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週間展望 (バックナンバー)

週間展望 3月1日号  

貴金属週間展望
金は先週号では“海外市場は2000ドル割れが目先底となって上昇歩調で今月の下落幅に半値を回復。2000-2100ドルのレンジ形成になりつつある。国内市場は昨年12月の史上最高値を付けた日以来の終値ベースの高値となっており、売っている方にとってはつらい状態だが、ジワリジワリの上伸のため我慢している方が多いと考えられる。一気に100-200円上伸するとあきらめる方も多く出てくると考えられますが、緩やかな上伸のために売りポジション維持の方が多いように思う。逆に言うと今の上昇スピードであれば上昇期間が長くなる可能性があると考えておきたい。”と掲載しておりましたが、結果的に今週は年初来高値を更新し、あの10028円を付けた日の終値9839円をも上回って終了するなど上昇が継続しています。2月15日以降の上昇局面では取組高の減少が確認され、売り方も我慢しきれない方が出てきたと考えられましたが、再び取組高増加&高値更新となり衰える気配はまだない。出来高急増や変化率の上昇などの天井形成時に現れる前兆が出てこない限りピークアウトは遠いのではと思える状況です。




白金は先週号では“先週から8営業日連続で前日高値を上回る動きを見せ先週レンジから一段上のレンジ形成となりました。ただ1月30日高値4399円を上回ることができずに週末に失速し先週レンジに逆戻り。4400円に壁があることを確認した。よって新たなニュースがなければ4250-4400円のレンジ内の取引に終始する可能性が高いとみる。”と掲載しておりましたが、残念ながら4250-4400円を抜け出せずに約一カ月半が経過した。週末にはほぼレンジ下限に到達したことで、来週は下限を割り込む展開となるのか、今回もレンジ下限でサポートされるのかが問われることになりそうです。




東京ゴム週間展望
先週号では“高値更新し2017年以来の300円の大台突破となった。今週は10円幅高下のある日が4営業日中3日間あり高値波乱の週であった。下げそうで下げない展開となっていますが、ここから積極果敢に買いましょうという状況ではないと思われ。3月・4月の陰線確立の高さを根拠に売り場探しと考えたい。”と掲載しておりましたが、先々週高値こそ上回らなかったものの下値は限定的で高値圏での推移に留まっていたが、月末には短期平均線を割り込みピークアウト時に散見される初期症状が現れてきた。週明け早々の課題は今週安値を割り込み上値は重いとなるのか、即回復して今週安値で目先底を打つのかが問われます。




東京原油週間展望
先週号では“今週は72000円台から74000円のレンジ内で小康状態となった。米週間需給統計は22日の発表で原油在庫増加が予想されていることはネガティブ要因。ただイスラエルのガザ地区に対する激しい攻撃が引き続き警戒されており地政学的リスクによる買い優勢と考えたい。”と掲載しておましたが、保合い続きのまま今週を終えました。中東情勢は引き続き緊迫化しているためドルベースでは79ドル台まで上伸する場面も見られましたが、80ドルの節目達成には至っていない。ラマダン前の休戦合意は困難との見方が示される中、安値切上がりの構図ながら、80ドル突破するだけの力なく、ボックス状態からは抜け出せていない。レンジ内で売買するか、レンジブレイクを待って狙っていくしかないと思います。




東京コーン週間展望
先週号では“中期移動平均線を割り込み上値は重いとの判定を受けることとなった。新甫3月限は取り組みが増えず不出来のセッションも散見され残念ながら人気離散状態となっている。動き出せば取り組み増加も期待できると思われますが・・さて!?”と掲載しておりましたが、何か積極的な買い材料が浮上している訳ではなく、需給緩和に変化が生じていない以上、持高調整が中心の展開が続く公算が高いとみる。テクニカル面では短中長期平均線が上値の抵抗帯となっておりここを上回るようなキッカケがない限り上値は重いと考えたい。




日経平均株価週間展望
先週号では“週末にはバブル期につけた史上最高値(終値)を一時上回り、約34年ぶりに最高値を超えて衰えを見せない。チャート面では買われ過ぎ感が台頭しており冷やされる場面がいつ入っても不思議はないが、大きな流れが変わるためには、冷やされる程度の下落では転換しないと考えたい。”と掲載しておりましたが、週明け早々年初来高値を更新し週末には更に高値を更新し衰え知らずで、40000円を射程圏に捉えている。引き続き過熱感がありつつも大きな転換はまだ先との見方が優勢と考えたい。



為替週間展望
先週号では“今週は150円を挟んだ狭いレンジ内の取引に終始した。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では大きな値動きにはなっていない。一部メンバーが利下げ先送りによる景気リスクへの警戒に言及したが、全体としてはインフレ目標達成への不透明感から利下げに慎重スタンスが確認された。ただ織り込み済みとの反応で膠着状態が継続する可能性が高くキッカケ待ちの状態。”と掲載しておりましたが、月末には日銀審議委員からインフレ目標達成について楽観的な発言が聞かれ、日銀のマイナス金利の解除時期が迫っているとの観測を織り込む動きになった。1月米PCEデフレータを受けての米長短金利低下も上値圧迫要因。ただし、149円台前半は下げ過ぎとの見方から、150円の節目を回復する展開。まだ米国の利下げ時期は見通せず、断続的に米金利低下が進む環境ではない。149円水準では買いが入りやすく、151.00円が上値目途と考えたい。一気に151~152円を試すような展開は現時点では考えにくいいと思われる。




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