【疲れた・・・とのお声もGOLD】今日の相場解説 (2025.04.25)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2025-04-25
ページ制作日: 2025-04-25

トウモロコシが飛行機の燃料に!
今朝のニュースで目に留まった「対米関税交渉でトウモロコシ輸入拡大案を検討」という記事から、商品先物市場における穀物相場の重要性、 特に米国市場でのトウモロコシの存在感についても知って頂ければと思います。 国内の穀物相場がやや寂しい状況であるのに対し、実は米国では金や原油と並ぶ主要銘柄なんです。 さて、本題の関税交渉におけるトウモロコシ輸入拡大案では、その用途として次世代航空燃料「SAF」や家畜の飼料への活用が想定されているとのことです。 特に「SAF」は、環境問題が深刻化する中で、航空業界におけるカーボンニュートラル実現への切り札として注目されている次世代の航空燃料です。 航空機からの二酸化炭素排出量削減が急務となる中、「SAF」への期待は高まっています。 トウモロコシの主な用途は家畜の飼料と思われがちですが、このように新たな可能性も広がっていることを知っておいていただければ幸いです。
日々の動きが激しい今のGOLD
本日のタイトルに書いているように最近のお問い合わせとしては「ここ最近の動きに疲れた・・・」とのお声を聞くことが多くなっています。確かにここ最近の動きは上下の動きが非常に
にきついのがその原因。夜にお風呂に入っている間に値位置が一気に変わっていると・・・どう対応していいのか分からないですなどのお声もあります。
それではここ最近の動きを見てみましょう。
金日々の高下価格表
日々の高値から安値を引き算した数字がその日の高下価格として見てください。一番右端に記載されている〇〇〇円がその価格です。
今回掲載しているのは今年になってからの動きしか掲載していませんが過去のデータも当然ストックしておりますがわかりやすいように今年になってからの動きに限定させて頂きました。
今年入り75日間のデータになりますがその期間の一日平均の変動幅は227.4円になります。
それに対して昨日までの3日間が434円・566円・502円となりその期間は前日比で+363円・-597円・+130円となっています。またその間に史上最高値更新もしており出来高も
この3日間は51673枚61817枚57742枚と今年の平均の31414枚よりも多くなっており出来高が増えていると言う事はそれだけ人が動いたと言う事に基本なります。
このような激しい動きをしていることでオンライン取引でデイトレ中心にトレードしている方もいつも以上に動いていたことでしょう。一方でこのような動きをしているので
もうついていけないということでこの動きに参加せずに観客席で見ている方もおられるかと思います。
これだけの動きの中でトレードが逆逆になった方は「もう疲れた・・・」と思っている方が多いのではないでしょうか。金標準の証拠金も1枚65万円まで今週は上がっており
証拠金的にもなかなかなレベルに来ていることもありこれだけの動きをしながら取り組みも大幅に増加しない。そういった意味でこれだけの値幅の動きなので現在儲かっている方でもいつ大きな変動があるのか
分からないと言うことから気が休むことが出来ない。負けている方はさらに負けるのではないかと言う不安心理が強くなっている中でいよいよGWの期間に入ってきます。
ちなみに今年の祝日取引に関して当社は
4月29日 火 昭和の日
5月5日 月 こどもの日
5月6日 火 みどりの日の振替休日
上記3日間全て参加します。
とにかく動きが激しくなっていますので目先の動きに惑わされることなくどの価格帯に注目の価格がいるのか知っておくことで慌てて動くことは裂けることは出来るかと思います。
具体的に注目価格を見ると・・・
金26年2月限1代足

本日から新たに26年4月限が誕生しています。26年4月限は今朝から誕生しているので先限つなぎ足では本来ないギャップがチャート上に出ますので本日は26年2月限の1代足チャートを掲載します。 一代足とはその対象限月のデータだけのチャートになります。
4月22日の15811円から4月24日の15040円までの下げ幅は771円でした。その下げ幅に対しての黄金比率価格は以下のようになります。
- 23.6%戻し 15222円
- 38.2%戻し 15335円
- 50.0%戻し 15426円
- 61.8%戻し 15516円
- 78.6%戻し 15646円
となり2月限の価格で見ますと今日の高値は15545円ですので61.8%戻しは通過していることになります。ちなみに昨日の2月限の高値は15542円でしたので その値段を3円だけオーバーして記載しているこの時間では15483円で動いており62円下げた価格で推移しています。
そして15040円はどの価格に位置していたかと言うとこれは前回の記事で下値の目標価格を掲載していましたのでそちらをご参照ください。

過去分析参照の中で読んで欲しいのは以下の箇所
- 23.6%ダウン 15380円
- 38.2%ダウン 15113円
- 50.0%ダウン 14898円
- 61.8%ダウン 14683円
- 78.6%ダウン 14376円
となります。ここまでの安値15375円は23.6%ダウン価格の15380円と5円違いの価格。23.6%ダウン価格までしか調整が入らずに上昇再開の場合は相当強い相場だと考えることになります。 まだ今日の段階でここで止まったとは言えないので明日の動きが重要になることになります。そのうえで今日の段階で初期シグナルは出ていることから明日も同じような動きになるのであれば 本日よりもさらに買い方針の方の警戒度は高くなることになります。
そういった意味で今日の安値は重要度が高いと考えこの価格を割り込むと38.2%ダウンの15113円を考えることになります。
上記チャートを見ますと9日MAは15250円前後にいますので短期指標割れたら38.2%ダウンが相当意識される展開になると考えておきたい。
と4月23日の記事には書いております。その翌日に38.2%ダウンはとりあえず瞬間であろうがつけ、そこからの今の切り返しと言うことになります。 4月24日の終値は15312円ですので38.2%ダウン価格よりも大幅に上で終了したことになります。
1代足での移動平均線及び一目均衡表で確認しましょう。(一代足でのチャートです)
金26年2月限1代足移動平均線

金26年2月限1代足一目均衡表

どちらとも9日MAや転換線を割れている時間があった。ただし割れての終了は1日のみで即回復している。昨日のローソク氏が上下に長い髭をだしています。その髭の幅が502円となる 訳です。高値と安値を引いた価格。上記で掲載している一覧の昨日の502円ですね。 本日昨日の高値15542円に対してここまでの高値は15545円。安値は昨日の安値15040円に対して15238円。3円だけ高値は昨日の高値をオーバーしていますがこの激しい動きの中の誤差範囲として 本日終わった時点で15542円よりも安い場合は気迷いの「孕み足」になると考えて置くことも必要で完全に回復基調に戻ったとは今の段階ではまだ言えないのも事実。
短期テクニカル指標も近くにいることや日々の上下の変動が大きいと言うことは一撃でその指標価格を割り込むこともあり得ると言う事は忘れないようにしておかないとリスク管理の面からも 危ないと考えます。上に行くためには2月限価格で15545円オーバー4月限15577円オーバーが必要と考えます。
金に関する材料
現在市場で言われているのは欧米勢が手仕舞い売りに対しての中国勢の爆買い。中国勢は一貫して買い続けている模様でそれに対し欧米勢も今後追随するか否かが焦点に。最後に
最近ご相談があった中でJPXの金先物価格を知らない方がおられ、金の価格は大手貴金属商さんが出しておられる9時半の価格だけなのかと思っておられた方がおられました。 Youtube動画を見られている方の中には金が関係する投資信託だけをやっておられるか方もおられ金の公設市場があると言う事知らない人もおられます。 下記のURLはJPXの先物市場を掲載しているページになります。ご存知でなかった方は一度御覧になってください。
(日本取引所グループ 先物・オプション価格情報)
上記クリック後のページの商品先物価格情報(OSE)をクリックすれば金の価格などが掲載されています。
取引時間 午前8時45分~午後3時45分まで 夜間取引は午後5時から翌朝朝6時まで
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Tweet※tradingview社のチャートを利用しています。
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