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週間展望 (バックナンバー)

週間展望 6月7日号  

貴金属週間展望
金は先週号では“週明けから上値も重く下値も堅い動きが続き30日には先週安値を割り込みチャート上はミニレンジ下割れにより5月20日高値を起点とした下落歩調との見方が優勢。ただ、翌31日には即反発し30日の下落幅の半値以上の戻りを見せたことで、30日安値で目先出し切ったのかの確認作業が必要。今週安値を割り込むならば上値は重いとの判定。一方、今週高値を上回る様なら目先は今週安値がボトムになる可能性が出てくる。”と掲載しておりましたが、先週高値を上回れず安値を更新し5月20日高値からの下落が継続している状況の中、週末には6月3日高値を上回ったことで、今週安値が押し目底となって上昇再開の兆しがあるものの決定打には至っていない。週末の夜には米雇用統計の発表があり情勢一変の可能性がありますが、今週高値を明確に上回る展開になるようなら上昇再開と考えたい。一方、今週高値を上回れないようなら5月20日高値を起点とした下落の流れが続いていると考えたい。




白金は先週号では“5116円まで後退したあと反発に転じて5月20日高値からの下落幅に対して61.8%戻り達成後に上げ一服となっている。先月26日安値からの上昇が一服している状況下にあり、5月20日以降は高値切り下げ、安値切り上げ(週初めと週末安値の比較)の三角ペナント形成中の状態にあり、次の方向を見定めての仕掛けを考える状況。”と掲載しておりましたが、ペナント下放れとなり4月26日安値からの上昇幅に対して半値押し水準まで後退。週末にかけて戻りを見せていますが6月5日の大幅下落の高値すら回復できず、自律反発の領域との認識。来週は短期平均線と中期移動平均線のデットクロスが現れる模様でそれをキッカケに大きく動きがあるのかに注目したい。




東京ゴム週間展望
先週号では“年初来高値364円には及ばないものの、353.4円まで上伸し週末には反落となった。オシレータ系指標では買われ過ぎ感が台頭しつつあり続落するようなら調整色を強めることになろう。ただ短期平均線近辺でサポートされる可能性もあり、売り仕掛けを考えるなら短期で入って順調なら伸ばすといった作戦で挑みたい。”と掲載しておりましたが、下げたものの週後半に切り返すなど早い展開で高値チャレンジの様相となっている。下落したことで過熱感が解消した。先週高値を上抜くことができるのか?上抜くことができないのかが来週のポイントでしたが、週末にアッサリ上抜いたことで侮れない展開が想定されます。




東京原油週間展望
先週号では“先週高値を上回ったことで上昇再開の展開となった。現状は今月安値を起点とした高値安値を切り上げるジグザグの振幅のある上昇が継続中との認識。今月安値を起点としたアップラインを割り込まない限りスタンス継続。”と掲載しておましたが、石油輸出国機構(OPEC)プラスが10月以降に減産規模を縮小する計画が発表されたことや米中景気減速懸念が圧迫要因となり急落症状となった。週後半には反発の足取りとなっていますが自律反発の領域で本格反騰といえる状況ではない。76000円処を明確に上回るようなら上昇転換と考えられますが、それまでは自律反発の領域止まりと考えたい。




東京コーン週間展望
先週号では“国内市場は盛り上がりのない状況が続いている。シカゴ市場は産地の作付け環境が改善しており、このまま順調に作付け作業が進むと売り優勢の展開が継続する可能性が高い。シカゴコーンのチャートを見てみると今月高値を起点とした下落歩調が鮮明となっており2月安値からの上昇に対する調整を強めることになりそうです。”と掲載しておりましたが、アレヨアレヨと下落し38500円まで後退し下げ一服となっている。産地の作付け環境は良好であり、作況報告の数値も良好のため上値は限定的とみて対応するのが良いでしょう。




日経平均株価週間展望
先週号では“今月安値を割り込み5月20日高値が戻り高値となって下値を確認する時間帯に入ったと思われる。今後はジグザグと高値と安値を切り下げながらコツンと音のなる地点を探る展開が考えられます。一方、今週高値を上回るようならこの考えは間違いとなります。”と掲載しておりましたが、先週高値こそ上回ることなく推移しましたが安値更新せず、高値も上抜かず、安値も割り込まずのミニ保合い症状となっている。ただ5月20日高値を起点とした高値安値切り下げ型から転換しておらず、弱気有利の状況と判断したい。今週高値を上回る様なら高値安値が切り上がることになるためトレンド転換になるとの考えです



為替週間展望
先週号では“ドル円相場は底堅く推移しているが不安定な動きとなっています。4月米PCEデフレーター待ちのムードがある。米高金利政策の長期化が下値を支える展開が続いていますが157円台以上は介入警戒感がありそれ以上駒を進めることができずに、一方向の展開にならず保合い状態が続いている。現水準から大きく動くための新たなキッカケ待ちの状態。”と掲載しておりましたが、低調な米経済指標の発表が続いておりドル安歩調に軸足が移っている、7日に発表される米雇用統計の数値も低調だと、改めて155円割れを試す展開が想定される。まだ米利下げのタイミングが不透明な状況で大きく値を崩す状況でもないが、米金利低下圧力からの上値圧迫が続きやすい環境にある。いずれにせよ週末の米雇用統計で情勢一変の可能性もあり結果次第の展開へ。




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