【早くもGOLDが史上最高値更新】今日の相場解説 (2025.04.17)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2025-04-17
ページ制作日: 2025-04-17

訪日外国人旅行者数が過去最速で1000万人突破
毎日通勤で電車を利用していますが、以前から外国人の方を頻繁に見かけると感じていました。特に観光シーズンだけでなく常時多いように思っていましたが、今日のニュースを見てやはりそうだと確信しました。
訪日外国人の増加は、様々な課題も引き起こしています。特に都心部では、宿泊施設の供給不足や価格の高騰が深刻です。
こうした状況に対し、地方都市は都心の混雑や高額化を避ける外国人観光客に向けて、独自の魅力と適正な価格で体験を提供できるよう工夫する必要があると考えられます。
報道によると、2025年1~3月の訪日外国人数は前年比23.1%増と、過去最高を記録した2024年を大幅に上回るペースで増加しているとのことです。花見が外国人観光客にとって大きな魅力となっていることも要因の一つでしょう。昨年と比較して特に伸びが大きいのは中国からの訪日客で、1~3月で78.1%増を示しています。また、4月から開催される大阪・関西万博も、さらなる訪日客増加の追い風となる可能性があります。
いずれにしても、自治体と事業者が連携し、地域経済全体に恩恵をもたらす持続可能な観光モデルを構築できるかどうかが重要です。多くの課題や問題がある一方で、インバウンド事業は日本の経済において重要な位置を占めており、その影響は多岐にわたります。
勢い止まらないGOLD
金(日足)
4月1日の高値をあっさりと抜けてきました。4月1日の高値の6営業日後に13985円まで下げてそれからたった6営業日後の本日に4月1日の高値を更新し記事を書いているこの時間帯で
15451円まで高値は伸びました。ただし動きが激しい状況で5分で簡単に100円幅ほど動くような世界。
前回4月14日の記事で15253円の高値を抜けた場合のテクニカルプライスを掲載しておりましたが
その価格が以下の価格です。
14日書いていた内容は以下の通り
最高値更新した場合は自動的に以下の価格が出てきます。
高値15253円から安値13985円での計算
- 1.236倍返し 15552円
- 1.382倍返し 15737円
- 1.5倍返し 15887円
- 1.618倍返し 16037円
次に13673円・15253円・13985円の価格を利用した計算では
- E計算値 16833円
- N計算値 15565円
- V計算値 16521円
となります。15253円を抜けてくると次のテクニカルプライス価格は相当上の位置に存在することになる。
と相当上の位置にいると書いていましたが本日4月1日の過去の史上最高値を更新してからあっという間に200円近く上昇しました。本日の出来高は記事を書いている時間帯では まだそこまで多くなく売り方針の方もこの動きにどうしたらよいのか唖然として動けていないのかもしれません。
上記上値注目価格として一番近い価格は15552円と15565円となりますので今日のここまでの高値から100円上の位置に存在しています。必ずその価格に到達すると言う考えではなく 続伸してきた場合のターゲットプライスとして頭の中に入れておきたい。昼の動画放送や三猿相場動画の中でも話していますが「転換するための条件」としてはどのような事が 起きれば気をつけないといけないのかを知っておくことが大事だと考えます。いずれにしても国内価格の上値のテクニカルプライスは上記価格が継続していると考えます。
NYGOLDはどうなの?
NY金も史上最高値を更新しております。下記がそのチャートです。
NY金(日足)

海外も4月2日のこれまでの史上最高を更新しています。そのうえで上値の注目価格は以下の様になります。
高値3201.6ドル安値2970.4ドルでの計算
- 1.236倍返し 3256.16ドル 通過
- 1.382倍返し 3289.92ドル 通過
- 1.5倍返し 3317.2ドル 通過
- 1.618倍返し 3344.48ドル 通過
昨夜の高値は3358.4ドルで終値が3346.4ドルですので1.618倍オーバーしその少し上で終了したことになります。
次に2844.1ドル・3201.6ドル・2970.4ドルの価格を利用した計算では
- E計算値 3559.1ドル
- N計算値 3327.9ドル 通過
- V計算値 3432.8ドル
となり一目の値幅計算ではN計算値価格まで来たことになる。さらに上の価格となると倍返しV計算値価格3432.8ドルが上値の目標価格となっている状況。
NY金のRSIは昨夜の上げで再度70ポイントオーバーの状況になっていますが4/2にかけて上昇した時のRSIレベルはオーバーしておらず今日の段階では逆行現象が起きています。 昨夜のNY金の上昇の要因としては 根強い通商不安の背景である米中対立の激化が続いていること、それが実体経済にどのような影響を及ぼすのか先行き不透明感から、安全資産で ある金に対する買いが集中。過去最高値更新でも米金利低下、ドル安円高の支援もあり、ドル建て価格は一気に100ドル超の急伸となった。その中で注目されているのが中国勢の動きと言われています。
今回のNY金相場の急伸相場については、中国市場の買い圧力の強さが与えた影響が大きいと言われている。実際に国内相場でも午前10時を回ってドル建て価格が大きく動く。 中国の金市場の特徴としては逆張り傾向が強いと言われてきた。要は高値では買いを手控え、安値で買う。しかし、4月は金価格動向と関係なく大量に買っており、 価格上昇を止める力が働きづらくなっている。「高値では買わない姿勢」ではなくなりお構いなしに買っているということです。 現在の「中国勢買い」と「欧米勢買い」が同時進行しているので昨夜のような100ドルオーバーするような上昇になっている。そうなると今後は逆に中国市場が高値で買わなくなる タイミングが注目されることになってきます。昨年は3~4月は中国のパニック的な買いが一巡すると金価格の急伸も止まった。しかしその後は高止まりし現在の価格になっています。
今後のポイント
NY金(月足)
上記はNY金の月足です。三階建ての価格は3680.3ドルになります。上記書いてきた上値のテクニカルプライスの中でも一番高い価格になります。 RSIは2009年以降の中で昨夜の価格でのデータの月足ですが過去最高の水準にいます。今の価格が過熱しているのは数字面では出ています。過熱して熱狂している相場はその盛り上がりが 尋常でない場合もあります。コンサートでも盛り上がるのは毎回どの会場でも盛り上がりますが、そのコンサートツアーの最終日が演者も観客も一番盛り上がり熱狂すると思います。 相場の世界でも同じかと思います。今のGOLDのコンサート会場は盛り上がっており観客数(出来高)も増えて来ています。そのGOLDのライブがいつまで続くかは誰にもわかりません。 ここからの上昇ポイント価格は書いていますので上昇継続の場合は次の価格はあの界隈だなと考えての対応。下りだす時はまずは高値更新が止まる。前日安値を割り込むなどの動きが 出てきます。ただし現在値幅が大きくなっていますので前日安値を割り込むにも300円以上の下げが無いとそうならない時もあり確認しようとなればそれなりの動きが無いとだめになるので その吐き出し分は覚悟の上で買い方は逃げ場も考えながらの対応になるかと思います。
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