【原油】飛び出すも・・・(2026.1.20)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2026-01-20
ページ制作日: 2026-1-20

原油とガソリンと灯油の違い
私たちの生活に欠かせない「ガソリンと灯油」ですが、元をたどればすべて同じ「原油」から生まれていることをご存知でしょうか。同じ黒いドロドロの液体から、なぜ透明なガソリンや少し黄色みがかった灯油が生まれるのか。
それぞれの役割と違いを、身近な視点で紐解いてみましょう。
1. すべての始まりは「原油」
原油は、数億年前のプランクトンなどの死骸が堆積し、地熱や圧力によって変化した天然の資源です。 例えるなら、原油は「味付け前の巨大なスープ」のようなもの。この中には、ガソリン、灯油、軽油、重油といった様々な成分が混ざり合っています。
2. 魔法の工程「分留(ぶんりゅう)」
原油から各製品を取り出すには、石油精製工場にある「加熱炉」で熱します。成分ごとに「蒸発する温度(沸点)」が異なる性質を利用して、沸騰した蒸気を冷やして分けるのです。
製品名 蒸留される温度 特徴と主な用途
ガソリン 約30℃〜180℃ 極めて燃えやすく、車のエンジンを動かす強力なエネルギー源
灯油 約170℃〜250℃ 燃焼が穏やかで扱いやすく、家庭のストーブや給湯器に使用
ガソリン:瞬発力のスター
ガソリンは低い温度でもすぐに蒸発し、火を近づければマイナス40℃でも引火するほど非常に危険でパワフルな液体です。その「爆発力」があるからこそ、重い車を高速で走らせることができます。
灯油:持続力のサポーター
一方、灯油はガソリンに比べると引火点が高く(40℃以上)、比較的安全に貯蔵・運搬ができます。じわじわと安定して燃え続ける性質があるため、冬の暖房や、精製度を高めることでジェット燃料(ケロシン)としても活躍します。
3. なぜ値段が違うのか?
ガソリンの方が高いことが多いのは、精製コストの差だけではありません。 最大の理由は「税金」です。
ガソリン: ガソリン税(約53.8円/L)などが重く課せられています。
灯油: 生活必需品としての側面が強いため、ガソリンに比べると税負担が低く抑えられています。
同じ原油から生まれても、社会的な役割によってその価値付けが大きく変わるのが面白いところです。
まとめ
原油は、自然界から採れた「混ざりもの」。
ガソリンは、揮発性が高く「車を動かす」エネルギー。
灯油は、安定性が高く「暮らしを温める」エネルギー。
次にガソリンスタンドへ行ったとき、給油ノズルの色の違い(ハイオクは黄、レギュラーは赤、軽油は緑、灯油は青)を見て、「これらはみんな同じ原油の兄弟なんだな」と思い出してみてください。
インスタ フォローお願いします!

金の取引をもっとお手軽に取引をやってもらうために今年から新たな取引スタイルをご提供します。その名は・・・
1LOTロスカット取引(My First GOLD)

(1LOTロスカット取引(My First GOLD)サイトへのリンク)
特に若い方でこれから投資を本格的に考えてみようと思っておられる方は是非一度読んで見てください。
アドバイス受けながらの対面取引もしくは手数料が安いオンライン取引でもどちらも当社はご用意しております。
今注目のコメ相場は堂島取引所で
(堂島コメ相場情報堂島コメ取引の価格に関するページへのリンク)
(堂島取引所HP・堂島取引所のウェブサイトへのリンク)
一瞬飛び立ったのだが・・・
前回原油の記事を書いたのは【原油】いつエネルギー爆発するのか!?と書いた1月9日でした。
その後の動きを見てみましょう。
原油 日足

実は1月14日と15日に動きを見せていた。
まず14日は下降トレンドラインを上に抜けた。
そして15日は瞬間ではあるがここ最近のレンジ相場(水色部分)を抜けた時間帯があった。
しかし昨年9月29日の高値63500円を抜くことが出来ず、強烈な上髭を出して終了。ちなみにこの日は下髭も強烈です。
1月14日から15日にかけての原油相場の動きをまとめてみますと・・・
1月14日の原油相場(WTI原油先物)は、「中東・ベネズエラを巡る地政学リスク」と「供給過剰懸念」という、真逆の性質を持つ材料が激しくぶつかり合ったことで乱高下しました。
主な理由は以下の4点に集約されます。
1. イラン・中東情勢の緊迫化(上昇要因)
1月14日時点で最も強い押し上げ要因となったのがイラン情勢です。
地政学リスクの再燃:イラン国内の抗議活動や、それに対する米国の介入姿勢を巡り緊張が高まりました。
供給途絶の警戒:世界の原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の通過リスクが意識され、「有事の買い」が入ったことで、14日は4営業日続伸となる場面がありました。
2. 米国のベネズエラ介入・新政権の動き(変動・下落要因)
2026年初頭、トランプ政権下の米国がベネズエラに対して事実上の介入を示唆、あるいは石油部門の修復を支援するとの観測が浮上しました。
増産期待による売り: 世界最大の埋蔵量を持つベネズエラが市場に復帰すれば、供給が大幅に増えるとの見方から、価格を押し下げる圧力となりました。
不透明感:この政策が「制裁強化」なのか「供給再開」なのか、報道が出るたびに市場の期待と不安が交錯し、乱高下を招きました。
3. 米国原油在庫の増加(下落要因)
1月14日に発表された米エネルギー情報局(EIA)の週報も大きな影響を与えました。
在庫増の発表:米国の民間原油在庫が340万バレル増加したことが確認され、需要に対して供給が潤沢であることが改めて意識されました。これが上昇していた相場に冷や水を浴びせました。
4. 2026年の「供給超過」見通し(長期的重し)
市場全体が「2026年は世界的に供給が需要を上回る」という弱気な見通しを共有していたことも背景にあります。
需給バランスの緩み: 中国の景気低迷やEV普及による需要抑制の一方で、米国やガイアナなどの非OPEC諸国が増産を続けているため、少しでも供給懸念が和らぐと急落しやすい地合いでした。
1月14日の動きは、「イラン情勢不安で買った層」と「ベネズエラ供給増や在庫増を見て売った層」が激しく入れ替わった結果といえます。
翌日の1月15日の原油相場(WTI原油先物)は、1バレル=60ドル台から58ドル台後半へと急落し、大きな乱高下を見せました。
この変動の主な理由は、中東情勢(特にイラン)を巡る地政学的リスクの急速な緩和です。
乱高下の主な要因
米国によるイラン軍事介入懸念の交代 年初からイラン国内の抗議デモやそれに対するトランプ大統領(米政権)の強硬な発言により、「米国の軍事介入があるのではないか」という懸念が強まっていました。
しかし、15日にトランプ大統領が介入を見送ることを示唆したことで、供給途絶への過度な不安が払拭されました。
地政学リスク・プレミアムの剥落
原油価格には、ホルムズ海峡の封鎖リスクなどを織り込んだ「地政学リスク・プレミアム(保険料のような上乗せ分)」が乗っていましたが、緊張緩和の報道を受けて投資家が一斉に利益確定の売り(投げ売り)を出したため、価格が急落しました。
構造的な供給過剰意識 地政学的な火種が消えかかったことで、市場の関心は「2026年は世界的に原油が余る(日量約230万バレルの余剰予測)」というファンダメンタルズ(需給の基本条件)に引き戻されました。
上記が抜けたけど走れなかった原因です。
NY原油のチャートで確認してみましょう。
NY原油 日足

下げたところでは赤ラインの9日MA価格でサポートされており赤ラインの傾きは右肩上がりになっていますのでNY原油に関しては昨年12月54.98ドルからの上昇トレンドは継続していると考えることができます。
ただし、下記のように引き続きレンジ内の相場だと言うことになります。
NY原油 日足②

レンジ内で見ると右肩上がりのMAの時間帯ですので上値を狙いに行く状況ではあるが今回NY原油も上に突き抜けて行けなかったことで残念ながら元のレンジ内の相場に戻ってしまった。
NY原油に関してはレンジ内のハーフラインの位置に存在しており、どちらにでも動ける状況。
引き続き材料面では地政学リスクが注目されます。
米国のベネズエラ攻撃、イランの抗議デモなどは原油相場の急伸要因となる出来事だが、ボックス内での修正高にとどまっている。
大規模な原油供給障害が発生していない影響もあり、現在の供給過剰環境にあっては許容リスクと評価されている。
不安定な地政学環境に揺れ動くも、戻り売り優勢の展開になっているのもその背景があるからです。
さらに激化したイラン情勢などによっては高値を更新する可能性もあります。
原油相場を押し上げていくのであれば、米国の軍事介入など、危機レベルを更に大きく切り上げていくことが条件になっています。
国際エネルギー機関(IEA)月報が21日に発表があるので材料的には注目されます。
材料面では上記背景があるのですが、チャート的には引き続きレンジ及び三角ポイントをどう放れるかに注目となります。
国内ドバイ原油 週足

国内ドバイ原油 月足

5月にはクロスをします。それまでの間に決着をつける可能性があると考えておいてください。それまでに動き出せば素直について行きましょう。
現状では上値が重いと考えている方が多いと思われます。
色々な地政学リスクがありながら上に飛び跳ねることが出来ない姿を見れば必然的にもう上昇しないのではないかという「思惑」が強くなる。
その思惑が危険な兆候になる可能性があります。
いずれにしてもまだ決着がついていない状況。
どちらを贔屓することなく、放れた方に味方をするスタンスでその時を待つ。
レンジ内で動く間は逆張り対応で泳ぐのみ。
お知らせ
金の取引をもっとお手軽に取引をやってもらうために今年から新たな取引スタイルをご提供します。その名は・・・
1LOTロスカット取引(My First GOLD)

(1LOTロスカット取引(My First GOLD)サイトへのリンク)
特に若い方でこれから投資を本格的に考えてみようと思っておられる方は是非一度読んで見てください。
アドバイス受けながらの対面取引もしくは手数料が安いオンライン取引でもどちらも当社はご用意しております。
お困りの方や相談したい方はお気軽にご連絡ください。
🎁 相場情報サイト「マーケットEye」今なら1カ月無料で体験できます!
「自分にも役立つのか確かめたい」
そんな方のために、1カ月無料体験をご用意しています。
お困りの方もおられると思います。何かご相談ある時はご連絡ください。
📞 0120-520-307(通話無料)
受付:平日9:00~18:00
最後に
丙午年の相場について・・・信じるか信じないかあなた次第です!
コムテックス通信を読んでおられる方は今年最後の第30号で送信した内容と同じですがご了承してください。
2026年は、60年に一度巡ってくる「丙午(ひのえうま)」の年です。古くからの迷信や縁起が語られることが多い年ですが、投資家やビジネスパーソンにとっては「相場がどう動くのか」というアノマリー(経験則)が気になるところでしょう。
丙午年の相場の特徴と、歴史的背景をまとめたコラムをお届けします。
丙午(ひのえうま)の相場格言 激動と「跳ね」の予感
相場界には干支にまつわる格言がありますが、午(うま)年は一般的に「午(うま)は跳ねる」と言われます。
過去のデータが示す「荒れ相場」
過去の丙午(直近は1906年、1966年)を振り返ると、非常に極端な動きを見せる傾向があります。 1906年(明治39年) 日露戦争後の大バブル 戦後経営の期待感から株式市場は空前の高騰を見せましたが、翌年にはその反動で大暴落(明治40年の暴落)に見舞われました。文字通り「跳ね上がった後に落ちる」激しい年でした。
1966年(昭和41年)
証券不況からの復活「いざなぎ景気」 前年の「40年不況」で山一證券への日銀特融が行われるなどどん底の状態から、丙午の年は一転して強気相場へ。戦後最長の好景気「いざなぎ景気」の本格的な幕開けの年となりました。
2. 「丙(ひのえ)」と「午(うま)」の組み合わせ
五行説で見ると、「丙」は火の兄(ひのえ)、「午」も火の属性を持ちます。火と火が重なる丙午は、エネルギーが非常に強く、活気にあふれる一方で、過熱しやすい(オーバーヒート)性質を持っていると考えられています。
ポイント 丙午の相場は、平穏な保ち合いよりも、トレンドが明確に出た際の「爆発力」に特徴があります。
2026年の丙午はどうなる? 現代的視点
次回の丙午である2026年に向けて、注目すべき3つの視点があります。
① 人口統計と経済の特異性1966年の丙午は、出生率が極端に低下したことで知られています。
これが現代では「2026年問題」として、教育業界や労働市場において、特定の年代だけ人口が少ないことによる歪み(2026年生まれが大学に入る時期の定員割れなど)が長期的なリスクとして意識されます。
② デジタル・エネルギー革命の「火」五行の「火」は、現代では半導体、AI、エネルギー、電気自動車などを象徴します。これらのセクターが、丙午のエネルギーを受けてさらに一段上のステージへ「跳ねる」可能性があるという見方も面白いでしょう。
③ インフレとの親和性「火」の属性は物価の上昇(インフレ)とも関連付けられます。デフレ脱却が進む中、2026年は名目成長率が大きく跳ねる年になるのか、あるいは金利上昇による市場の混乱が起きるのか、ボラティリティ(価格変動)への備えが重要になります。
そして当社が扱っています商品相場は・・・
商品・資源相場が荒れやすい
火に象徴されるエネルギーや資源分野は、特に値動きが荒くなりやすい。原油、貴金属、穀物などは、地政学リスクや需給懸念が材料視されやすく、値幅を伴う展開になりがちだ。逆に言えば、トレンドを捉えられれば収益機会も多い年となる。特に供給不安や政治的要因が絡むと、投機資金が一気に流入し、値動きが荒くなりがちです。 強気で挑むか、火傷を避けるか・・・
丙午は、歴史的に見ても「変化の起点」になることが多い年です。 格言通りに相場が「跳ねる」のであれば大きなチャンスですが、火のエネルギーが強すぎると急落の懸念も孕みます。「勢いに乗る勇気」と「過熱を冷めた目で見る冷静さ」。 この両輪を持つことが、丙午相場を乗りこなす鍵と言えるでしょう。
最後にあくまでも今回の記事は好きな方は好きな内容ですが、まったく気にならない方は気にならないと思います。2026年終わった時にコムテックス通信があんなことを書いていたなと思って頂けるかどうかは来年の相場次第ですね。
※コムテックス通信はマーケットEye体験お申込みの方や三猿相場動画申し込みの方にお送りしています。
📈 感情では勝てない!
「値頃感」「思惑」「感情」では勝てない!」
「プロの視点」で動ける投資家になる!
投資で一番怖いのは、感情に流されて判断すること。 「なんとなく上がりそう」「ニュースが騒いでるから買い」「こうなってくれないかな!」
そんな「思惑」や「期待感」や「ニュースなどの材料」だけで動いていませんか?
マーケットEyeは
✅ 感情を排除し
✅ テクニカル分析に基づき
✅ 今の相場が「どうなっているのか」
を冷静に、わかりやすく伝える情報サービスです。
相場に必要なのは「情報」と「戦略」
相場が変わった時、すぐに頭を切り替えられるかどうかが勝負の分かれ目
マーケットEyeでは、
- 短期・中期・長期の相場シナリオ
- 順張り・逆張りの使い分け
- 注目のテクニカルプライス
「なんとなく」で投資を続けるリスクから、あなたを解放します。
🎁 今なら1カ月無料で体験できます!
「自分にも役立つのか確かめたい」
そんな方のために、1カ月無料体験をご用意しています。
🧑💼 専門スタッフがサポートします
ご質問・ご相談があれば、お気軽にご連絡ください。
相場分析室の専門スタッフが丁寧に対応いたします。
📞 0120-520-307(通話無料)
受付:平日9:00~17:00
✅ 投資で迷わない自分をつくる
情報が多すぎる今の時代だからこそ、「本当に信頼できる情報」に出会えるかどうかが、投資成果を分けます。
マーケットEyeで、感情に流されない投資判断を始めてみませんか?
また現在これから金投資を本格的に考えたい方への金の資料を提供中です。お気軽にお申込みください。
JPXの金先物価格や白金価格を知らない方がおられ、金の価格は大手貴金属商さんが出しておられる9時半の価格だけなのかと思っておられた方がおられます。 Youtube動画を見られている方の中には金が関係する投資信託だけをやっておられるか方もおられ金の公設市場があると言う事知らない人もおられます。 下記のURLはJPXの先物市場を掲載しているページになります。ご存知でなかった方は一度御覧になってください。
上記クリック後のページの商品先物価格情報(OSE)をクリックすれば金の価格などが掲載されています。
取引時間 午前8時45分~午後3時45分まで 夜間取引は午後5時から翌朝朝6時まで
各相場に対してご相談ある時はお気軽にご連絡ください。きっちりお時間作って対応させて頂きます。
連絡先 相場分析室 0120-520-307
この記事が役立ったらシェアをお願いします!
Tweet※tradingview社のチャートを利用しています。
- ご注意ください。
-
当サイトの情報は各アナリストがテクニカル分析に基づき作成したもので、相場の動向を保証するものではありません。
売買に際しての最終判断はあくまでもご自身でご決定ください。 商品関連市場デリバティブ取引及び商品先物取引は元本や利益が保証されるものではなく、 価格の変動により場合によっては委託証拠金の額を上回る損失が生じることもあります。 為替、日経平均株価の分析は、商品市場分析の参考データとしてご提供しております。 当社では、外国為替証拠金取引及び日経平均指数先物取引の取り扱いはしておりません。
なお、予告なしに内容が変更又は、廃止される場合がありますのであらかじめご了承ください。
お取引の際は事前に 重要開示事項 等を十分ご理解のうえ、ご自身の判断で行なって頂けますようお願い申し上げます。