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週間展望週末に来週の相場展望を更新します。

週間展望 8月22日号  

貴金属週間展望。
金は先々週号では“中期指標を割り込むことなく短期指標を上回り上昇再開との判定ができると思われます。ただトレンドは強くなく、過去数カ月間の平均変動幅は最小と値動き自体が小さくなっている。良いように考えれば次の動きのためのエネルギー充電期間と考えられるし、悪く言えば人気離散中と考えられますが、いずれにせよ高値を更新する力があるのかが試される状況と言えます。”と掲載しておりましたが、先週・今週と下値模索の時間帯となり15855円まで後退。今年に入り概ね長期移動平均線(52日)でサポートされていましたが、今週の水曜日に長期平均線タッチしたあとやや反発しており、長期平均線サポートが健在の予感がする。テクニカル面でも先月高値16326円の後の安値が15850円で割り込むことなく鎌首を持ち上げつつあり、押し目完了からの上昇再開に期待したい。




白金は先々週号では“上空に控える短・中期平均線(9・26日)を上回ることが出来ずに長期平均線まで後退。長期平均線がサポートとなりうるか、割り込んで下げ余地拡大の展開となるのかが試される週となりそうです。”と掲載しておりましたが、先週ミニレンジを上に抜けた感がありつつも中期平均線(26日)で上値を押さえられレンジに回帰の展開。今月高値6011円と今月安値5686円が上下の関門となっており、どちらに抜け出すのかに注目が集まります。





東京ゴム週間展望。
先々週号では“今月安値を割込んだことで先月高値を起点とした下落トレンドに転換と考えるのが一般的と思いますが、今月安値を割込んだ7日の足型は大きな下カゲ形成となっており、出し切った安値になる可能性は否定できず、6月安値からの上昇に対する修正局面の終焉となる可能性がある。引き続き買い優勢と考えての対応と考えておきたい。”と掲載しておりましたが、先週に今月高値を上回ったものの走らずレンジ回帰の展開となっています。短中長期平均線と価格が密集し移動平均線の傾きも水平線となっており方向感がない状況。今月レンジから上に抜け出すのか、下に割り込んでくるのかの決定打待ちの状態。




東京原油週間展望。
先々週号では“高値を更新できずに大幅安となり先週高値が戻りの急所となった。更には今年1月高値→6月高値→7月高値を結んだ延長ラインと5月安値→6月安値→7月安値を結んだ延長ラインで形成される三角ペナントを下に割り込んだことで下げ余地拡大の様相となっています。”と掲載しておりましたが、下値模索が続きましたが先週安値を起点に上昇歩調となりつつある。中長期目線では、年初来1月高値→4月高値→6月高値→7月高値が切り下がり、5月安値→6月安値→7月安値→8月安値が切り上がる巨大三角ペナント形成中である。目先のポイントと中長期のポイントを押さえて挑むのが良いでしょう。




日経平均株価週間展望。
先々週号では“週末に米政府が相互関税の大統領令を修正し、日本を措置対象に加えることを約束したと明らかにしたことなどを受け大幅高となり年初来高値に面合わせまで上伸。この流れが継続し昨年高値を目指す足取りになるのか、Wトップ形状を見せるのかの大一番。”と掲載しておりましたが、先週早々に年初来高値を更新し43876円まで駆け上り、平均線からの乖離など買われ過ぎ感が台頭し週後半にかけて調整局面入りとなっています。今月安値39850円から今月高値43876円までの上昇幅4026円に対する38.2%ダウンは42338円、50%ダウンは41863円、61.8%ダウンは41387円となりますが、どの水準で下げ一服感が台頭するのかを見定める週となりそうです。




為替週間展望。
先々週号では“今週レンジは148.08-146.60円(執筆時点)の極小レンジのとどまり、先週高値からの下落が止まるのか、継続するのか決定打が出ていない状況。目先は今週レンジを上に抜け出すのか、下に割り込むのかを確認する場面。”と掲載しておりましたが、先週から今週にかけてのドル円相場はおおむね147円台中心に大きな動きもなくヨコヨコ推移となった。週末22日の日本時間午後11時に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が講演する。それまでの動きは限定定期と思われ、結果次第の展開へ。直近3週間のレンジから抜け出せるのかが来週の課題となる。




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監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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