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今日の相場解説【荒れるGOLD!】今日の相場解説 (2025.04.23)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2025-04-23

ページ制作日: 2025-04-23

今日の相場解説

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コメ輸入拡大に賛否・・・

備蓄米の放出に関する報道から時間が経過しましたが、お米の価格は依然として高止まりしています。そのような状況下で、政府が米国産米の輸入拡大案を検討しているとの報道がありました。 この輸入拡大案は、高騰が続く米価格の安定化につながる可能性があると期待されています。一方で、来たる参議院選挙を控え、自民党の支持基盤であるコメ農家が反発するのではないかという懸念も指摘されています。 政府与党は、参院選対策として、5月からガソリン代の10円引き下げや、7月から9月までの電気・ガス代補助の再開を決定しました。しかし、根本的な農家対策の必要性を指摘する声も上がっています。 また、コシヒカリは日本国内だけでなく、海外でも栽培されており、特にアメリカのカリフォルニア州で広く作られています。カリフォルニア産のコシヒカリは、日本で栽培されるコシヒカリと同等、あるいはそれ以上の品質や食味を持つと評価する意見もあります。 このように、お米の価格安定化策、選挙対策、そして国内外のコシヒカリ栽培の状況など、様々な要素が複雑に絡み合っている状況と言えるでしょう。



昨日記事掲載後 あっという間に次のテクニカルプライス到達

昨日NHKのニュースも今朝の今朝のニュースでもNHKの報道で「金先物価格が史上最高値を更新」とニュースが流れていました。 金現物価格の報道はありますが「金先物価格」と報道が出たのは何か嬉しく思いました。ここ最近では金先物の露出が少なく、金のETFやCFDなどで金の動きを見ている方が多いようで 本家本元の金先物取引が脚光浴びるようになればと思います。
昨日書いていた金の上値のポイント価格ですが記事を掲載した後にあっさりと通過しています。昨日書いていた時点では以下の状況でした。
高値15253円から安値13985円での計算

  • 1.236倍返し 15552円 本日通過
  • 1.382倍返し 15737円
  • 1.5倍返し  15887円
  • 1.618倍返し 16037円
次に13673円・15253円・13985円の価格を利用した計算では
  • E計算値 16833円
  • N計算値 15565円 本日通過
  • V計算値 16521円
NY金価格
NY金 高値3201.6ドル安値2970.4ドルでの計算
  • 1.236倍返し 3256.16ドル 以前に通過
  • 1.382倍返し 3289.92ドル 以前に通過
  • 1.5倍返し  3317.2ドル 以前に通過
  • 1.618倍返し 3344.48ドル 以前に通過
次に2844.1ドル・3201.6ドル・2970.4ドルの価格を利用した計算では
  • E計算値 3559.1ドル
  • N計算値 3327.9ドル 以前に通過
  • V計算値 3432.8ドル 本日通過


現在このコンテンツ内で掲載している上値の注目価格で残っているのは
国内金価格は以下の通りになります。
  • 1.382倍返し 15737円
  • 1.5倍返し  15887円
  • 1.618倍返し 16037円
  • E計算値   16833円
  • V計算値   16521円
NY金は以下の通り
  • E計算値  3559.1ドル

と記載していました。
そして昨日昼からの価格が動きテクニカルプライスに対してどうなったかと言いますと以下の様になった。
  • 1.382倍返し 15737円 昨日通過
  • 1.5倍返し  15887円 昨日高値は15811円
  • 1.618倍返し 16037円
  • E計算値   16833円
  • V計算値   16521円
NY金は以下の通り
  • E計算値  3559.1ドル 昨夜3509.9ドル


15737円を抜けて1.5倍返しの15887円を目指す動きが出て手前で失速した。NY金は3500ドルの大台を瞬間でも付けたことになります。 NY金は上記3559.1ドル以外には3487.4ドルと3521.1ドルがあるのですが3487.4ドルは通過していたことになります。

そして本日ですが価格は下落しております。そうなると安値のポイントに関して計算しないといけない。まずベースとなるチェック項目で見ると
前日高値の15811円に対して今日のここまでの高値は15748円ですので高値は抜けてません
前日安値の15377円に対して今日のここまでの安値は15375円ですので前日安値割れています
今日は陰線で終わる可能性が現段階では高い。
よって本日の動きとしては初期段階の警報が買い方針の方には出ていることになります。

では明日も今日の安値を割れて今日の高値も抜けないとなると注意すべき下値価格は以下のようになります。

国内金(日足)
国内金日足

  • 23.6%ダウン 15380円
  • 38.2%ダウン 15113円
  • 50.0%ダウン 14898円
  • 61.8%ダウン 14683円
  • 78.6%ダウン 14376円

となります。ここまでの安値15375円は23.6%ダウン価格の15380円と5円違いの価格。23.6%ダウン価格までしか調整が入らずに上昇再開の場合は相当強い相場だと考えることになります。 まだ今日の段階でここで止まったとは言えないので明日の動きが重要になることになります。そのうえで今日の段階で初期シグナルは出ていることから明日も同じような動きになるのであれば 本日よりもさらに買い方針の方の警戒度は高くなることになります。
そういった意味で今日の安値は重要度が高いと考えこの価格を割り込むと38.2%ダウンの15113円を考えることになります。
上記チャートを見ますと9日MAは15250円前後にいますので短期指標割れたら38.2%ダウンが相当意識される展開になると考えておきたい


一目均衡表では
国内金一目均衡表(日足)
国内金一目均衡表日足

転換線が15203円にいて基準線は半値押しと同じ14898円となります。9日MAと転換線の位置関係を今後は見ておきたいことになります。
そして国内の価格を考える場合、ここ最近あった下落調整局面の動きとして覚えておきたいトリガーの価格パターンが
直近高値の前の日の安値を割れるパターンが出現するかどうかに注目。
4/22の最高値の前日の安値は15282円です。となりますと15250円~15280円前後が安値の重要ポイントと考えておくことになります。


国内金(日足②)
国内金日足②

当然の事と言えば当然の動きの確認作業となるのですがこれだけの動きをしていると慌てまくりまたは狼狽し冷静に判断ができない。もしくは有頂天になっておりなんでも安ければ買う と言う動きをしてしまう人が多数いるはず。なので余計にこういう時は冷静な判断が出来るメンタルが必要。そのためのテクニカル分析かと思います。
NY金も安値のポイントを確認しておきましょう。


NY金(日足)
NY金日足


  • 23.6%ダウン 3382.6ドル
  • 38.2%ダウン 3303.8ドル
  • 50.0%ダウン 3240.1ドル
  • 61.8%ダウン 3176.5ドル
  • 78.6%ダウン 3085.9ドル

昨夜の安値は3379.1ドルでした。23.6%ダウン3382.6ドル界隈で踏ん張り3419.4ドルで終了。NY金も国内同様に23.6%ダウン価格で止まっていることになる。 海外も同じような位置であると言う事です。9日MAは3276.4ドルが昨夜の位置。一目均衡表は基準線3240.1ドル転換線3246.6ドルですので23.6%ダウンレベルを割れて 来ると昨夜の価格から見るとそれなりの幅があることは理解しておきたい。それだけまだブレる可能性があると考えておきたい。

再度掲載しておきます!昨日も下記件でのお問い合わせがありましたので!上記掲載しているチャートで再度チェックしておいてください。


RSI逆行現象(ダイバージェンス)とは

逆行現象(ダイバージェンス)は、価格の動きとテクニカル指標が異なる方向に動く現象のことを指します。 具体的には、価格が新高値をつけているときにRSIが下落している、またはその逆の状況を指します。これは市場のトレンドに疑問符を投げかける一つのサインとなり、価格の反転や大きな動きの前触れと解釈されることがあります。


逆行現象(ダイバージェンス)には主に2種類あります。

  • 強気ダイバージェンス
  • 価格は下落しているのに、RSIなどの指標は上昇している状態。トレンド終焉の可能性と、潜在的な上昇トレンドへの転換を示唆します。

  • 弱気ダイバージェンス
  • 価格は上昇しているのに、RSIなどの指標は下降している状態。トレンド継続性の弱体化と、潜在的な下降トレンドへの転換を示唆します。



このように逆行現象(ダイバージェンス)は、トレンドの勢いが衰えてきたときによく観察されます。この現象は、価格のトレンドが続いているものの、上昇または下落の速度が遅れるためにRSIが低下する状況で発生します。その結果、価格とRSIが逆方向に動くという逆行現象が現れます。

逆行現象の出現は、市場の勢いが失われつつあることを示しています。この現象は、トレンドの反転を予兆する可能性がありますが、一方で、勢いの減速が一時的なものである場合、トレンドは再び力をつけて継続する可能性もあります。そのため、逆行現象の信号は必ずしも確実なものではなく、「ダマシ」になることもあるのです。

トレンドは継続しつつも、勢いが弱まってきた時に逆行現象(ダイバージェンス)は起こりやすい。ただし「騙し」もある



昨日書いていた取り組みと出来高は下記の数字になりました。。
国内金出来高・取組
国内金取組


どう見たらよいのかは昨日の記事を再度読んでおいてください。昨日だけで10%取り組みが減少したことをどう考えるかですね。


金に関する材料

足元の金相場は急ピッチな値上がりを続けていますが、過熱感は非常に強く、ポジション調整が入るだけでも100ドルを超える急落リスクを内包しています。 特に、金ETFを通じた短期投機資金の流入が活発なため、今後は上昇と下落の両方向で値動きが激しくなる可能性があります。 22日には、「SPDR GOLD SHARES」の投資残高が11.47トン減少しました。 年初から4月18日までに金ETF市場全体で323トンもの金需要が発生し、これが金相場高騰の大きな要因となりました。 今後の焦点は、この金ETF残高が引き続き増加するのか、それとも短期筋の利益確定売りやヘッジ解消が進むのかという点が注目されます。
最後に
1時間で100円以上の値動きをしている時間帯も普通にあるような鉄火場のような状況。ドル円も簡単に2円前後動くような相場になっています。 この動きについていけないと思っている方のお声も聞きます。しかしこのような動きに対応するには何度も書いていますがいかに冷静に相場を見れるかだと思います。 そのためのテクニカル指標です。
昨日は売り方針で苦戦している方のご相談の電話も多かったです。ご相談ある時はお気軽にご連絡ください。きっちりお時間作って対応させて頂きます。
連絡先 0120-520-307

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執筆者の写真

監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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