【原油】地味ですがじわじわと・・・ (2025.11.12)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2025-11-12
ページ制作日: 2025-11-12

今日は一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)とは?
「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」という言葉を聞いたことがありますか?これは日本の暦に古くからある吉日の一つで、読んで字のごとく「一粒の籾(もみ)が万倍にも実り、立派な稲穂になる」という意味が込められています。
つまり、この日に始めたことは、やがて大きな成果や幸福となって返ってくる、大変縁起の良い日とされているのです。わずかな行動や努力でも、その「種」が大きく膨らみ、豊かさにつながるという、希望に満ちたメッセージを持っています。
一粒万倍日にすると良いこと!
この日におすすめなのは、「何かを始めること」や「大きく発展させたいと願うこと」に関する行動です。
新しい挑戦のスタート
仕事始め、お店の開店・開業、会社の設立・登記
習い事や資格勉強の開始
新しいプロジェクトや計画の始動
金運アップに関する行動!
新しいお財布の購入や使い始め
宝くじの購入
銀行口座の開設、投資の開始、貯金の計画立て
慶事・人間関係!
入籍、プロポーズ、結納、結婚式など、結婚にまつわること
大切な人に感謝の気持ちを伝える
引っ越し(新しい生活の始まり)
これらの行動は、「幸せの種」をまくことに繋がり、その後の発展や繁栄が期待できるとされています。
★注意したいこと★
「万倍になる」ということは、良いことだけでなく、苦労や負の要素も万倍になると考える向きもあります。
そのため、借金や人からお金を借りる行為、夫婦や家族との争いごとなどは、この日には避けた方が良いとされています。新しく始めることの「種」が良い実りとなるよう、ポジティブな行動を心がけましょう。
ちなみに、2025年11月は以下の日が該当します。
11月12日水曜日 母倉日と重なるスペシャル開運日!
11月13日木曜日2日連続の吉日!継続的な行動に吉
11月24日月曜日祝日(振替休日)で、友引・母倉日・神吉日も重なる最強開運日!
11月25日火曜日2日連続の吉日!
一粒万倍日を意識して、あなたも小さな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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原油もじわじわと・・・
昨日掲載した白金はまだモミモミ状況で決着がついていません。引き続き決着を待つ状況ですね。
今日は原油についてです。動きが出てきそうです。前回書いたのが10月24日です。その時に掲載していたのが以下のチャート。
原油 日足②

そしてその後の動きが下記チャートです。
原油 日足

どうですか?赤い下降トレンドラインを上に抜けています。
もう少し長い期間で見れば
原油 日足②

この赤ラインの下降トレンドラインは1月高値からのラインです。極端な事を言えば今年の原油のトレンドと言ってもいいでしょう。
そのラインをオーバーしてきていることはやはり無視はできません。
またもうひとつポイントになるのが水色で囲んでいるBOXです。
このBOXを突き抜けて9月29日63500円をオーバーすることが出来れば原油を買い方針で見ている方にとっては最高のパターンになります。
逆に売り方針で見ている方にとっては絶対に守らないといけない価格となります。
抜けてきた時は・・・
原油 日足 フィボナッチ

63500円の高値は半値戻し63190円を意識した価格。
6月高値66390円は61.8%戻し65890円を意識した価格ということが分かるはず。
よって今年の下降ラインの赤ラインをオーバーしたが水色のBOX相場レンジと63500円そして66390円の抵抗勢力を撃破する力があるかどうかという点が焦点です。
では本家本元NY原油はどうなのか?
WTI原油 日足

1月の高値からの下落は4月まで続き一旦戻すも5月に再度55ドル台を付けてそこから反発。W底形状になり6月には77ドル台まで回復。しかしその後は下落が続き再度10月に55ドル台をつけ現在そこから反発。
55ドル台の安値は非常に強力なサポート価格として機能しています。
今年のこの下げはトランプ大統領就任に尽きます。
掘って掘って掘りまくれと就任直後から吠えていました。
トランプ大統領の原油政策は、化石燃料の増産を重視し、米国の「エネルギー優位」を追求する方針が大きな柱です。
各メディアの報道によりますと主な政策のポイントは以下の通り。
️ 主な政策方針
化石燃料の増産推進「掘って掘って掘りまくれ!」
石油や天然ガスの生産を最大化するための規制緩和や、化石燃料関連プロジェクトの承認迅速化。
これは、バイデン前政権の「脱炭素」政策から大きく舵を切るものです。
「脱・脱炭素」への転換
気候変動対策への国際的な取り組み(パリ協定など)からの離脱、および国内でのクリーンエネルギーやEV(電気自動車)支援の縮小。
戦略石油備蓄(SPR)の早期補充
SPR(Strategic Petroleum Reserve)を以前の水準に戻すことを目指しており、この補充が短期的な原油需要を押し上げる可能性はあります。
石油を外交カードとして利用
原油生産を外交上の交渉材料として使い、産油国に対して増産などの圧力をかける「ディール外交」を仕掛けてる。
原油価格への影響
トランプ氏の政策は、世界の原油価格に対して複雑な影響を及ぼす可能性があります。
供給面:米国内の増産が進めば、理論上は原油価格が下落する要因となり得ます。
需要面・価格上昇要因:
EV支援の縮小などにより、米国内のガソリン消費が増加する可能性があります。
SPRの早期補充は、急激な需要増加を引き起こし、原油価格を押し上げる可能性はあります。
トランプ氏の外交政策や中東情勢への関与の仕方によっては、地政学的なリスクが高まり、価格が急騰するリスクも指摘されています。
掘って掘って掘りまくれと言うが・・・
米国が原油生産をさらに拡大する上での主な制約要因には、投資の減少と人手不足のほか、シェール開発特有の課題やサプライチェーンの問題がある。
■投資の抑制(資本規律の重視)■
長年、シェール企業は増産のために多額の負債を抱え、利益を犠牲にしてきましたが、近年、投資家の姿勢が大きく変化しています。
★株主還元への圧力
投資家は、生産拡大よりも安定した利益と株主還元(配当や自社株買い)を優先するよう企業に求めています。この「資本規律」の結果、企業は手元資金(フリーキャッシュフロー)の70~80%程度に設備投資を抑える傾向が強まりました。
★脱炭素とESGの潮流
国際的な脱炭素への流れやESG(環境・社会・ガバナンス)投資の圧力により、金融機関や投資家が化石燃料セクターへの投資を控える動きがあり、新規の大型プロジェクトへの資金調達が難しくなっています。
★規制の不確実性
政権交代による規制環境の変化(例:環境規制、連邦政府の土地利用)への懸念も、長期的な投資を抑制する一因となっています。
■人手不足とコスト増■
石油・ガス産業は過去の「ブームとバスト(好不況)」のサイクルで大量の雇用を失い、熟練労働者の確保が困難になっています。
★労働力の流出
パンデミックや価格暴落時に解雇された労働者が、より安定した他産業(例:製造業、再生可能エネルギー)へ転職し、産業への復帰が滞っています。
★専門職の不足
特に掘削、測量、坑井仕上げなどを担う開発サポート事業(オイルサービスセクター)において、熟練の掘削クルーやエンジニアの不足が深刻です。
★賃金とコストの上昇
人手不足は賃金の上昇を招き、それに加えて、機材や資材(鉄鋼、化学品など)のインフレが重なり、原油の採算価格を押し上げています。
■シェール開発特有の制約■
★優良掘削地の枯渇
シェールオイルの生産は特定の優良掘削地に依存していますが、企業が採算の良い場所から優先的に開発を進めた結果、残る油田は技術的により複雑で、生産性が低い場所が増えており、コスト増と採掘量の伸び悩みの原因となっています。
★生産減衰の速さ
シェール油井(ゆせい)は、掘削直後の生産量が非常に多い一方で、時間の経過とともに急激に生産量が減衰するという特徴があります。
このため、生産量を維持・拡大するためには、絶えず新しい油井を掘り続ける必要がありますが、上記のような制約により、このペースが鈍化しています。
掘って掘って掘りまくれと言われても掘れない理由もあるわけですね。トランプ大統領が掘りまくれと号令をかけた安値は55ドル台で3回止まっている点は今後も注目しておくべき価格となります。
少し外部環境の話が長くなりましたが再度WTI原油チャートを見ますと
WTI原油 日足

52日MAとの攻防戦中でまずはそこを突破してくるかどうかにまずは注目し抜けてきたら62.59ドルを抜けると59.96ドルが注目安値となりダウ理論的にも買い方支援のチャートになります。
WTI原油 日足 一目均衡表

一目均衡表で見ても直近では一番雲が薄い場面でもありその分抵抗も弱いと考えると9月の時と比べても突破しやすい環境にいます。買い目線の方からすればこのチャンスをものに出来るかに注目ということです。
国内価格もNY原油高及び円安の流れのW効果があれば一気に走る可能性はあることは忘れずに。
金価格との逆相関関係も一旦終わるかにも注目しておきたい。地味な動きですが次の主役を狙っているかもしれませんよ!
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「売りは早かれ 買いは遅かれ」
★「売りは早かれ」:利益確定と損切りを迅速に!
この格言の前半は、「売りの判断は素早く行え」と説いています。
1. 利益確定の「早かれ」
価格が上昇し含み益が出ているとき、人は「もっと上がるのではないか」という欲望に駆られがちです。しかし、相場は生き物であり、永遠に一本調子で上がり続けることはありません。
「もう少し」と欲張った結果、相場が反転し、せっかくの利益が目減りしたり、最悪の場合、含み損に転じてしまったりするケースは少なくありません。
画餅は食えないのと同じように、利益は確定して初めて自分のものになります。小さな利益でもサッと手中に収め、次の機会を待つことが、長期的に大きなパフォーマンスにつながるのです。
2. 損切りの「早かれ」
一方、購入した銘柄が値下がりし含み損を抱えたとき、人は「いずれ戻るはずだ」という未練や希望的観測にしがみつきがちです。
損切りの判断を遅らせることで、損失は雪だるま式に膨らみ、取り返しのつかない大損に発展することがあります。 ウォール街にも「損は落とせ、さらば利益は大ならん」という言葉があります。自分の判断ミスを認め、潔く損切りすることで、その資金を次の有望な投資に回す機会が得られます。これを「見切り千両」とも言います。
★「買いは遅かれ」:焦らず、じっくりと!
格言の後半は、「買う判断は遅く、慎重に行え」という意味です。
1. 買い場はいくらでもある
多くの初心者は、「今買わないとチャンスを逃す!」という焦りから、高値で飛びついてしまう傾向があります。しかし、価格が上昇する局面は比較的緩やかであり、買い場は随所にあります。
時間をかけてチャートや市場の状況をじっくりと調べ、誰もが注目しなくなった時や、相場が調整局面に入った時など、安値を拾うチャンスを待つ。
2. 精神的な余裕を持つ
焦って買うと、少しの変動にも一喜一憂し、冷静な判断力を失いやすいです。じっくり構えて買えた投資家は、多少の価格の下落にも耐える精神的な余裕が生まれます。
■ 結論:投資家心理との戦い!
「売りは早かれ 買いは遅かれ」は、単なる相場の技術論ではなく、投資家心理を深く洞察した格言です。
売り:「もっと欲しい」という欲望と「損をしたくない」という未練を断ち切る戦い。→ 理性的で迅速な対応が必要。
買い:「今を逃すな」という焦りを抑え、十分な調査と待機をする戦い。→ 忍耐強く冷静な判断が必要。
この格言を心に刻み、感情に流されることなく、冷静に相場と向き合う姿勢こそが、成功する投資家への第一歩と言えるでしょう。
📈 感情では勝てない!
「値頃感」「思惑」「感情」では勝てない!」
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投資で一番怖いのは、感情に流されて判断すること。 「なんとなく上がりそう」「ニュースが騒いでるから買い」「こうなってくれないかな!」
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