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週間展望 (バックナンバー)

週間展望 3月15日号  

貴金属週間展望
金は先週号では“急騰状態となり10341円まで上伸。オシレータ系指標RSIは83ポイントオーバーとなり稀にみる過熱感のある状態となっている。この上伸過程で取組高は大幅減少し、売り方が我慢できずに市場から撤退したと考えられる。昨年の秋以降、価格上昇時の取組高の減少から取組高が増加に転じたときは相場がピークをつけているケースが多いが、今回も同様の展開になるのか、否かに注目したい。”と掲載しておりましたが、取組高減少は3月7日が直近の最小取り組み日となり上げ一服とはなりましたが、ピークアウトにはなっていない。現状は高保合いの状態であり高値10379円と安値10216円が重要な高値安値と考えられ、どちらに抜け出るのか決定打待ち。19日の日銀金融政策発表、及び、20日米FOMC政策金利発表で方向が出てくれるか注目されます。




白金は先週号では“レンジ下限を割り込むことなく4250円近辺の下値は堅いと判定された。概ね150円値幅から大きく抜け出せない状況が続く可能性が高いと判断するのが現時点では無難と思われ、レンジ上限を売り、レンジ下限を買う売買に徹するのが良いでしょう。”と掲載しておりましたが、ついに4400-4250円のレンジ上限を上抜けしたことで、昨夏以降のもうワンスケール大きなレンジである4500-4100円の上限に向けた足取りの可能性が高まってきた。今月安値を起点としたアップラインを維持している限りは買い優勢。今月安値を起点としたアップラインを割り込んでくるようなら上げ一服と考えての対応。




東京ゴム週間展望
先週号では“先週のレンジから抜け出せず一段と狭いレンジの膠着状態となっています。出来高も低迷しており、積極的な売買が展開されるムードではなく、上下に決め手に乏しいなか、週末の14時を回って突如急騰し年初来高値を更新した。これによりレンジブレイクとなったことでチャート的には買い優勢侮れないよということになりますが、3月のゴムの月間の上昇確率は低めのためチャートを信じるか、季節要因を信用するかです。”と掲載しておりましたが、連日の上伸続きでオシレータ系指標RSIは83ポイント台とかなり過熱感が出てきた状態になっている。ただ上げ一服感はまだ出ておらず侮れない状況。ただ先週以降の上昇局面で取組高は増えておらず息の長い相場になれるかにはやや疑問がある。逆回転が起これば急落症状も想定され目が離せない状況。




東京原油週間展望
先週号では“引き続きNY原油は80ドルが壁となり明確に突破出来ずにいる。かといって下値も限定的で膠着続きの状況の中、国内市場は概ね72000-74000円のレンジから週後半には僅かに下に割り込んできた。中東情勢が依然として緊迫化していることは強気要因だが、改めて大きく上値を切り上げていくような動きにはなっていない。上値が重くなってきて下値の注意ポイントを割り込んだ状態のため、即回復できないようなら売り優勢と素直に考えたい。”と掲載しておましたが、下値注意ポイントを割り込みましたが元のレンジ上限まで回復したことで、結果的に一過性の出来事となった。海外チャート面では上値の抵抗帯であった80ドルを上回り、年初来高値を更新した。長らく続いていた保合い上放れの様相を呈してきたことで新たなレンジ形成に向けた足取りと考えられ、中東やロシアの地政学環境からの支援要因もあり買い優勢と考えての対応。




東京コーン週間展望
先週号では“短中長期平均線を上回れず浮上力がない中、週末には1月以来の安値を付けた。ただ人気離散で売買は閑散状態であり盛り上がりにかける状況の中、積極果敢に狙いましょうとは言い難く盛り上がるまでは他の銘柄に集中する方が良さそうです。”と掲載しておりましたが、残念ながら相場的に盛り上がりを欠いている。低空飛行が続く中、週後半には鎌首を持ち上げ、上回れなかった長期平均線を上回る展開となりつつあり、これをきっかけに盛り上がりを見せるようなら狙っていきたいシチュエーションになるのだが・・・さて!?




日経平均株価週間展望
先週号では“40000円突破で史上最高値更新となり、テクニカル指標上では過熱感が台頭しているものの衰え知らずで、ピークアウトの様相はまだない。むしろ短期平均線でサポートされた感があり、強気姿勢で挑みたい。但しサポートされている短期平均線を明確に割り込むようなら方針転換もあり得ます。”と掲載しておりましたが、短期平均線を割り込みましたが、その下に位置する中期移動平均線以下には駒を進めることができず、中期移動平均線でサポートされている。来週は上空に位置する右肩下がりの短期平均線と、現在サポートされている右肩上がりの中期平均線のクロス、いわゆるデットクロスが現れるかもしれませんので、これをきっかけに動き出す可能性はあると考えておきたい。



為替週間展望
先週号では“日本銀行が3月利下げに踏み切る可能性が報じられ、年始からのドル買い、円売りに対しての調整色を強めている。米国の金利低下圧力が発生していることもありこの調整はしばらく続く可能性があるとみる。昨年末安値140.24円からの上昇幅に対して半値は145円台半、2月安値は145.88円、145円台は押し目形成には都合のいい水準と思えるのだか・・・さて!?”と掲載しておりましたが、記載していた半値押しの145円台までは調整せず、12月安値からの上昇幅に対して丁度61.8%ダウン水準で下げ一服となりやや戻りを見せています。この戻りも執筆時点では2月高値からの下落幅に対して38.2%戻り水準であり、デットクロスした短期と長期平均線と同水準であることから戻りの急所にも成りうる水準。まさに分岐ポイントとなっている。来週は19日に日銀金融政策発表があり、翌20日には米FOMC政策金利発表があり、日銀金融政策決定会合では「マイナス金利政策を解除する方向で調整に入った」との一部報道もありイベントの結果次第の展開へ。




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