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今日の相場解説【GOLD トランプ発言で揺さぶられていますが・・・】今日の相場解説 (2025.04.10)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2025-04-10

ページ制作日: 2025-04-10

今日の相場解説

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春の熱中症に注意!


春の熱中症に注意!との文字が目につきました。春に熱中症?と思う方も多いかと思います。今年のゴールデンウィークは、前半にかけて晴れる日が続きやすく、天気の崩れは一時的となるでしょう。後半は雲が広がりやすく、雨が降りやすくなりそうです。 後半にかけて気温が上がり、汗ばむ陽気となるでしょう。春の熱中症にご注意ください。と気象サイトに記事が出てました。 熱中症予防は暑くなる前から始めなくてはいけないようで暑さになれていない時期の気温上昇は、体力を消耗しやすく体調を崩してしまう事が多くなるようです。 昔と違い徐々に暑くなるのでは急激に暑くなったり寒くなったり温度の高低差が大きくなっています。まさに今の相場と同じですよね。 日ごろから熱中症を予防するために、以下のポイントを注意した方が良いとのことです。
①暑くなり始めの頃から「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、暑さに慣れておく。
②喉が渇く前から水分補給を心がけ、なるべく涼しい服装や日傘や帽子の活用が効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。 汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないように!
③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げる。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節し、感染症対策として換気を行う場合は、 窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが良いとのこと。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで静養することが必要です。せっかく行楽やレジャーで出かけて体調不良にならないようにGWに向けて熱中症対策をしておきましょう。



トランプ発言からの大荒れの中で冷静にみると


昨夜の動きは強烈な動きになりました。その原因はもう皆さんご存知のように「トランプ関税」が一夜にして方針転換です。 トランプ大統領は9日に世界各国を対象に発動したばかりの相互関税の一部について、90日間、一時停止することを認めると発表。 「相互関税を90日間停止し、税率を10%に引き下げることを承認した」とSNSに投稿。 9日に60の国と地域を対象に発動した相互関税の「上乗せ分」について一時停止する一方、全世界を対象にした10%の一律関税については維持すると発表。 それを受けて例えば国内標準金2026年2月限は昨夜21:45に14187円の安値(前日比26円安)をつけていたが日付が変わり午前4時44分には14800円まで価格は上昇。その高低差は613円と 史上3番目の一日での高低差を記録。1位は2024年8月5日の771円2位はつい先日の2025年4月7日の680円です。 とにかく激しい動きをしています。
マーケットEyeの会員の方で「今日のつぶやき」を読んでおられる方は昨日今日の動きを上げ下げは別としてある程度予測されていた方も多いかと思います。 毎月月末に更新している日柄から見た分析で9日・10日・11日が4月の中での1番注意したい週であると記載しています。また各銘柄の日柄分析も掲載していますが各銘柄概ねその日で特徴的な動きをしております。 会員でない方は記事の最後に体験申し込みバナーがありますのでそこからお申込みしてください。2週間すべてのコンテンツを見ることが出来ます。
少し話が逸れましたが今のような大きな揺さぶりがある中での相場ですので冷静に客観的に相場を見る目が必要です。 本日は現在各銘柄戻していますが金を中心にその戻った価格がどの位置にいるのかを確認してもらう記事の内容になります。
まずは金から

金標準(日足)
金標準日足


4月1日高値15253円から4/9安値13985円で計算しますと

  • 38.2%戻し 14469円
  • 50.0%戻し 14619円
  • 61.8%戻し 14769円


となり夜間の高値14800円は61.8%戻し14769円を31円オーバーした。昨夜の動きを見れば14800円を4:44につけ一旦14719円まで下げた後戻した価格は14775円が戻り高値になっています。 記事を書いている現在14675円で推移しておりますが昨夜の高値は61.8%戻し達成後の下落となっている可能性がある状況。61.8%戻しの次のレベルとなれば14982円が黄金比率価格からは出てきます。 またチャートを見れば9日MAが14700円前後で推移しているので本日の終値がどの位置にいるかも注目となります。9日MAで抵抗を受けるかどうかも注目となります。

金標準一目(日足)
金標準一目日足

一目均衡表では雲で今回も今のところサポートされていることになる。
今後は雲は4/21から右肩上がりになり、以前より雲の厚さも薄くなってきます。日柄的には24日が要注意日になっていますのでそれまでの間に動くのか注目となります。

それではNY金も確認しておきましょう

NY金(日足)
NY金日足

4月2日高値3201.6ドルから4/7安値2970.4ドルで計算しますと
  • 38.2%戻し 3058.7ドル
  • 50.0%戻し 3086ドル
  • 61.8%戻し 3113.3ドル


昨夜のNY金の高値は3118.5ドルですので国内金と同じく61.8%戻しを意識した可能性がありまた終値は3079.4ドルで半値戻し3086ドルは割れた状況で終わっています。 またNY金も9日MAで抵抗を受けているのが分かるかと思います。
直近の大幅な下げを演じた中で一気に国内も海外も値段を戻したことになりここから完全に流れが変わるのかそれとも一気に戻すもここから先に戻ることができず再度失速するのか 相場の潮目が変わるのであれば明日も続伸し本日の高値をオーバーしてくることが必要になります。 トランプ大統領の発言もまだまだ二転三転することも考えられますが、彼が掲げている「アメリカ第一主義」に関しては変わらないことは引き続き関税戦争は続くと考えたうえでの対応が必要かと思います。
では他の銘柄をチェックしておきましょう。


白金標準(日足)
白金標準日足


4月1日高値4716円から4月7日安値4071円で計算
  • 38.2%戻し 4317円
  • 50.0%戻し 4394円
  • 61.8%戻し 4470円


今朝3:32につけた夜間取引の高値は4317円で38.2%戻しとジャストミートでした。日中取引スタートし8:45に付けた高値が4329円で本日のここまでの高値ですが 白金に関しては自律反発の戻りで止まっておりここでも白金の弱さが証明されているような動きになっています。 掲載はしていませんがNY白金は38.2%戻し手前で失速しています。金とはやはり違う動きになっている事が分かる。
次に原油ですが

ドバイ原油(日足)
ドバイ原油日足


4月3日67670円から4月10日51940円で計算
  • 38.2%戻し 57950円
  • 50.0%戻し 59810円
  • 61.8%戻し 61660円


本日の高値は58830円で38.2%戻し価格をオーバーしていましたが現時点での価格は57160円で推移しており38.2%戻し価格よりも下の位置で動いており 白金同様に9日MAまでも戻っていない。こちらもあくまでも自律反発の領域の価格と見ることになり景気に左右される銘柄として今回のトランプ大統領の発言を そのまま信じていないかのような動きとなっています。
白金も原油も米国は対中関税を125%までさらに引き上げており、経済大国の衝突は景気見通しを不透明にさせている。景気悪化による白金や石油需要の下振れ見通しは 変わらないと考えている向きが多いのがこの戻りの鈍さに表れている。本来なら原油など需要が強まる季節に入るが米国のガソリン消費はすでに下振れしており、 需給動向はトランプ米大統領の言動や金融市場の変動に引き続き左右される思われます。
ドル円もチェックしておきましょう

ドル円(日足)
ドル円日足


  • 38.2%戻し 146.73円
  • 50.0%戻し 147.59円
  • 61.8%戻し 148.44円


148.27円までの戻りはあったのでドル円は61.8%戻しまで来ていたことになる。ただしこちらも9日MAで抵抗を受けている。現在146.9円で動いており38.2%戻しで界隈での推移になっています。
株式に目を向けるとNYダウは61.8%戻し日経平均は50%戻しレベルでの動きになっています。


最後に!
本日お問い合わせも多くなっております。皆さんやはり混乱しておられこんな相場もうついていけないですねと言われ方も多いです。 特に日計りデイトレードを中心にしている方はお風呂に入っている間で一気に場の味が変化していることもありお風呂にも入れませんと言われる方もおられました。 ただトレードスタイルの違いでありデイトレ中心にしている方はお風呂に入っている時間はノーポジションにしておくか、ストップロスを入れておけばいいと思います。 また数日間持つ方はこの上下の激しい動きは厄介になりますので、まずは大きな流れはどちらに向いているかチェックしておくこと。そして荒れた動きになった時はその価格がどの位置に いるのかを瞬時に考える事が大事。 本日のこの動きの中でもよーく見てみると各銘柄投資家の方であればまずは計算するテクニカルプライス周辺にいることが分かるかと思います。 それをしらないとあたふたしてしまいパニックになる方が多いと思います。 現時点では
金は61.8%戻しレベルまできた。
白金・原油は38.2%戻しレベル
ドル円は61.8%戻しレべル
株はNYダウ61.8%戻し日経は50%戻し
あと9日MAが非常に重要な立ち位置にいる事を理解しておきましょう。
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監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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