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週間展望 (バックナンバー)

週間展望 8月30日号  

貴金属週間展望
金は先週号では“11863円は上回ったものの7月高値からの下落幅に対して61.8%戻り水準や中長期平均線など12000円手前の抵抗帯を突破できずに上げ一服感がある。週末には短期移動平均線を割り込むなど一気に上抜く雰囲気はなく、安値確認の可能性がやや優勢と考えての対応。”と掲載しておりましたが、先週高値11962円を上回れず先週安値を割り込み上値重いとの印象がある。ただ下値も限定的でありズルズル下げていく感もない。結果的に保合い症状となっており、次の大きな動き出す前の時間待ちの状態との認識。動き出すのを待つ状態。




白金は先週号では“上値を伸ばせず先週高値が戻りの急所になった感が強い。週末には8月16日につけた安値を割り込み、短期平均線も割り込み上値重いとの印象を強めている。今週は陰線・陽線が日替わり出現で方向感がハッキリないながらも8月6日安値を起点としたアップラインを割り込んできたことで下値確認の時間帯に入る可能性が高いとみる。”と掲載しておりましたが、先週高値を上回れず、先週安値を割り込み下値模索の時間帯となっています。価格<短期平均線<中期平均線<長期平均線の序列で下落トレンドが鮮明な状況の中、この序列に変化がない限り売り優勢継続と考えての対応。




東京ゴム週間展望
先週号では“上値抵抗帯をことごとく上抜き心地よい上伸状態にある。ただ週末にはオシレータ系指標が買われ過ぎ感が台頭してきており警戒が必要な水準まで来ている。高値を更新せず、直近安値を割り込み、陰線が出現するようなら反落への初期シグナルと考えられます。”と掲載しておりましたが、陽線続きの中、週末に前日安値を割り込むなど3条件のうち一つは出現したが3条件すべてはまだ整わず週末時点では過熱感はあるもののシグナルはまだない。3条件が整うかが目先の課題で、大幅上伸した28日安値360円を割り込むような高円を出し切った感が出てきたと考えての対応。




東京原油週間展望
先週号では“先週高値が戻りの急所となり4日続落後、週末には小反発した。週末時点では先週高値を起点とした下落継続中との判定になるが、直近高値を上回り陽線が出現するようなら反発モードに入るキッカケになるため注意が必要です。”と掲載しておましたが、週前半は上昇し注意ポイントを上回れず、週後半は反落となり、結果的に、今月に入って高値を切り下げ(8/2→8/14→8/28)、安値が切り上がる(8/6→8/22)いわゆる三角保合い形勢となっており、次の大きな動きに向けたエネルギー充電期間となっている。ここから抜け出した方についていくのか定石と考えられます。




東京コーン週間展望
先週号では“残念ながら不出来の日もあり出来ても一本値と市場機能を果たしていない。引き続きがんばれコーン!です。”と掲載しておりましたが、引き続き不出来の日が続いており市場機能を果たしていないため参加するに値しない状況。流動性の提供は取引所の役割の一つですが残念ながら役割を果たしていない。引き続きがんばれコーン!です。




日経平均株価週間展望
先週号では“上げ一服ながら下値も限定的で保合い症状となっています。今週のレンジを上に抜け出すのか、下に割り込んでくるのかが目先の課題となる。”と掲載しておりましたが、7月高値からの下落幅に対して61.8%戻りの水準でヨコヨコ相場が続いている中で、週末にはレンジから上に抜け出した感があるが迫力不足。週末の高値をさらに更新するようならあく抜け感が出てくるのだが・・さて!?



為替週間展望
先週号では“先週高値は結果的に戻りの急所となった模様。週末時点で長期平均線>中期平均線>短期平均線>価格の序列となっており最弱のステージにある。日米金融政策の方向性の違いがクローズアップされると、ドル売り・円買い優勢の展開になるため、日米金融当局の発言に注意を払いながらの対応。”と掲載しておりましたが、日米の金融政策は逆方向となっており、9月にも米利下げサイクルが始まる見通しはドル円相場に対してポジティブ。ただし、既に年内利下げに関しては織り込み済みとの見方もあり、米長短金利の急低下には一服感がみられる。これを受けてボラティリティは低下気味となっており次の展開を待つ状況。




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