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今日の相場解説【白金ここからの動きが注目】今日の相場解説 (2025.05.21)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2025-05-21

ページ制作日: 2025-05-21

今日の相場解説

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「土砂・洪水氾濫」ハザードマップを全国整備へ

一気に暑さを感じる季節となってきました。そして、年々大雨による災害が増加する中で、国土交通省は土砂と泥水が一体となって氾濫する「土砂・洪水氾濫」に対応したハザードマップを全国で整備する方針を固めました。 この「土砂・洪水氾濫」は、急激な大雨によって上流域で斜面の崩壊や土石流が発生し、大量の土砂が下流まで流れ込んで堆積したり、流出した木が橋に引っかかって川の流れがせき止められたりすることで発生します。これは、通常の増水による洪水とは異なる場所でも起こり得る災害であり、土石流よりも被害が広範囲に及びやすく、土砂が残ることで復旧・復興の妨げにもなります。 国交省は2022年から、土砂・洪水氾濫への対策を強化するため、リスクの高い流域を抽出する調査に着手しました。その中で、
・域面積が3平方キロメートル以上
・発生が見込まれる土砂量が10万立方メートル以上
という基準を設けており、最終的には全国で数千の流域が対象となる見込みです。 これからの季節は特に大雨への備えが重要です。皆さんも、ぜひお住まいの地域のハザードマップを今一度確認してみてはいかがでしょうか。

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白金鬼門価格まできたぞ

本日はプラチナ(白金)に関してです。昨日掲載したGOLDは大幅な上昇をしていますが、ここまでの高値が15416円になっていますが昨日掲載した戻った場合のテクニカルプライスとして 掲載していた61.8%戻しの15424円にあと8円と迫りそこからは一旦下落中。注目価格まで来ていることも踏まえて対応することになります。
では本日のメイン銘柄の白金に関してです。

白金日足
白金日足


ようやく再びここまで戻ってきたか!と言う感じです。RSIも昨年10月以来の70ポイントに到達。4月7日の安値出した以降は9日MAの傾きも変化し尚且つ9日MAにサポートされての上昇を 継続していました。地味な動きですがじわじわ上昇していたことになります。昨日直近の高値を抜けて本日一気に棒上げし3月19日の高値4736円を突破。
残すは今年の鬼門レベル4800円台での攻防戦を行うかどうかです。1/9の4847円そして2/3の4826円のダブルトップがやはり行く手を塞ぐ大きな壁になります。
まず昨夜の海外の上昇に関しては、格付け会社ムーディーズは米国債に続き、米金融大手3社の格付けを引き下げ、米 国債の格付けはS&Pとフィッチが既に引き下げており、影響は限定的ではないかと見られていた中で 欧州時間から米国売りが再び始まり、金が安全資産として買われる中でプラチナもつれ高となったと言われています。「つれ高」・・・ここまで金がいくら上がろうが 我が道を行く動きをしていたプラチナが動いたことになります。ただし本日の価格は海外も国内も注目価格にいる事で今日の動きよりも明日以降の動きが要注目となることは トレーダーはみんなわかっていると思います。
上記国内白金チャートを見ても今の価格が過去の高値と比較してどのレベルにいるかわかりますよね。またRSI70ポイントに到達したということは 逆張り系の方としては動き出そうとする価格帯にいることになりますが、モンスター相場になるならこのレベルからさらに上昇しRSI70ポイント以上継続するパターンになりますので 今日のこの価格でどちらだ!と言うことは言えない。
また昨年10月の高値5188円から4/7の安値4071円までの下落幅の黄金比率を見ると
・61.8%戻しが4761円
ですので今日のここまでの高値4765円とほぼ同じ価格となります。さらに長期で見ると下記のような形状になっています。

白金日足②
白金日足②


昨年5月の高値5482円から引くことが出来る長期の下降トレンドラインをこの価格では撃破しておりません。
また5482円から4/7の安値4071円までの下落幅の黄金比率を見ると
・50.0%戻し4777円
・61.8%戻し4943円
となっており、今日の高値4765円は半値戻し4777円の12円手前であったことになる。よって先程の4761円と4777円がテクニカルプライスとして機能していることになります。
上記2つのテクニカルプライスを撃破すれば1月と2月の鬼門価格との戦になりそこ撃破すれば61.8%戻し4943円や昨年10月高値5188円が視界に入ることになる。
いずれにしても国内の本日のここまでの高値は非常に注目価格で止まっていることがこれで分かるかと思います。
NY白金も同じような事が言える状況です。

NY白金日足
NY白金日足


おいおい!ここで止まりますか!と全世界の方が突っ込んだ昨夜。本当に嫌らしい位置で止まっています。誰が見てもそう思います。そうなると答えは一つ。今夜この強力な 結界価格を突破するかどうかに注目となります。抜けなければトリプルトップ&1060ドルから900ドルのレンジ相場が継続する可能性が高くなると言う事。逆に抜けたら・・・

NY白金日足②
NY白金日足②


1100ドル以上チャレンジ権利獲得となり国内価格で言えば5482円チャレンジになる可能性が高くなります。あくまでも上に抜けてきた場合ですが・・・

舐められてきた白金の時代が終わるのか・・・



白金と金の価格差 月足
価格差


金は上がれど白金はそこまで上がらない時代がもう何年も続いています。先月にはついにその価格差(白金価格-金価格)が-11459円(終値ベース)となっていました。本日は掲載している この時間で-10698円となっており先月の最大価格差よりは761円縮小しています。この縮小傾向が続くかどうかも今後注目しておきたい。

最後に
プラチナにとって大一番の場面


現時点では今のレンジ相場を突き抜けるかどうかまだ判定できない状況ですが、今日の高値界隈には重要な抵抗勢力のテクニカルプライスが存在していることは上記で書いてきています。 よってこの重要な抵抗勢力価格を突破することが出来れば上昇に弾みがつくと考え今年の1月と2月の鬼門Wトップ価格もあっさりと突破する可能性もあります。逆に明日以降失速するようであれば やはりこの壁は厚いと言うことになりますので逆張りでの発想が必要になることになります。また逆張りでの対応をした場合でもロスカットレベルが明確なのでその考えをしっかり 持って対応できる方は敢えて今日の段階でエントリーもありと考えることもできますが、しっかり確認していく方は明日の動きをみてからの行動になります。

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監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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