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今日の相場解説【ドル円と株】今日の相場解説 (2025.05.08)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2025-05-08

ページ制作日: 2025-05-08

今日の相場解説

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「ニセコバブル」崩壊の前兆か・・・

北海道ニセコで最大級のリゾート開発を手掛けた中国系企業が経営破綻し、地元に不安が広がっています。 近年のニセコは海外資本の流入により、地価や人件費が高騰。かつてののどかなペンション街は高級リゾート地へと様変わりしました。SNSでは「ニセコ価格」と揶揄されるほど物価高が話題となり、訪日外国人の増加がその背景にあります。 そんな中、中国系企業が進めていた大型宿泊施設の建設が資金難で中断。道内建設会社への支払いが滞り、計画は3割の進捗で頓挫、負債総額は数十億円規模と見られています。裁判所による破産手続きが始まりました。 2000年代初頭から外国人富裕層による投資で急成長したニセコですが、現在は「ニセコバブル崩壊の前兆では」との声も上がっています。実際に建設途中の建物が放置され、景観悪化の懸念もあります。 中国国内でも未完成のまま放置された建物が社会問題化しており、日本でも同様のリスクが顕在化しつつあります。加熱した不動産相場にはいつか冷却局面が訪れるという教訓を忘れてはならず、ニセコが荒廃したリゾートにならないよう祈るばかりです。

(堂島取引所HP・堂島取引所のウェブサイトへのリンク)
(堂島コメ相場情報堂島コメ取引の価格に関するページへのリンク・)


ドル円の動きと株価の動きが・・・


ドル円日足
ドル円日足



NYダウ日足
NYダウ日足



S&P500日足
S&P500日足



ナスダック日足
ナスダック日足



日経平均日足(昨日までのデータ)
日経平均日足


さて上記のドル円と株価のチャートを見てどのような感想をお持ちになられたでしょうか。国内も含めて米国株の戻りの大きさに対してドル円の戻りはそこまで来ていない事が よくわかるかと思います。 株価に関しては4月7日に今年の安値をつけて反発中で今年の高値からの下落幅に対して

NYダウが50%戻し
S&P500が61.8%戻し
ナスダックが61.8%戻し
日経平均が61.8%戻し
に対してドル円は38.2%戻しの手前で止まっています。

株価に関しては上記戻り幅に到達後にやや落ち着いた動きの中で乖離があった9日MAに価格は修正している。また61.8%戻しまで来ていたS&P500とナスダックは9日MAと52日MAが ゴールデンクロスしています。 そこまでの状況にはなっていませんがまもなくその状況が起きるかも知れないのがNYダウと日経平均となっていることが見てもらえれば分かるかともいます。
一方ドル円は26日MAに抵抗を受けておりまだ9日MAと26日MAのゴールデンクロスも起きておらず9日MAに関しては右肩上りが終わってしまい平行になっておりゴールデンクロス実現が遠のいています。 4月7日にかけての株価の下落の要因は米国の半導体大手エヌビディアが市場予想を上回る好決算を発表したにもかかわらず、翌日に株価が約8%下落。 AI関連銘柄に対する過熱感や、中国の新興企業ディープシークのように低コストで高性能の製品を開発する動きが出てきたことが影響。 そして投資家の動きはで「利益確定」というムードが広がり、AI関連株全体の調整が進み日本の半導体関連株にも売りが波及した。

また4月2日、トランプ大統領が「解放の日(Liberation Day)」と称して、ほぼすべての輸入品に対して10%の関税を課す新たな政策を発表。 これにより、世界的な貿易戦争への懸念が高まり、米国市場をはじめとする世界各国の株式市場が大幅に下落し日本市場も投資家心理が悪化。このような背景プラスして円高の動きもあったのが大きな要因。 しかし株価は4月7日を底にして半値戻し以上の回復を見せています。4月7日以降も毎日のようにトランプ関税砲発言は出ていますが市場はその発言を無視しているかのような動きになっています。

トランプ大統領が発する関税に関する発言に関して市場はそこまで以前のような反応を見せていないことが分かるはずです。 その上で各株価の動きを見ると2月中旬から3月頭から下降トレンドになっておりある程度の期間があっての4月の安値となっています。そのあたりも考えると4月頭の色々な要因は とどめの一撃の材料が出ての安値になったと考えることが出来る。何が言いたいのかと言いますと

同じ材料に執着しない。必ずテクニカル指標で変化の兆しが出ている。市場がその材料に飽きたのなら次は違うテーマを探そうとする。その動きに素直につけるかどうか!


そして逆回転が起きだしたらすぐさまにテクニカルプライスを導きだしておくこと。現在株価に関しては黄金比率価格の重要なポイントに到達及び52日MAとの戦いになっており ここが戻りの終着点になる可能性も秘めていることは頭の中に入れておきたい。また最終チェック価格としては株価は3月末の高値が重要な価格として考えておきたい。ここ抜ける事で 今年夏にかけての相場の上昇に勢いがつくかどうかの最後のトリガー価格。ここ抜けないようなら今の価格が戻りの急所になる可能性もあると見ての対応策は必要かと思います。


ドル円はW底になるのか・・・底割れか・・・


ドル円日足②
ドル円日足②


今回の円高局面で昨年9月の円高レベルで止まったのが4月の円高水準。非常に重要な価格で止まった。ただしその後の動きとしては株価とは違う反発力になっているのは見た通り。 1月10日の158.87円からの38.2%戻し147.13円に対して145.9円までが今回の円安レベル。自律反発価格まで戻せていない。また26日MAで抵抗を受けている状況。 ドル円に関しては141.96円が目先のポイント価格でここ割れてくると再度4月22日の円高水準がポイントになる。ここ割れてくると底抜けパターンになる。


ドル円日足③
ドル円日足③


上記を見てもいかにこの140円レベルが重要なのか分かると思います。127.61円から161.94円までの円安幅に対しての61.8%ダウン価格も140.72円と言う事もあり上記価格に プラス140.72円があると言う点でもこのレベルが重要です。
割れてくると2023年7月の137.91円や78.6%ダウンの134.96円そして127.21円となってきます。140円レベル割れ明確になった時は相当インパクトがある動きになることは覚えておきたい。

最後に

昨日5月7日の金・為替の重要日柄の翌日の動きの日にあたります。金に関しては昼の動画放送で詳しく話しています。またさらに詳しい話しに関しては会員様向けの動画配信「三猿相場動画」 にて配信しています。「三猿相場動画」に関しては会員制になっています(会費などはいりません。登録して頂くだけです)
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監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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