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今日の相場解説【原油の動きに注目したい】今日の相場解説 (2025.04.18)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2025-04-18

ページ制作日: 2025-04-18

今日の相場解説

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各地の桜が・・・全国で老木化の問題が


昨今、桜の開花時期ということもあり、多くの外国人観光客が日本を訪れていますが、一方で、日本各地の自治体では街路樹や公園樹の老木化が深刻な問題となっています。 先日、名古屋市では「日本さくら名所100選」にも選ばれている場所で、老木化した桜の木が倒木し、自転車で通行中の方が怪我を負うという痛ましい事故が発生しました。これは決して他人事ではなく、全国各地で同様の老木による倒木被害が報告されています。 名古屋市では、高度成長期の昭和40年代に緑の少ない街という評価を払拭するため、積極的に街路樹を植栽しました。その結果、緑豊かな美しい街へと変貌を遂げましたが、それらの木々も現在では樹齢60年近くを迎え、老齢化が進んでいます。近年の強力な台風などの自然災害により、老木が倒壊し、人身事故や物的損害を引き起こす事例は、名古屋市のみならず全国的な課題となっています。 私の自宅近くの公園でも、数年前の大型台風の際に多くの木が倒木する被害を受けました。倒木の処理や新たな植栽、そして老木の適切な維持管理には多額の費用がかかります。さらに、景観維持の観点から地域住民との合意形成を図ることも容易ではありません。 しかしながら、街中の緑は私たちの生活環境にとってかけがえのない存在です。ヒートアイランド現象の緩和、大気汚染の軽減、そして何よりも私たちの心を安らげる潤いを与えてくれます。 この大切な緑を守り、次世代へと引き継いでいくためには、地域住民と自治体が協力し、知恵を出し合い、持続可能な管理体制を構築していくことが不可欠です。美しい景観を維持し、安全で快適な生活環境を守るために、私たち一人ひとりが意識を高め、行動していく必要があるのではないでしょうか。



反転開始の兆しか



原油(日足)
原油日足


原油の記事を書いていたのが4月9日の記事です。その時に書いていた内容を簡単に振り返りますとあの当時出ている安値はテクニカルプライス周辺でありここで踏ん張るかどうかの 注目レベルに来ていると書いています。またRSIも30ポイント割れからの戻しての2度目の割れからの再反発の形状が出るかどうかに注目ですと言う様な事を掲載しておりました。
その後の動きは上記の様になっており昨日9日MAをオーバーしてきて本日続伸し9日MAの傾きも今の価格であれば右肩上がりに転換しています。顔つきは明らかに変化した状況になっています。 それでは4/3の高値67670円から4月10日の安値51940円で戻りの注目価格をチェックしましょう。

高値67670円から安値51940円での計算

  • 23.6%戻し 55650円通過
  • 38.2%戻し 57950円通過
  • 50.0%戻し 59810円
  • 61.8%戻し 61660円


本日のここまでの高値は58140円ですので38.2%戻しの57950円は通過しています。記事を書いている時点では57650円で推移していますので38.2%戻しよりもやや下で推移しています。 本日のポイントとしてはまずは57950円以上で終わっているかに注目したい。38.2%戻しは自律反発レベルと言われる水準ですので今後上昇再開が明確になるにしても避けて通れない関所となります。
本家本元のNY原油の動きもチェックしてみましょう。


NY原油(日足)
NY原油日足

NY原油も同じようにRSI30ポイント割れからの回復及び9日MAオーバーし尚且つMAの傾きも右肩上がりに転換しています。黄金比率から見た戻った場合の注目価格を確認しましょう。
高値4/2の72.28ドルから安値4/9の55.12ドルでの計算

  • 23.6%戻し 59.17ドル通過
  • 38.2%戻し 61.68ドル通過
  • 50.0%戻し 63.70ドル通過
  • 61.8%戻し 65.72ドル


昨夜の高値は64.86ドルですので、NY原油は半値戻しには到達しております。国内の価格がそこまで戻っていない理由としては為替の円高が理由としてありますがNY原油はそれなりの戻りはしております。 今後は61.8%戻しの65.72ドルが3月5日の安値65.22ドルと絡みますので前回の注目安値が上値の抵抗ライン価格になるのかどうかに注目となります。

ここ最近の反発における材料面での話しでは今回の下落の要因になっていた関税問題に対して楽観視するような内容の報道が多くなっているのも一つの要因。 今朝のニュースでもトランプ米大統領とイタリアのメローニ首相が会談し、トランプ米大統領が貿易合意成立を急ぐつもりはないとしつつも、 米国と欧州連合の協議が妥結に向かうとの認識を示したことも買い誘う要因になっています。関税政策やウクライナの今後を巡って、EUと米国の対立は明らかだが、 欧州首脳のなかでもトランプ米大統領との会談にこぎつけたイタリア首相に対する期待感が高まっており、強固な姿勢を示している欧州も何とか解決策を見つけようとしていることで 景気面での改善を期待することからの上昇につながっている。また中国商務省が米国に対して「脅しや恐喝をやめ、相互尊重に基づいて問題を解決するよう求める」、 「中国は経済・貿易分野での交渉に前向き」であると発表したことも貿易戦争を巡る警戒感を緩和させたが、ただ、トランプ米政権が中国と対話を開始するのか不透明であり、その期待感で上昇している面もある。 実際に株式は以下のような動きになっています。


NYダウ(日足)
NYダウ日足



ナスダック(日足)
ナスダック日足



S&P500(日足)
S&P500

株価の動きは御覧の通りここ数日の動きは下落しておりせっかく9日MAなどを抜けていたが再度9日MAに接近している形になっています。 米国株式3市場共に61.8%戻し少しオーバーしたとこで失速し26日MAはオーバーできずの形状。
NY原油もそのような動きになる可能性はあり特に大きな陽線を出した後の動きだけに今夜は米国市場はGood Fridayでお休みなので週明け以降の動きに注目したい。


今後のポイント



ドバイ原油(月足)
ドバイ原油月足


目先で見れば国内は38.2%戻しで止まるかどうか・・・ですし海外は61.8%戻しで止まるかどうかに週明け注目したい。 また月足で今月52カ月MAを割れての終了になる可能性が今月はあり、52カ月MAと9カ月MAのデッドクロスが起きれば2020年以来となります。 今の原油の戻りが本物かどうか試される時間帯だと考えての対応が必要と思います。安いから買うと言う感性は今後の原油には持たないようにして冷静な目で見ていきたい。
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監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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