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週間展望 (バックナンバー)

週間展望 7月19日号  

貴金属週間展望
金は先週号では“最高値更新となり上昇継続中。昨年12月→2月の上昇ピッチと3月→5月の上昇ピッチのちょうど間くらいの上昇ピッチで上昇が継続している。短期指標の短期移動平均線や、一目均衡表の転換線などを割り込まない限り買い優勢に変化なし。”と掲載しておりましたが、米利下げ観測で今週も史上最高値を更新し12679円まで上値を伸ばしたが、週末には調整売りで上値を抑えられた。国内市場は一目均衡表の転換線を割り込み、短期平均線なども割り込むなど上昇に陰りが見え始めている。週末時点では、調整局面の入り口に立っている段階でもう一段後退するようなら調整局面入りと認識。反発するようなら上昇再開の展開が想定される。




白金は先週号では“6月27日高値を上回ったものの走らず上げ一服。ただ下値は6月14日安値からの上昇幅に対して38.2%ダウン水準で限定的。今週高値を上回って上昇再開を追認するのか、今月安値5072円を割り込んで調整局面入りとなるのかを見極める時間帯。”と掲載しておりましたが、結果的には5072円を割り込み調整局面入りとなった。6月安値からの上昇に対して61.8%ダウンを通過したが下げ一服感はまだない。一先ず目先のコツンと音が鳴る地点を模索中。底打ちするためには、安値を更新せず、直近高値を上回り、陽線出現が最低限の条件となります。




東京ゴム週間展望
先週号では“先月安値を割り込み派手さはないものの下方向への力が強い状態。先月高値を起点とした下落継続集との認識で今月高値336.0円を上回らない限り売り優勢と考えて対応。”と掲載しておりましたが、短期移動平均線や一目均衡表の転換線など短期指標すら上回れない状況が続いており上値の重い展開。ただ先週・今週と310円台半ばからは下へコマを進めることができずに下げ渋りも見られる。先週高値を上抜いて戻りの時間帯に入るのか、今週安値を割り込んで下落継続を追認するのかを確認する状況。




東京原油週間展望
先週号では“上昇一服で6月5日安値からの上昇局面が終了し調整局面に入った感がある。週末には介入観測が浮上するほど大幅な円高が進行し78830円の瞬間安値を付けましたが、この安値を割り込むのか、維持するのかが来週の課題。”と掲載しておましたが、アッサリ安値を更新し、先月安値を起点とした上昇に対する調整色を強めました。今週安値は一目均衡表の雲の領域にタッチした。また先月安値からの上昇幅に対して61.8%ダウン達成でもありここでサポートされ反発に転じるのか、サポートされずに下値を掘り下げるのかの分岐点でもあるだけに、週前半の価格推移は注目しておきたい。




東京コーン週間展望
先週号では“38500円を割り込み一段安となっています。浮上力は今のところない。12日に米農務省(USDA)需給報告の発表を控えています。トウモロコシ期末在庫見通しの市場予想は、旧穀・新穀ともに先月方積み増しとなっている。新穀は作付面積の引き上げで生産高見通しの大幅な引き上げが確実視されている。供給見通しの引き上げに伴う需要見通しの引き上げがなければ、需給緩和が再評価されることになる模様。”と掲載しておりましたが、先週安値を割り込んだものの走ることなく保合い症状の一週間だった。人気離散で躍動感の無い状態だが、豊作見通しを背景に上値の重い展開が続くとみる。但し38500円を明確に上抜くようなら注意が必要です。




日経平均株価週間展望
先週号では“高値を更新したものの、週末3日間のチャート形状はアイランドリバーサル(離れ小島)のパターンが出現。続落するようなら天井形成の足取りになる可能性が高まる、即切り返すようなら基調の強さを物語るのではないかと考えたい。”と掲載しておりましたが、チャートパターンの教科書に出てきそうなアイランドリバーサルパターン完成で天井形成となりました。週末時点で中期移動平均線まで後退し、この水準で下げ一服感が出てくるのか、割り込んで長期移動平均線まで後退する展開となるのかを見極める週となりそうです。



為替週間展望
先週号では“概ね短期指標の転換線や短期移動平均線でサポートされていたが、11日夜に日本政府・日銀が円買い・ドル売りの為替介入を実施し4円超円高に振れることとなった。3連休中に第二弾が発動されるかなど注目されていますが、チャート面からは、前回の介入時の5月同様に、長期移動平均線まで後退。5月安値からの上昇幅に対して38.2%ダウンも達成したことで下げ一服感が台頭するのか、一段安となるのか注目場面。”と掲載しておりましたが、一段安となり155円台まで後退。この水準は5月安値からの上げ幅に対して61.8%ダウン水準ですが、下げ一服感はまだない。今週高値を上回る様なら目先底の可能性が出てくるが、そこまで戻り切れないようなら上値の重い展開が優勢と考えての対応。




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