【146.94円割れで次のターゲットは?週足・月足の分析】今日の相場解説 (2025.03.10)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2025-03-14
ページ制作日: 2025-03-10

東京大空襲から80年を迎えた本日
1945年3月10日未明、米軍のB29爆撃機約300機が東京・下町の市街地に焼夷弾約33万発を投下。
現在の墨田区、江東区、台東区を中心に約40平方キロメートルが壊滅的な被害を受け、一夜にして約10万人の命が奪われたといわれています。
戦争や紛争はいまだに世界各地で続いています。「歴史は繰り返す」と言われますが、
過ちを繰り返さないためにも、私たちは歴史を学び、正しい教訓を得ることが大切です。そして、平和な未来を築くために、政治にも目を向け、関心を持ち続けることが求められます。
本日は為替です。
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- 非農業部門雇用者数:+15.1万人(前回 +12.5万人)
- 失業率:4.1%(前回4.0%)
2月の雇用統計では、非農業部門就業者数が前月比15.1万人増(前月12.5万人増)、失業率は4.1%(前月4.0%) となりました。労働市場の減速傾向を示す結果となり、市場の注目を集めました。
この発表を受け、市場では一時的にドル売りが強まり、ドル円は147円70銭台から147円40銭前後まで下落。しかし、その後米国債利回りの上昇などを背景に147円90銭台へ反発しました。
ただし、上昇が一服すると、再びドル売りが強まり、米国債利回りも低下に転じました。これに加え、米国株の下落やリスク回避の円買いが重なり、ドル円は146円95銭と直近安値を更新し、昨年10月以来の水準に。
その後、146円台でのドル売りに対する警戒感があり、米国債利回りの低下が一服したことも支えとなり、再び147円70銭前後まで回復する展開となりました。
ドル円(日足)
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トランプ大統領がメキシコおよびカナダへの関税について、USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)に準拠した製品については「4月2日まで適用を延期する方針を示した」ことも、市場のリスク警戒感を和らげる要因となりました。
しかし、その後ドル円は再び下落し、146円台を付ける展開に。ただし、パウエルFRB議長が「利下げを急がない姿勢」を示したことで再びドル買いが強まり、雇用統計直後の高値を超えて148円台を回復。終値も148円台を維持し、ドル高・円安の流れの中でNY市場を終えました。
為替については、2月21日【金は9日MA割れ—相場の流れは変わるのか?】の記事で以下のように記していました。
ただし、そこに至るまでに意識すべき水準がいくつかあります。順番に見ていくと、
- 本日ここまでの円高到達点:149.33円
- 139.56円~158.87円の半値押し:149.22円
- 2024年12月3日:148.63円 ← 特に重要
- 26カ月移動平均線(MA):147.05円
- 139.56円~158.87円の61.8%押し:146.94円
- 一目均衡表 月足基準線:144.57円
この中でも 「148.63円」 は非常に重要なポイントです。今後の値動きにおいて、この水準を明確に抜けるかどうかが大きな焦点となるでしょう。
そして、週末の夜間取引で出た価格は146.935円。これは、139.56円~158.87円の61.8%押し水準である146.94円と完全に一致する「ジャストミート価格」となりました。 現在3月に入っており、一目均衡表の月足基準線は144.57円から145円に変化しています。
ヘッド&ショルダーズ
ドル円(日足)
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2月13日【CPIサプライズと金利差の影響は?ドル円の最新展開】の記事で、 156.74円を超えずに再び価格が下落してきた場合、ヘッドアンドショルダーズの形状がより明確になり、下落トレンドへの移行を示唆する可能性が強まります。 と記載していましたが、現在、そのような形状を形成してきています。
ドル円(日足)
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このチャートでは、典型的なヘッド&ショルダーズ(ヘッドアンドショルダー)のパターンが確認できます。左肩、ヘッド(頭)、右肩の三つの頂点が形成され、右肩からの下落によりネックラインを明確にブレイクしました。 このパターンは、相場の転換点を示す強力なテクニカルシグナルの一つであり、ネックラインを割り込んだ場合、一般的にヘッドの高さ分だけ下落する可能性があるとされています。この計算に基づくと、目標値として「142.57円」が導き出されます。
今朝から、当社のお客様や体験中の方々からお問い合わせやご相談を多数いただきました。そのため、本日は為替に関する情報をお届けしています。
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可能な範囲で対応し、皆さまのお役に立てるよう努めてまいります。
週足から(中期)の分析
ドル円(週足)
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前回の記事でも指摘していたように、週足ベースでの注目価格が、2023年12月の「140.24円」や2024年9月の「139.57円」であることに変わりはありません。
また、以前から述べていたように、バイデン政権下で進んだ約60円の円安に対する修正が、今後トランプ政権のもとで進む可能性があるとすれば、
2021年1月の102.58円から2024年7月の161.94円に対する38.2%押しは139.26円となります。
ここで注目すべきは、この「139.26円」という価格が、上記の140.24円や139.57円と極めて近い水準に位置していることです。
こうした3つのテクニカルプライスが集中していることから、146.94円を割り込んだ場合、市場関係者が意識するターゲットは「140円±1円」となる可能性が高いでしょう。
この水準まで円高が進行することも、決して不思議ではありません。
バイデン政権下の4年間の円安しか見ていない方にとっては、「そんなはずはない」「日本円が買われることなどあり得ない」と感じるかもしれません。 しかし、チャートの形状が大きく変化した以上、それを認めることも重要です。
月足(長期)からの分析
ドル円(月足)
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月足の一目均衡表を見ると、「基準線145円」を割り込んだ場合、2016年のように雲の上限へ向かう可能性が高まると考えられます。
また、今後の雲の上限は以下のように推移する予定です。
- 4月:133.87円
- 5月:134.36円
- 6月:134.64円
- 7月:134.86円
この水準に近いのが、現在の「52カ月移動平均線」(134.22円)です。
本日のまとめ現在の水準を維持できない(146.94円を下回ってきた)場合、
- 第一目標は140円±1円(中期視点)
- 最終的なラスボス価格(下値のターゲット)は135円±1円(長期視点)
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