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週間展望 (バックナンバー)

週間展望 6月21日号  

貴金属週間展望
金は先週号では“週初めには先週安値を割り込み、週中には戻りを見せたが短期移動平均線止まりで売りなおされ、日足ベースでは1月以来の長期移動平均線(52日)を割り込んできた。週足ベースでも昨年12月以来になりますが、短期移動平均線(9週)を下回ってきたことで、大きな流れに変化の兆しが現れてきています。過去最大の調整幅は昨年12月の812円でした(2023年12月4日から14日)。今年4月19日から5月7日の調整幅は803円でした。概ね800円強で調整完了となっていますが、「今回も同程度の調整で終わる」と考えるか、「今回はチョット違うかもしれない」と考えるかで明暗分かれるかもしれません。”と掲載しておりましたが、短期・中期・長期移動平均線と現在値が密集する中、週後半には上に放れ出し、週末には上値の重要ポイントと考えられる今月高値11970円を突破したことで長らくくすぶっていた金の輝きが復活した感がある。来週は28日の5月PCEデフレーターが注目されますが、この流れを後押しし一層輝きを放つのか、ブレーキがかかるのかに注目。




白金は先週号では“週明け早々に記載通り短期と中期移動平均線のデットクロスが現れ相場は一段安となりました。来週は短期移動平均線と長期移動平均線のデットクロスが現れる模様でコツンと音が鳴る気配はまだなく、下値模索の時間帯が続く模様。安値更新せず、直近高値を上回り、陽線が出現しない限りコツンと感は台頭しないので、値ごろ売買は禁物です。”と掲載しておりましたが、6月18日に掲載していた安値更新せず、直近高値を上回り、陽線が出現したことで14日安値が目先底となって切り返しの展開となった。週末には5月20日高値からの下落幅に対して自律反発の領域である38.2%戻りの5048円を達成したことで、戻り一服となるのか、通過して半値戻りや61.8%戻りまで回復する足取りとなれるかが問われる週となる模様。今週高値を上回れるかが目先の最大のポイント。




東京ゴム週間展望
先週号では“3月高値を上抜くことができずに週後半にかけて下落歩調で今週を終えました。大きな流れでは3月高値を今月高値とのWトップを形成する展開となっていくのか、今週の下げは上昇途中の小休止で上昇再開となっていくのか、が考えられる。今月安値を割り込むようなら前者の展開が想定され。高値を再度上回る様なら後者の展開が考えられます。”と掲載しておりましたが、今月安値をアッサリ割り込み上値重いとの判定。ただ長期移動平均線でサポートされ下げ一服感があるものの、戻りは弱く週末には短期移動平均線と中期移動平均線のデットクロスが現れたことで、両平均線を上回って逆シグナルとなるか、今週安値を割り込んで教科書的な動きとなるかを確認する時間帯となる。




東京原油週間展望
先週号では“76000円を明確に上回り遅れながらも上昇転換へ。7~9月期の需給ひっ迫観測が下値を支えている。ただ、足元の在庫環境は大きく増加も減少もせずの安定状態にあり今後の在庫動向には注意を払いたい。チャート面では次の上値の節目は水平飛行の長期平均線が位置する78000円と考えられ、ここを上回れず失速するようならピークアウトの可能性が出てくる。一方、78000円をアッサリ突破するようなら上昇継続と判断できる。”と掲載しておましたが、78000円をアッサリ突破し5月30日高値79900円をもアッサリ上回り上値追いの週となりました。来週も上昇が見込まれ在庫の取り崩しが進むようなら4月高値チャレンジの展開が想定される。




東京コーン週間展望
先週号では“5月高値からの下落幅に対して半値戻りをほぼ達成した。さらに駒を進めることができるかが課題となっていますが、米気象庁(NWS)から来週の天候見通しが発表され、穀倉地帯では東部を中心に平年を上回る気温が予想されている。土壌水分が潤沢なため、すぐにホット・アンド・ドライの天候障害が警戒される訳ではない。チャート面では雲の上限に顔を出す力があるのかが試される週となりそうです。”と掲載しておりましたが、引き続き方向感がなく日柄経過とともに短期・中期・長期移動平均線と現在値が密集してきており、大きく動き出す前の時間待ちの状況にも思える。いずれにせよこれから動き出す方向へ飛び乗るための準備中の状況。




日経平均株価週間展望
先週号では“先週高値を上回りトレンド転換との判定になるが、先月高値を上回れず膠着症状となっている。短・中・長期移動平均線と現在値が密集して方向感に欠ける状況の中、次の動きがどっちなのかの決定打を待つ状況。”と掲載しておりましたが、決定打が出ずなお一層狭いレンジの取引となっています。かれこれ1カ月以上現水準でヨコヨコ状態が続いており、何かをキッカケに動き出だすのを待つしかない。



為替週間展望
先週号では“FOMCでは年内想定利下げ回数は1回と、3月時点の3回から引き下げられました。インフレ指標が低下しつつあること、雇用指標が悪化傾向にある中、いずれにしても利下げ開始に向かっていることには確か。米金利低下方向でドル円相場を押し上げることは難しくなってきているように思える。チャート面では膠着状態ではあるが上放れの可能性と下放れの可能性では下放れの可能性に分があると見込んでいますが・・さて!?”と掲載しておりましたが、何か大きな売買材料が浮上した訳ではないが、米長短金利が小幅上昇したことで、ドル買い・円売り優勢の展開から159円台まで上伸。ここおから先は介入警戒感も台頭すると思われるが、イスラエルがパレスチナ自治区ガザから撤退しない限り、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエル軍の全面戦争は不可避とみられ、米利下げ開始見通しの透明感がドル円を支える可能性が優勢とみる。




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