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今日の相場解説【GOLD!またこの位置まで来てます!】今日の相場解説 (2025.06.25)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2025-06-25

ページ制作日: 2025-06-25

今日の相場解説

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ドゥームスクローリング

皆さん、「ドゥームスクローリング」という言葉をご存知でしたか? 私は正直、最近まで知りませんでした。
これは、スマホなどで暗いニュースやネガティブな情報ばかりを延々と追い続けてしまう行為のことを指します。特にスマホ依存の傾向がある人は、自覚のないまま陥ってしまうケースが多いようです。 この「ドゥームスクローリング」という言葉は、コロナ禍の時期に海外メディアで登場し広まりました。 心理学では「ネガティビティ・バイアス」と呼ばれる現象が関係しており、人間の脳はポジティブな情報よりもネガティブな情報に敏感に反応する傾向があるとされています。また、私たちは常に“新しい情報”を求める性質も持っているため、気づけば次々と情報をあさり続けてしまうのです。 しかしその結果、脳には疲労が蓄積し、情報を正しく選別する力が低下。フェイクニュースを疑えなくなったり、うつ状態に陥ったり、思考力や記憶力の低下といった深刻な影響が出ることもあります。仕事の能率が極端に落ちるケースも報告されています。
背景には、社会的孤立や孤独感もあるといわれています。気軽に話せる場が少なくなり、ついネットやSNSの中に“居場所”を求めてしまう――そんな状況が、ドゥームスクローリングに拍車をかけているのかもしれません。 では、どうすればよいのでしょうか?対策としては以下のようなことが挙げられます:
■ スマホからこまめに離れる習慣をつける
■ 外での居場所を持ち、年齢・性別・職業の異なる人たちと会話をする機会を増やす
■ 偏った情報ばかりに触れず、意識的に視野を広げる
また、「スマホ脳疲労」という問題も注目されています。 昨年、イギリス・オックスフォード大学出版局が選んだ「今年の言葉」は「ブレイン・ロット(脳腐れ)」。 これは、“つまらないオンラインコンテンツの過剰消費によって精神状態や知的水準が低下すること”を意味します。便利なスマホですが、その裏に潜むリスクは誰もが抱えているのです。 特に、外出が億劫になりがちな梅雨時や猛暑の真夏は注意が必要な季節。 そんな時こそ、ちょっとした「情報のデトックス」を習慣づけてみてはいかがでしょうか?


今注目のコメ相場は堂島取引所で

(堂島コメ相場情報堂島コメ取引の価格に関するページへのリンク・)
(堂島取引所HP・堂島取引所のウェブサイトへのリンク)


またもこの位置にきた

前回金の記事を書いたのが6月17日で前日の16日に当時の史上最高値16131円をつけた翌日でした。
 (6月17日 GOLDの記事ウェブサイトへのリンク)
そして昨日16131円をオーバーし16171円まで価格は上昇するも終値は15603円で前日比382円安の急落でした。また昨日は高値16171円安値15594円となり高低差は568円となり 今年になってから5番目の大きない日の中での変動幅でした。この乱高下になった原因はもう皆さんご存知の通り中東情勢の変化でした。
トランプ大統領のイスラエルとイランによる暫定的な停戦合意発表に続き、イスラエル側からもイランとの停戦の発表が行われたことを受けて中東情勢の緊張緩和感が強まったのが最大の原因。 イスラエルによるイラン先制攻撃が行われた13日以降、安全資産を求める動きが金価格を押し上げていたが、停戦合意に至ったことで利益確定や高い買い玉の損切りと 見られる動きが膨らむなか大きく値を崩しました。また、原油の急落も下げを後押しする要因。 ただ、イスラエルはイランからミサイルの発射があったと発表したうえ、イスラエルもイランに空爆を行っており、流動的な状況は続いておりますが過剰な反応はやや収まった感があり ます。トランプ大統領の発表ではこの暫定的な停戦合意は本日の東京午後1時で終了し、イラン・イスラエル戦争は終結する予定となっているが、本当に停戦になるのかどうかが 注目されており、この記事を皆さんが読むころにはその結果がでていることだと思います。
その結果次第で価格は動きますが、まずは前回の記事で書いていた上値のテクニカルプライスを復習してみましょう。
15,843円~14,758円の値動きから導き出される上値のテクニカルプライスです。

  •  1.266倍返し 16099円 通過
  •  1.382倍返し 16257円 
  •  1.5倍返し  16386円 
  •  1.618倍返し 16541円 
  •  1.786倍返し 16696円 
  •  2倍返し   16928円 

13,985円・15,843円・14,758円の3点から計算されたテクニカルプライスは以下の通りです。
  •  E計算値 17701円 
  •  N計算値 16616円 
  •  V計算値 16928円 

  • ここまでの史上最高値は16171円ですので16257円の1.382倍返しの価格には到達していません。
    では昨日のあの下げから見た現在の位置は「またもこの位置にきた」というのが皆さん思うところだと思います。チャートを見てみましょう。

    国内金日足
    国内金日足

    そうです52日MAまで価格は下落ししています。昨年8月の安値以降の主な安値は52日MAでサポートされて来ました。昨年12月6日の時は52日MA割れ滞在期間は6日でしたが それ以外は基本翌日には回復もしくはタッチしただけで割れずに回復しており、金相場を買い方針でずっと見ている方にとっては「絶対に破られてはいけない聖域」です。 ここを死守している以上は大きなトレンドの変化はないと考えています。
    逆に売り方針で痛い目に会っている方は何度もここで跳ね返されて下がらずに再度上昇をする場所として「鬼門価格」と呼んでもいい場所になります。 拡大して見ますと・・・

    国内金日足②
    国内金日足②


    6/16の高値1613円と6/24の高値16171円の間の谷底価格6/20の15729円を昨日割れています。実際に昨日の値動きを見ていても15729円を割れてからの下げは加速していました。

    国内金5分足
    国内金日足③


    青ラインが15729円ですのでここ割れて昨日の大引けにかけて価格は下落したことが分かります。昨日は26日MAでサポートされていましたが、夜間でつけた安値は15465円まで 価格は下げており52日MA15448円に接近していたことが分かります。記事を書いている現在は15610円で推移していますので15615円の26日MA界隈での動きになっています。 まず本日のポイントとしては26日MA以上で終わっているのかをまずは注目し、下げてきた時は52日MAを維持しているかどうかに注目となります。 NY金も確認しておきましょう。

    NY金日足
    NY金日足


    御覧の通り昨年8月以降の動きで見れば10/30~11/14の下落場面で52日MAを割れている時間帯がありますがこの時ドル円は円安に振れている時期で国内価格はこの時は52日MAを 割れてはいません。上記掲載しているチャートでご確認ください。


    聖域死守もしくは鬼門価格突破か


    現状では上記タイトルの戦いの結果を待つのみとなっています。
    昨日15729円を割れた、または9日MA価格を割れた、さらに前日安値15751円を割れたら対処するなどの条件を付けて 一部買い玉対処をされていた方もおられるかと思います。ただその前に23日の20時22分に史上最高値をつけに行った時点で追撃で買いを入れた方もおられると思いますし 新高値更新したことで売り玉を損切したかたもおられるかと思います。そのような慌ただしい動きもあったので昨日の出来高は6月13日以来の出来高の多さになっています。
    それではここからは冷静に感情入れずにテクニカルプライスなどを見ていきたい。

    国内金日足 トレンドライン確認
    国内金日足


    ①の5/15からひけていたUPラインは割れています。
    ②の4/9からひけるUPラインも割れています。
    ③の12/6からひけるUPラインは割れていません。
    現状はこの状況だと認識して価格が下落してきた場合のテクニカルプライスを掲載しておきます。
    5/15の14758円から6/24の16171円で計算した黄金比率価格は以下の通り
    • 23.6%ダウン 15838円 通過
    • 38.2%ダウン 15631円 通過
    • 50.0%ダウン 15465円 同値(6/25 15465円) 
    • 61.8%ダウン 15298円 
    • 78.6%ダウン 15060円

    4/9の13985円から6/24の16171円で計算した黄金比率価格は以下の通り
    • 23.6%ダウン 15655円 通過
    • 38.2%ダウン 15336円 
    • 50.0%ダウン 15078円 
    • 61.8%ダウン 14820円 
    • 78.6%ダウン 14453円 

    12/6の12688円から6/24の16171円で計算した黄金比率価格は以下の通り
    • 23.6%ダウン 15349円 
    • 38.2%ダウン 14840円 
    • 50.0%ダウン 14430円 
    • 61.8%ダウン 14019円 
    • 78.6%ダウン 13433円 

    上記を見ますと今日の安値は5/15からの上昇幅の半値押し価格と同値だったということが分かります。この価格を前もって計算していた人は来たなこの価格と冷静に見ていたと思います。 またそこに52日MAがいるわけですからなおさらとなります。
    明日以降の動きの中でまずは今日の安値15465円と先程も書いています52日MAの価格との対決に注目。
    今後史上最高値更新してきた場合は一番最初に掲載していた価格を再度チェックするのと新たな計算値が出ますのでその時はまたこのコンテンツの中で掲載します。

    今日の安値が聖域価格でここで止まり反発した場合のテクニカルプライスを見ておきましょう。
    16171円から15465円の下げ幅706円で計算
    • 23.6%戻し 15632円 
    • 38.2%戻し 15735円 
    • 50.0%戻し 15818円 
    • 61.8%戻し 15901円 
    • 78.6%戻し 16020円 


    となります。15735円が注目価格になりますが、奇しくもこの価格の近くに15729円のあのミニ谷底価格がいます。ここ突破してくることが上昇再開の大きな鍵と考えておきたい。

    最後に
    中東情勢が休まる時はないと考える
    昨日の原油でも書きましたが、中東情勢の今後の展開やトランプ大統領が何を発言するなどは誰にも分かりません。 しかしマーケット参加者が事前に知ることが出来るのは今後注目すべきテクニカルプライスです。
    いかに冷静な判断が出来るか!これがマーケットで生き残る秘訣の一つです。今のGOLDは非常に重要な局面を迎えています。本日は週足ベースの記事は掲載していませんが 週足ベースでも非常に重要な局面です。新たな上昇トレンド再開となるのか・・・それとも大きな変化が起きるのか・・・重要な局面に来ている事を頭に入れて 偏り過ぎた考えではなく変化したのならその流れについていく。また今の流れが継続するならその流れについて行くこと。特に変化が起きた時は頭の切り替え必要です。

    何も武器を持たない材料だけで行動していた投資家の皆さんの動きは不安定になってきます。そうならない為にもテクニカルプライスを前もって知っておく事が大事になります。 そのテクニカルプライスを短期・中期・長期・逆張り・順張りとあらゆる面から提供しているのがこの「マーケットEye」です。このコンテンツはオープンコンテンツになっていますが 会員様(当社のお客様)はすべてのコンテンツが読むことが出来ます。2週間体験はいつでもできますのでこの後に掲載されている申し込み先から申し込みして頂ければと思います。
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    執筆者の写真

    監修:安村 武彦

    国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
    大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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