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今日の相場解説【ドル円 今夜のイベントと明日のイベント】今日の相場解説 (2025.10.03)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2025-10-03

ページ制作日: 2025-10-03

今日の相場解説

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なぜ10月10日 そして体育の日からスポーツの日への背景


「体育の日」は、日本の歴史においてスポーツの意義と国民の祝日という二つの重要な要素が結びついた日です。
現在「スポーツの日」と名称が変わったこの祝日が、なぜ10月という時期に、そしてかつて10月10日という特定の日付に制定されたのか、その理由を探ってみましょう。
始まりは1964年・東京オリンピックの「熱狂」
「体育の日」(現・スポーツの日)が生まれた背景には、日本の戦後史における一大イベント、1964年の東京オリンピックが深く関わっています。
1. 開会式の日付「10月10日」
最初の「体育の日」は、10月10日と定められました。この日付が選ばれたのは、まさに1964年の東京オリンピックの開会式がこの日に行われたからです。 日本で初めて開催されたオリンピックは、戦後の復興を世界に示し、国民に大きな感動と一体感をもたらしました。その輝かしい成果と感激を記念し、国民がスポーツに親しみ、健康な心身を培うことを願って、開会式の日が国民の祝日として1966年に制定されたのです。
2. 「晴れの特異日」説
10月10日が選ばれた理由としては、「この日は晴れの特異日(特定の天候が現れやすい日)である」という説も広く信じられてきました。 実際、1964年の開会式当日は、前日までの雨が嘘のように晴れ渡り、見事な青空のもとで行われたそうです。この晴天のイメージも、10月10日という日付を特別なものにした一因と言えるかもしれません。
祝日の名称と日付の変遷
制定から今日まで、「体育の日」は名称と日付を二度変えています。
1. ハッピーマンデー制度による日付変更
制定当初は固定の10月10日でしたが、2000年にハッピーマンデー制度が導入されたことで、日付が「10月の第2月曜日」に変更されました。 これは、週末と祝日を合わせて三連休とし、人々に余暇を楽しんでもらうことで、経済効果を期待する目的で導入された制度です。これにより、多くの国民が毎年連休としてスポーツやレジャーを楽しみやすい形となりました。
2. 「スポーツの日」への名称変更
そして、2020年には名称が「体育の日」から「スポーツの日」へと改称されました。 この変更は、2020年に開催予定だった(実際には2021年開催)東京オリンピック・パラリンピックをきっかけに、「体育」よりも国際的に広く使われている「スポーツ」という言葉を用いることで、その価値や有効性を再認識し、より幅広い層にスポーツの素晴らしさを共有することを目指したものです。
スポーツの日が象徴するもの
現在の「スポーツの日」は、「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う」日とされています。 かつての「体育の日」が、オリンピックの記念と身体活動に重きを置いていたのに対し、「スポーツの日」は、スポーツが持つ連帯感や社会への貢献といった、より広い意義を内包するようになったと言えるでしょう。 この日は、過去の栄光を振り返りつつ、私たちが日々の生活でいかにスポーツや健康に向き合うか、改めて考える良い機会になっています。あなたもこの「スポーツの日」に、何か体を動かしてみてはいかがでしょうか。

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ドル円歴史を振り返ると・・・


今夜は為替相場の中では月に一度の重要イベントである雇用統計の発表があります。
ですが・・・米政府機関の一部閉鎖の影響で本日21時半に発表予定の9月の米雇用統計の発表が延期。 実際にこの影響で、ここ数日で米8月建設支出、新規失業保険申請件数、米8月製造業新規受注などの発表が延期されている。
また本日は
植田日銀総裁の記者会見が注目されています。市場では10月の日銀金融政策決定会合での利上げ期待が徐々に高まる中、植田総裁がどのような見解を示すかが注目されています。利上げに前向きな姿勢を示すようなら円が買われる状況が起きる可能性があります。
植田日銀総裁の今日の予定としては 10:00に経済4団体共催懇談会で講演 14:00に経済4団体共催懇談会で会見
となっています。まもなくです。
今夜の米国の雇用統計の発表は延期される可能性がある中での本日の植田日銀総裁の会見はその発言がいつも以上に注目される可能性があります。

そんな中で実はチャートも非常に注目すべき状況になっています。前回為替の記事を書いたのは9月17日でした。その後は1度も書くことが無かったには金や白金が大きく動いていたこともありますがドル円そのものの動きも膠着状態と 言いますか抜けて走るかと思わせて走らなかった点も挙げられます。それではチャートチェックしていきましょう。

ドル円 日足
円


緑色の部分がレンジ相場になっていますが9/25に抜けて9/3の149.13円も抜けた事で8月の150円台も視界に入ってきたが、レンジ相場抜けて3日天下で終わって元のレンジに戻り逆にレンジ下限割れ寸前まで来ていることが分かります。
さらに4月円高水準を起点としたUPラインのところまで落ちてきていることが確認出来るかと思います。
と言う事は・・・重要な局面に来ているということです。

では週足で見ますと・・・


ドル円 週足
円②


トレンドラインと緑のレンジもそのままつけた状況でチャートを作っています。
これを見てもやはり重要な局面だと考えます。
ここ最近よく書いていました
「放れにつけ!」


これです。
2021年の102円からの動きを見ていただくと今回と同じようにレンジ相場の時期を赤色で囲んでいます。


ドル円 週足②
円③


赤色の部分から放れが起きて動いているのは分かるかと思います。今回上に放れるか下に放れるかは今後の動き次第ですが放れた方に素直に味方することが相場の世界で生き抜く一つの方法です。

ドル円 月足
円④


ドル円の歴史を見れば上記のような流れです。
そしてこの長い月日の中で忘れてはいけないのが1985年のプラザ合意です。

プラザ合意と円高
日本経済を揺るがした歴史的転機!
1985年9月、ニューヨークのプラザホテルに集まった日米欧の先進5カ国(G5)は、当時の「ドル高是正」を目的に協調介入を決定しました。 これが有名な「プラザ合意」です。背景には、アメリカの巨額な「貿易赤字」があり、日本や西ドイツとの摩擦が激しくなっていたことがありました。日本の車が叩かれいたのを思い出します。
合意を受け、各国はドル売り・自国通貨買いを進めた結果、急激なドル安・円高が進行します。当時1ドル=240円前後だった為替は、わずか2年ほどで120円台まで円高が進み、日本経済は大きな転換点を迎えました。10年後の1995年には80円を割れを起こします。
円高は、輸出企業にとっては収益を直撃しました。輸出品の価格競争力が落ち、日本の製造業はコスト削減や海外進出を加速させることになります。一方で、円高によって輸入品が安くなり、国内では消費者がその恩恵を受けました。
しかし、輸出不振を補うため政府と日銀は金融緩和を進め、その資金が土地や株式市場に流れ込み、結果として1990年代初頭の「バブル経済」につながったのです。
プラザ合意は単なる為替調整の枠を超え、日本の経済構造や産業戦略を変える大きな契機となりました。そして「急激な為替変動が国の経済にいかに影響を及ぼすか」を示した象徴的な出来事として、今も経済史に刻まれています。
プラザ合意と円高、そして現代の円安局面への教訓

1985年のプラザ合意は、国際協調のもとで急激な円高をもたらし、日本経済に大きな衝撃を与えたことは上記に書きました。輸出産業は打撃を受ける一方、金融緩和による資産バブルを招き、後の「失われた時代」への伏線となったことはよく知られています。
この歴史的経験は、直面している「円安局面」にどんな示唆を与えるのでしょうか。
■ プラザ合意の円高と現在の円安の違い
プラザ合意後の円高は「国際協調の政策判断」によって人為的に引き起こされたものでした。一方、現代の円安は主に「金融政策の差」と「資本の流れ」に起因しています。 アメリカは高金利政策を続けるのに対し、日本は長らく低金利・金融緩和を維持してきました。その金利差が投資資金をドルに引き寄せ、円安を加速させています。 つまり、当時の円高が「外圧による急転換」なら、現在の円安は「政策選択の帰結」と言えます。
■ 為替介入の限界と教訓
プラザ合意は一国ではなく、多国間の協調によって実行されたため、効果が持続しました。しかし、現代の日本の単独介入は、規模が限定的であるため市場の潮流を逆転させるには力不足となりがちです。 ここから得られる教訓は、「為替は一国の力でコントロールできるものではなく、国際金融情勢全体をにらんだ戦略が必要」ということです。
■ 歴史が示すもう一つの視点
プラザ合意後、日本は輸出競争力を維持するために生産拠点を海外に移し、結果としてグローバル企業化を果たしました。 もし現在の円安が長期化するならば、日本企業にとっては「国内回帰」や「輸出拡大」の好機となる可能性もあります。為替の波に翻弄されるだけでなく、それをどう産業構造の変化につなげるかが問われています。
プラザ合意から40年経った今も、為替は経済の命運を左右する要因であることに変わりはありません。
あれから40年です。1985年国内で起きた出来事は・・・
1985年は、日本航空機墜落事故や阪神タイガースのリーグ優勝そして日本一など、社会に大きな衝撃と感動を与えた出来事が多数発生しました。
社会面では 日本航空123便墜落事故
8月12日 羽田発大阪行きの日本航空機が群馬県の御巣鷹の尾根に墜落し、520人が犠牲となりました。単独機の事故としては世界史上最悪の惨事です。
プラザ合意
9月22日、先進5か国(G5)がニューヨークのプラザホテルで合意。ドル高是正のため協調介入が決定され、急激な円高を引き起こしました。
男女雇用機会均等法の成立
5月17日、職場における男女平等を目的とした「男女雇用機会機会均等法」が成立しました。
NTTとJTの誕生
4月1日、日本電信電話公社が民営化され日本電信電話株式会社(NTT)に、日本専売公社が民営化され日本たばこ産業株式会社(JT)が発足しました。
阪神タイガース優勝
つくば科学万博(国際科学技術博覧会)3月17日から9月16日まで、茨城県筑波研究学園都市で開催されました。テーマは「人間・居住・環境と科学技術」で、2,000万人以上が来場しました。
阪神タイガース優勝や万博(今回の関西・大阪万博とは万博とは種類が違う)など似たことが起きています。
つくば万博では、日本の科学技術の発展を世界にアピールする機会となりました。でも今ではアメリカや中国に対抗できる国内産業が・・・
円高になったあの時期は日本の産業も強かった。しかし失われた30年と言いますがその30年前が1995年となり初めて80円を割れたあの年となります。
要はそこが30年のスタート時期になっている。

そして明日のイベント



明日は自民党の総裁選挙があります。どの候補の方が選ばれるのか?分かりませんがこの動向も年末にかけての為替相場を左右するかもしれません。

ドル円 月足
円④


現在大きな流れで見た38.2%戻しレベルでここ数年もみ合っているとみることもできます。半値戻しは176円台です。
ここ最近のドル円の動きは小動きですが大きな流れで見ておく必要もあるかと思います。

今回の記事は細かな事は書いていませんがテクニカル分析の考え方のひとつである「歴史は繰り返す」という視点からも書かさせて頂きました。

最後に
木を見て森を見ず

相場における視野の大切さ
相場の世界では、目の前の値動きに一喜一憂してしまう投資家は少なくありません。今日の金価価が上がった、株価が下がった。そんな短期的な変化に振り回され、全体の流れを見失うことがあります。これこそ、「木を見て森を見ず」の典型です。
森を見ずに木だけを追いかけると、本質的な相場の流れや市場のトレンドを見逃してしまいます。短期の値動きに左右され、判断を誤り、大きな機会を逃すこともあるでしょう。 たとえば、急落した日だけに注目して狼狽売りをしてしまえば、その後の反発で得られる利益を手放すことになります。
一方で、森を見る視点を持つ投資家は、長期的なトレンドや経済の大きな流れに目を向けます。日々の値動きに一喜一憂せず、情報の断片を総合して全体像を把握する。これが相場での「強さ」の源です。
もちろん、木を無視してはいけません。短期的な値動きや市場の小さな変化は、リスク管理や戦略の微調整に不可欠です。しかし、木ばかりに目を奪われ、森の存在を忘れてしまえば、相場で生き残ることは難しくなります。
相場において大切なのは、木と森、両方を見極めるバランス。短期と長期、部分と全体・・・これを意識することこそ、迷わず動ける投資家への第一歩です。

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tradingview社のチャートを利用しています。

執筆者の写真

監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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