【白金相場の攻防と注目ライン】今日の相場解説 (2025.01.24)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2025-01-24
ページ制作日: 2025-01-24

嫌な事件が続きますが…
今朝、岐阜で通り魔事件が発生しました。先日の長野駅前での事件も記憶に新しく、このような嫌な事件が立て続けに起こる状況に不安を感じます。 こうした事件は時折連続して発生する傾向があり、警戒したくても完全に防ぐことは難しいものです。特に毎日通勤されている方々にとっては大きな心配事でしょうし、小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では、なおさら不安を抱えておられることと思います。 普段、何事もなく安心して過ごせていることが、どれほど貴重で大切なことなのか、改めて実感させられる出来事です。
今日の解説は「白金」です。
本日は白金についてです。
(前回掲載したチャートです)
前回の白金チャート(日足)
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前回の記事では、白金標準先物の日足チャートにおいて、Cラインがサポートラインとして機能している状況を取り上げ、このラインを守れるかどうかが今後の動向を大きく左右する可能性があると指摘しました。
さらに、Cラインを下回る場合には、次の注目点として2024年12月9日の安値である4,483円を維持できるかどうかが重要なポイントになると記載しました。
その結果ですが…
白金チャート(日足)
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17日の記事以降、20日と21日にCラインに接触する場面が見られましたが、踏ん張る形で推移しています。
このため、Cラインをめぐる攻防はまだ継続中であり、BラインとCラインが交わる「頂点」まであと12~13営業日程度と考えられます。本日1月24日から計算すると、該当日は2月11日(火・祝日取引)または2月12日(水)となります。
もちろん、このタイミングを前に上下どちらかに動きが出る可能性もあるため、引き続きCラインとBラインの位置には注意が必要です。
上値の注目価格
- 昨年6月14日の4,779円
- 昨年11月21日の4,867円
- 今年1月9日の4,847円
下値の注目価格
- 昨年12月9日の安値4,483円(重要なサポートライン)
- 昨年10月1日の4,468円
現状は、金の動きと比較すると方向感がはっきりせず、フラストレーションを感じる展開かもしれません。しかし、水面下では取組高が増加しており、昨年7月中旬から8月初頭のレベルにまで回復しています。
特に、今年に入ってからの13営業日のうち取組高が減少した日はわずか2日しかありません。この揉み合いの状況から上下どちらかに大きく動き出す可能性があり、仕込みを進めている投資家も多いと見られます。
今後の動きに備え、引き続き注目価格とラインを意識しながら慎重に相場を見守りましょう。
また、取組高増加の背景としてもう一つ考えられるのは、白金と金の価格差を狙った取引を行っている投資家がいる可能性です。金価格が高水準で推移している中、白金との価格差を利用した裁定取引が行われている可能性もあり、これが取組高の増加に寄与していると考えられます。
ゴールドとプラチナの価格差
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クレジットカードには、「ブラックカード」、「プラチナカード」、「ゴールドカード」などの種類がありますが、一般的には「ブラックカード」が最も格上とされ、その次に「プラチナカード」、そして「ゴールドカード」という順序になります。
多くの方が「プラチナカード」の方が「ゴールドカード」よりもサービスが充実しているというイメージを持っているでしょう。
これは、過去にプラチナがゴールドよりも希少性が高く、価格も高かった時期があったことに由来しています。
白金-金(価格差)
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今年に入り、白金と金の価格差(白金-金)のマイナス幅がさらに拡大し、史上最高のマイナス幅に達しています。もともと、白金は金よりも高価であったことから、一般的に「プラチナ」>「ゴールド」というイメージが広がっていました。
しかし、2015年1月に金の価格が白金の価格を上回って以降、この価格差は拡大の一途をたどり、現在ではその差が歴史的な水準に達しています。
この価格差を見て、「これ以上は価格差が拡大しない」と判断する投資家の中には、金売り・白金買いのポジションを取る動きも見られます。しかし、チャートをご覧いただければわかる通り、この戦略は現在のところ大きなマイナスを生む結果となっています。
日経平均株価(日足)
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現在の日経平均株価も、白金相場と同様にレンジ相場の中で推移しています。
本日も一時4万円を超える高値を付けたものの、終値では39,931円まで下落して取引を終えました。昨年から続くレンジ相場の様相が続いていますが、特に注目すべきは昨年7月から8月にかけての大きな変動です。
過去の動きを見ると、レンジ相場からの放れが発生した場合、その後の値動きは非常に強烈になる傾向があります。さらに、その動きが一巡した後、再びレンジ内に戻る際のスピードも極めて速いことが特徴的です。
今年も、何かのきっかけで同様の動きが起こる可能性を考慮しておく必要があります。
レンジ相場内での逆張り戦略が有効に機能しているときは油断しがちですが、こうした相場では必ずストップオーダーを設定することを忘れてはなりません。予期しない急変動に対応できるようにしておくことが、リスク管理の観点から非常に重要です。
本日のトランプ大統領発言
トランプ大統領から、本日も様々な注目発言がありました。主な内容は以下の通りです。
- 原油価格が下がった場合は、FRBに利下げを要請する
- サウジ皇太子に1兆ドルの投資を要請
- OPECに原油価格引き下げを要請へ
- 法人税減税計画を改めて表明
- 米債務消滅を望む。急速に実現へ
- できれば対中関税賦課したくない
- ウクライナ戦争終結のためプーチン大統領と近いうちに会談
- ウクライナ侵攻、ロシア対応しなければ高関税
- ロシアと中国の非核化を望む
- 仮想通貨の戦略的国家準備金に関する大統領令に署名
- 米国を人工知能(AI)の世界首都にすることを目指す大統領令に署名
トランプ大統領は日々市場に影響を与える発言を行っていますが、市場の反応は一様ではありません。塩対応とも言える無反応な場面もあれば、発言に過剰に反応するケースもあります。そのため、これらの発言が今後の価格にどのような影響を与えるかを注視する必要があります。
最後に、昨日の金の記事でも触れたSPDRゴールドETFの現物保有高についてですが、前日比5.17トン減の864.19トンとなっています。
一方、国内の取り組みについては、昨日90枚増加し40,313枚となり、節目とされる4万枚割れは回避されました。
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Tweet※tradingview社のチャートを利用しています。
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