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今日の相場解説【2025年の金相場スタート:注目のテクニカルプライス】今日の相場解説 (2025.01.06)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2025-03-06

ページ制作日: 2025-01-06

今日の相場解説

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あけましておめでとうございます。

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆さま、年末年始はいかがお過ごしでしたか?各地では多くの人々でにぎわい、活気にあふれていましたね。
私個人としては、年末の紅白歌合戦でのB'zのサプライズパフォーマンスが一番印象的で、思わず鳥肌が立ちました。


新年の最初の銘柄は「金」です。

相場も荒い動きとなりました。特にGOLDに関しては、年末年始の祝日取引の中で高値と安値の差が「358円」と大きな値動きが見られました。この値幅は、昨年11月26日の高低差436円以来の動きです(この日は前日比266円安となりました)。
それでは、新年最初に取り上げる銘柄として、この金相場の動きについて詳しく見ていきたいと思います。


金標準先物(10分足)チャート
金標準先物(10分足)チャート


細かく見てみると、高値13,539円は2025年1月3日の13:26に記録されています。一方、安値13,181円は2024年12月31日の0:34に記録されました。30日の終値は13,378円でしたので、12月31日の13,181円の時点では前日比197円安となります。 その後、この13,181円から価格は反発し、1月3日には13,539円まで上昇しました。この13,539円は、30日の終値13,378円から161円高の位置にあります。

時系列で見ると、先に「安値13,181円」を記録しているため、この価格がどの位置まで下げていたのかを確認してみましょう。


金標準先物(日足)チャート
金標準先物(日足)チャート


12月19日の安値12,886円から12月27日の高値13,496円を基準に見ると、13,181円は半値押し(13,191円)に対して10円下の位置で止まったことになります。 また、12月6日の安値12,688円から12月27日の高値13,496円の上昇幅を基準にすると、38.2%押しが13,187円となり、13,181円はその水準からわずか6円差の位置にあります。

これらのことから、13,181円は非常に重要な価格帯で反発したと言えます。さらに、「52日移動平均線(13,204円)」も意識されていた可能性が高いでしょう。


金標準先物(日足)チャート
金標準先物(日足)チャート


また、一目均衡表では、「転換線13,212円」「雲の上限線13,220円」が意識されていることがわかります。 そのため、30日22:30につけた13,372円から31日0:34までの約2時間で191円下落した際も、事前にこれらのテクニカルプライスを確認していれば、慌てず冷静に対応できたかもしれません。

さらに、この祝日取引期間中の出来高は27,006枚となっており、正月期間の取引としては比較的多い商いでした。 高値は1月3日の13:26に13,539円を記録しましたが、11月25日の高値13,560円には届かず、その後失速しています。
また、10月31日の高値13,819円から12月6日の安値12,688円までの下げ幅に対する76.4%戻しは13,552円であり、13,539円はこの水準の13円手前で反落したことになります。ちなみに、61.8%戻しは13,387円でした。


金標準先物(日足)チャート
金標準先物(日足)チャート


ボリンジャーバンドで見ると、「+2シグマバンド(13,595円)」には届いておらず、安値も中心バンドには未到達の状態です。 +2シグマバンドにタッチするには、11月25日の高値13,560円を上回る動きが必要であるため、もし近日中に+2シグマバンドにタッチするような状況が発生した場合、上昇トレンドがさらに加速している可能性が考えられます。


ここまでの話をまとめると、この年末年始に記録された安値と高値は、いずれも非常に重要なテクニカルプライスで止まっていることがわかります。 今週の動きとして、この上下の価格帯をどちらにブレイクするかが、1月全体の動きを大きく左右する可能性が高いと言えます。

また、各テクニカルチャートの形状も重要な局面を示しており、今週の動きには特に注意が必要です。 日柄的には、7日(火曜日)と10日(金曜日)が重要なタイミングとなる可能性があるため、これらの日付にも注目していきましょう。


ボリンジャーバンドとは ボリンジャーバンドの詳細はこちら


年末年始の材料

年末年始の間に市場で注目された材料として、以下の出来事が挙げられます。

  • ラスベガスでのテスラ車爆発
  • 1日、ラスベガスにあるトランプ・ホテルの外で、テスラの「サイバートラック」が爆発する事故が発生しました。このニュースを受け、一部では不安心理から金が買われました。

  • ニューオーリンズでの車両突入事件
  • ニューオーリンズの繁華街で車が群衆に突っ込み、多数の死傷者が出る悲惨な事件が発生しました。この出来事や、トランプ政権の再始動に伴い、今後テロを連想させる事件が増えるのではないかという懸念が広がり、これも金買いの要因となりました。

  • ガザ地区の停戦交渉の難航
  • パレスチナ自治区ガザの停戦と人質解放を巡るイスラエルとイスラム組織ハマス間の間接交渉が、仲介国カタールの首都ドーハで再開されましたが、双方の溝が埋まらず交渉は難航しています。この不安定な状況も市場の注目を集めました。

一方で、経済指標にも注目が集まりました。
12月の米ISM製造業景気指数は49.3と、11月の48.4から上昇し、9カ月ぶりの高水準を記録しました。この結果を受けて米国債の利回りが上昇し、金価格の上値を抑える要因となっています。


ドル建て金価格(日足)チャート
ドル建て金価格(日足)チャート


ドル建ての金価格は、現在三角保ち合いの中で攻防が続いています。 週末には高値で52日移動平均線(2675.7ドル)を一時的に上回る時間帯もありましたが、最終的には陰線で引けており、上値を突き抜けることはできませんでした。

また、3つの移動平均線(短期・中期・長期)が非常に近い位置に集中しており、一目均衡表でも今月は薄い雲との攻防が見られる状況です。 今後、価格の振れ幅が大きくなる可能性があるため、ドル建て金価格の動きには十分な注意が必要です。


ドル円(日足)チャート
ドル円(日足)チャート


ドル円もご覧の通り、現在は放れ待ちの状況となっています。
上下2円のレンジ内でエネルギーを蓄えている状態が続いており、次の動きが注目されます。

特に、直近のレンジ相場の上限(158円付近)を上抜けた場合、2024年7月の高値161.95円を一気に目指す展開になる可能性があります。一方で、レンジ下限を割り込むと、さらなる下落につながるリスクも考えられます。 また、重要な経済指標やイベントがドル円の方向性を決定づける可能性が高いため、最新の情報を注視することが重要です。以下は、今後の注目すべきスケジュールです。

  • 1月10日 米国・雇用統計
  • 1月15日 米国・消費者物価指数(CPI)
  • 1月16日 米国・小売売上高
  • 1月20日 トランプ大統領 就任式

これらのイベントを通じて、ドル円がレンジをブレイクする可能性が高まると予想されます。特に、米国の経済指標は為替市場に大きな影響を与えるため、結果をしっかりと確認して対応することが求められます。



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tradingview社のチャートを利用しています。

執筆者の写真

監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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