇した時間がここまでありました。(記事作成時の高値)また9日MAに関しては右肩上がりになっており52日MAとのデッドクロスは回避し26日MAとゴールデンクロスを 来週は起こす可能性が出てきています。7/9の高値を抜けてきたことで6/30からの上昇のリズム(直近の高値を更新し直近の安値は割れない)が継続していることが確認出来ます。 この流れは過去数年何回も見てきた流れですよね。大きなうねりとなる上昇となるには16171円オーバーが必要になってきますがもうひとつ注目しておきたいのが下記チャートに出てくる A①ラインです。
金日足②

昨年8月の安値からはAラインチャネルとBラインチャネルが存在することが確認できます。A①ラインは昨年8月安値から9月安値12月安値の2点を通過するUPライン。 B①ラインは今年の3月と4月の安値の2点を通過するUPライン。先に発生していた先輩UPラインはAラインになります。このAラインに乗って最近上昇したのが 5月中旬から6月の史上最高値をとった時です。現在価格戻していますがA①ラインには戻っていません。先程書いていますが今後大きな流れで価格が上昇するうえで サポートするのはこのA①ラインと考えて対応することが出来ます。16171円オーバー+A①ラインオーバーとなれば最強パターンでの上昇が期待できます。
ただ逆に今回戻してきてもA①ラインオーバーできず16171円をオーバーするも走れないパターン。直近で言えば5月のWトップのパターンですね。このパターンも起きうる可能性がある ということは事実ですので7/9の高値を抜けてきたことで上値の期待は出来る環境にはなりましたが本当の大勝負はA①ラインそして16171円を明確にオーバー出来るかどうかですね。
NY金 でかい三角に注目
NY金日足

もう見れば分かりますよね。3月4月6月7月と下値を死守しているUPライン。それに対して4月高値と6月高値を結んだライン。この頂点が8月には見えてきます。 要はそこまでに価格変動が明確になるのかどうか。国内価格上値チャレンジするなら海外の下値サポートラインは死守しないことには上昇はない。 過去3月4月6月7月とサポートしてきたがここで力尽きるとなった場合は余程の円安に振れていないと今の国内価格帯を持ちこたえることはできない。それだけ重要な局面にいると言う 認識でこの週末は過ごしたい。
また今月の日柄で言いますと金は16日17日と連続で日柄重要日になっています。また気になる方も多い水星逆行期間開始と重なります。ここで何か起きるようであればその流れについていかないと いけない状況になっていると考えたい。
最後に
下げそうで下げないからには・・・
もう終わるだろうと思いながら金価格は上昇継続しています。トレンド指標が売りになってもそれは短期で終了していることになり先日掲載しております 下げの調整安期間も以前と比べると短期になってきました。この価格になってきて値頃感も以前よりも働きやすくなって来ていますが新時代価格域になっている以上は 素直にテクニカル指標に対応していくことが必要。一番最初に書いていますAIでの相場ですが彼らは全く感情を持っていません。 過去に経験したことを学んでそれに伴い粛々とトレードの案内を出してきます。その感性をご自身でも持って頂くようになればまた今までとは 違った相場の世界が商品だけでなく株式やFXの世界でも見えるようになるのではないでしょうか。
いかに冷静な判断が出来るか!これがマーケットで生き残る秘訣の一つです。 偏り過ぎた考えではなく変化したのならその流れについていく。また今の流れが継続するならその流れについて行くこと。特に変化が起きた時は頭の切り替え必要です。
何も武器を持たない材料だけで行動していた投資家の皆さんの動きは不安定になってきます。そうならない為にもテクニカルプライスを前もって知っておく事が大事になります。 そのテクニカルプライスを短期・中期・長期・逆張り・順張りとあらゆる面から提供しているのがこの「マーケットEye」です。このコンテンツはオープンコンテンツになっていますが 会員様(当社のお客様)はすべてのコンテンツが読むことが出来ます。2週間体験はいつでもできますのでこの後に掲載されている申し込み先から申し込みして頂ければと思います。
情報内容についてのご質問やお問い合わせは下記連絡先からできますのでお気軽にご連絡ください。
昼の動画もたくさんの方に視聴して頂いていますがそれとは別に会員様向けの動画配信「三猿相場動画」を配信しています。「三猿相場動画」に関しては会員制になっています(会費などはいりません。登録して頂くだけです)

ご相談やご質問がある方はお気軽にご連絡ください。
連絡先 0120-520-307
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取引時間 午前8時45分~午後3時45分まで 夜間取引は午後5時から翌朝朝6時まで
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