【師走の金相場:重要日柄と注目価格を読み解く】今日の相場解説 (2024.12.02)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2025-03-06
ページ制作日: 2024-12-02

金相場の焦点
師走に入りました。今年の大納会は12月30日(月)ですが、実際の取引は翌31日午前6時の夜間取引終了まで続きます。
そのため、31日の朝6時までは取引が可能です。かつては官公庁と同じく、午前中の前場のみで取引が終了し、その後は食事を楽しむのが恒例でしたが、今ではそれも懐かしい思い出となりました。
12月はアノマリー的に注目すべき銘柄が多く、さらに気にされる方が多い「水星逆行期間」が月半ばの16日まで続きます。この期間の動きも注目ポイントの一つです。
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本日の注目銘柄は、11月18日の安値12,750円を割り込み、12,741円まで下落したGOLDについてです。
チャートを見ると、52日移動平均線(MA)が現在12,893円に対し、現時点で12,752円と100円以上割り込んでいます。
RSIは40.75ポイントを示しており、今年の動きでRSIが40ポイントを割り込んだのは7月から9月の一部の期間のみです。直近では、9月9日の38.22ポイントが最後の割れであり、この日は8月6日の安値から戻した後の最安値となる11,421円を記録した日でもあります。
特に注目すべきは、今日の価格が11月18日の「12,750円」を割り込んだ点です。この動きをどのように捉えるかが、今後の焦点となるでしょう。
買い目線での見方
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明日以降、反発し12,750円と12,741円で「W底」を形成する可能性について考えてみます。その場合、以下のポイントが重要になります。
- 本日の安値(12,741円)を割らないこと まず、明日以降、本日の安値を下回らずに推移することが必要条件です。
- 52日移動平均線(12,893円)を即座に回復すること 本日の終値時点で52日移動平均線を回復できるかどうかが、大きなポイントです。52日移動平均線を明確に上回れば、下値を支えられる形になるでしょう。
- フィボナッチ0.236(12,934円)を超えること フィボナッチ分析から見ても、12,934円は最初の壁となります。この水準を突破することで、さらなる上昇余地が生まれる可能性があります。
- 本日の高値(12,947円)を上抜けること 明日、本日の高値を超えることが、上昇トレンドへの最初のサインとなります。
最初に戦う相手は、「52日移動平均線(12,893円)」です。この水準を上回ることで、反発の基盤が整うと考えられます。明日以降の値動きに注目していきましょう。
売り目線での見方
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52日移動平均線や重要な安値12,750円を割り込んだことで、10月31日の高値を起点とした下降トレンドが継続していると判断し、7月の下落時のような動きが再び来る可能性を想定し、売り玉を追加する戦略を立てます。
目標価格
- 12,620円:9月9日の安値11,421円から上昇した幅の50%押し水準。
- 12,667円:8月6日の安値10,804円から上昇した幅の38.2%押し水準。
過去の例では、8月6日の安値(10,804円)が昨年10月6日の安値から今年7月の高値までの上昇幅の38.2%押し水準付近で止まっています。
このため、今回の下落局面でも、12,667円付近は下げの一つの目処として意識される可能性があります。
また、7月の「高値12,679円(7月17日)」は、多くの投資家にとって記憶に残る価格帯です。この価格が目標価格12,667円付近とほぼ一致しており、さらなる下落の一つのターゲットとして機能する可能性があります。
仕掛けのポイント
本日の安値12,741円を下回ることが条件になります。この水準を割り込むと、さらなる下落が加速する可能性があります。そのため、12,741円割れに対して仕掛けの売りオーダーを準備します。 仕掛けを行う際には、12,741円を割り込んだ後の動きが急激になる可能性を考慮し、オーダーを迅速に実行する必要があります。
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12,667円が注目価格になっていますが、それよりもさらに下値となる黄金比率で計算される下値ターゲットです。
- 12,337円:9月9日の安値11,421円から上昇した幅の61.8%押し水準。
- 12,312円:8月6日の安値10,804円から上昇した幅の50%押し水準。
- 11,956円:8月6日の安値10,804円から上昇した幅の61.8%押し水準。
- 11,934円:9月9日の安値11,421円から上昇した幅の78.6%押し水準。
一目均衡表の値幅観測では、下記のテクニカルプライスが算出されます。
- E計算値 11,681円
- N計算値 12,491円
- V計算値 11,940円
11,956円、11,940円、11,934円の価格帯は、いずれも8月に上値の抵抗帯として意識された水準であり、注目すべき価格帯です。
これらの価格はテクニカル分析において重要な指標となるため、過去の抵抗帯と一致していることからも、投資家に意識されやすいポイントであると言えます。
現在の価格(約12,750円)と比較すると、これらの水準はおよそ800円ほど下に位置しており、一見すると到達は難しいように思われるかもしれません。
しかし、急激な下落局面やトレンドの変化が起きた際には、最終的なサポートゾーンとして機能する可能性があります。
これらの価格帯は現在の状況から遠い位置にあるものの、テクニカルプライスとして頭の片隅に記憶しておいていただければとおもいます。
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今週の一目均衡表の雲の上限価格については、以下の水準が設定されています。
- 12月2日(月):12,865円
- 12月3日(火):12,893円
- 12月4日(水):12,983円
- 12月5日(木):13,128円
- 12月6日(金):13,202円
本日(12月2日)は雲の中に突入し、終了しました。この状況から、今週の動きにおいて特に注目すべきは、雲の中に留まるのか、それとも雲の上限価格を再度超えていけるかという点です。
雲の上限価格の動きを見ると、今週は非常に急な角度で上昇しています。このため、価格が雲に沿って上昇する場合、大きな上昇幅が必要となります。一方で、雲の中に留まり続ける場合、上昇の勢いが失われる可能性が高まります。
特に、週後半に向けて雲の上限価格が急上昇する中で、これを超えるには相場の強い動きが求められます。そのため、短期的な上昇トレンドに入るには、雲の上限価格を明確に超える動きが必要です。
このように、今週の相場では雲の動きと上限価格の推移に注目し、トレンドの転換点となる可能性を見極める必要があります。

今日の相場解説
先月の記事で金の重要日柄として挙げた11月29日ですが、その前後2営業日の誤差を考慮すると、注目すべき期間は明日までとなります。
本日は「金の通常注意日」とされ、会員向けコンテンツ「今日のつぶやき」でも毎日掲載しているように、九星術では本日が重要日、そして明日が変化注意日で天底になる可能性が示唆されています。
このため、本日の安値や明日の動きには特に注目が集まります。
例えば、明日の相場が12,681円~12,667円の価格帯で安値をつけて止まる場合、非常に重要な日として記録される可能性があります。
これらの価格帯は、フィボナッチリトレースメントや過去の重要価格と一致するため、テクニカル的にも強いサポートが期待されるゾーンです。
さらに、中長期的な視点で見ても、現在のGOLDは大きな転換点を迎える可能性があり、12月のアノマリーを考慮する場合、直近の高値である12,947円が基準価格として意識されるべきです。この価格を超える動きが出れば、上昇トレンド再開のシグナルとみなされるでしょう。
したがって、短期的には明日の動きが、そして中長期的には12月全体のアノマリーが、今後の金相場の方向性を占う上で重要な局面となります。この期間中の動きを慎重に見極めることが求められます。
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Tweet※tradingview社のチャートを利用しています。
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