【原油暴落!冷静に見ると・・・】今日の相場解説 (2025.06.24)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2025-06-24
ページ制作日: 2025-06-24

未来のコンビニがオープン
「自動化について思う事」
ローソンが最新のデジタル技術を取り入れた「未来のコンビニ」をオープンしたとのニュースがありました。
この店舗では、AI(人工知能)を搭載したカメラが顧客の行動を分析し、個々に合わせた商品を提案。また、遠隔で接客ができるブースも設置されており、専門スタッフが服薬指導や携帯電話の機種変更のサポートまで行えるようです。店舗の運営には、通信大手「KDDI(au)」の技術が活用されています。
人手不足が深刻化する中、飲み物の品出しや在庫の管理を同時に行うロボット、さらに自動で掃除や調理をこなすロボットなども導入されているとのことです。
実は私自身、学生時代にファミリーマートで長くアルバイトをしていました。夜勤で一人勤務を任されることも多く、早朝に届く一斤の食パンを6枚切りやサンドイッチ用にカットしたり、深夜に届く商品に値札を貼りながら伝票をチェックしたりと、まさに手作業の毎日でした。当時はレジも手打ちで、今のようなPOSシステムすら導入されていなかった時代です。
今では深夜のアルバイトを避ける学生も増え、コンビニ店員も外国人の方が多くなっています。
すべてが自動化されていく時代の中で、人間の身体もやがて退化していくのではないか…そんなことをふと思う瞬間があります。頭が大きく、手足の細い“宇宙人”のような姿になるのではないかと。皆さんは、未来の人間の姿についてどう思いますか?
今注目のコメ相場は堂島取引所で
(堂島コメ相場情報堂島コメ取引の価格に関するページへのリンク・)
(堂島取引所HP・堂島取引所のウェブサイトへのリンク)
やはり来たこの瞬間・・・
前回原油の記事を書いたのが6月18日でした。その時の記事が
(6月18日 原油の記事ウェブサイトへのリンク)でした。
この時の記事の内容はトリプルの安値からの綺麗な切り返しが起きており今後の上値のポイントについて書いていました。その時に掲載した価格が以下の価格になります。
昨年7月の高値がここ数年の高値になるのですが前回も掲載していたように今後高値を狙いに行った時のテクニカルプライスは以下の価格が出てきます。
4月3日の67670円~5月5日51740円で計算
- 23.6%戻し 55500円 通過
- 38.2%戻し 57830円 通過
- 50.0%戻し 59710円 通過
- 61.8%戻し 61580円 通過
- 78.6%戻し 64260円 通過(6/18通過)
もう一つは1月14日の74630円~5月5日51740円で計算
- 23.6%戻し 57140円 通過
- 38.2%戻し 60480円 通過
- 50.0%戻し 63190円 通過
- 61.8%戻し 65890円 通過(6/23通過 66390円)
- 78.6%戻し 69730円
となります。さらに次の計算も出てきます。
5/5の51740円・5/14の59270円・6/2の53260円で計算
- E計算値 66800円 手前(6/23 66390円
- N計算値 60790円 通過
- V計算値 65280円 通過(6/20通過)
上記価格を見ると4/3の高値から計算できる64260円を本日30円オーバーしています。この次の価格としては65280円と65890円が次に目指すテクニカルプライスです。
昨年7月高値84120円からで計算すれば以下の価格が出てきます。
- 23.6%戻し 59380円 通過
- 38.2%戻し 64110円 通過
- 50.0%戻し 67930円
- 61.8%戻し 71750円
- 78.6%戻し 77190円
上記が6/18に書いていた記事ですね。
※6/18以降に通過した価格に関しては本日日付だけ書き加えていますがそれ以外は6/18に掲載した記事のままです
そしてその時に掲載したもう一つの注目ポイントとして下記のチャートを掲載しております。
国内原油日足②

そして現在の姿が以下の姿になっています。
国内原油日足

これでもか!という様な所で上値は止まっています。今朝に頂いた電話の方は6/18の記事もしっかり読んでおられ昨日の段階でぶち当たっていることから注意していたところに 本日のこの動きとなり、上手く対応が出来たというご連絡を頂きました。当然こういう方もおられれば昨日の段階でイランが中東の米軍基地を攻撃したことで さらなる戦火拡大になるのではないかと材料面から判断し追撃で買いを入れたような方もおられることだと思います。ここでの判断の違いが大きな差になってしまっている。
ここからは冷静にテクニカルプライスを見ていきましょう
大幅な下落を演じたのは夜中2時に前日安値63660円を割れてから一気に価格は下げています。夜間終了時は60310円でしたので63660円を割れてからでも3350円下げています。 夜間終了時は5770円安ですので夜中2時からでも夜間の安値の6割以上はテクニカルプライスを割れてからの動きでした。
昨日終わった時点では昨年7月から引ける下降トレンドラインにぶつかっておりE計算値66800円や1月14日の74630円~5月5日51740円で計算した61.8%戻し65890円とテクニカルプライスも ある状況でしたのでこのコンテンツを読んでおられる方からすればどの価格に目先注意しないといけないかというと一番近い価格で前日安値となります。その安値が63660円。 電話頂いた読者の方はその点もしっかりご理解されておりました。
夜中2時まで起きている必要はないので63660円を割れてしまえば買いポジ全て決済するもしくは一部利確をしておくという様な注文は出せたはず。もしくはそのようなアドバイスを 現在取引中のアドバイザーから受けていた方はそのような対応はできたはず。
さらに当社情報サイト「マーケットEye」の会員(当社の対面取引・オンライン取引のお客様及び現在2週間体験中の皆様)は本日の日が原油にとって日柄的にどのような日なのか を知っている方は昨夜から今朝にかけての動きは前もって最大限の警戒はできたはず。GOLDも本日は重要転換日に指定されています。さらにさらにと言えば九星でも本日は重要変化日と なっています。
またコンテンツ「今日のつぶやき」の中にTOP固定記事になっている6月の注目日記載には先月末の時点で6月の最大注意日は24に指定しております。また明日は新月でもあります。 このような日柄や星の動きや九星などに興味が無い方は「都市伝説」レベルのことでしょうと言われる方もおられるかもしれませんが、知識として知っておいて何も損はないと思います。 今日の動きを見ると「やはり来たこの瞬間・・・」と思っておられる方もおられると思います。ご興味ある方は「2週間体験」からでも良いので一度中身をみてくださいね。
話が横に逸れましたが、とにかく長期の下降トレンドラインにぶちあたり、前日安値を割れを注目していた方は今日のこの下落でも慌てることなく対応が出来ているということです。 ではこの下落で次に注目すべきテクニカルプライスはどうなるのかという点です。
まず材料面を見れば、原油相場の大きな上昇となったのが週末に米軍がイラン核施設を攻撃したことが始まり。23日高値はNY原油で78.40ドルに到達。
NY原油日足

その後、イランはカタールの米空軍基地を攻撃したが、予想されていたほどに厳しい反撃ではないことから安値は66.60ドルまで急落。 23日引け後は、トランプ大統領が停戦合意を発表したことで、64.38ドルまで一段安になり、24時間で14ドル幅の乱高下と異常な高ボラティリティになってしまった。
今後の焦点は、本当に停戦合意が実現するかどうか?イランとイスラエルの双方が攻撃を止めることが合意の条件になる。 停戦合意が確認できれば、イスラエルがイラン攻撃に踏み切る前の60ドル台前半に逆戻りをし、徐々に地政学リスクから需給に売買テーマが変更する。 今回の紛争では大規模な供給障害は報告されておらず、わずかに流通環境に一部混乱が報告される動きに留まっている。もしも供給障害が発生していれば、 停戦合意が実現しても原油高が長期化する考えられるが現状では「地政学リスク」が「供給障害」に発展する状況ではなさそうです。
米国がイラン核施設を攻撃し、イランがカタールの米軍基地にミサイルを打ち込み米国とイランの衝突は終結。これを茶番劇と評価している投資家が多く 実際に双方とも被害は限定的で、米国とイランは応酬を重ねることを否定しており、原油安が示すように米国とイランの緊迫感はかなり消えた。 トランプ大統領などがイランとイスラエルの停戦について言及していることも相場を圧迫しているが、トランプ米大統領や米メディアが停戦について伝えている最 中に、イラクの首都バグダッド北部のタージ基地が爆発・炎上し、テヘランではイラン高官あるいは核サイエンティストが爆破テロで暗殺されたと伝わっているほか、イスラ エルが新たなイラン攻撃を開始したの報道もある。イラン最高指導者のハメネイ師やハメネイ師の息子が殺害されたとの報道も飛び交い刺激的なヘッドラインが流れている。 記事を書いている時点では米国が強調するように停戦は確認できていないのが事実で今後も色々な情報が飛びかい価格は乱高下するかと思います。だからこそテクニカルプライスを 前もって知っておくことが必要です。
国内原油日足②

5/5の51740円~6/23の66390円で計算
- 23.6%ダウン 62930円 通過
- 38.2%ダウン 60790円 通過
- 50.0%ダウン 59070円 通過
- 61.8%ダウン 57340円
- 78.6%ダウン 54880円
記事を書いている時点では58050円がここまでの安値。50%ダウンは通過も61.8%ダウンまでは行かず。現在60100円で動いていますが終値で60790円以上で終わっているかにも注目。 チャートを見れば26日MA価格までは下げていることが分かります。まずはここで止まるかどうか。そして52日MAと61.8%ダウン価格が近いので割れた時はそこが目標になる。
次に一目均衡表では
国内原油日足 一目均衡表

基準線59830円転換線61780円を割れています。そして注目は雲の価格。59710円で今後20営業日続きます。約一カ月となります。本日安値では雲の中に入っていますが 終値ベースでも片足突っ込んで終了するかに注目したい。 高値は60790円以上安値は59710円以下で終わるかに本日は注目となります。
NY原油が6月頭のレベルまでこの紛争が沈下した場合は元の鞘の価格に戻ると考えれば国内価格も55000円レベルまでの下落も頭の片隅に入れておきたい。
ちなみにNY原油の一目は
NY原油日足 一目均衡表

となっており雲の位置までまだ距離は残しています。昨夜の終値は基準線を意識した格好。
テクニカルプライスは以下の様になります。4/9の55.12ドルから6/23の78.4ドルで計算
- 23.6%ダウン 72.91 通過
- 38.2%ダウン 69.51 通過
- 50.0%ダウン 66.76 通過
- 61.8%ダウン 64.01
- 78.6%ダウン 60.10
昨夜の安値は66.6ドルで終値は68.51ドル。50.0%戻し66.76ドルを意識した格好なのでテクニカルプライスを意識していると思われます。
最後に
あらゆる情報が飛び交っても・・・
飛びかう情報に惑わされて動くのか・・・「こっちだ!」「いや出口はこっちだぞ」と火事などになった時にどこに出口があるかを事前に知っている方は 火事の現場にもしも立ち会うことになっても「あそこに非常出口が設置していた」と前もって調べておけばもしもそのような状況になったとしても 冷静な判断が出来るはず。本日の高値安値はよく見ると注目テクニカルプライスの近くです。今後も中東情勢で相場は荒れ模様になる可能性がありますが いかに冷静な判断が出来るかに生き残れるかどうかのカギになります。
ちなみに昨年のあの夏の暴落の時は以下のような値動きでした。
2024年8月5日
- 始値 71410円
- 高値 71550円
- 安値 63900円
- 終値 63900円
- 日中変動幅 71550-63900=7650円
今回2025年6月24日(記事掲載している段階で)
- 始値 65620円
- 高値 66360円
- 安値 58050円
- 終値 60220円 注意・・・記事を書いている時点での価格掲載 まだ正式には未確定
- 日中変動幅 66360-58050=8310円
現在5900円安前後で動いています。
前日比安では前回の方がインパクトは大きい。本日掲載しているテクニカルプライスしっかり頭に入れておきましょう。今日の段階では下値にどのテクニカルプライスが控えているかに 注目し、反発開始となった時からは上値のテクニカルプライス計算にとりかかること。
何も武器を持たない材料だけで行動していた投資家の皆さんの動きは不安定になってきます。そうならない為にもテクニカルプライスを前もって知っておく事が大事になります。 そのテクニカルプライスを短期・中期・長期・逆張り・順張りとあらゆる面から提供しているのがこの「マーケットEye」です。このコンテンツはオープンコンテンツになっていますが 会員様(当社のお客様)はすべてのコンテンツが読むことが出来ます。2週間体験はいつでもできますのでこの後に掲載されている申し込み先から申し込みして頂ければと思います。
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