【原油】も同じく・・・ (2025.11.27)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2025-11-27
ページ制作日: 2025-11-27

ヒートショック 寒い季節に潜む危険と対策 若者も注意!
ヒートショックは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、体に悪影響を及ぼす現象です。特に冬場に多く発生し、高齢者に脳卒中や心筋梗塞といった深刻な事態を引き起こすリスクがあるため、注意が必要です。
★ヒートショックが発生しやすい状況
ヒートショックは、暖かい場所から急に寒い場所へ移動したり、その逆の移動をした際に起こりやすくなります。
◆入浴時: 暖かいリビングから寒い脱衣所へ移動し、熱いお風呂に入るという一連の流れが、最も危険な状況の一つです。
①脱衣所: 寒い場所で血管が収縮し、血圧が上昇します。
②浴槽: 熱いお湯に入ると、今度は血管が急激に拡張し、血圧が急低下します。
③浴後: 暖かい浴室から寒い場所へ出ると、再び血管が収縮し、血圧が上昇します。
◆トイレ: 暖房のない寒いトイレへ移動した際。
◆深夜: 暖かい布団から出て、寒い廊下を移動する際。
★ヒートショックが体に与える影響
急激な血圧の変動は、心臓や脳に大きな負担をかけます。
①血圧上昇: 血管の収縮により血圧が急激に上がると、心筋梗塞や脳出血のリスクが高まります。
②血圧低下: 血管の拡張により血圧が急激に下がると、脳の血流が不足してめまいや失神を起こし、浴槽で溺れるなどの二次的な事故につながる危険性があります。
★予防のための具体的な対策
ヒートショックを防ぐための最も重要な対策は、家の中の温度差をなくすことです。
◎脱衣所・浴室の暖房:
入浴前に脱衣所を暖房器具で暖めておきましょう。
浴室も、浴槽の蓋を開けておく、シャワーで壁や床に熱いお湯をかけるなどして、あらかじめ暖めておくのが効果的です。
◎お湯の温度設定:
お風呂の温度は41度以下のぬるめに設定し、長湯を避けるようにしましょう。
◎食前・飲酒後の入浴を避ける:
食後すぐや、飲酒後の入浴は血圧変動を起こしやすいため避けましょう。入浴前には、コップ一杯の水分補給をしておくことも大切です。
◎トイレ・廊下の暖房:
頻繁に利用するトイレや廊下にも、可能であれば小型の暖房器具を設置するなどして、室温を一定に保つように心がけてください。
ヒートショックの危険性を理解し、これらの簡単な対策を日常生活に取り入れることで、寒い季節も安心して過ごすことができます。ご家族やご自身の健康を守るために、ぜひ実践してみてください。
報道によれば若者のヒートショックも多いようです。
スマホなどで動画を見ながら湯船に浸かり長時間入浴することによって脱水が進んで、「谷型ヒートショック」や熱中症のリスクが高まるそうです。若いからと安心は出来ませんね。
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原油・・・あなたも・・・
直近掲載した金と白金ですが、白金がやや抜けてきた状況ですが、それでもレンジ内の動き。金に関してはまだ決着ついていません。
金や白金に関しては、昼のYoutube動画やYoutubeショート動画の方で話しています。
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それでは本日は原油についてです。タイトル通りですね。あなたも・・・レンジ内及びパワー蓄積中ですね。
最近の原油に関する材料面は・・・
ウクライナ和平交渉、合意時期が来週以降にずれ込む見通し
ウクライナ和平合意に向けた調整は続けられているものの、当初の目処とされていた27日を通過しようとしており、最終的な妥結は来週以降にずれ込む可能性が高いと見られています。
和平案の最終調整は難航する可能性があり、焦点はロシアが当初の案からさらなる妥協を重ねるのかという点に移っています。
ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官は、すでに8月の米ロ首脳会談で一定の譲歩を示しているとしており、ウクライナ和平案でこれ以上の譲歩はしないとの認識を表明しています。
このため、最終的な合意には双方のさらなる歩み寄りが不可欠ですが、ロシア側の強硬姿勢がどこまで維持されるのか不透明です。しかし、予断を許さない状況であり、今後の報道から目を離すべきではないでしょう。
原油を取り巻く環境としては引き続きウクライナ情勢を中心とした材料となっており、この材料にしても市場は言葉は悪いですが飽きてきているような状況ではないでしょうか。
和平交渉が進展した場合のシナリオは
「和平交渉が進み」「制裁が緩和され」「ロシア産が再び市場に戻る」ようなら、供給が増えて価格が下がる可能性が出てくるというのが、相場が注目する構造です。
なのでNY原油のチャートは現在以下のような状況になっています。
NY原油 日足

今年7月以降の相場は下降トレンドが継続していることが分かるかと思います。ただ安値は55ドル台が強固な支持基盤になっています。
NY原油に関しては和平交渉が進展した場合は、55ドル台割れが起きるかどうかのみが焦点。
割れてきた時は過去の値動きを見ると以下のような状況なので
NY原油 月足

30ドル台前半までの下げが起きてもおかしくはない環境下になる。
ただその場合は、経済の動きとも関連してきますので株価の動きも注視しなくてはいけない状況になります。
ここでNYダウとNY原油の関係性について考えてみましょう。
NYダウとNY原油の関係性は、連動する時期と逆相関になる時期があり、常に一定ではありません。ただし、歴史的にみると以下の「大きな力学」で動くことが多いです。
■ 基本構造:多くの局面で“同じ方向に動きやすい”
原油価格が上昇 → 世界景気が強い・需要が強い → 企業業績に追い風→ NYダウ上昇になりやすい
逆に、
原油価格が下落 → 世界景気の減速懸念 → 企業活動の弱まり→ NYダウ下落になりやすい
特にこのような局面では同方向に動きやすいです:
共通シグナル 市場心理
世界景気の拡大 リスクオン
米国の消費堅調 エネルギー需要増
インフレが適度 金融市場安定
■ ただし真逆になるケースもある
原油高が“悪い原油高”の場合は、逆相関になりやすい。
例)
・サプライショック(中東情勢不安・戦争)
・OPECの減産による価格急騰
・インフレ加速 → 金利上昇圧力
この場合は
原油上昇 → 企業コスト上昇・消費圧迫 → 金利上昇懸念 → NYダウ下落になりやすい
逆に、
原油下落 → コスト低減・インフレ緩和 → 金利低下期待 → NYダウ上昇になることもあります。
■ まとめ:どの“タイプの原油変動”かで方向性が変わる
原油の動き 原因 ダウへの影響
需要増による原油高 景気拡大 ダウ上昇にプラス
供給懸念による原油高 戦争・減産 ダウにマイナス
世界景気後退による原油安 需要減退 ダウ下落にマイナス
供給増・インフレ緩和による原油安 増産・金利低下観測 ダウ上昇にプラス
■ 投資判断のポイントは?
ダウと原油の方向性を読むときは、次の3つをチェックすると精度が高まるのではないでしょうか。
① 米国の金利・インフレ指標(CPI・PCE)
原油高がインフレを悪化させているかが鍵。
② 原油上昇の原因が需要か供給か
需要主導 → 株に強気
供給ショック → 株に弱気
■ 最後に
NYダウとNY原油は、
「景気期待を反映する局面」では同じ方向
「インフレ・地政学ショック局面」では逆方向
と覚えると、相場の構図がとてもわかりやすくなります。
では今の相場はどうなのかを考えてみますと・・・
今の状況の要点は?
NY原油は昨夜は1バレルあたり58.65ドル で終了。
一方、NYダウは昨夜を含めて四連騰の大幅上昇。最近の急騰には、米国での 利下げ期待 が背景にある、との報道もあります。
原油については、「供給過剰懸念」が市場で根強く、在庫積み増しとのデータもあります。
今は供給過剰/需給緩和型 — 原油安・株高になっていると考えます。
この構造は、上記で書いています「供給過剰やインフレ懸念の後退 → 原油安または安定 → 株高・株式市場好調」という型に近いと思います。
原油の需給ひっ迫ではなく、供給過剰や在庫増 → 原油価格の抑制。
原油高によるコスト圧迫・インフレ懸念が後退。 → 株にとっては追い風。
さらに、米国では利下げ期待が株高を支えている。
つまり、「原油高で景気過熱 → 株高」ではなく、「原油安/安定のもとで金利低下期待 → 株高」という “原油安 or 中立 × 株高” の組み合わせになっていると考えます。
上記原油を取り巻く環境や株価との関連性について書いてきましたが実際のチャートはどうなのか・・・
国内ドバイ原油のチャートです。
国内ドバイ原油 日足

国内原油価格は8月以降は水色に塗られた部分でのレンジ相場となっています。
9月末と10月にレンジ内から抜け出す期間が少しだけありましたが概ね8月中旬からこの3カ月間は58000円~62000円の4000円幅の動きとなっています。
これだけの期間モミモミしている事は珍しいですね。
昨年も10月から12月の期間にありましたが、この時が64500円から69500円の5000円幅でした。
国内ドバイ原油 日足 長期

当然これだけの期間ですので次の動きを注目しておかないといけませんがもしも下に振れた場合は、先程のNY原油が30ドル台レベルがポイントとしていましたが国内は以下のような状況になります。
国内ドバイ原油 月足

NY原油の30ドル台は国内価格で見れば20000円前後となります(為替の状況によって価格帯は違う可能性はあります)
現在の長期モミモミ相場がどちらの方向性に向けてパワーを溜めているかは現段階では分かりません。
また本日書いています株価との関係。こちらも無視はできません。相関関係が高いパターンになっているのか?逆相関関係になっているのか?
その見極めも必要ですよね。
チャートはまだ迷っています。どっちに行こうか・・・
貴金属も迷っています。よって原油・・・あなたもか!となるわけですが
いずれ動き出す日が来ます。それがウクライナ情勢が引き金になるのか?株価の大幅な変動が引き金になるのか・・・
今日の時点ではテクニカル的な事を書くのは限定的になってしまうので、珍しく原油相場の今の構造などについて本日は書いています。少しでもご参考にして頂ければと思います。
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最後に
12月の市場を表す代表的な格言や、この時期特有のアノマリーについて
12月は年末特有の心理や、機関投資家の決算などが絡み合い、独特の動きをしやすい月です。
1. 掉尾の一振(とうびのいっしん)
12月の相場格言として最も有名な言葉です。 「掉尾」とは、魚が死ぬ間際に尾を振って跳ねる様子のことですが、相場用語では「年末の最後にかけて、株価が勢いよく上昇すること」を指します。
背景
①機関投資家(ファンドマネージャーなど)が、運用成績を良く見せるために年末に買いを入れる「お化粧買い」が入ることがあるため。
②新年への期待感から個人投資家の買いが入りやすいため。
傾向としては、大納会(年内最終取引日)に向けて高くなりやすいと言われますが、必ず起きるわけではありません。
2. 餅つき相場(もちつきそうば)
12月の相場全体、特に中旬ごろまでの雰囲気を表す言葉です。 餅つきのように「杵(きね)をついては返し、ついては返し」と、株価が上下に荒っぽく動くことを指します。
背景
①年末で市場参加者が減り(海外勢がクリスマス休暇に入るなど)、商い(売買代金)が薄くなるため、少しの注文で株価が乱高下しやすくなります。
②「利益確定売り」と「新年への仕込み買い」が交錯するため。
3. その他の重要な12月のアノマリー
格言ではありませんが、12月の投資戦略を考える上で無視できない傾向があります。
損出し(節税売り)
12月中旬〜下旬にかけて、その年に損失が出ている株をあえて売り、利益と相殺して税金を減らそうとする動きが活発になります。これにより、業績が悪くないのに株価が下がる銘柄が出やすくなります。
この「損出し」による売りが一巡した直後(年末ギリギリや年明け)に、株価がリバウンドすることがあります。
サンタクロース・ラリー
主に米国市場の言葉ですが、日本にも影響します。クリスマスの直後から新年の最初の2取引日にかけて株価が上昇しやすい現象です。
まとめ:12月相場の流れ
一般的な12月相場のイメージは以下のようになります。
上旬〜中旬は「餅つき相場」で乱高下したり、「損出し」で上値が重くなる。下旬(クリスマス明け〜大納会)は 売り圧力が弱まり、「掉尾の一振」で上昇して年を終える。
もちろん、その年の経済状況や金融政策によってこの通りにならないこともありますが、一つのリズムとして覚えておくと役に立ちます。
⚠️ 注意点・補足
これらの格言・アノマリーは「傾向」であって「法則」ではありません。過去に当てはまっていても、今年・来年も必ず当てはまるとは限りません。
特に海外(米国)市場のデータが多いため、国内市場(日本株)でそのまま当てはまるとは限らない点に留意が必要です。
年末ならではのイベント(税金対策、年末商戦、機関のリバランスなど)が影響するため、その他のマクロ環境(経済・金利・政策など)も併せて見る必要があります。
2025年12月相場はさてどうなるのか?上記の格言やアノマリー通りになるのかも注目ですね。
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