【原油】今回の動きの特徴を再度確認してみた!(2026.3.26)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2026-03-26
ページ制作日: 2026-03-26

風邪後の長引く咳と向き合う
風邪の症状は引いたはずなのに、しつこい咳だけが残ってしまう。この「名残の咳」は、日々のパフォーマンスに影響するだけでなく、周囲の目も気になって集中力を削ぐ厄介な存在ですよね。
今回は、そんな長引く咳の正体と、少しでも楽に過ごすためのヒントをまとめました。
風邪のあとの「しつこい咳」と向き合う
長引く理由とセルフケア
「鼻水も熱も引いたのに、咳だけが止まらない」。
実はこれ、医療機関を訪れる患者さんの悩みの中でも非常に多いパターンです。なぜ体調は回復しているはずなのに、喉だけが過敏なままなのでしょうか。
1. なぜ「咳だけ」が続くのか?
風邪のウイルス自体は退治されても、喉や気管支の粘膜には「炎症のダメージ」が残っています。
粘膜の露出
ウイルスに荒らされた粘膜は、むき出しの神経のような状態。冷たい空気やちょっとした会話の振動にも過剰に反応してしまいます。
気道の過敏性
風邪をきっかけに、普段は何でもない刺激を「異物」と勘違いして追い出そうとするスイッチが入りっぱなしになっている状態です。
2. 日常でできる「鎮静」のコツ
薬だけに頼らず、物理的に喉を刺激から守ることが回復への近道です。
「湿度」は50〜60%をキープ
乾燥は最大の敵です。デスクワーク中なら卓上加湿器を活用したり、濡れタオルを近くに干したりするだけでも気道の負担は激減します。
喉を「冷やさない」
冷たい飲み物は気管を収縮させ、咳を誘発します。白湯や温かいお茶(特に殺菌作用のあるカテキンを含む緑茶や、消炎作用のあるハチミツ入り)を少しずつ飲むのが理想的です。
「腹式呼吸」を意識する
浅く速い呼吸は喉を乾燥させます。鼻から深く吸い、ゆっくり吐く呼吸を意識すると、気道の過敏な反応を抑える助けになります。
3. 注意したい「長引く咳」のサイン
通常、風邪のあとの咳は2〜3週間かけて徐々に治まります。
しかし、以下のような場合は「風邪のあと片付け」ではない別の要因(咳喘息やマイコプラズマ、副鼻腔炎など)が隠れている可能性があります。
●3週間以上咳が続いている
●夜中や明け方に激しくなり、眠れない
●ヒューヒュー、ゼーゼーという音が混じる
「たかが咳」と我慢しすぎず、長引く場合は呼吸器の専門医に相談することも、プロフェッショナルとしての体調管理の一つです。
相場も体調も、一度崩れたバランスが元に戻るには「日柄(時間)」が必要です。焦らず、喉をいたわりながら、まずは呼吸を整えることから始めてみてはいかがでしょうか。
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過去の事例とは違う今の原油相場
原油相場は情報の錯綜で日々大きく上下に振れています。ただ今回過去大きく上昇した時と違う点が幾つかあります。
NY原油 月足

上記はNY原油の1986年からの月足です。2008年の147ドル台が過去最高値になるのですが上記チャートを見て皆さん色々とあることでしょう。
2008年の相場上昇の背景を復習してみましょう。
2008年のニューヨーク(NY)原油先物価格が1バレル=147ドル台という史上最高値を記録した背景には、複数の要因が複雑に絡み合っていました。
大きく分けると、「実需の逼迫」「投機資金の流入」「通貨要因」の3つの側面があります。
1. 新興国の需要急増(ファンダメンタルズ)
2000年代半ばから、中国やインドを中心とした新興国の経済成長が著しく、エネルギー需要が爆発的に増加しました。
☆「世界の工場」中国
北京オリンピック(2008年8月)を控えたインフラ整備や工業化により、石油消費が急拡大しました。
☆供給の限界
一方で、産油国の生産設備投資は追いつかず、石油輸出国機構(OPEC)による増産も限定的だったため、「需要>供給」の構図が鮮明になりました。
2. 投機資金の流入(マネーフロー)
当時、米国のサブプライムローン問題が表面化し、株式市場や不動産市場が不安定になりました。
☆代替投資先としての原油
投資家はリスクを避けるため、株式から「現物資産」である原油や金などのコモディティ(商品)市場へ資金を移動させました。
☆インデックス投資
年金基金などの機関投資家が、商品指数に連動した投資を拡大させたことで、価格が実需を超えて押し上げられる「バブル」的な側面が強まりました。
3. ドル安の進行
原油は国際的に米ドル建てで取引されます。
☆逆相関の関係
当時、米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅な利下げにより、ドルの価値が下落(ドル安)しました。
ドル安になると、産油国にとっては実質的な収入が減るため価格を引き上げる圧力が働くほか、他通貨を持つ投資家にとっては原油が割安に見えるため、買いが加速しました。
価格推移のまとめ時期状況
2008年初頭100ドルの大台を突破
2008年7月史上最高値 147.27ドル を記録
2008年後半リーマン・ショックによる世界金融危機で需要が急減し、30ドル台まで暴落
前回の記事で書いていたのは2022年の急騰劇の背景です。
(3月10日原油記事サイトへのリンク)
2008年は経済を背景に上昇。2022年は武力衝突で上昇。そして今回は武力衝突で上昇。
前回の記事で過去の武力衝突で上昇した後に下落に向かう背景要因を記載していました。
以下の6つポイントです
① パニック買いのピーク(戦争プレミアムの極大)
②国際エネルギー機関IEAの戦略備蓄放出
③ 需要破壊の意識
④ 投機ポジションの極端な偏り
⑤ OPEC増産観測
⑥ テクニカル的な理由(2008年の記憶)
当時の相場参加者は、2008年の147ドルバブル崩壊を強く意識していました。
では今回はここまでの動きを見てきてどうでしょうか?
今回の軍事行動が起こる前は60ドル台後半での価格推移でした。その価格水準まではまだ戻りません。
6つのポイントの内、いくつかは該当する事はありますが該当しない項目も多くあるのではないでしょうか?
今回ここまでこの地域で紛争が起きたのは湾岸戦争以来ではないかと思いますが、その時は15ドル台の価格からピークは41ドル台まで上昇も戦争終結後には元の価格まで戻っています。
今回はどうなのでしょうか?
現在の情勢は、トランプ米政権による「出口戦略」の模索と、それに対するイランの強硬姿勢、そして市場の不透明感が交錯する極めて緊迫した局面にあると言えます。
1. トランプ政権による「15項目の停戦案」提示
トランプ大統領は、当初の目標期限(4〜5週間)が迫る中、事態を収束させるべく、制裁解除を含む15項目の停戦計画をイラン側に提示しました。
変遷: 当初の「無条件降伏」や「最高指導者選任への関与」といった強硬な要求から大きく譲歩しており、米政権の「弱気」や焦燥感が浮き彫りになっています。
市場への影響: 停戦への期待から、一時的に「TACOトレード(トランプ氏の言動に翻弄される相場)」が意識され、株安や原油高の加速に一定の歯止めがかかる局面も見られます。
2. イラン側の拒否と強硬姿勢
イランは国営メディアやアラグチ外相を通じて、米国の提案を公式に否定・拒絶しています。
対話の否定: アラグチ外相は、メッセージの受け取りは認めたものの「協議はしない」と明言。さらなる譲歩を迫る構えです。
独自の判断: 停戦のタイミングは米国ではなくイランが決定するとの方針を示しており、現状、停戦を急ぐ動きは見られません。
3. 地政学的リスクと市場の不透明感
停戦期待が織り込まれつつも、実態が伴わないため、先行きの不透明感は解消されていません。
ホルムズ海峡の封鎖: 封鎖の長期化が懸念されており、これが原油相場の下支え要因(大きな値崩れの回避)となっています。
イスラエルの動向: イスラエルが停戦に賛同するのか、あるいは独自の攻撃を続行するのかも不透明であり、不測の事態への警戒が必要です。
米国の次の一手: トランプ大統領がさらなる譲歩を行うのか、あるいは支援国を巻き込んだ地上戦へ踏み切るのか、米国の出方が焦点となっています。
現状では、米国が「終わらせたい」と願っても、イラン側が主導権を握っており、条件が折り合わない限り衝突は続く公算が高いです。
「ホルムズ海峡の封鎖長期化」を前提とした強気な構え(リスクヘッジ)を維持しつつ、米国の次なる反応を注視すべき状況ではないか。
今回は過去にない背景もあり、急騰・急落と言った簡単な図式ではない。チャート面でもそのあたりが出ています。
NY原油 日足

10月そして12月今年1月の3つの安値を作ってから価格はじわじわ上昇しあの2月末の週末を迎え3月大幅な上昇。
急騰も一瞬ですぐに下落すると思った方からすれば今の価格にいることは意外な動きと思う方もおられるようです。お問い合わせの内容からもそのお気持ち分かります。
NY原油のCFD取引などされている方からのお問合わせが多いのも今回特徴的です。
では当社が取り扱っております日本取引所グループ(JPX)のプラッツドバイ原油先物のチャートは以下の通りです。
ドバイ原油 日足

同じように3つの安値を形成しレンジ上限を今回の戦争で上に突き抜けその後は価格上昇を9日移動平均線にサポートされながら価格は上昇。
停戦合意近いとの報道もあり、3月24日に9日移動平均線を割り込みましたが昨日の上下に長い髭をだして気迷いの動きを見せて、本日は反発しておりそう簡単には下がらないぞとの意思表示をしています。
米国側の停戦合意案とイラン側の合意案とでは相当かけ離れている面もあり、合意に至るかどうかも分からない状況。
またイスラエルも絡んでおり、
イスラエル側の主張を一言で言えば、
「イランが核を持ち、ミサイルでイスラエル消滅を狙い続ける限り、待っていても事態は悪化するだけなので、今ここで体制ごと叩き潰す」という極めて強硬な自衛論に基づいています。
アメリカは核保有阻止を、イスラエルは体制転換を重視し「強力な軍事行動が必要」という点で両国の足並みが揃い、大規模な継続作戦が可能となっており、この戦いの終わりが見えない状況に現在はなっています。
過去の原油相場では戦略備蓄放出など冷や水を浴びせることで価格を抑える事は出来ました。ただ今回その方法でも価格は大幅には下げていません。
今回何がトリガーになって価格が下落基調になるかは?マークが付きます。
逆に想定外の事が起きてNY原油の先日の高値119.48ドルをオーバーする可能性もあります。
そうなるとNY原油は2022年の130ドル目指す動き。
国内価格は2008年の上場来史上最高値95,360円を目指す動きになると考えます。3月24日の高値が93,850円ですので抜けたらもう目視出来る価格だと考えます。
ドバイ原油 月足

ちなみにNY原油は2008年の147ドルが史上最高値ですが、国内価格がそこまで上昇していない理由の一つは為替です。
為替 月足

当時の円安水準で110円レベルです。今よりも50円円高レベル。NY原油価格が2008年当時の価格に到達し今の為替水準だと国内価格はとんでもない価格になります。
そうなると、経済面でも相当な影響が出て、景気減速となれば需要低下となり価格は下がるかと思いますが、そのような状況が起きるまでは市場は極めて冷酷な動きをしてしまう
可能性も秘めています。
今回の紛争はいつもとは違う背景もあり、尚且つホルムズ海峡問題と言う非常に難しい問題も抱えています。
いつかは価格は落ち着き下がると思っている方が多いほど、仮に次の動きが上に大きく放れた時は予想以上の値動きになる可能性があると考えての対応が必要ありと考えます。
ここで書いています内容は、商品デリバティブ取引の会社ですので短期売買での投資スタイルがメインになります。
上がると思えば買いからスタートすれば良い。
逆に下がると思えば売りからスタートすれば良い。
下記は商品先物取引の仕組みについての動画のリンク先です。ご参考にしてください。
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最後に
丙午年の相場について・・・信じるか信じないかあなた次第です!
コムテックス通信を読んでおられる方は今年最後の第30号で送信した内容と同じですがご了承してください。
2026年は、60年に一度巡ってくる「丙午(ひのえうま)」の年です。古くからの迷信や縁起が語られることが多い年ですが、投資家やビジネスパーソンにとっては「相場がどう動くのか」というアノマリー(経験則)が気になるところでしょう。
丙午年の相場の特徴と、歴史的背景をまとめたコラムをお届けします。
丙午(ひのえうま)の相場格言 激動と「跳ね」の予感
相場界には干支にまつわる格言がありますが、午(うま)年は一般的に「午(うま)は跳ねる」と言われます。
過去のデータが示す「荒れ相場」
過去の丙午(直近は1906年、1966年)を振り返ると、非常に極端な動きを見せる傾向があります。 1906年(明治39年) 日露戦争後の大バブル 戦後経営の期待感から株式市場は空前の高騰を見せましたが、翌年にはその反動で大暴落(明治40年の暴落)に見舞われました。文字通り「跳ね上がった後に落ちる」激しい年でした。
1966年(昭和41年)
証券不況からの復活「いざなぎ景気」 前年の「40年不況」で山一證券への日銀特融が行われるなどどん底の状態から、丙午の年は一転して強気相場へ。戦後最長の好景気「いざなぎ景気」の本格的な幕開けの年となりました。
2. 「丙(ひのえ)」と「午(うま)」の組み合わせ
五行説で見ると、「丙」は火の兄(ひのえ)、「午」も火の属性を持ちます。火と火が重なる丙午は、エネルギーが非常に強く、活気にあふれる一方で、過熱しやすい(オーバーヒート)性質を持っていると考えられています。
ポイント 丙午の相場は、平穏な保ち合いよりも、トレンドが明確に出た際の「爆発力」に特徴があります。
2026年の丙午はどうなる? 現代的視点
次回の丙午である2026年に向けて、注目すべき3つの視点があります。
① 人口統計と経済の特異性1966年の丙午は、出生率が極端に低下したことで知られています。
これが現代では「2026年問題」として、教育業界や労働市場において、特定の年代だけ人口が少ないことによる歪み(2026年生まれが大学に入る時期の定員割れなど)が長期的なリスクとして意識されます。
② デジタル・エネルギー革命の「火」五行の「火」は、現代では半導体、AI、エネルギー、電気自動車などを象徴します。これらのセクターが、丙午のエネルギーを受けてさらに一段上のステージへ「跳ねる」可能性があるという見方も面白いでしょう。
③ インフレとの親和性「火」の属性は物価の上昇(インフレ)とも関連付けられます。デフレ脱却が進む中、2026年は名目成長率が大きく跳ねる年になるのか、あるいは金利上昇による市場の混乱が起きるのか、ボラティリティ(価格変動)への備えが重要になります。
そして当社が扱っています商品相場は・・・
商品・資源相場が荒れやすい
火に象徴されるエネルギーや資源分野は、特に値動きが荒くなりやすい。原油、貴金属、穀物などは、地政学リスクや需給懸念が材料視されやすく、値幅を伴う展開になりがちだ。逆に言えば、トレンドを捉えられれば収益機会も多い年となる。特に供給不安や政治的要因が絡むと、投機資金が一気に流入し、値動きが荒くなりがちです。 強気で挑むか、火傷を避けるか・・・
丙午は、歴史的に見ても「変化の起点」になることが多い年です。 格言通りに相場が「跳ねる」のであれば大きなチャンスですが、火のエネルギーが強すぎると急落の懸念も孕みます。「勢いに乗る勇気」と「過熱を冷めた目で見る冷静さ」。 この両輪を持つことが、丙午相場を乗りこなす鍵と言えるでしょう。
最後にあくまでも今回の記事は好きな方は好きな内容ですが、まったく気にならない方は気にならないと思います。2026年終わった時にコムテックス通信があんなことを書いていたなと思って頂けるかどうかは来年の相場次第ですね。
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