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今日の相場解説【白金!2008年以来の高値】今日の相場解説 (2025.06.19)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2025-06-19

ページ制作日: 2025-06-19

今日の相場解説

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天敵イネカメムシ暑さで急増!

「新米がピンチ!猛暑と害虫でコメ作りに異変」
スーパーで販売されているコメの平均価格は現在、税込みで4,176円となっており、3週連続で値下がりしています。しかし、ここにきて「新米がピンチ」という深刻な状況が報じられています。 原因は、各地で6月にもかかわらず猛暑日が続いていること。この異常気象により、暑さに強い害虫が急増し、コメ作りに大きな影響を与えています。 特に生産現場では、梅雨と猛暑が大きな障害となっています。本来であれば田んぼを耕して雑草を取り除いた後に田植えを行いますが、水が引かずに耕せないまま作業を進めざるを得ないケースが多発。雑草が養分を奪うことで、収穫量に影響が出る懸念があります。 また、連日の猛暑により稲の生育障害も発生。さらに深刻なのが、「イネカメムシ」の急増です。
この害虫は体長およそ1センチ。イネの養分を吸い、実りを妨げたり、品質を低下させたりします。今年はすでに5月の段階で捕獲報告があり、これは例年より2カ月も早い異例の事態。昨年はこの害虫の影響で中には収穫量が10分の1にまで落ち込んだ田んぼもあるとのことです。 イネカメムシが増えている要因には、地球温暖化や暖冬の影響があります。発育速度の上昇や羽化率の向上、越冬時の死亡率の低下などが重なり、被害は全国に広がりつつあります。昨年はすでに37都府県でその存在が確認されています。 現在のところ、コメの価格は大きく上昇していませんが、もし今年の収穫量が激減する事態となれば、供給不足から価格が急騰する可能性も十分にあります。 「コメは安くて当たり前」という常識が、もはや通用しなくなる時代が近づいているのかもしれません。 かつてGOLDが800円台だった1999年、「神戸牛の肉より安いのに誰が買うねん!今後も上がることはないわ!」と言われたことを思い出すと、30年後にはお米も“贅沢品”になっているそんな未来が来るかもしれません。

今注目のコメ相場は堂島取引所で

(堂島コメ相場情報堂島コメ取引の価格に関するページへのリンク・)
(堂島取引所HP・堂島取引所のウェブサイトへのリンク)


2008年以来の高値に!

前回白金の記事を書いたのが6月12日でした。その時の記事が
 (6月12日 白金あの価格に到達!のウェブサイトへのリンク)でした。
この時の記事の内容は注目価格に到達しており目先の調整が入った場合の価格を記載しておりました。結果的には6/12の5548円から6/16の5238円まで価格は下げており 6/3からの上昇幅の38.2%ダウンの5186円に対して5238円で止まって反発となりました。チャートでは以下のような状況となっていました。
国内白金日足 6/16
国内白金日足①

そして翌日
国内白金日足 6/17
国内白金日足②

さらに翌々日の18日
国内白金日足 6/18
国内白金日足③

18日に5548円を抜けてきてそして本日です。
国内白金日足 6/19
国内白金日足④


買い方針の方にとっては華麗なる押し目をつけてくれてビューティフルな上昇となっています。逆に売り目線の方とすれば「まじか!天井にならなかったのか!最悪だ~」という状況になっています。
今回6/3の4601円からの上昇幅で計算した38.2%ダウンの5186円まで下げずに短期指標の9日MAでサポートされ、ボリンジャーバンドのプラス1シグマバンドでもサポートされ バンドウォーク継続中となっています。

国内白金日足 ボリンジャーバンド
国内白金日足⑤


上記を見る限り相当強い形状になっていることが分かるかと思います。


材料は?


株価はNYダウもナスダックもS&P500も大幅に上がっているわけではありません。
海外株価
海外株価

ここ最近の動きとしては横ばいもしくはややダウンの状況です。景気大幅回復からの白金需要が大幅に増えているわけでもありません。特に独自の材料があるわけではないので 材料重視派の方からすればこんなに上がるわけないがない!いつか下がるわ!とお考えの方はこの上げ相場に乗れていない。酷い状況の方はおそらく4800円の時の逆張りからになるので 1000円のマイナスを喰らっている可能性があります。

国内白金 
白金

当コンテンツでも5月末に6月の相場が注目ですと書いてました。金と比較して舐められていた白金の復活があるかどうか注目月としていましたが今月の動きはよくやってくれていますと 褒めてあげたい動きです。
素直にレンジ上限放れたので買いに踏み切った方とそうでない方の差が今回も出ています。
白金は倍率が500倍。今週の証拠金は15万円。4800円突破からの1000円の上下で1000円×500倍で50万円の差損益が出ていますのでこの短期間で 証拠金の3倍以上の収益が出ている方もおられるはず。逆に逆張りで仕掛けた方はそれだけの含みのマイナスを抱えているかもしくは途中で損切りしたかになっている。
特にこれと言った材料が無くてもテクニカル中心で相場に取り組んでいる方はこの相場の動きを素直に乗れたはずです。

今後のテクニカルプライスは?


2008年以来の高値になっています今の白金。
国内白金 月足
白金月足


月足ベースで見た次のテクニカルプライス
1843円・5482円・4071円で計算すれば
  •  E計算値 9121円 
  •  N計算値 7710円 
  •  V計算値 6893円 

上記価格が出ます。
もう一つは1843円・4524円・3185円での計算
  •  E計算値 7205円 
  •  N計算値 5866円 通過(6/19 5873円記事書いている時点での高値)
  •  V計算値 5863円 通過(6/19 5873円記事書いている時点での高値)


となり本日のここまでの高値5873円は上記2つ目の1843円・4524円・3185円から計算できるN計算値とV計算値の価格レベルになっています。
この価格以上となると次に出てくるのが6893円となります。
さらにテクニカルプライスを計算しますと以下の価格も覚えておきたい。
2024年5月 5482円~2025年4月 4071円での計算
  • 1.236倍戻し 5815円 通過
  • 1.382倍戻し 6021円 
  • 1.5倍戻し  6188円 
  • 1.618倍戻し 6354円 
  • 1.786倍戻し 6591円 


次に4071円・5548円・5238円で計算すれば
  •  E計算値 7025円 
  •  N計算値 6715円 
  •  V計算値 5858円 


  • が出てきますのでここでV計算値5858円が今日の高値と被る価格になっており本日3つのテクニカルプライスと被っていることになっています。 また日柄分析では明日が白金の日柄の重要日にあたります。マーケットEye会員の方はあのコンテンツを見れば分かるはず。先月末から告知しております。

    本日書いていませんがNY白金も見れば相当面白い状況になっていることが分かるかと思います。そのあたりはお問い合わせがあればお答えします。

    最後に
    まさか!
    あのおとなしかったプラチナが・・・「まさか!」と思った方も多いかと思います。4800円限界説を唱えて逆張りで上手く泳いでいた方ほど今回のこの上昇に関して 「まさか!」と考えその対応が遅れているかと思います。お問い合わせがあるのもそのようなお考えの方からです。 本日記載しているテクニカルプライスは上昇した場合のテクニカルプライスを掲載していますが今回の価格は2008年以来となり17年振りの価格となっていますので 相当長く商品相場を取引している方じゃないとリアルにこの価格で取引をしてた方は少なく大半の方が未知の領域の新時代価格で取引をされているので 余計に上に行った時のプライスを知りたいはずなので掲載しております。
    ただ注意しておきたい点もまだあります。6月の白金の特徴です。やはりこれは忘れてはいけない事なのでその対応もしっかり準備しておく必要ありです。 その対応も明確になっていますのでそのあたりは買い方針で今「ウハウハ」の方はそれに酔いしれずしっかり出口戦略も考えておくべき。相場の世界は一瞬にして 天国から地獄にまたその逆の地獄から天国へがありますので!
    そうなると何も武器を持たない材料だけで行動していた投資家の皆さんの動きは不安定になってきます。そうならない為にもテクニカルプライスを前もって知っておく事が大事になります。 そのテクニカルプライスを短期・中期・長期・逆張り・順張りとあらゆる面から提供しているのがこの「マーケットEye」です。このコンテンツはオープンコンテンツになっていますが 会員様(当社のお客様)はすべてのコンテンツが読むことが出来ます。2週間体験はいつでもできますのでこの後に掲載されている申し込み先から申し込みして頂ければと思います。
    情報内容についてのご質問やお問い合わせは下記連絡先からできますのでお気軽にご連絡ください。


    昼の動画もたくさんの方に視聴して頂いていますがそれとは別に会員様向けの動画配信「三猿相場動画」を配信しています。「三猿相場動画」に関しては会員制になっています(会費などはいりません。登録して頂くだけです)
    (三猿相場動画案内ページ)

    ご相談やご質問がある方はお気軽にご連絡ください。
    連絡先 0120-520-307

    情報サイトマーケットEye2週間体験できます

    当社のお客様向けの相場分析サイト「マーケットEye」は過去のバックテストも掲載していますので過去の動きではどのテクニカル指標が相性が良かったのか確認できます。 悪い結果の売買分析コンテンツも掲載しております。昨年のような動きで一番良い指標と一番悪い指標を比較しておくのも今後の為になるかと思います。 お客様にご参考にして頂けるものを常にご提供しております。オンライン取引・対面取引の方すべての方がご利用できます。ページの一番下に体験の申し込みバナーがあります。 ぜひご体験してください。
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    また現在これから金投資を本格的に考えたい方への金の資料を提供中です。お気軽にお申込みください。
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    JPXの金先物価格や白金価格を知らない方がおられ、金の価格は大手貴金属商さんが出しておられる9時半の価格だけなのかと思っておられた方がおられます。 Youtube動画を見られている方の中には金が関係する投資信託だけをやっておられるか方もおられ金の公設市場があると言う事知らない人もおられます。 下記のURLはJPXの先物市場を掲載しているページになります。ご存知でなかった方は一度御覧になってください。

    (日本取引所グループ 先物・オプション価格情報)

    上記クリック後のページの商品先物価格情報(OSE)をクリックすれば金の価格などが掲載されています。
    取引時間 午前8時45分~午後3時45分まで 夜間取引は午後5時から翌朝朝6時まで 
    各相場に対してご相談ある時はお気軽にご連絡ください。きっちりお時間作って対応させて頂きます。

    連絡先 0120-520-307



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    tradingview社のチャートを利用しています。

    執筆者の写真

    監修:安村 武彦

    国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
    大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

    ご注意ください。
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