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週間展望 (バックナンバー)

週間展望 4月12日号  

貴金属週間展望
金は先週号では“先週末(3月29日)の取組高は減少し、今週に入り漸増状態にあります。数値的には僅かであり判定するにはもう少し推移を見たい。今週も連日の史上最高値更新が続き、週末に反落したが、今のところは下げ幅限定的。ただ、天井形成時に起こる3つの条件、高値更新できずに、直近安値を割り込み、陰線出現の情感は満たしており、転換の初期シグナルは点灯。確かな足取りになるなら続落し先週(3/18~22)の値幅の半値以上押し戻される様なら(10740円以下)、“ついに来たか”と思える。そこまで後退できないようなら下げは限定的との見方が広がるのではないかと考えたい。”と掲載しておりましたが、続落せず、今週も上げに上げて11800円手前まで一気に駆け上がってきた。稀に見る大相場を形成しており過去の経験則がどこまで通用するのかとも思いますが、どうなればピークアウトと考えますか?に絞って考えてみたい。現在の上昇は12月安値を起点とした上昇が継続していると考えられる。12月以降で最大の下落幅は3月22日~25日の230円値幅が最大の下げ幅となっている。現在の上昇の流れから下落の流れに変わるためには、少なくとも上昇時に経験した以上の下落を確認しないと変化の兆しとは考えられない。ということは目先の高値から230円以上下落して初めて“ピークアウトか?”と考えられるのではないか。但し、そのことだけで天井形成と考えるのは安易すぎます。そこに至る変化のスピードや出来高など別の要因も考えなければいけません。少なくとも12月以降の上層が終了するかもしれない要件の一つに高値から230円を上回る下落幅が必修条件と考えたい。




白金は先週号では“4日に昨夏以降の4500円の上値の抵抗帯を突破したことで新たなレンジ形成に向けた動きが始まったと期待したのも束の間、翌日の週末には元のレンジに逆戻りで“なにそれ😠”ってな状態。前々からトレンドの無さを指摘していましたが、今回も裏切られた格好。とはいえ今週高値を上回る様なら騙されるのを覚悟のうえで付いていきたい。”と掲載しておりましたが、先週高値を突破し騙しとならず大幅上伸。昨夏以降のレンジを明確に突破。今回は本物のレンジブレイクとなり上値を追う展開となっている。2015年来の高値となり5000円も射程圏に入っており、どこまで上値を伸ばすのかの時間帯に入ったと考えたい。




東京ゴム週間展望
先週号では“今週は10円強の値幅はあるが短期平均線を上回ったり下回ったりと保合い症状で終了。どっちつかずの決定打不足。今月高値を上回るか、先月後半の安値を割り込むかがポイントになる。”と掲載しておりましたが、8日に今月高値を上回ったものの走らず保合い時症状から週末には先月後半の安値を割り込んだことでトレンドの定義からは先月高値を起点とした下落トレンドと認定される。ただ12日の安値が瞬間安値となり即回復するようなら、先月26日安値とのWボトム形成の可能性が出てくる。今週安値を維持するのか、割り込むのかがポイントになる。




東京原油週間展望
先週号では“N計算値及びV計算値を通過した。シリアのイラン大使館を空爆したイスラエルに対してイランが報復攻撃を実施する可能性があり、そうなれば米国も交えて核保有国同士の衝突が始まることになる。今後の展開はイラン最高指導者ハメネイ師の判断次第であるが、本格化すれば吹上げる可能性もあり期待感高まる情勢へ。”と掲載しておましたが、中東ではイランとイスラエルの軍事衝突のリスクが高まっています。イランがどのような行動をとるのか見えてこないが、最悪のシナリオとしてはホルムズ海峡封鎖まで想定しておく必要があるかもしれない。仮にイスラレルとハマスの休戦合意が実現すると売りが膨らむが、現状では先行き不透明感が漂っている状況。チャート面では今週安値を明確に割り込むようなら調整色と強めることが想定される。一方、昨年高値81900円を上抜くようなら一昨年高値を目指す足取りになる可能性が出てくる。




東京コーン週間展望
先週号では“一段高となり40820円まで上伸した後は上げ一服となっています。昨年6月高値からの下落幅に対し38.2%水準で保合い症状となっており、この保合いからどちらに抜け出るのかが来週の課題。今週のレンジから上方突破なら上昇継続。下に割り込むようなら下落転換と考えての対応。”と掲載しておりましたが、短期移動平均線は維持しているものの先週高値を上回れず保合い症状になっています。引き続き先週レンジを上に抜けるか、下に割り込むかが来週の課題と考えておきたい。




日経平均株価週間展望
先週号では“週中に今までサポートされていた中期移動平均線を割り込んだものの即回復して、4日終了時点ではアイランドボトム(窓をあけて底を付けた後、窓をあけて反転する値動き)を形成し底入れパターンになるかと思いきや、翌週末には約1000円下落するなど荒っぽい展開。現況は3月高値を起点とした下落歩調の過程であり3月安値を維持して上昇再開できるか、3月安値を割り込んで調整色を強めるのかの分かれ目にある。”と掲載しておりましたが、3月安値こそ割り込んでいないものの中期移動平均線が今のとこと上値の抵抗帯となっており、3月高値を起点とした下落歩調が継続中との見方が優勢。但し今週高値を明確に上回り、短期平均線をも上回るようならトレンド転換になる可能性が出てきます。



為替週間展望
先週号では“151円台で1円に満たない狭い値幅推移で膠着症状となっています、週末には米雇用統計の発表を控えて積極的な売買は敬遠されている。年内の米利下げ回数が従来の想定よりも限定される可能性があるなかで、米経済指標に反応しやすい環境になっている。この動きでは狙える値幅も限定的のため米雇用統計をきっかけに動き出してほしいものです。”と掲載しておりましたが、米雇用統計では動じず、10日発表の3月米消費者物価指数が強めのインフレ圧力が示されたことで、米長短金利が急伸し、152円を突破し33年ぶりに153円台まで上値を伸ばした。151円台のボックスから一気に153円台に乗せても日銀による介入が行われなかったことで、米利下げ期待の後退から米金利水準が切り上がる中で、どの程度のペースで上昇すると介入が行われるのかを探る展開になる可能性が高いとみる。




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