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週間展望 (バックナンバー)

週間展望 12月06日号  

貴金属週間展望
金は先週号では“上昇は続かず週間では700円超の下落となり上昇一服となっています。この下げによりテクニカルポイントとしても重要と考えられる長期移動平均線(52日)まで後退し、9月以来割り込んだことのない同平均線にタッチとなった。この水準には一目均衡表の雲の上限線もあり明確に割り込むようなら、中長期視点で買い方優勢から売り方優勢への転換とも考えられるため維持できるのか、割り込むのかを慎重に見極める必要がある。”と掲載しておりましたが、アッサリと一目均衡表の雲の中に入り込み、先月安値をも割り込み浮上力のないまま週末を迎えた。NYゴールドのチャートを見ると一目均衡表の雲の下限線を割り込んできた。即回復できるのか、明確に雲の下に顔を出すのか微妙な情勢ですが、現時点で言えることは10月末高値以降、高値が切り下がり、安値が切り上がる保合い症状が煮詰まってきている。移動平均分析でも3本の平均線と現在値が密集しており、売り方・買い方がっぷり四つに組んだ状態でここから放れた方向が次の方向と考えられる。何をキッカケに動き出すかはわかりませんが放れを待つ状況。国内市場は10月高値を起点とした下落が継続中との認識。短期と長期移動平均線のDクロスが現れ、正にこの平均線が上値の抵抗帯となっており、上への行く手を阻んでいるため、両平均線を上回らない限り上昇再開という言葉は当てはまらない。週末のは直近安値を更新したことで、下げ余地拡大の様相を呈している。




白金は先週号では“結果的には後者の道に進み、9月安値からの上昇幅に対して61.8%ダウンまで到達。週末には7営業日ぶりに前日安値を割り込まずに終了したものの下げ一服感というには程遠く下値模索が続いている状況。短期と長期移動平均線とのデットクロスも現れ、少なくとも短期移動平均線を上回る上昇を見せない限り反発に転じたとは言い難い情勢。”と掲載しておりましたが、週初めはやや反発したが、右肩下がりの短期移動平均線(9日)をが抵抗となっている状況が鮮明となっています。先週安値を割り込むようなら下げ余地拡大の展開が想定されます。一方、抵抗帯となっている短期平均線を明確に上回るようなら戻りの時間帯への入口に立つこととなる。




東京ゴム週間展望
先週号では“先週高値を上回り着実に上値を切り上げ、短期と中期のGクロスも現れ、上昇歩調にあるが、上値の抵抗帯と考えられる長期移動平均線や今月高値379.9円は明確に上回れずにヤキモキする現状。12月はゴムにとって上昇確率の高い月でもあり上値抵抗帯突破で上昇に弾みがつくことに期待したい。但し今週安値を割り込むような展開になるようなら注意が必要です。”と掲載しておりましたが、先週高値を上回ったものの、先月高値379.9円を上抜くにはまだ至っていない。だた先月安値を起点としたアップラインがワークしており、このアップラインを割り込まない限り上昇歩調継続と考えておきたい。




東京原油週間展望
先週号では“文字通り上値の抵抗帯を上回れずレンジ下限まで後退した。需給緩和見通しの継続で底割れする可能性も否定できない。何かかしらの供給障害が発生しないのであれば70ドルを超えて上値を追う展開には厳しいのではないかとの声もある。レンジ継続の可能性がやや優勢とみるが・・さて!?”と掲載しておましたが、月替わりで中心限月がスライドしたこともあり10月以降のレンジの下限線を割り込みましたが即回復。石油輸出国機構(OPEC)プラスは協調減産や自主減産の期間延長を発表したが、供給過剰懸念は根強く、週末のは再度レンジの下限線にまで後退した。2カ月弱続くレンジですが、下に割り込むようなら一気に動き出す可能性は否定できない。固定観念を持たず柔軟に対応することが必要。




東京コーン週間展望
先週号では“ウクライナ情勢の緊迫化から小麦相場高がトウモロコシ相場を支援している、一方で、小麦が上げ一服すると上値を抑えられている。輸出成約高は鈍化しており押し上げ要因としては弱くなってきている。国内市場は相変わらず盛り上がりなく閑散状態が続く模様。”と掲載しておりましたが、海外市場は良好な輸出統計で概ね短期移動平均線の上で推移するなどしっかりした足取りとなっています。国内市場は週明けに水準を切り上げたがその後は相変わらず不出来で盛り上がりがない。残念ながら国内市場は閑散状態が続く模様。




日経平均株価週間展望
先週号では“保合いレンジ継続中でレンジ幅は一段と狭くなってきており38000円割れ-38000円後半と1000円に満たないレンジに縮小している。“保合い放れにつけ”の格言通り、レンジを上に抜ければ買い、下に割り込めば売りの定石通りの作戦で挑みたい。”と掲載しておりましたが、週初めに上に抜けたか?と思いきや10月高値→11月高値の延長ラインで上値を押さえられ、9月安値→11月安値の延長ラインとの三角保合いの上限からの反落となったことで、この保合いからどちらに放れるのかに注目です。



為替週間展望
先週号では“米金利がピークアウトするに連れてドル相場も下落している。米金利低下が進行すると一段安が想定されますが、9月安値からの上昇幅に対して38.2%水準の150円ラインまで後退した。来週は米雇用統計の発表があり、動きが激しくなっている米金利動向次第ですが、下げ一服感が台頭するのかが一先ず注目されます。”と掲載しておりましたが、148円台まで後退し下げ一服感はあるものの反発力は鈍い。上空では短期と長期移動平均線のDクロスが現れ執筆時点では両平均線が上値の抵抗帯としてワークしており、この水準を上回ることが出来ないようならドル安歩調継続との判定となる。一方、両平均線を上回ることが出来れば反発モードの入り口に立つことになる。




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