【ドル円 この膠着状況いつまで続く?】今日の相場解説 (2025.09.10)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2025-09-10
ページ制作日: 2025-09-10

線状降水帯という言葉の誕生
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近年の大雨災害のニュースで頻繁に耳にするようになった「線状降水帯」という言葉。
これは気象学的に新しい現象が発見されたわけではなく、以前から存在していた豪雨の仕組みに新しい名称が付けられたものです。
「線状降水帯」とは、積乱雲が帯状に連なり次々と発生し、同じ地域に長時間にわたり強い雨を降らせる現象を指します。この現象自体は古くから知られており、過去にも九州北部豪雨(2017年)、広島豪雨(1999年)などで甚大な被害をもたらしてきました。
しかし「線状降水帯」という言葉が広く使われるようになったのは、2014年の広島土砂災害以降です。気象庁が2014年の報告書で正式に用い始め、2020年代に入ると大雨特別警報や防災情報でも一般向けに多用されるようになりました。とくに2021年からは、予測段階で「線状降水帯の発生が予想される」と発表されるようになり、防災上のキーワードとして定着しています。
つまり、この言葉は災害の現実に対応するために社会へ広まった新しい用語です。「線状降水帯」という表現ができたことで、人々が豪雨の危険性をより直感的に理解できるようになり、避難行動の判断にも役立っています。
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GOLDや株価は良く動いていますが為替はどの通貨も動活きが完全に止まっています。どうしてなんでしょうか?まずはそのあたりを考えて見たい。いくつかの要因があるかと思いますが以下のような要因が考えれます。
2025年8月以降、各国通貨の動きが膠着状態にあることには、いくつかの要因が複合的に影響していると考えられます。主要な点を以下にまとめます。
1. 各国中央銀行の金融政策の不確実性と様子見姿勢
■アメリカFRBの動向
アメリカの利下げ観測が高まる一方、そのペースや規模について不確実性が残っています。予防的な利下げが行われた後、2026年以降は様子見となる見通しが出ています。 これにより、米ドルの動向を見極めようとする動きが強まり、他の通貨との金利差が大きく変動しにくくなっています。
■日本銀行の動向
日本銀行は、大幅な利上げには慎重な姿勢を維持していると見られています。これにより、日米間の金利差が急激に縮小するとは考えにくく、円安の傾向が続く可能性も指摘されています。 しかし、一方で利上げのタイミングを模索しているとの見方もあり、円の動向も読みにくい状況です。
■欧州中央銀行(ECB)の動向
欧州では、これまでの利下げの累積効果や財政支出の拡大により、景気が底堅く推移しているとの見方が優勢です。そのため、政策金利は据え置かれる見通しが強まっており、ユーロ圏の通貨は比較的安定した動きとなっています。
2. 世界経済の安定化と不確実性の共存
◆景気の安定化
2025年8月の世界経済は、全体として回復基調にあると見られています。日本の景気は、円安修正による物価上昇の抑制と個人消費主導で回復が続くと予想されています。 また、欧州経済もプラス成長を維持しています。主要国の経済がある程度安定しているため、通貨の大きな変動要因が少なくなっています。
◆米国の保護主義政策
アメリカの関税政策が、今後の世界経済にとって不確実性の要因として強く意識されています。特に、自動車関連の関税引き下げ時期が未定であることや、保護主義的な政策が再び強化される可能性が指摘されており、これが為替市場の不安定要因となり得ます。
インフレの動向
一部の国ではインフレ率の安定化が期待されていますが、米国の関税政策による物価の一時的な上昇など、インフレの動向は依然として注視すべき点です。インフレ指標が安定している間は金利の据え置き観測が強まり、通貨の動きも膠着しやすい傾向にあります。
3. 米ドル一極集中からの分散
2025年8月に入り、米ドルの利下げ観測の高まりを背景に、これまでの一極集中から他の通貨への分散が進む動きが見られました。これにより、一部の通貨(人民元やルピーなど)は上昇余地を探る動きとなっています。しかし、米ドルの明確な反転上昇が見込みにくい状況下では、各通貨がレンジ内での動きに留まりやすくなっています。
以上の要因が複合的に作用し、2025年8月以降、各国通貨が方向感を失い、膠着状態にあると考えられます。市場参加者が主要国の中央銀行の今後の金融政策や、米国の政治・経済動向を慎重に見極めようとしていることが、この状況の背景にあると言えますね。
ドル円 日足

ユーロドル 日足

ユーロ円 日足

豪ドル円 日足

ペソ円 日足

主な通貨のチャートを掲載しています。ここ一か月間動いていないのでなんか物足りないなと思う方も多いかと思いますが2025年全体で見ますと価格は動いております。
当然ですよね。トランプ政権となり関税問題などで今年前半はよく動きました。ドル円に関しては20円近い円高となり今年4月には139円台まで円高になっていた時間帯があります。
その後は円安の流れになり151円に迫るもそれ以上の円安にはなっていません。
ドル円 日足

上記を見ますと4月の139円以降は円高局面では142円の三銃士価格があり、ここが円高のポイントです。
円安に関しては148円が第一ブロック。149円が第二ブロックで最終ラインが151円台と考えての対応になります。
ドル円 フィボナッチ

そして本格的に円安になるレベルとしては1月の円安水準から円高に向かった幅に対しての61.8%戻しレベル151.5円レベルがラスボスとして考えておきたい。
ドル円 トレンドライン

大きな流れとしては4月からの円安の流れは継続しており尚且つ今のモミモミの放れを待つ展開は前回書いていた内容と変わりません。
相場の世界で「放れにつけ」という言葉があります。もう知っているよ!という方も復習してくださいね。
「放れ(はなれ)」とは、相場が長い間ある一定の値幅の中で行き来していたレンジ相場から、大きく上方向または下方向に飛び出す(ブレイクする)ことを指します。
「放れにつけ」とは、相場がレンジを抜けて動き出したときには、その方向に素直についていくべきだという教えです。
■背景■
市場では長い間、売りと買いの力が拮抗して値動きが小さくなる時期(膠着相場)がしばしばあります。しかし、一度どちらかに抜けると、新しいトレンドが発生しやすく、大きな値幅を取りに行ける可能性が高いのです。 そのため「放れ」=「新しい相場の始まり」と見なし、ためらわずに順張り(トレンドフォロー)で乗ることが利益につながる、という考えです。
■注意点■
「ダマシ(フェイクブレイク)」も多いため、放れただけですぐ飛び乗ると失敗することもあります。出来高の増加や他の指標の確認などで「本物の放れ」かどうかを見極めるのが大切です。
まとめると、「放れにつけ」=レンジを抜けた方向に素直に従え。そこからが本格的な相場の始まりだという相場の鉄則を示す格言です。
とにかく今年の動きの中でここまでの期間もみ合っていることはありません。閑散に売り無しという言葉もあります。
いつどこで動くか・・・今月もイベントもありますが日柄面で見れば以下の日が日柄分析チェックで出てきます注意日柄です。
9月11日 特別注意日
9月16日
9月19日
その前後の日は注意しておきたいですね。ちなみに9月FOMCは9月16日・17日(日付は現地時間)です。
最後に
相場格言シリーズ 「閑散に売り無」
意味合い
◇売り物が出尽くしている可能性が高い
相場が低迷し、取引が極端に少なくなっている状況は、すでに売りたい人が売り切ってしまった状態であると考えられます。そのため、これ以上大きく下落する可能性は低いとされています。
◇相場の転換点になることが多い
閑散相場が続いた後、ちょっとした良い材料が出ると、これまで様子見をしていた投資家が買いに動き、一気に相場が上昇に転じることがあります。
結論
相場が低迷し、取引が少ないからといって悲観的になり、慌てて売ってしまうと、その後の急騰を逃してしまう可能性があります。したがって、閑散とした状況では、焦って売るのではなく、次のチャンスを待つべきだということを示唆する格言です。
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