売買手法に特化した情報コンテンツ

テクニカル分析に特化した相場情報サイト「マーケットEYE」

0120-520-307

受付時間/平日9:00~17:00

お問合せフォーム

週間展望週末に来週の相場展望を更新します。

バックナンバー
週間展望 4月25日号  

貴金属週間展望。
金は先週号では“円高進行に伴いNYゴールドが最高値を更新し国内市場も最高値を更新した。安全資産への資金逃避先としての受け皿になっている状況に変化なく下値は限定的とみる。上値の目先のターゲットとしては3月11日→4月1日→4月9日から計算されるN計算値15565円や4月1日→4月9日下げ幅の1.382倍の15738円などが目先考えられる。いずれにせよ4月9日安値を起点とした上昇状態にあり、次のトップを付ける時間帯との認識。”と掲載しておりましたが、NYゴールドが3500ドルの大台達成から、目先の上値目標値を達成しひとまず上げ一服となり急反落を演じましたが、国内外ともに短期指標(短期平均線9日や転換線など)でサポートされている状況。トランプ大統領の日々の発言により相場変動率も急上昇しているが、安全資産として金をポートフォリオに組み入れる動きは強く底堅い動きが継続する可能性が高いとみる。但し短期指標を割り込むようなら中期指標(中期平均線26日や基準線など)まで下げ余地拡大と考える必要が出てくる。




白金は先週号では“週初めに短期平均線を上回り、先週記載の先週レンジ上限を上回り4月7日安値を起点とした上昇に転じたと判定できる。先月高値からの下落幅に対して38.2%戻りを通過し50%戻りは4404円、61.8%戻りは4482円が計算されますが目先のトップがどこなのかを探る時間帯との認識。”と掲載しておりましたが、今週高値は4412円で中期指標(中期平均線26日や基準線など)で戻り一服となっている。高値を付けた後の下値は短期指標(短期平均線9日や転換線など)でサポートされており、上値抵抗帯が中期指標、下値サポートが短期指標という構図になっており、上値抵抗帯を突破し今月安値を起点とした上昇が継続するのか、短期指標を割り込んで戻りの時間帯が終了となるかを見極める状況。





東京ゴム週間展望。
先週号では“上値の抵抗帯と考えてい右肩下がりの短期移動平均線(9日)が抵抗となり、上値の重い展開となっています。先週以降は概ね280-300円でのレンジ形成となっておりこのレンジから抜け出す方に付いて行くのが定石と考えたい。”と掲載しておりましたが、上にも下にも抜け出せず先週以降のレンジの中での推移にとどまった。短期指標を上回れない上値の重さを感じるが、下値も限定的で膠着状態が続いている。定石どおりですが“保合い放れにつけ”の格言通り抜け出た方に付いて行くのが良いでしょう。




東京原油週間展望。
先週号では“17日に短期平均線・転換線など短期指標を上回ったことで、再度短期指標を下回らない限り戻りの時間帯に入ったと考えての対応が良いでしょう。”と掲載しておりましたが、短期指標を概ね維持しているものの上昇力がなく上空に控える中期指標(中期平均線26日や基準線など)まで回復する力がない。米中通商関係の改善期待から週末にかけて株価が堅調に推移したことなどが、原油相場を支える要因だが、石油輸出国機構(OPEC)プラスなどの大規模な供給増に対する警戒感も強く上げ幅は限定されている。上値の抵抗帯として位置する中期指標に接近、又は突破する展開で上昇基調に転じるとが出来るのか、サポートされている短期指標を割り込んで下落再開の声が聞こえてくるのか見守る状況。




日経平均株価週間展望。
先週号では“週高値を上回ったことで戻りの時間帯に入った感がある。短期指標を割り込まないようなら戻りの時間帯に入ったと考えての対応。”と掲載しておりましたが、短期指標を割り込まず今月10日高値を上回り、中期移動平均線をも上回ってきた。今月安値を起点とした上昇状態にあり、どこまで戻れるのかをチャレンジ中。3月26日高値からの下落幅に対して61.8%戻りの35383円や昨年12月高値からの下落幅に対して半値戻りの35595円をも上回ったことで目先の上値の抵抗と考えられるのは3月11日安値35987円が考えらえる。これをも上回る様なら36500円近辺に位置する長期移動平均線(52日)がターゲットになる。また来週中には短期と中期平均線のGクロスが現れる模様で、クロスした時点で価格との乖離があるのかないのかで売買ポイントを探れる可能性がある。




為替週間展望。
先週号では“141.60円までドル安が進行し反発の兆しはまだない。「米国売り」への懸念が払しょくされず、ドル円相場は上値の重さが続くと考えておきたい。”と掲載しておりましたが、昨年9月以来の140円割れまでドル安が進行した。週末には加藤財務相が日米財務相会談で為替水準や目標に関する話はなかったと発言したことで143円台まで回復し下げ一服感が漂ってきている。今週高値を上回れるかが目先のポイントになる。上抜くようなら下げ一服感が台頭することになる、一方、短期平均線を再度割り込むようならドル安再開の気運が高まる事になる。




問い合わせアイコン 投資のお悩みを何でも
お気軽にご相談ください。



執筆者の写真

監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

ご注意ください。
当サイトの情報は各アナリストがテクニカル分析に基づき作成したもので、相場の動向を保証するものではありません。
売買に際しての最終判断はあくまでもご自身でご決定ください。 商品関連市場デリバティブ取引及び商品先物取引は元本や利益が保証されるものではなく、 価格の変動により場合によっては委託証拠金の額を上回る損失が生じることもあります。 為替、日経平均株価の分析は、商品市場分析の参考データとしてご提供しております。 当社では、外国為替証拠金取引及び日経平均指数先物取引の取り扱いはしておりません。
なお、予告なしに内容が変更又は、廃止される場合がありますのであらかじめご了承ください。
お取引の際は事前に 重要開示事項 等を十分ご理解のうえ、ご自身の判断で行なって頂けますようお願い申し上げます。