売買手法に特化した情報コンテンツ

テクニカル分析に特化した相場情報サイト「マーケットEYE」

0120-520-307

受付時間/平日9:00~17:00

お問合せフォーム

週間展望 (バックナンバー)

週間展望 3月22日号  

貴金属週間展望
金は先週号では“取組高減少は3月7日が直近の最小取り組み日となり上げ一服とはなりましたが、ピークアウトにはなっていない。現状は高保合いの状態であり高値10379円と安値10216円が重要な高値安値と考えられ、どちらに抜け出るのか決定打待ち。19日の日銀金融政策発表、及び、20日米FOMC政策金利発表で方向が出てくれるか注目されます。”と掲載しておりましたが、結果的には10379円を上抜き、史上最高値を更新した。21日は前日比300円超の急騰により証拠金も11万アップとなり、売り方にとっては相場でもっていかれ、証拠金もアップしてダブルでお金を積まないとポジションが維持できない状況の中、辛抱しきれない方の踏み上げが入り出来急増、取組高の減少となった。21日の出来高は2022年3月以来の大商いとなり、出来高急増時は天底になることが多々あるという定石通りの展開となるのか、規格外の展開となるのか注目が集まります。急騰した21日安値を割り込むような動きがないとピークアウトの様相にはならない。




白金は先週号では“ついに4400-4250円のレンジ上限を上抜けしたことで、昨夏以降のもうワンスケール大きなレンジである4500-4100円の上限に向けた足取りの可能性が高まってきた。今月安値を起点としたアップラインを維持している限りは買い優勢。今月安値を起点としたアップラインを割り込んでくるようなら上げ一服と考えての対応。”と掲載しておりましたが、昨夏以降のレンジ上限に迫る4498円まで上伸したあと、今月安値を起点としたアップラインを割り込んだものの、今月の上昇幅に対して61.8%ダウン水準で中長期移動平均線でサポートされ切り返しを見せるなど早い展開となっている。結局のところは昨夏以降の4500-4100円のレンジでの推移が継続している状況。この状況が続く模様です。




東京ゴム週間展望
先週号では“連日の上伸続きでオシレータ系指標RSIは83ポイント台とかなり過熱感が出てきた状態になっている。ただ上げ一服感はまだ出ておらず侮れない状況。ただ先週以降の上昇局面で取組高は増えておらず息の長い相場になれるかにはやや疑問がある。逆回転が起これば急落症状も想定され目が離せない状況。”と掲載しておりましたが、18日に364円まで上伸した後は上げ一服となっており、週末には20円超の下落となり短期移動平均線を割り込んできた。また先週の週足ベースの大陽線の半値以上押し戻されてきたことで今週高値が目先ピークになる可能性が出てきた。続落するようなら調整色を強めることになる。一方、短期平均線を即回復するようなら再度高値チャレンジの展開が想定されます。




東京原油週間展望
先週号では“下値注意ポイントを割り込みましたが元のレンジ上限まで回復したことで、結果的に一過性の出来事となった。海外チャート面では上値の抵抗帯であった80ドルを上回り、年初来高値を更新した。長らく続いていた保合い上放れの様相を呈してきたことで新たなレンジ形成に向けた足取りと考えられ、中東やロシアの地政学環境からの支援要因もあり買い優勢と考えての対応。”と掲載しておましたが、NY市場では83.85ドルまで上伸したあと上昇一服となっていますが、これは上値の抵抗帯を突破して価格が上昇したあとに、今までの上値抵抗帯だった80ドル付近まで価格が下がる現象、いわゆる「プルバック」といわれる状態と考えられ、再上昇が確認されれば買いエントリーすべき条件が整うと考えたい。




東京コーン週間展望
先週号では“残念ながら相場的に盛り上がりを欠いている。低空飛行が続く中、週後半には鎌首を持ち上げ、上回れなかった長期平均線を上回る展開となりつつあり、これをきっかけに盛り上がりを見せるようなら狙っていきたいシチュエーションになるのだが・・・さて!?”と掲載しておりましたが、価格的には大幅上伸となりイメージ通りの展開となっていますが、取組高は増えず、出来高も盛り上がらずで、動きは出てきたが盛り上がりには欠ける状況。一先ず上値を目指して動き出した状況であり、素直についていきたい。市場参加者が増えてマーケットとしても盛り上がりを期待したい。




日経平均株価週間展望
先週号では“短期平均線を割り込みましたが、その下に位置する中期移動平均線以下には駒を進めることができず、中期移動平均線でサポートされている。来週は上空に位置する右肩下がりの短期平均線と、現在サポートされている右肩上がりの中期平均線のクロス、いわゆるデットクロスが現れるかもしれませんので、これをきっかけに動き出す可能性はあると考えておきたい。”と掲載しておりましたが、19日の日銀の金融政策決定会合のマイナス金利の解除を見越した買いが膨らみ、週明け早々から大幅上伸となり、想定していた短期平均線と中期平均線とのデットクロスとはならず、中期平均線タッチからの上昇再開で高値更新する展開となった。これによりオシレータ系指標との逆行現象が現れ逆張り派の方にとってはエントリーのお膳立てが整いつつある様に思う。ただ迂闊には売れない。過熱感があるから、さらに高値を更新したから売るというのは避けたい。少なくとも反落が確認できてからのエントリーと考えたい。



為替週間展望
先週号では“記載していた半値押しの145円台までは調整せず、12月安値からの上昇幅に対して丁度61.8%ダウン水準で下げ一服となりやや戻りを見せています。この戻りも執筆時点では2月高値からの下落幅に対して38.2%戻り水準であり、デットクロスした短期と長期平均線と同水準であることから戻りの急所にも成りうる水準。まさに分岐ポイントとなっている。来週は19日に日銀金融政策発表があり、翌20日には米FOMC政策金利発表があり、日銀金融政策決定会合では「マイナス金利政策を解除する方向で調整に入った」との一部報道もありイベントの結果次第の展開へ。”と掲載しておりましたが、イベント通過でドル高・円安歩調となり昨年11月高値151.90円に肉薄するまで接近。日本銀行はマイナス金利を解除しましたが、現状では追加利上げが見通せない状況と思われる。まだ追加利上げ余地は残されていますが、対応を急ぐような状況ではない。米国の利下げ観測が米金利低下・ドル安を促しています。ただし、1・2月の米インフレ指標は強く、日米金利差が急激に縮小するような環境にはなっておらず、日米金融政策に関する新たな材料待ち。




ご注意ください。
当サイトの情報は各アナリストがテクニカル分析に基づき作成したもので、相場の動向を保証するものではありません。
売買に際しての最終判断はあくまでもご自身でご決定ください。 商品関連市場デリバティブ取引及び商品先物取引は元本や利益が保証されるものではなく、 価格の変動により場合によっては委託証拠金の額を上回る損失が生じることもあります。 為替、日経平均株価の分析は、商品市場分析の参考データとしてご提供しております。 当社では、外国為替証拠金取引及び日経平均指数先物取引の取り扱いはしておりません。
なお、予告なしに内容が変更又は、廃止される場合がありますのであらかじめご了承ください。
お取引の際は事前に 重要開示事項 等を十分ご理解のうえ、ご自身の判断で行なって頂けますようお願い申し上げます。