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今日の相場解説【原油 注目価格で一旦止まるが・・・】今日の相場解説 (2025.07.15)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2025-07-15

ページ制作日: 2025-07-15

今日の相場解説

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SNSのデマ情報に騙されないために・・・


SNSのデマ情報
「偽情報(デマ)」の拡散。SNSや動画サイトの利用が増える中で、誤った情報が今行われている選挙の判断に影響を与えるリスクが高まっています。 なぜデマが広まりやすいのか?見抜くにはどうすれば良いのかというお話です。
SNSが情報源となる時代になってきていることが明確になってきており総務省の調査によると、投票先を選ぶ際に「SNSや動画サイト」を参考にする人は全体の32%。 特に10〜30代では約7割が参考にしているという結果が出ています。この数字を見れば今後の選挙の中心になる世代の人は いわゆる新聞やテレビと言われるオールドメディアから離れていきSNSが主要な情報獲得手段となってくることが明確です。
事実がねじ曲げられることも多くなってきています。 今月1日、党首討論番組の直後、X(旧Twitter)上でこんな投稿が拡散されました。
「党首討論CM中にアナウンサーを恫喝する石破茂。これが日本の総理大臣です。」この投稿は、約2万7000回リポストされ、3,100万回以上表示されました。 実際には、石破総理が「団塊ジュニアが高齢化するって、あんまりなめない方がいいですよ」と発言した場面が、文脈を無視して切り取られていたのです。 やりとり全体を確認すれば、社会保障の負担について真剣に語ったものだと分かります。 しかし、投稿された短い動画だけを見ると、まるで怒鳴っているように受け取られてしまう。 多くの人が、元動画(YouTube)まで確認することはありません。こうして、誤解された情報が拡散されていくのです。
デマを発信するのはどんな人? デマの発信者を大きく3つに分類します。
故意犯:意図的に偽情報を作り、経済的・政治的利益を得ようとする人
確信犯:偽情報を「正しい」と信じて広める人
愉快犯:注目を集めたいという承認欲求から嘘を流す人
TikTokやYouTubeでは、シェアしなくても視聴時間が長いと「人気動画」として拡散される仕組みになっています。 気づかないうちに、私たちが“拡散の一部”になってしまっているのです。
善意が“拡散”を生む! 偽情報を見聞きした人の25.5%が何らかの形で拡散しているとの結果が出ており「悪意で拡散する人は少数で、多くの人は善意や正義感でシェアしてしまっている」 と言われています。善意で拡散したつもりがデマを拡散する結果になっている。 さらに、「偽情報を“正しい”または“おそらく正しい”と思った人は47.7%」という調査結果もあり、つまり、約2人に1人が偽情報を見抜けていない。 デマを拡散したことで裁判になった例もあり「リツイートだけでも名誉毀損になる場合がある。“知らなかった”では済まされない」という事実を知っておきたい。
デマを見抜く3つの視点! 情報の正確性を見極めるには、以下の3点を確認することが重要です。
発信源:その情報を出している人は専門家か?
根拠:きちんとした根拠が示されているか?
関連情報:信頼できる報道機関や機関の情報と比較して矛盾がないか?
これらは数分でできる確認事項です。
教育で防ぐ「情報弱者」対策
デマにだまされないために、教育も重要な役割を果たします。 子どもたちには動画が「誰によって、どう作られているのか」を理解するメディアリテラシー教育を小学校から導入すること。 大人にはスマホ契約時に注意喚起資料を配布したり、リテラシーセミナー開催などが有効です。 なぜ自分の好みの動画がどんどん流れてくるのか!その仕組みを知ることが第一歩。 日本の教育は、メディアリテラシーにおいてまだまだ遅れていると指摘されています。 私たちは日々、膨大な情報の中で生活しています。だからこそ、「情報を鵜呑みにせず、慎重に確認する姿勢」がますます大切になっています。
SNSは便利な反面、誤情報の拡散装置にもなり得ます。「正しい情報かどうかを自分で確かめる」力を、今こそ身につける必要があります。 相場の世界でもおなじでよね!

今注目のコメ相場は堂島取引所で

(堂島コメ相場情報堂島コメ取引の価格に関するページへのリンク・)
(堂島取引所HP・堂島取引所のウェブサイトへのリンク)


原油 基本上昇の流れは継続中

本日のSNSに関する記事は相場の世界でも同じことが言えますよね。色々な記事が飛び交っている中でフェイクニュースでマーケットが揺さぶれる時があります。 でもその揺さぶった時でもいわゆるテクニカルプライス周辺で相場が止まったり、またはブレイクしたことで加速したりしている結果になっています。 常に我々が言っているのはどんなニュースが流れても市場がどう反応するかだけに注目しておくことが大事で、一つ一つのニュースに敏感になったところで 気を揉むだけで精神的にも良くないってことです。そういう方は今夜の何時にあの発表があるから起きておかないといけないと思ったりして睡眠時間を削るだけで健康にも良くない。
でもこのような事を書いたとしても「私は睡眠不足になろうが、いつもどのようなニュースが飛び込んでくるか分からない不安定な状況でトレードするのが好きだ」という方もおられるかと思います。 そのやり方がいいのであればそれを続けて頂けたらと思いますが、我々と交流ある方は夜は楽しくお酒を飲んだり、趣味に没頭したり、して有意義な時間を過ごして おられる方の方が多いです。それはどのような価格になればどうしたら良いのかを知っているからであり、その時に素直に動ける方達だからです。

では前置きが長くなりましたが原油相場の今後の注目ポイントです。
原油日足
原油①

7/2の安値から現在戻っている原油。7/3に原油の記事を書いておりその時に書いたまとめは国内海外ともに注目テクニカルプライスで価格で止まっており 今回下げた価格で踏ん張り尚且つ上値のテクニカルプライスを抜けて来るかどうかが今後のポイントですと記載していました。結果は戻っています。
そしてその戻りの注目価格は以下の価格です。6/23の66390円~7/2の56660円までの下げ幅に対しての黄金比率価格。

  • 23.6%戻し 58960円 
  • 38.2%戻し 60380円 
  • 50.0%戻し 61530円 
  • 61.8%戻し 62670円 
  • 78.6%戻し 64310円 

であり本日の高値は61660円ですから50.0%戻しの61530円を130円オーバーしたところで価格は一旦止まり現在60400円で推移中。 61660円は昨夜21:15につけております。昨夜に関してはトランプ米大統領がロシア制裁を月曜日にも強化するとの思惑のなか、相場は上値を試した。 はロシアが50日以内にウクライナ停戦に合意しない場合、ロシアと取引する第三国に対して100%の関税を課すと表明し、9月上旬までの猶予を設けたことで価格は下落。 日付が変わった0時16分に60200円まで価格は下落し高値からは1460円下げています。 市場参加者が警戒していた制裁や関税の即時発効は見送られましたね。
こう見ますと昨夜は高値チャレンジし50%戻し達成後に失速。所謂市場が注目していた価格で止まったことにはなりますが現在の価格の位置ではこれで売りに転換したとは言えない 状況でそのようなシグナルも今のところは出ておりません。
前日安値を割り込んでいるわけでもない・前日高値は更新している・短期テクニカル指標の9日MAなど割れていない。
などを考えると今の上昇の流れが終わったと判断するには時期早々であることが分かるはず。
下落継続となった時に注目しないといけないのは以下の項目
38.2%ダウン59750円われてくるかどうか
9日MA価格割れ
一目雲の中に突入してくる
60200円の安値は23.6%ダウン60480円を少し下回ったレベルでした。強い相場なら38.2%ダウンまで行かずに価格上昇再開となっていることが多いので明日即回復してくるかにも注目ですね。 ちなみに50.0%ダウンは59160円。
一目均衡表は現在以下のような状況になっています。

原油日足 一目均衡表
原油②

御覧の通り現在は転換線割れは回避し一目の雲の上限価格59700円よりも上の位置で推移。7/23日までは雲の上限価格は59700円で推移しますので そこに38.2%ダウン価格59750円が絡んできますので下値の重要価格は59700円~59750円と現段階で設定出来ます。これで買いポジを持っている方のポジションどうするかの判断基準価格は 設定できるはずです。

NY原油も確認しておきましょう



NY原油日足
原油③

NY原油日足 一目均衡表
原油④


当然ですがNY原油の動きがあっての国内の動きになるので基本同じ動きです。これにドル円の動きが影響を与えるわけですがドル円は円安の傾向が続いています。
材料面では今後は以下の事が注目されてくると思います。
トランプ大統領は、北大西洋条約機構(NATO)加盟国が資金を負担するとしたうえで、ウクライナの防空能力を強化するため、追加の「パトリオット」ミサイルシス テムの供与を表明。今後はパトリオット・システムのような防衛用兵器だけでなく、攻撃用兵器の供与を表明するとの観測が高まっており、 ロシアが50日以内にウクライナ停戦に合意しない場合は今回以上の過激な発言が出る可能性があります。
トランプ政権はロシア産石油の供給途絶を狙っているように思われます。ロシアの割安な制裁原油から、主な輸入国である中国やインドが離れていくなら相場は上昇に。 ロシアが譲歩する可能性が低いとすると、中国やインドはすぐにでもロシア産以外の原油を手当しなければならない状況になるが、それでもロシアとの関係を 重視しロシア産原油を買い続けるという行動を取るのかどうかは現時点では不明ですね。

大きな流れでは以下に注目です


国内原油日足 長期
原油⑤

もう明確です。7月8月と仮に上昇継続の場合のラスボスは昨年7月の高値からひける下降トレンドライン突破です。大相場に発展するためには避けて通れない関所です。
昨年7月高値84120円~51740円までの下落幅に対しての黄金比率価格は以下の通り。
  • 23.6%戻し 59380円 通過
  • 38.2%戻し 64110円 通過
  • 50.0%戻し 67930円 (手前66390円)
  • 61.8%戻し 71750円 
  • 78.6%戻し 77190円 


チャートを見れば67930円の半値戻しは4/3の67670円と近い価格。ということも考えますと昨年7月からの下降トレンドラインを突破した時は67930円や67670円を狙いに行く可能性が高く なっていると考えての対応が出来ます。
逆にそこでまたもや抵抗を受けるようなら現在の原油相場は昨年のようなレベルに行くのは難しいと考えての対応になります。
インドと中国に米国の100%関税が直撃するならば、世界経済が混乱することはほぼ確実かとおもいます。そうなると世界経済の下振れも考えなくてはならず 需要減少は価格上昇にとっては重しとなります。インドと中国が石油の代替先を探し回るなら、供給不足という別のパニックも引き起こされ上昇要因になります。 要はどちらにも反応することがあると言うことです。だからこそ前もってどの価格にテクニカルプライスがあるのかを知っておく必要が出てきます。

最後に
色々な情報が飛び交う空中戦こそ

情報に左右され惑わされ慌てしまい予期せぬ動きをしてしまい反省される人も多いかと思います。その行動に至る理由はなんなんのでしょうか? そうならないためのサイトをコムテックスはご用意しております。
いかに冷静な判断が出来るか!これがマーケットで生き残る秘訣の一つです。 偏り過ぎた考えではなく変化したのならその流れについていく。また今の流れが継続するならその流れについて行くこと。特に変化が起きた時は頭の切り替え必要です。

何も武器を持たない材料だけで行動していた投資家の皆さんの動きは不安定になってきます。そうならない為にもテクニカルプライスを前もって知っておく事が大事になります。 そのテクニカルプライスを短期・中期・長期・逆張り・順張りとあらゆる面から提供しているのがこの「マーケットEye」です。このコンテンツはオープンコンテンツになっていますが 会員様(当社のお客様)はすべてのコンテンツが読むことが出来ます。2週間体験はいつでもできますのでこの後に掲載されている申し込み先から申し込みして頂ければと思います。
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ご相談やご質問がある方はお気軽にご連絡ください。
連絡先 0120-520-307

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執筆者の写真

監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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