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今日の相場解説【ドル円注目価格で止まったが・・・】今日の相場解説 (2025.04.24)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2025-04-24

ページ制作日: 2025-04-24

今日の相場解説

過去の分析はこちら 過去の分析はこちら

卑弥呼のペットか?

古代のロマンの話です。古墳時代の犬の復元模型完成のニュース、本当にロマンがありますね!1800年も前のワンちゃんが、纒向遺跡という卑弥呼様の王宮かもしれない場所から見つかったなんて、想像が膨らみます。 ニュース記事のお写真で、現代の柴犬とは少し違うお顔立ちをされている点、私も興味深く拝見しました。140点以上もの骨が見つかったからこそ、5年もの歳月をかけて詳細な復元が可能になったのですね。3Dプリンターで骨のレプリカを作り、粘土で肉付けしていくという手法も素晴らしいです。 そして、この復元された若いメスのワンちゃんが、古墳時代前期に中国大陸からやってきた可能性があるというのも驚きです。もし纒向遺跡が本当に卑弥呼様の王宮だったなら、このワンちゃんが卑弥呼様の愛しいペットだったかもしれない…。考えるだけでワクワクしますね! 桜井市の埋蔵文化財センターでの展示は23日からなのですね。愛称募集も6月30日までとのこと、ぜひ足を運んで、そして素敵な愛称を考えて応募してみたくなります。


ドル円の注目価格としていた139.56円&139.26円

先日来ドル円に関しては上記価格を注目価格として掲載してきました。
139.56円と139.26円です。
この価格は
2024年9月の安値の139.56円
そしてフィボナッチ38.2%押し(102.58円 → 161.94円)の139.26円
の2つの価格を指しています。
4月22日に139.87円まで円高は進みそこでストップして今現在は143.2円で推移しています。注目価格の手前で止まり反発している事は市場関係者がやはりこの価格帯に対して意識 していたことが分かります。それではここで一旦止まった円高の動きですが今後のポイントを考えて見たいと思います。

ドル円(日足)
ドル円日足

まず確認するのは9日MAをオーバーしてきた点。MAの傾きはまだ緩やかな右肩下がり。RSIは30ポイント割れからの回復状況ですが本日記事を書いている時点では右肩下がりに。 一目均衡表では転換線をオーバーしています。安値更新止まり前日高値をオーバーしてきていることも含めて反発(円安)の兆しは出ていますが突破しないといけない水準があります。
そのチェックをしていきましょう。2つの地点から見ていきます。まずは今年の一番の円安水準だった1月10日の158.87円からの計算

  • 23.6%戻し 144.35円
  • 38.2%戻し 147.13円
  • 50.0%戻し 149.37円
  • 61.8%戻し 151.61円
  • 78.6%戻し 154.80円


2つ目の価格は3月末に戻った3月28日の151.2円からの計算です。
  • 23.6%戻し 142.54円
  • 38.2%戻し 144.20円
  • 50.0%戻し 145.54円
  • 61.8%戻し 146.87円
  • 78.6%戻し 148.78円

そして現在戻した価格は143.57円までが円安で戻した価格となります。このレベルは1月の水準からの23.6%戻し手前なのと3月の円安水準からの38.2%戻しの手前となります。 弱い相場は38.2%戻しまでも到達しない。さらに弱い相場となると23.6%戻しまで到達しないことになる。これで考えると今後の重要ポイント価格は次の価格に設定しておきたい。
それは
144.35円と144.20円です。
奇しくも中長期期間の23.6%戻し144.35円と短期の38.2%戻し144.20円が被っていることからここを最重要価格に設定しておきここを撃破してきたら円高のトレンドに変化が起きていると考えることになる。

ドル円中期(日足)
ドル円中期日足

1年前からの期間で見ますと昨年9月のレベルからの切り返しパターンが今後起きるのかどうかと言う点ですがやはり過去の動きを参考にすべきかと思います。 どの時点をオーバーしてから加速しているのか・・・そのあたりをまずは探るべきかと思います。そのうえで一つのポイントしてあげたのが上記のテクニカルプライス
144.35円と144.20円です。
そしてトレンドラインの突破の有無。
そして4月9日の148.27円。この価格は昨年の8/15の149.38円に該当する価格。またこのレベルは1月の水準からの半値戻しレベルになるのでW抵抗価格にいますのでここを撃破するか どうかはやはり重要と考えることが出来ます。
それでは再度確認しておきましょう。
今年の1月からの円高の局面で3/11に146.53円を付けて3/28に151.2円まで戻すのですがこの位置はジャスト38.2%戻しです。

ドル円黄金比率(日足)
ドル円黄金比率日足

38.2%戻し151.24円対して151.2円で止まって円高再開の動きでした。
よって今回の重要価格の意味もご理解して頂けるのではないでしょうか。このレベルを抜ければ148.27円や149.37円を目指す動きとして考えておきたい。
そして今回も38.2%戻しで止まった場合は・・・前回も書いていますように
127.21円と126.56円と125.26円
この3つの価格を目指す動きと考えておきたい。4月21日の記事を参照してください。 過去の分析はこちら(※過去分析参照)過去の分析はこちら

為替に関する材料


トランプ米大統領が現状145%となっている対中関税の大幅引き下げの可能性に言及し、米中関係改善への期待が広がったことや、 本日予定されている日米財務相会合を前にベッセント米財務長官が具体的な通貨目標を示すつもりないとコメントしたことなどがドル買い円売りを誘った。 円高のきっかけとなったトランプ大統領によるパウエル米FRB議長の解任要求について、大統領はいったん否定したものの、今朝は 議長に強い不満を示すなどの動きが見られ、引き続き不安定な状況。 日米財務相会合や昨日から開かれているG20財務相・中央銀行総裁会議の動向待ちの模様です。 加藤財務相とベッセント米財務長官の会談が予定されている。為替について具体的な目標などは示されない見込みとなっているが、何らかのドル安圧力を含め、貿易不 均衡是正に向けた動きが示される可能性があると見られている。
市場はトランプ関税などをめぐってどのような発言が出てくるのかビクビク?しながらの対応でまた各国中銀関係者発言にも注目しないといけない展開です。


最後に
本日も為替の動きもですがGOLDは強烈な動き方をしております。ここにきて日々の高低差のアベレージも一時は183円(その日の高値-安値の変動幅)まで落ちましたが 現在198円まで変動幅が大きくなってきています。それだけ激しいこともあり金標準取引の証拠金も65万円になっています。引き続き荒い動きですのでご注意ください。
昨日や一昨日は売り方針で苦戦している方のご相談の電話も引き続き多かったです。買いで困っているという相談はほとんどありません。買い方はじっくり見ているようですね。 ご相談ある時はお気軽にご連絡ください。きっちりお時間作って対応させて頂きます。
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執筆者の写真

監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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