【ゴールド急落!重要ラインを割り込み下値模索へ】今日の相場解説 (2025.03.11)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2025-03-11
ページ制作日: 2025-03-11

東日本大震災から14年が経ちました
あの日の翌日には東京と沖縄でセミナーを開催予定でしたが、東京でのセミナーは中止となり、講師が前日入りしていた沖縄のセミナーのみ開催となりました。
復興庁の発表によると、現在も全国で2万7,615人(2月1日現在)の方が避難生活を続けているとのことですが、実際にはもっと多くの方が影響を受けているのではないかと感じています。
東日本大震災では、マグニチュード9.0、最大震度7を記録し、未曾有の被害をもたらしました。そして、今年3月に入っても、気象庁のデータを見ると一部の地域で群発地震が発生しています。南海トラフ地震を含め、今後の地震リスクを考えると、「いざという時」の備えを改めて見直すことが重要だと感じています。
本日はゴールドです。
本日はお問い合わせやご相談が多く寄せられている「ゴールド」です。
先日の記事で、GOLDに関して以下の点が重要であるとお伝えしました。
【注目すべきテクニカルポイント!「テクニカルプライスの大渋滞」】
- 12月6日(安値12688円)と2月13日(高値14522円)の38.2%戻し:13,821円
- 3月3日安値:13,820円
- 2024年10月30日の高値:13,819円
- 52日移動平均線:13,818円
これらの水準が ほぼ同じ価格帯に集中 しており、多くの投資家が意識する重要なサポートゾーンとなっています。
今後のシナリオ
- この水準で反発する場合 → 強力なサポートとして機能し、再び上昇トレンドに戻る可能性が高まる。
- この水準を割り込む場合 → 買い方の投げ売りが加速 し、大きな下落につながるリスクが高まる。
このラインを死守できるかどうか、今後の値動きに大注目でしたが、
――ついに割れました。
昨夜の夕方の時点で、重要なテクニカルプライスを割り込むと下げが加速すると予想されていましたが、実際に夜間取引で13,743円まで下落しました。
日中取引が始まると、13,710円からのスタートとなり、夜間の安値を下回る展開に。その後、安値は「13,673円」まで下げ、一時「前日比250円安」の場面も見られました。
テクニカルプライスの「渋滞価格」を下抜けたことで、今後の下値の動きが注目されます。以前に掲載した2024年の金価格における調整幅について、改めて確認しておきましょう。
2024年のゴールドの調整幅・日数
(※高値をつけた翌日から安値をつけた日までの営業日数・祝日を除く)
- 最大の下落幅:1,875円(7/17~8/6)
- 最小の下落幅:541円(8/19~9/9)
- 下落幅の平均:872円
- 調整期間の最長:15営業日(2回)
- 調整期間の最短:3営業日(2回)
- 調整期間の平均:9営業日
上記は昨年の値動きから算出したデータです。
日柄について2/13の高値から本日で17営業日目となり、昨年の最長調整期間である15営業日を超過しています。
価格について- 14522円から最大下落幅の1,875円を引いた場合、12,647円が目安。
- 平均下落幅の872円を引いた場合、13,650円となり、本日の安値13,673円はこの水準に近い価格となっています。
ただし、必ずしも平均的な下落幅で止まるとは限らないことは、このコンテンツを読まれている皆さんもご承知のはずです。今後の値動きを慎重に見極めることが重要となります。
金標準先物(日足)
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本日のポイントは、価格が52日移動平均線(MA)を割り込んでいることです。 52日MAを下回ったのは昨年12月以来であり、その際は7営業日後に52日MAと9日MAを上回り、上昇につながる展開となりました。 現在、9日MAと26日MAのデッドクロスが発生し、価格がその水準に接近した形でのクロスとなったため、"騙し"もなく順調に下落しています。 今後の焦点は、52日MAと9日MAのデッドクロスが起きるかどうかです。前回、昨年12月の際にも同様のクロスが発生し、その後一旦下落したものの、下ヒゲを2本連続で形成した後に相場が反転しました。 明日以降の動きとしては、前回の値動きを参考にしながら、冷静に対応することが重要になりそうです。
金標準先物(日足)
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前回とは異なり、このまま下げ基調が継続した場合、注目すべき下値価格を確認しておきましょう。
8/6安値(10,804円)~2/13高値(14,522円)を基にしたフィボナッチ・リトレースメント
- 38.2%下落:13,102円
- 50.0%下落:12,663円
- 61.8%下落:12,224円
12/6安値(12,688円)~2/13高値(14,522円)を基にしたフィボナッチ・リトレースメント
- 50.0%下落:13,605円
- 61.8%下落:13,389円
現在の安値を考慮すると、最も近いのは「13,650円」と「13,605円」であり、ここが直近のサポートとなるか注目されます。今後の値動き次第では、さらに下値の目安として13,389円や13,102円といった水準も意識される展開となるでしょう。
金標準先物(日足)
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一目均衡表の値幅計算による目標価格
高値 14,522円、安値 13,820円、戻り高値 14,166円 で計算すると、以下のターゲットが導き出されます。
- E計算値:13,118円
- N計算値:13,464円
- V計算値:13,474円
今後の注目ポイント
現在の下落が続き、13,605円を割れると、次のターゲットは13,464円と13,474円になります。さらにこの水準を下抜けると、13,389円が目標価格として意識されます。
一目均衡表の状況
本日の値動きでは、一目均衡表の雲の上限価格 13,697円まで下落しました。本日の安値 13,673円は、雲の内部に入ったことを意味します。
今後の雲の上限価格は以下の通りです。
- 3月12日(水):13,729円
- 3月13日(木):13,784円
- 3月14日(金):13,805円
- 3月17日(月):13,805円
- 3月18日(火):13,805円
- 3月19日(水):13,835円
これらの水準がサポートとして機能するかどうかが、今後の相場展開の鍵となります。雲の上限を維持できるか、それとも下抜けるかが重要なポイントとなりそうです。
NY金価格
NY金(日足)
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NY金は、9日MAと26日MAが「デッドクロス」を形成しました。
ここ最近、下ヒゲで耐えていた水準を割り込んでおり、2月28日の安値を下抜けると、さらに形状は悪化します。
今夜、即座に切り返せるかどうかが注目ポイントとなります。
本日のまとめ
昨年の国内金価格の上昇は、円安・NY金高の「二馬力」での上昇が支えていました。
その逆の動きが起きても、特段不思議ではありません。
これまで、安値で買っておけば下げても辛抱すれば戻るという相場に慣れていた方も多いですが、
トレンドが下げに転じた場合は、それに素直に従うのが基本です。
思い込みは禁物です。
現在の相場が下げトレンドなのか、上げトレンドなのかを客観的に判断することが重要です。
また、どのポイントを超えればトレンド転換となるのかも事前に把握しておきましょう。
冷静な分析と柔軟な対応が、相場での成功につながります。
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