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今日の相場解説【プラチナ 瀬戸際の攻防戦】今日の相場解説 (2025.07.10)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2025-07-10

ページ制作日: 2025-07-10

今日の相場解説

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セミが鳴いていない?


毎日暑い日が続いていますが、「夏」と聞いて思い浮かべるもののひとつに、セミの鳴き声があるのではないでしょうか。 ところが7月に入っても、あまりセミの声が聞こえてきません。私自身、気にしていなかったのですが、ふと気づいて不思議に思い、調べてみました。
■セミの羽化には「地温」がカギ
セミが地中から出て羽化するためには、「地温」がとても重要です。 特に都市部で多く見られるアブラゼミやミンミンゼミは、地温が20℃以上の日が数日続かないと、「羽化のスイッチ」が入りにくいと言われています。 今年は春先から初夏にかけて涼しい時期が長く続き、その後一気に猛暑となったことで、適した地温の時期が短く、セミが羽化のタイミングを逃してしまった可能性があるようです。
■雨の少なさも影響?
また、今年は雨が少なかったことも影響していると考えられています。短時間の局地的大雨はあったものの、地中深くまでは十分に水分が届かず、土が硬いままだったのかもしれません。 セミの幼虫は、雨によって土が柔らかくなると地上に出やすくなります。まとまった雨がないと、幼虫たちが出るタイミングをつかめず、羽化を逃すこともあるのです。 セミの幼虫は、4〜6年という長い年月を地中で過ごします。つまり、今年鳴くはずのクマゼミやアブラゼミは、2019〜2021年ごろに孵化した世代と考えられます。 そのため、今年の気温や天候だけでなく、数年前からの気象条件や土壌環境、生存率なども、大きく影響している可能性があるのです。
■気温35℃以上でクマゼミは鳴きにくくなる?
さらに、クマゼミは気温が35℃を超えると鳴き声が少なくなるという説もあります。 あまりに暑い日が続くと、セミも体力を消耗し、活動が鈍ってしまうようです。 「羽化するぞ!」というスイッチがうまく入らなかったのか、それとも暑さで力尽きてしまったのか…。今年のセミには、確かに何か異変が起きているように思えます。
■この夏、セミはいつ鳴く?
このまま高温と少雨が続けば、セミの幼虫が地上に出られずにそのまま命を終えることも考えられます。 また、慌てて羽化してもうまく飛び立てず、命を落としてしまうものも出てくるかもしれません。 そうなると、今年だけでなく、数年後の夏にもセミの鳴き声が減ってしまう可能性もあると言われています。
セミの鳴き声は、夏の訪れを告げる自然の音。あの喧噪が、ふと恋しく感じられるような、静かな夏の朝が続いています。 何年もかけて地中で命を育んできたセミたちの時間に思いを馳せながら、 またいつか、木々の間に響き渡る大合唱の日が訪れるのを楽しみに待ちたいものです。

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買い方針は要警戒!売り方針の方は出動準備!

白金のチャートが凄いことになってきています。まず確認してみましょう。拡大版からです。
白金日足
白金①

7月3日の高値6271円の反発を最後に高値は更新できない状況になっており7月4日以降は6263円から6011円の間のレンジ相場になっていましたが、本日安値は5981円(記事書いている時点の安値) まで下げておりレンジ下限であった6011円を割り込む動きになっています。
また7月3日の戻り高値6271円をつけた日の安値が5979円でありその安値にあと9円と迫っています。この記事を書いた以降に割れているかもしれませんが本日の安値として注目したい安値になります。 上記チャートを見ますと9日MAが昨日から右肩下がりになっており本日はさらにその傾きが明確になっております。ここまで明確な右肩下がりは4月の安値からの上昇局面の中では初の状況に なっています。またこのままですと2日連続9日MA割れて尚且つ二日連続陰線のパターンも初登場となります。2日連続9日MA割れは6月頭にも出現していますがこの時の2日目は陽線であり まだ傾きも右肩上がりを辛うじて継続しています。明らかに違いがあるのが分かるかと思います。
もう誰しもが注目しないといけないのは6/27高値6319円と7/3の6271円の2つの高値の谷底になる価格5793円です。この価格がもう最重要価格ということはご理解している方が多いかと思いますが 現在6000円前後で動いている価格から見れば5793円は207円下の価格になりますのでこの200円幅の振り幅は許容範囲として見るのか・・・それとも今回の9日MAの傾きや9日MA連続われ2日目と言う事で 買いポジを軽くしておこうとする動きをされる方もおられるかと思います。そういう意味では5979円の7/3の高値を付けた日の安値を割れてくれば買いポジの方は頭の切り替えをする必要が出てくると思いますます。
逆に売り仕掛けを考えている方はその価格をトリガー価格として準備しておきストップロスの価格も明確だと思いますので設定したうえで仕掛けておくことは簡単だと思います。あくまでも打診レベルで仕掛け 本アタックは5793円割れと考えての対応になります。
それほど今の動きは瀬戸際の攻防戦だと言うことです。

5793円を割れてきた場合は・・・


白金日足②
白金②

まず考えなくてはいけないのは4/7の4071円からの上昇幅に対する黄金比率価格です。
4/7の4071円からの6/27の6319円までの上昇幅で計算
  • 23.6%ダウン 5788円 
  • 38.2%ダウン 5460円 
  • 50.0%ダウン 5195円 
  • 61.8%ダウン 4930円 
  • 78.6%ダウン 4552円 

次に考えなくてはいけない価格は6/3の安値からの計算が下記の通り。
6/3の4601円から6/27の6319円までの上昇幅で計算
  • 23.6%ダウン 5914円 通過
  • 38.2%ダウン 5663円 
  • 50.0%ダウン 5460円 
  • 61.8%ダウン 5257円 
  • 78.6%ダウン 4969円 

7/2の5793円は4/7の安値からの23.6%ダウンの5円手前となりますので第一関所の前で止まっていることになります。また26日MAは今日現在で5713円ですがこの水準であれば まだしばらくは右肩上がりは継続しますので今後の26日MAのレベルにも注目し5793円割れた時は26日MAの位置をすぐさま確認する作業が必要となります。
ここも割れてくると4月安値からの上昇幅の38.2%ダウン価格5460円が6月安値からの半値押し5460円と偶然にも一致していますのでその価格レベルまでの下落は頭の中に入れておかないと いけない。その次の価格となると6/16の5238円が注目価格となりますがこの価格の近辺に6月安値からの上昇幅の61.8%ダウン5257円と近い価格になりますのでこれまた テクニカルプライスが密集していることになります。
まとめると下値注目価格は以下のような流れになります。
5979円(7/3戻り高値の日の安値)

5793円(7/2安値)

26日MAの位置確認

5460円(4月からの上昇の38.2%ダウン&6月安値からの50%ダウン価格)

5257円(6月安値からの61.8%ダウン価格 5238円(6/16安値)

となりますが・・・記事を書いている間に実は5979円を割れてきました。5979円駅をバスは通過したので次の目標の価格駅は
♪「次は~5793円駅~」♪と社内では流れ出しています。
この放送を聞いて買いポジのチケットを持っている方は下車ボタンを押すかどうかの状況になっているのではないでしょうか。
上記の様に私生活に置き換えて考えてみれば行動しやすいのではないですかね? 目的地から離れた場所に行こうとする可能性が出てきたなら下車ボタン押しますよね。間違いなく押します。そこまで行って帰って来るのに時間もお金もかかるので。 相場の世界でも同じ。ここまで積み立て来ていた利益が減る可能性が出てきたなら利益確保に動きます。なにもしなければ利益は絵に描いた餅で終わります。
逆に売り方針の方は下りのバスに乗らないといけない状況で5979円駅で乗車するのかそれとも既に乗っているのか?5793円駅で乗るのか?どう決断するか迫られていますね。

何を持って判断するかは投資家それぞれかと思いますが何か判断基準を持っておく必要があるのは間違いありません。

週足・月足では・・・


週足

白金週足
白金③


月足

白金月足
白金④


週足も月足もまだ今週も終わっていないし今月も終わっていないので決定状況ではないですがこの価格だと陰線が出現します。
特に週足に関しては先週の長い下髭部分で今週は動いています。先週は踏ん張った下髭部分での動きでこれで2週連続して前の週の高値をオーバーできない状況が起きることになります。 明らかに変調を来しておりやはり買い方針の方は何か手を打つことが必要な状況になっています。月足でも同じ。先月のビックな大陽線がインパクトあるだけに要注意となります。

最後に
大きな変化が起きるのなら

6月のプラチナは過去のアノマリーで見ると月足ベースで陰線確率が非常に高い月でしたが先月は陽線で終了。その翌月の今月になるので動きは要注目でしたが このまま陰線となるので終われば先月の陽線部分をぶち壊すような動きが出てもおかしくもありません。常に市場の動きを見張って、変化の兆しが起きているのかどうかを確認しておきましょう。
いかに冷静な判断が出来るか!これがマーケットで生き残る秘訣の一つです。 偏り過ぎた考えではなく変化したのならその流れについていく。また今の流れが継続するならその流れについて行くこと。特に変化が起きた時は頭の切り替え必要です。

何も武器を持たない材料だけで行動していた投資家の皆さんの動きは不安定になってきます。そうならない為にもテクニカルプライスを前もって知っておく事が大事になります。 そのテクニカルプライスを短期・中期・長期・逆張り・順張りとあらゆる面から提供しているのがこの「マーケットEye」です。このコンテンツはオープンコンテンツになっていますが 会員様(当社のお客様)はすべてのコンテンツが読むことが出来ます。2週間体験はいつでもできますのでこの後に掲載されている申し込み先から申し込みして頂ければと思います。
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tradingview社のチャートを利用しています。

執筆者の写真

監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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