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今日の相場解説【GOLDに変化の兆しあり】今日の相場解説 (2025.05.01)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2025-05-01

ページ制作日: 2025-05-01

今日の相場解説

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百日ぜき患者増加傾向止まらず

依然として百日咳の感染拡大が懸念されており、直近4週間で報告数が最多を更新しています。特に10代の感染者が多く、今後お子さんを中心に患者数が増加する可能性があります。 一方、知人のお子さんの高校ではインフルエンザによる学級閉鎖があったとのことです。現時点ではインフルエンザに関する報道は見られませんが、コロナ禍以降、季節を問わず流行する傾向があるため、今後の動向に注意が必要です。 また、伝染性紅斑(リンゴ病)の患者数も増加しており、全国の定点医療機関からの報告では、1週間あたり2963人、1医療機関あたり1.25人と、直近10年間で最多となっています。特に妊婦の方は感染に注意が必要です。記事では10代の感染が多いとされていますが、実際には大人の方でも感染し、重症化するケースも報告されています。 本日の電車は比較的空いていましたが、ゴールデンウィーク期間中であり、外出される方も多いと思われます。引き続き、感染予防対策をしっかりと行うことが重要です。

実はお米の取引は堂島取引所で取引をされていることをご存知でしょうか?当社はその堂島取引所ビルの中にお店を構えています。ご参考にと言うことで堂島取引所の案内と堂島コメ取引の価格のページを掲載しておきますので ご興味がある方は御覧になってください。

(堂島取引所HP・堂島取引所のウェブサイトへのリンク)
(堂島コメ相場情報堂島コメ取引の価格に関するページへのリンク・)



国内金もNY金も右肩下がりになった9日MA

本日はGOLDに関してです。注目していた9日MAが記事を書いている今の時点で右肩下がりに変化しています。昨夜は米国GDPの発表や色々な経済指標の発表があり 特にドル円の動きに注目でしたがドル円そのものは大きな動きにはならずでした。一方GOLDはNY金が前日比14.5ドル安で終了。それを受けてチャートは以下のようになっています。

NY金日足
NY金日足

赤いラインが9日MAですが前日の3349.1ドルから今朝終了時点では3346.1ドルになり4月初旬以来の右肩下がりに転換しています。 4月初旬に関してはその後も下落し26日MA割れまで価格は下落。52日MAには未到達でしたがしばらくは下げています。 今回のこの変化で今後26日MAもしくは52日MAまでの下落が起きるかに今後は注目となります。またRSIは4月初旬のレベルよりも今回高値は更新もRSIの数値は4月初旬よりも 低い数値となっており逆行現象が起きています。 逆行現象に関しては以下のコンテンツで再確認してください。

(一歩先をいく相対力指数(RSI)の使い方①)

ここでNY金の動きをじっくり見てみたい。
2月28日2844.1ドルから4月2日の3201.6ドルまで上昇そして4/7に2970.4ドルまで下落。この下落したレベルは以下のような水準になります。

  • 23.6%ダウン 3117.2ドル
  • 38.2%ダウン 3065.0ドル
  • 50.0%ダウン 3022.85ドル
  • 61.8%ダウン 2980.67ドル
  • 78.6%ダウン 2920.61ドル

となりますので4月7日の2970.4ドルは61.8%ダウンを少し割れたところで止まったことになります。では今回の上昇で今後考えられる下値のポイント価格はどうなるかと言いますと下記の様になります。
2970.4ドルから3509.9ドルの上昇幅で見た計算
  • 23.6%ダウン 3382.58ドル
  • 38.2%ダウン 3303.81ドル
  • 50.0%ダウン 3240.15ドル
  • 61.8%ダウン 3176.49ドル
  • 78.6%ダウン 3085.85ドル

となりますが昨夜の安値は3275.6ドルと38.2%ダウンは割れています。ちなみに終値は3319.1ドルで38.2%ダウン割れての終了にはなっていません。
チャート見ますとお分かりのように4/22の高値3509.9ドルをつけた以降の安値は
  • 4月23日 3270.8ドル
  • 4月25日 3274.8ドル
  • 4月28日 3278.0ドル
  • 4月30日 3275.6ドル

となっているようにこのカルテット価格は非常に重要。この記事を書いている時点での時間外のNY金の価格は完全に上記価格を割れており半値押しの3240.15ドルを目指そうとしています。
NY金の昨夜終了時点での26日MAは3202.25ドル。52日MAが3077.8ドルですので26日MA割れ起きると3176.49ドルの61.8%ダウンレベルは見ておく必要があるかと思います。 4月7日の下落調整幅が61.8%ダウンを少し割れたところであると考えればその水準が出ても特に不思議ではない。

週足では

NY金週足
NY金週足


9週MAとの乖離もあり修正したとして現在9週MAは3141.8ドルレベルです。このレベルで61.8%ダウンの3176.49ドルを少し割れたところになりますので狙いやすいと言えば狙いやすい。 以上がNY金に関しての忖度も何も入れずに冷静に見た場合の考え方になります。安いから買う・そろそろではないか?・などの値頃感は持たない方が良い時間帯に来ていると考えます。 お問い合わせでもCFD絡みの件でのお問い合わせもありますがそれも含めて先にNY金について記載しています。



国内金は15040円割れた状況が起きた

次に国内金価格です。国内金価格はJPXや堂島取引所で常時価格は動いています。田中貴金属さんの様に9時半の一本値では無いことを知って頂ければと思います。 ここ最近のお問い合わせも金の先物取引を知らない方からのお問い合わせが多くなっています。記事の最後にJPXのHPのご案内しておりますので見てくださいね。
それでは金に関してです。以前から書いていた下値のテクニカルプライスは以下の様になっています。
4月9日13985円から4月22日15811円の上昇幅に対する黄金比率価格

  • 23.6%ダウン 15380円
  • 38.2%ダウン 15113円
  • 50.0%ダウン 14898円
  • 61.8%ダウン 14683円
  • 78.6%ダウン 14376円

本日4月24日の安値15040円を割れてきた。この15040円は非常に重要な価格で4/22の高値15811円からの最初の下落した安値でそこから一旦15577円まで戻した 安値のキー価格だった。その安値を割れたということはダウ理論で見てもどのような意味があるのか分かるかと思います。下記投資力向上コンテンツをお読みください。

(ダウ理論によるトレンド転換の認識)

まだ記事を書いている時点では最終的に15040円を割れての終了になるかはわかりませんが割れての終了となり尚且つ明日も続落となるとダウ理論に沿っての考え方になる。 ではチャートを見てみましょう(※最終終値の価格ではなく記事を書いている時点でのデータでのチャートです)

国内金日足
国内金日足


ここまでの時間帯での安値は15006円と前日比で259円安まで瞬間下がっておりました。15040円を割れていた時間帯が出たと言う事です。その後現在の価格は15060円前後で動いていますが まだ記事を書いています午前中ですので最終最後15040円以下でまずは終わるかに注目したい。また26日MAが15005円になっており15006円のここまでの安値は 26日MAを意識した可能性が高い。ここ割れるとと3月初旬及び4月初旬のように52日MAを意識した動きになる可能性が高くなってきます。現在その52日MAは14616円となり上記黄金比率価格 で見れば61.8%ダウンの14683円を少し割れた位置になりそういった意味でも下げてきた時は狙いやすい価格帯になります。

そしてもう一つ過去の強烈なサポート役をしている「アレ」です。「アレ」を確認しましょう。

国内金日足一目均衡表
国内金日足一目均衡表


上記チャートを見れば雲との乖離があることが分かると思います。雲の位置をチェックしましょう。
  • 5月1日 14286円
  • 5月2日 14304円
  • 5月7日 14501円
  • 5月8日 14533円
  • 5月9日 14660円


となりここで気なる価格は5月9日の14660円です。お気づきのように61.8%ダウン14683円や52日MAの価格と近い価格になります。あと気になる点は過去と違い雲の厚さが薄いと言う事です。 雲の薄さ=サポート力の弱さとなり、今まではサポートしてきた雲が今回はサポートしきれない可能性もあると言うことです。

そしてこの14600円台にはもう一つ注目すべき価格が存在しそれは昨年12月6日の安値12688円からの上昇幅の38.2%ダウン14618円です。そう考えると今後下げてくると考え時は14600円台は見ておく必要があると言うことになります。
その先となると12月安値からの61.8%ダウン13881円と昨年8月からの上昇幅の38.2%ダウン13898円が非常に近い価格になりますのでこのレベルまでの下げも考えておかないと行けないことになります。

国内金日足長期
国内金日足長期

現在の価格が15000円界隈ですのでさらに1000円以上の下げもあり得ると言うことになります。えっ!って思う方もおられるかもしれませんが 昨年8月からの長期の上昇の38.2%ダウン=自律調整安が13898円ですので長期目線で見ればその価格は通常の自律調整幅となる価格です。
実際に週足で見れば26週MAレベルであり月足で見れば9か月MAレベルになります。そのレベルまでの調整があってもおかしくないと考えておかないといけないのではないでしょうか。


国内金週足
国内金週足



国内金月足
国内金月足



何が言いたいかと言いますとこれだけの歴史に残るような上昇相場で変動幅も通常の動きではない状況が続いている訳なので今までは上昇でのその動きでしたが 逆の回転が起きても特に不思議ではないと言う事です。以前から書いていますが安ければ買うで儲かっていた時代が終わるのなら次はその逆の動きに乗れば良いだけです。 商品先物取引の場合は買いでも売りでもどちらでも収益を狙うことができます。最近のお問い合わせの中でも新NISAなどで金を取り入れた商品を利用されている方からのご質問を 受ける時には金価格が下げだした時に上手く先物を使うことが出来ますかと?のご質問を受けることもあります。

本日最終的に15040円割れての終了になるのかそして26日MAわれての終了になるのかに注目したい。上昇トレンドに転じるには前日高値をオーバーすること・前日安値は割れないことなど きちんと兆しを確認してからの対応になるかと思います。

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当社のお客様向けの相場分析サイト「マーケットEye」では金の売買方針に関して相互判定している一目瞭然分析では4月28日から売り方針になっています。 早い指標では4月23日に売りサイン点灯し4月24日にはさらに2つのコンテンツが売りサイン点灯しています。過去のバックテストも掲載していますが お客様にご参考にして頂けるものを常にご提供しております。オンライン取引・対面取引の方すべての方がご利用できます。ページの一番下に体験の申し込みバナーがあります。 ぜひご体験してください。

最後に
JPXの金先物価格や白金価格を知らない方がおられ、金の価格は大手貴金属商さんが出しておられる9時半の価格だけなのかと思っておられた方がおられます。 Youtube動画を見られている方の中には金が関係する投資信託だけをやっておられるか方もおられ金の公設市場があると言う事知らない人もおられます。 下記のURLはJPXの先物市場を掲載しているページになります。ご存知でなかった方は一度御覧になってください。

(日本取引所グループ 先物・オプション価格情報)

上記クリック後のページの商品先物価格情報(OSE)をクリックすれば金の価格などが掲載されています。
取引時間 午前8時45分~午後3時45分まで 夜間取引は午後5時から翌朝朝6時まで 
各相場に対してご相談ある時はお気軽にご連絡ください。きっちりお時間作って対応させて頂きます。

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tradingview社のチャートを利用しています。

執筆者の写真

監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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