【プラチナ】ここで踏ん張るか?それとももう一段下を目指すのか?(2026.6.26)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2026-06-26
ページ制作日: 2026-06-26

恵みの水と、警戒すべき「梅雨」の顔
6月といえば、多くの地域で本格的な「梅雨」の季節。
窓の外に広がる紫陽花の青や、濡れた新緑に心惹かれる一方で、連日の雨に少しだけ気分が沈んでしまうこともあるかもしれません。
この時期の雨は、単なる「天気の悪い日」以上の意味を持っています。私たちの生活や自然にとって、6月の雨はどのような存在なのでしょうか。
1. 命をつなぐ「恵みの雨」
梅雨は、日本において米作りをはじめとする農業にとって、極めて重要な意味を持つ季節です。稲が育つために必要な大量の水を、この時期の雨が地中に蓄え、川を潤し、ダムを満たしてくれます。
6月の雨量は年間の中でも非常に多く、例えば九州などの地域では年間降水量の約4分の1がこの時期に降ることもあります。
もし梅雨の雨が少なければ、夏場に深刻な水不足を引き起こしかねません。「鬱陶しい」と感じられがちな雨も、実は私たちの食卓や生活を支える、欠かせないバトンなのです。
2. 「しとしと」と「激しさ」の二面性
梅雨の雨には大きく分けて2つのタイプがあると言われています。
「陰性型」の梅雨: しとしとと弱い雨が長く降り続き、気温が上がらない「梅雨寒(つゆざむ)」を感じるタイプ。
「陽性型」の梅雨: 晴れ間と激しい雨が交互に訪れ、湿度と気温が急上昇するタイプ。
近年では、地球温暖化の影響もあり、梅雨の後半に「集中豪雨」や「線状降水帯」による記録的な大雨が発生するケースが増えています。
かつてのような「静かな梅雨」のイメージだけでなく、「災害への警戒が必要な季節」という側面が年々強まっています。
3. 雨と仲良く付き合うために
湿度の高いこの時期、部屋干しの洗濯物が乾かなかったり、気分が晴れなかったりと悩みは尽きません。しかし、あえて雨の日の楽しみを見つけるのも一つの手です。
五感で雨を感じる: 雨音をBGMに読書をしたり、コーヒーを淹れたり。静かな室内で過ごす時間は、慌ただしい日常を忘れさせてくれるリセットタイムになります。
季節の風情を楽しむ: 濡れることでより一層鮮やかさを増す紫陽花や、雨上がりの空気に混じる土の匂い。雨の日にしか出会えない風景を探しに、少しだけ外に出てみるのも風流です。
6月の雨は、私たちに「休息」と「備え」を同時に教えてくれる季節です。大雨に対しては気象情報に耳を傾け、しっかりと備える。一方で、雨が降る穏やかな時間には、自分自身をいたわるゆとりを持つ。
空を見上げて「また雨か」とため息をつく代わりに、豊かな緑を育む恵みの水に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。梅雨が明ければ、そこにはきっと、澄み渡る夏空が待っています。
今年の6月は例年に比べても大雨のリスクが高い傾向にありますが、日々の気象情報を確認しつつ、皆さまが心穏やかにこの季節を過ごせることを願っています。
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白金ここで止まるのと、止まらないとでは大きな差が出る
白金の事については、前回は6月12日に記事を書いています。
その時の記事は、
(6月12日白金の記事サイトへのリンク)
この時の記事では8177円を死守することが出来るのかという観点と割れた場合は7811円レベルが次の目標価格として書いておりました。
結果は皆さんご存知のように昨日7,821円まで価格は下げていましたので、7,811円を意識した可能性はあります。
そして本日昨日7,811円をつけた2027年4月限価格は8,147円まで価格は戻す時間があり、記事を書いています10時16分現在では8,065円で4月限は動いています。
ちなみに本日は2027年6月限が新甫発会で誕生しています。前日比で見るには本日は4月限で確認してください。
では今の価格帯を再チェックします。まずはNY白金から。
NY白金 日足

2025年からのNY白金の動きです。
4月に878.3ドルの安値をつけて今年1月に2925ドルまで駆け上がった。3.3倍に一時はなっていたわけです。
この動き方がいかにえげつない動きだったかと言う事を見るには月足で見てもらえれば一目瞭然です。
NY白金 月足

1999年の安値から2008年の高値まで時間をかけてゆっくり上昇しているのはありますが、今回のような短期間でこれだけの値幅を上昇したのは初です。
プラチナバブルともいわれる所以です。
価格上昇の背景には前回の記事で4つの項目をあげています。
1. 金価格高騰による「出遅れ資産」としての再評価
2. 南アフリカのインフラ問題による「構造的な供給赤字」
3. 自動車需要の底堅さと「ハイテク・脱炭素」へのシフト
4. 中東・ロシア情勢を背景とした地政学リスク
上記の項目が上昇した背景としてありますが、その中でもAIデータセンター増設に伴う電力需要の急増や、水素社会に向けた水電解装置・燃料電池の触媒としての評価が高いのも特徴でした。
AI関連は株価の方でも今や花形になっていますが、株式関連のAI・半導体・燃料電池関連銘柄はまだ高値維持していますが、白金は一足早くピークを打って元の位置に戻ろうとしています。
明らかにこの一年少しの上昇の仕方は異常と言える動きですのでその修正が起きている状況です。
ではまず月足ベースで見ればどこにポイントがあるのかを確認してみましょう。
NY白金 月足 黄金比率

2020年の562ドルからの上昇幅で見ますと既に半値押しレベルは通過しており、さらにその下の価格となると61.8%ダウン価格の1464.7ドルが目標価格になります。
また跳ね上がる直前の安値878.3ドルからの上昇で見ますと以下のようになります。
NY白金 月足 黄金比率②

61.8%押しは1660.1ドルですのでこちらは通過しております。
次のマニアックな78.06%押しは1316.3ドルとなり、2021年2月の1348.2ドルと近い価格なので下げて来た場合のポイントになる価格ではあります。
基本はその前の1464.7ドルが注目価格になるかと思われます。あくまでも今のまま下げてきた場合の計算になります。
移動平均線をかぶせると以下の様になります。
NY白金 月足 移動平均線

26か月移動平均線が1375.9ドルですので、1348.2ドルと被るような関係になっている事が確認できます。
NY白金 週足

26週移動平均線も右肩下がりになっており、まもなく9週移動平均線と52週移動平均線がクロスする状況が起きる可能性も秘めています。
チャート形状はまだ改善しているとは言えない状況。
日足で見ればどうなるのか?
NY白金 日足

RSIは今月前半に一度割れて回復した後に24日に2度目の30ポイント割れを起こしてからの30ポイントオーバーの動きになっており、
日足ベースで見ますと注目したい動きにはなっています。
これで短期指標をオーバーし26日移動平均線をオーバーしてきたら短期目線では変化したとの確認が取れる状況にはなります。
当然変化の兆候は順番に日足→週足→月足→年間足の順番で出てきます。
今日のところで見ればRSIのWの形状が注目ポイントとなります。
では国内はとなりますが、基本的な考えは同じです。
白金 日足

国内日足チャートですがRSIは同じく2度目の30ポイント割れ起こしてからの反発。ただし9日移動平均線までにはまだ遠い状況。
なので注目したいシグナルは出ていますが、これで底打ちとは言えません。
逆張り系で7,821円割れたロスカットを入れるようにしてエントリーを考えるなら別ですが、撤退価格も決めずに、無策で出動するのは避けるべきです。
そして今の水準が注目なのは下記チャートを見ても分かるかと思います。
白金 日足 ②

昨年10月高値8250円から10月安値6666円のBOX相場を抜けたのが昨年の12月。そして6月11日に8,177円まで下がり8,250円を割り込む一旦はそこで反発。
この時点では8,250円ライン死守する可能性もあった。
しかしその後再び割り込んできたことを考えると、6,666円から8,250円の間のBOX相場の中に納まってしまう可能性もあります。
ただし、さらに下となりますと以下のBOXが存在しています。
白金 日足 ③

その次は赤色枠で囲んだBOXレンジになります。6,300円から5,600円に狭いレンジが次のポイント価格になってきます。
週足チェック
白金 週足

2025年の4,071円から13,779円までの上昇幅の61.8%押しが7,779円になりますが先日の安値が7,821円ですので意識した可能性はあります。
基本的な流れはまだ下降トレンドの最中ですが週足ベースでの61.8%押し価格まで到達及びRSI30ポイント割れ2度目からの回復などを考えれば、
目先変化の兆しが見えている可能性はあります。
ここまで売り方針で上手く乗れている方も注意しないといけない状況。
ただし、7,779円を割り込む動きをみせれば、6,666円の第一下限レンジまで進む可能性が出てくることになります。
よって注意シグナル価格が明確であると考えれば、空売りでも買いでもエントリーしやすいかと考えます。
誰もが買わなくなれば底です。その時が値頃族が消えた時です。テクニカル族はそのタイミングで今のポジションを反転させる。
来週6月30日から水星逆行も始まります。今の動きそういった意味でも注目したい。
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最後に
丙午年の相場について・・・信じるか信じないかあなた次第です!
コムテックス通信を読んでおられる方は今年最後の第30号で送信した内容と同じですがご了承してください。
2026年は、60年に一度巡ってくる「丙午(ひのえうま)」の年です。古くからの迷信や縁起が語られることが多い年ですが、投資家やビジネスパーソンにとっては「相場がどう動くのか」というアノマリー(経験則)が気になるところでしょう。
丙午年の相場の特徴と、歴史的背景をまとめたコラムをお届けします。
丙午(ひのえうま)の相場格言 激動と「跳ね」の予感
相場界には干支にまつわる格言がありますが、午(うま)年は一般的に「午(うま)は跳ねる」と言われます。
過去のデータが示す「荒れ相場」
過去の丙午(直近は1906年、1966年)を振り返ると、非常に極端な動きを見せる傾向があります。 1906年(明治39年) 日露戦争後の大バブル 戦後経営の期待感から株式市場は空前の高騰を見せましたが、翌年にはその反動で大暴落(明治40年の暴落)に見舞われました。文字通り「跳ね上がった後に落ちる」激しい年でした。
1966年(昭和41年)
証券不況からの復活「いざなぎ景気」 前年の「40年不況」で山一證券への日銀特融が行われるなどどん底の状態から、丙午の年は一転して強気相場へ。戦後最長の好景気「いざなぎ景気」の本格的な幕開けの年となりました。
2. 「丙(ひのえ)」と「午(うま)」の組み合わせ
五行説で見ると、「丙」は火の兄(ひのえ)、「午」も火の属性を持ちます。火と火が重なる丙午は、エネルギーが非常に強く、活気にあふれる一方で、過熱しやすい(オーバーヒート)性質を持っていると考えられています。
ポイント 丙午の相場は、平穏な保ち合いよりも、トレンドが明確に出た際の「爆発力」に特徴があります。
2026年の丙午はどうなる? 現代的視点
次回の丙午である2026年に向けて、注目すべき3つの視点があります。
① 人口統計と経済の特異性1966年の丙午は、出生率が極端に低下したことで知られています。
これが現代では「2026年問題」として、教育業界や労働市場において、特定の年代だけ人口が少ないことによる歪み(2026年生まれが大学に入る時期の定員割れなど)が長期的なリスクとして意識されます。
② デジタル・エネルギー革命の「火」五行の「火」は、現代では半導体、AI、エネルギー、電気自動車などを象徴します。これらのセクターが、丙午のエネルギーを受けてさらに一段上のステージへ「跳ねる」可能性があるという見方も面白いでしょう。
③ インフレとの親和性「火」の属性は物価の上昇(インフレ)とも関連付けられます。デフレ脱却が進む中、2026年は名目成長率が大きく跳ねる年になるのか、あるいは金利上昇による市場の混乱が起きるのか、ボラティリティ(価格変動)への備えが重要になります。
そして当社が扱っています商品相場は・・・
商品・資源相場が荒れやすい
火に象徴されるエネルギーや資源分野は、特に値動きが荒くなりやすい。原油、貴金属、穀物などは、地政学リスクや需給懸念が材料視されやすく、値幅を伴う展開になりがちだ。逆に言えば、トレンドを捉えられれば収益機会も多い年となる。特に供給不安や政治的要因が絡むと、投機資金が一気に流入し、値動きが荒くなりがちです。 強気で挑むか、火傷を避けるか・・・
丙午は、歴史的に見ても「変化の起点」になることが多い年です。 格言通りに相場が「跳ねる」のであれば大きなチャンスですが、火のエネルギーが強すぎると急落の懸念も孕みます。「勢いに乗る勇気」と「過熱を冷めた目で見る冷静さ」。 この両輪を持つことが、丙午相場を乗りこなす鍵と言えるでしょう。
最後にあくまでも今回の記事は好きな方は好きな内容ですが、まったく気にならない方は気にならないと思います。2026年終わった時にコムテックス通信があんなことを書いていたなと思って頂けるかどうかは来年の相場次第ですね。
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