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週間展望 (バックナンバー)

週間展望 4月4日号  

貴金属週間展望
金は先週号では“トランプ米政権の自動車関税に対する警戒感が増幅し、世界経済にどのような影響が生じるのか不透明感が強く、安全資産としての金市場に投機マネーが流入。各国の報復措置が警戒されることに加えて、米経済にも大きなダメージが生じる見通しで過去最高値を更新した。過熱感はあるものの3月11日安値を起点とした上昇が継続しており、短期指標(短期平均線や転換線など)を割り込まないことには上げ一服感は出てこない。値ごろは通じず侮れない情勢。”と掲載しておりましたが、NY市場では3201.6㌦、国内市場では15253円まで上伸しましたが、米政権による相互関税発表によりあらゆるマーケット市場が不安定化したことを嫌気し、金市場では利益確保のキャッシュ化の売りが一気に起こり週後半には調整色を強める展開となった。NY市場では4.0%、国内市場では5.4%高値から後退し下げ一服感が早々に台頭するのか、調整局面が続くのかを見極める時間帯となっている。海外市場(3日終値時点)は短期指標(短期平均線9日や転換線)でサポートされていますが、国内市場(4日時点)は短期市場を通過し、中期指標(中期平均線26日や基準線)に瞬間到達している。4日の安値14426円をさらに割り込むようなら一段安が想定される、一方で、出し切った安値となる可能性もあり、14426円を割り込むのか、維持するのかが週明けのポイントと言えそうです。




白金は先週号では“2月3日高値→3月19日高値が切り下がり、3月11日安値→3月24日安値は切り上がっており三角保合い形成でレンジ収縮が起こっています。一般的に次に大きく動き出す前の時間待ちの状態で“保合い放れにつけ”が当てはまるシチュエーション。”と掲載しておりましたが、トランプ米大統領が貿易相手国に対し相互関税を課すと発表し、インフレと景気後退でスタグフレーションとなるとの懸念が高まり、リスク回避の動きとなり、三角保合い下放れが鮮明となりました。週末には年初来安値をも割り込み、目先の安値がどこなのかを探る時間帯。




東京ゴム週間展望
先週号では“394.9円からの下落幅に対してほぼ半値(360.1円)水準まで回復。半値水準で戻り一杯となるのか、突き抜けて61.8%戻り368.4円を目指すのかが試される局面。”と掲載しておりましたが、米トランプ政権の関税政策を受け株式市場や為替市場が大揺れの中大幅下落の展開となり年初来安円を更新した。3月安値でサポートされなかったことで昨年8月安値309.9円まで節目がなく、あるとすれば昨年10月高値→11月安値→2月高値から算出されるN計算値315.2円が算出されますが、一先ず目先の安値がどこなのかを探る時間帯。




東京原油週間展望
先週号では“アッサリと中期指標を上回り1月からの下落幅に対して半値戻りの67530円に接近。半値戻り水準と長期移動平均線(52日)がほぼ同水準でもあり、この水準を上回る力があるのか、抵抗を受けるのかが試される週となりそうです。”と掲載しておりましたが、米政権による相互関税が発動され、世界経済の先行き不透明感が急激に高まったことが、原油相場の急落に直結した。結果的に先週記載の上値のポイントが戻り高値となって下落再開の展開となっている。年初来安値60430円を割り込んだことで、昨年9月安値58250円だ次のターゲットと考えての対応。




日経平均株価週間展望
先週号では“先週高値を瞬間上回ったものの即失速。結果的に12月高値からの下落幅に対して半値水準が戻りの急所となり下落再開の様相を呈している。今月高値・安値がキーとなりどちらに抜け出るのかが次の方向と考えられる。”と掲載しておりましたが、トランプ政権の通商政策がもたらす不確実性、インフレ、景気減速リスクから先月安値を割込み年初来安値を更新。現在の下げの下値の目安は、昨年12月高値→3月安値→3月26日高値から算出されるN計算値が33809円、又、3月11日安値から3月26日高値への上げ幅を、3月11日安値から下にカウントしたいわゆる一目均衡表のV計算値の倍返しは33754円が考えられほぼ同水準に到達。更に下げが進むようならE計算値の31576円や昨年8月安値31156円が計算されます。いずれにせよ目先のボトムがどこなのかを探る展開。



為替週間展望
先週号では“先週高値を瞬間上回ったものの即失速。結果的に12月高値からの下落幅に対して半値水準が戻りの急所となり下落再開の様相を呈している。今月高値・安値がキーとなりどちらに抜け出るのかが次の方向と考えられる。”と掲載しておりましたが、トランプ米大統領が発表した相互関税を受けて、先月安値をアッサリ割り込んだ。まだ通商環境の先行きは不透明感が漂っており。リスクオフ環境が続くとドル円相場の上値は一段と重くなる可能性が高いとみる。さらに株価急落が続き、米金利低下も続くと、145円の節目割れに向かう可能性が高くなる。いずれにせよドル安歩調が継続している状況の中、短期指標(短期平均線や転換線など)を上回らない限り流れに変化なしと考えたい。




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