【金価格200円超の上昇をどう見るか】今日の相場解説 (2024.12.10)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2025-03-06
ページ制作日: 2024-12-10

ヒートショックにご注意ください
先週末、中山美穂さんがお亡くなりになったというニュースが報じられました。
個人的には、アイドル時代よりも、その後の歌手や役者としての活躍が印象に残っています。
特に、「ただ泣きたくなるの」や「世界中の誰よりきっと」といった名曲、そしてドラマ「眠れる森」の記憶が鮮明です。
「眠れる森」では、木村拓哉さんや仲村トオルさんらと共演され、犯人が誰なのかという展開が当時の日本中で話題となりました。
このドラマはミステリーとしても非常に完成度が高く、中山美穂さんの演技が物語をさらに引き立てていたと思います。
死因に関しては、不慮の事故ということですが、ネットではヒートショックではないかと言われています。
私も7年ほど前にヒートショックで倒れたことがあります。風呂上がりに突然意識を失いました。
ヒートショックは、寒い時期に部屋と風呂場の温度差から血圧が上下することが原因だと言われています。
ヒートショックは、65歳以上の高齢者がなりやすいとは言われていますが、若い方でもなることがあります。
それ以来、冬には脱衣場を暖かくして、急激な温度変化がなるべくないように気を付けています。
また、湯舟に入浴する時も、ゆっくりと出入りするようにしています。
寒い日が続き、お風呂が気持ちいい季節にはなりますが、みなさまもお気をつけください。
今日は金価格の解説です
本日は、久しぶりに200円以上の上昇幅を見せている金についてお話しします。先週末にも金について触れていますので、その内容も踏まえながら進めていきます。 本日これまでの高値は13,081円まで上昇し、12月10日終値は、13,045円となっています。一方、安値は12,870円で、高値と安値の差は211円。200円以上の上昇幅を記録したのは、11月19日以来です。 この日も前日比192円高で取引を終え、終値は13,094円となっていました。
金日足チャート
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日足チャートの移動平均線を確認してみましょう。
まず目につくのは、本日の高値が「26日移動平均線(13,056円)」や「52日移動平均線(12,997円)」との攻防となっている点です。
前回の記事では、久しぶりに52日移動平均線を下回ったものの、そこから即座に回復できるかが注目ポイントであると述べていました。
その点において、7営業日目となる本日は、終値でこれを上回っており、上昇基調に戻るための一つの試練を突破した形となっています。
しかしながら、中長期の移動平均線を終値ベースで完全に抜けたわけではないため、今日の動きだけで明確に方向性が確定したとは言えません。
【A】11月25日から下げへの戻し
金日足チャート
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11月25日の13,560円から12月6日の12,688円の下げ幅を基にフィボナッチ・リトレースメントを計算すると、次のようになります。
- 23.6%戻し:
12,894円(通過) - 38.2%戻し:
13,021円(通過) - 50.0%戻し:13,124円
- 61.8%戻し:13,227円
- 78.6%戻し:13,373円
現在、価格は13,020円前後で推移しており、38.2%戻しレベルを通過したものの、50.0%戻しにはまだ到達していません。このことから、現在の動きは38.2%戻しの自律反発レベルでの調整局面と見ることができます。
【B】10月31日から下げへの戻し
金日足チャート
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10月31日の高値13,819円から12月6日の安値12,688円の下落幅を基にフィボナッチ・リトレースメントを計算すると、次の値が得られます。
- 23.6%戻し:
12,955円(通過) - 38.2%戻し:13,120円
- 50.0%戻し:13,254円
- 61.8%戻し:13,387円
- 76.4%戻し:13,552円
この計算から、11月25日からの下げ幅に基づく「50.0%戻し(13,124円)」と、今回の「38.2%戻し(13,120円)」が非常に近い価格帯に位置しており、価格がさらに上昇する場合、この二つの水準が重要なポイントとなります。 ただし、上下の値幅が大きいため、底打ち確認には安値から一定の価格上昇が必要です。 これが嫌な場合は、テクニカルプライスでストップロスを設定する戦略が考えられますが、この方法は価格の頭と尻尾を狙う取引になるため、それ相応のリスクを覚悟してのトレードとなります。
本日の終値は【Aの38.2%戻し】13,021円を上回って終了しました。今後注目すべきは、さらに上値の【Bの38.2%戻し】13,120円と【Aの50%戻し】13,124円です。これらの水準は、明日以降の動きにも大きな影響を与える重要な価格帯として注目されます。

金日足チャート
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一目均衡表で現在の状況を確認してみましょう。
本日の上昇により転換線を上回りましたが、基準線にはまだ届いておらず、引き続き価格は雲の中に位置しています。
前回の記事では、雲の下限価格(12,620円)がしばらく続くため、雲を下回ればさらなる下落局面(雨模様)に突入する可能性が高まると述べていましたが、現在のところその状況には至っていません。
一方で、雲の上限価格を確認すると、今後一週間の推移は以下の通りです。
- 12月10日(火):13,256円
- 12月11日(水):13,265円
- 12月12日(木):13,237円
- 12月13日(金):13,270円
- 12月16日(月):13,283円
- 12月17日(火):13,252円
この雲の上限価格に近い水準に、以下のテクニカルプライスが集中している点が注目されます。
- 11月25日からの下落幅に基づく61.8%戻し(13,227円)
- 10月31日の高値からの50%戻し(13,254円)
これら3つのテクニカルプライスが重なることで、このエリアは今後の動きにおいて重要な抵抗帯となる可能性があります。そのため、13,120円付近の重要水準を突破した場合、次の100円上の「価格帯(13,227円~13,254円)」までは比較的スムーズに上昇する可能性があると考えられます。 したがって、13,120円および13,124円は非常に重要な要塞として注目されるべきポイントであると言えるでしょう。
ドル建て金価格と為替
ドル建て金日足チャート
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ドル建ての金価格は、10月30日から続いていた下降トレンドラインを上抜けてきました。
さらに、現在の価格は短期(9日)、中期(26日)、長期(52日)の各移動平均線の上に位置しており、上昇トレンドの形成が示唆されています。
また、昨日の段階で26日移動平均線と9日移動平均線がゴールデンクロスを形成しました。このゴールデンクロスは上昇トレンドの強化を示すシグナルとされ、今後の価格上昇への期待を高める要因となります。
上昇が続く場合には、9月26日の高値(2,708.7ドル)や11月25日の高値(2,723.2ドル)が重要なレジスタンス価格として注目されます。これらの価格帯を突破できるかどうかが、さらなる上昇トレンドを形成する上でのカギとなります。
ドル円四時間足チャート
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本日の国内金価格の大幅な上昇(227円高)は、ドル建て金価格の上昇と円安のダブル効果が大きく影響しています。
現在の為替レートは、38.2%戻しの151.72円に対し、ここまで151.56円となっており、あくまでも自律反発の範囲内と見ることができます。
このことから、国内金価格も為替も下落トレンドの中での自律反発の域を脱していないと判断することが可能です。
今後、以前のような明確な上昇トレンドに転じるかどうかは、明日以降の動きが重要なポイントとなります。特に、次のレジスタンスを突破できるかどうかが、トレンド転換の判断材料となるでしょう。
ファンダメンタル分析
中国人民銀行の金準備
中国人民銀行の11月末時点の金準備は2,269トンと、前月末の2,264トンから5トン増加しました。これにより、「7カ月ぶりに購入を再開」したことが明らかになりました。
SPDRゴールドの現物保有高
9日のSPDRゴールドの現物保有高は、前日比1.15トン減少し870.79トンとなりました。
その他の材料
中国の緩和的な金融政策
中国では、人民銀行が金融緩和を行うとの見通しが金価格を支援しています。中国共産党中央政治局常務委員会は、来年の経済成長を支えるため、より積極的な財政政策と併せて「適度に緩和的な」金融政策を導入すると発表しました。2010年以来の緩和的政策への転換とされています。
シリア情勢
アサド政権への攻勢を主導してきたシャーム解放機構(HTS)のジャウラニ指導者が、シリアのジャラリ首相らと会談し、暫定政権の取り決めを協議しました。シリア情勢の先行きについては、引き続き注目が必要です。
ウクライナ情勢
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアの侵攻に関し「ウクライナは誰よりもこの戦争を終わらせたい」と述べ、外交的解決を模索していると主張しています。この動きが今後の国際情勢に与える影響も注視が必要です。
中国金融緩和の市場反応
中国の金融緩和政策に関する発表は、市場で強気にも弱気にも影響を与える可能性がありますが、本日は強気に反応しており、金価格のサポート材料となっています。

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Tweet※tradingview社のチャートを利用しています。
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