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週間展望 (バックナンバー)

週間展望 4月26日号  

貴金属週間展望
金は先週号では“15日には高値から445円幅下落し、出来高は直近では最高出来高を示し上昇が終了するかもしれない要件をみたした。ただその後4日間4月15日の値幅11953-11508円のレンジを上にも抜けず、下にも割り込まずで高保合い症状となっていた中で、週末19日10時前にイスラエルがイランとシリアの標的を同時に攻撃したことで急騰。2430ドルを超え11982円まで上伸し史上最高値を更新した。ただ、早朝のイランは平穏で、ミサイル攻撃を受けた痕跡は見られず。イラン当局者によると、爆発音は、対空防衛システムを起動する際の音だった可能性が高い。勘違いから発生した誤報の数々が金融市場を混乱させたようだとの報もある。緊迫化した中東情勢次第の展開が想定される。”と掲載しておりましたが、中東情勢の緊張緩和などを手掛りに調整局面入りし11405円まで後退したが、その後、3日続伸と切り返しを見せている。中国の現物需要が底固く推移していることや円安進行により下値堅い展開で今週を終えた。直近半年で調整局面を迎えた昨年9月~10月の時は9233円→8661円まで572円幅の調整。12月は10028円→9216円まで812円幅。今回は11983円→11405円まで578円幅と上昇した割に下げ幅は小さい。強い相場ゆえに押しは浅く上昇再開と考えるか、下げ幅から考えれば調整はまだ終わっていないと考えるか、悩ましい状況。テクニカルポイントは高値11983・安値11405円でハッキリしている。どちらに抜け出るかに注目。




白金は先週号では“結果的に4957円まで上伸して、過熱感台頭により急反落となり、週末時点で上昇の起点と考えられる3月21日安値からの半値押し水準で下げ一服し今週を終えた。来週のポイントは目先今週安を維持出来るのか?出来ないようなら次の下値のターゲット4571円や4480円を試す展開が想定される。今週安値を維持するようなら過熱感解消のための下落だったと考えられ上昇再開の展開が想定される。”と掲載しておりましたが、先週安値を維持できずに連日の前日高値切り下げとなり、記載した下値のターゲットを割り込む状態となった。昨夏以降4500円の上値抵抗だった水準が今後はサポート帯になるのかが試される週となりそうです。




東京ゴム週間展望
先週号では“先週安値を維持できずに上値の重い展開を強いられている。ただ下値を追う動きにもなっておらず狭いレンジで今週を終えた。来週は短期平均線(9日)と長期平均線(52日)のDクロスが現れるかもしれず、両平均線を上回れるか、戻りの急所になるのかの分岐ポイントのためどちらに抜け出るのかに注目したい。”と掲載しておりましたが、想定通り短期平均線と長期平均線のDクロスが現れ、今月安値を更新した。産地相場は急激な上昇後の調整局面にあると思われ下げ一服感はまだない。156円台まで進行した円安も支援材料となっておらず、300円の大台を割り込んだことで次の節目は2月安値272.3円。産地の底入れが焦点となる。




東京原油週間展望
先週号では“米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ先送り観測が広がる中、エネルギー需要の先行きに警戒感が広がり急落したが、19日午前中にイスラエルがイランとシリアの標的を同時に攻撃との報を受け急反発するなど荒っぽい展開となりました。中東情勢次第の展開と思われますが、今週レンジを上に抜けますか?下に割り込みますか?が来週の課題。”と掲載しておましたが、イスラエルとイランの軍事衝突のリスクは軽減され、不透明感は払しょくしきれていませんが地政学リスクの織り込がひとまず一服した感がある。今後は北半球のドライブシーズンの需要期に向かって需給タイト感がクローズアップされる可能性がある。チャート面では今週中期移動平均線からの上昇再開の様相を見せており下値堅い展開が想定される。




東京コーン週間展望
先週号では“残念ながらレンジを上にも抜けず下にも割り込まず動意薄のまま推移しております。国内外ともに保合い状態にあり元気がない。特に国内市場は出来ないセッションもあり流動性も低下しつつあり、これ以上低迷してほしくはないのだが・・・。”と掲載しておりましたが、今週シカゴ市場は上伸して1月依頼の高値まで上伸しましたが、国内市場は残念ながら超閑散な商い状況の中、チャートを見ると横棒(バー)状態が何日かあり、相変わらず躍動感がない。相場的には下値は限定的で上を目指しているように見えるが如何せん活気がない。盛り上がりを見せる市場に戻ってほしいのだが・・・。




日経平均株価週間展望
先週号では“今週は5日間とも前日の高値・安値を切り下げる一週間となり、昨年10月安値らの上昇に対して38.2%ラインも割り込んできた。さすがに売られ過ぎ感が台頭してきたが下げ一服感はまだない。まだ下げるとなると半値押しは35780円と計算できますが、一先ず安値模索の時間帯との認識です。”と掲載しておりましたが、先週安値が目先底となり切り返しを見せたが右肩下がりの短期移動平均線に行く手を阻まれている状況。中期移動平均線と長期移動平均線のDクロスも現れる模様で、39100円台に位置する中長期平均線までの戻りは許容範囲と考えつつ戻り売り優勢と考えたい。



為替週間展望
先週号では“154円台で高保合いが続いていましたが週末19日にイスラエル軍がイラン、イラク、シリアに対して空爆を実施し、リスクオフから153円半ばまで急落。週末の金融市場はリスク回避一色となった。イランは反撃する見通しとのことで中東情勢次第の展開へ。”と掲載しておりましたが、介入警戒感はあるものの155円台に入り、週末の日銀の金融政策決定会合では現状維持を発表。国債購入も減額発表がなかった。イベント通過で156円台まで円安が進みました。今のところ介入警戒以外に上値を遮るものはなく、日銀会合後のタイミングで動きがみられなかったことで、次は5月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後のタイミングで動きがみられるかが注目されます。




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