【史上最高値更新ラッシュ!金価格が見せる強さ】今日の相場解説 (2025.04.01)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2025-04-01
ページ制作日: 2025-04-01

大阪に住む私が気になった、南海トラフ地震のニュース
昨日から今日にかけて、ニュース記事の中で「南海トラフ地震」に関する報道が目立ちました。大阪に住んでいる私にとっては、やはり気になる話題です。
今回公表された想定では、南海トラフ地震による死者数は最大29万8,000人、全壊・焼失棟数は約235万棟に上るとされています。
これは、2012~2013年の前回想定(死者32万3,000人、全壊等238万6,000棟)から、対策を講じたことで若干の減少は見られたものの、依然として極めて深刻な数字です。
さらに、経済被害については、物価高の影響を受けて、前回の約237兆円から約292兆円へと大幅に増加しました。
これは、南海トラフ沿いで科学的に起こり得る最大級の地震と津波を想定し、冬の夜間に発生したケースを基にした試算とのことです。
海外でもここ最近、大きな地震が相次いで発生しており、「いつか来る」と言われ続けている南海トラフ地震に対する備えの必要性を改めて感じます。万が一に備え、最低限の準備だけは怠らないようにしたいものです。
本日は「ゴールド」です。
金標準先物(日足)
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本日、高値は「15,253円」まで上昇し、これで4日連続の史上最高値更新となりました。
4営業日連続での史上最高値更新は、1月22日~1月27日(13,860円~14,047円)以来のことです。それ以前では、2024年10月15日~10月24日にかけての8営業日連続(12,841円~13,572円)という記録があります。
このように、連日のように高値を更新する展開となっており、前回の記事で紹介したテクニカルプライスについても、今一度確認しておく必要がありそうです。
フィボナッチ上昇目標(2月高値 14,522円 → 3月安値 13,673円)
- 1.000倍戻し:14,522円 → 突破済み
- 1.236倍戻し:14,722円 → 突破済み
- 1.382倍戻し:14,846円 → 突破済み
- 1.5倍戻し:14,947円 → 突破済み
- 1.618倍戻し:15,047円 → 3月31日に突破済み
- 2.0倍戻し:15,371円 → 次の注目価格
フィボナッチ・エクステンション
(起点:12,688円 → 高値:14,522円 → 押し安値:13,673円)
- 23.6%(14,105円) → 突破済み
- 38.2%(14,373円) → 突破済み
- 50.0%(14,590円) → 突破済み
- 61.8%(14,806円) → 突破済み
- 100.0%(15,507円) → 次のターゲット
一目均衡表による上値目標
(12月6日安値 12,688円、2月13日高値 14,522円、3月11日安値 13,673円を基に算出)
- V計算値:15,371円
- N計算値:15,507円
- E計算値:16,356円
現在の価格は15,047円を突破したことで、次の注目価格としては
- 15,371円(V計算値・W価格)
- 15,507円(N計算値・フィボナッチ100%)
が意識される水準となります。 上昇の勢いが強まる中、どこで一度の調整が入るか、あるいはこのまま次の目標価格まで到達するか、引き続き注視が必要です。
動画配信の中でもお話ししていますが、ある重要な水準を下回る動きが見られない限り、今の相場に逆らうのは非常に危険だということが、現在の値動きを見ればご理解いただけるかと思います。
この価格が「適正」かどうかについては、最終的には市場が判断するものです。
それでは、価格以外の注目ポイントを見ていきましょう。
日付 | 価格 | 前日比 | 出来高 | 取組 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
3月27日 | 14,739 | +15 | 19,069 | 41,641 | 史上最高値更新 14,754円 |
3月28日 | 15,013 | +274 | 41,355 | 40,197 | 史上最高値更新 15,018円 |
3月31日 | 15,006 | -7 | 35,677 | 40,703 | 史上最高値更新 15,053円 |
本日の出来高は現時点で27,199枚となっており、このままいけば取引終了時には4万枚を超える可能性もあります。そうなれば、それなりにまとまった出来高になると見られます。
では、過去の8営業日連続で史上最高値を更新した際はどうだったのか、振り返ってみましょう。
日付 | 価格 | 前日比 | 出来高 | 取組 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
10月15日 | 12,746 | +62 | 36,614 | 39,353 | 史上最高値更新 12,841円 |
10月16日 | 12,865 | +119 | 18,955 | 38,827 | 史上最高値更新 12,846円 |
10月17日 | 12,932 | +67 | 23,507 | 38,972 | 史上最高値更新 12,945円 |
10月18日 | 13,086 | +154 | 31,422 | 38,502 | 史上最高値更新 13,113円 |
10月21日 | 13,128 | +42 | 25,439 | 38,744 | 史上最高値更新 13,149円 |
10月22日 | 13,277 | +149 | 34,023 | 38,606 | 史上最高値更新 13,325円 |
10月23日 | 13,504 | +227 | 30,589 | 38,320 | 史上最高値更新 13,513円 |
10月24日 | 13,395 | -109 | 35,326 | 38,481 | 史上最高値更新 13,572円 |
となっております。
RSI(相対力指数)に注目すると、10月23日の終値13,504円時点で82.04ポイントを記録しており、終値ベースでの最高水準となっています。
その後、相場は10月31日の高値を目指す動きとなり、この期間にかけては3日連続で史上最高値を更新しています。
この上昇局面における取組高と出来高の推移を見てみると――
日付 | 価格 | 前日比 | 出来高 | 取組 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
10月29日 | 13,584 | +21 | 29,285 | 38,337 | 史上最高値更新 13,619円 |
10月30日 | 13,780 | +196 | 34,022 | 38,164 | 史上最高値更新 13,780円 |
10月31日 | 13,734 | -46 | 28,963 | 38,330 | 史上最高値更新 13,819円 |
上記の数値を振り返ると、10月31日の高値(13,819円)をピークに、相場は11月18日に12,750円まで下落しました。
その後、11月25日に13,560円まで一時的に反発したものの、12月6日の安値12,688円を最後に再び上昇トレンドへと転じ、現在の価格上昇につながっています。
また、相場全体の流れをみると、8月6日の安値10,804円から10月31日の高値13,819円までの上昇幅は3,015円でした。
この上昇幅を12月6日の安値12,688円に加算すると、計算上のターゲット価格は15,703円となります。
これは、現在の相場で理論上導き出される最高値の一つと考えられます。
金標準先物(日足)
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一方で、RSI(相対力指数)にも注目すると、現在の水準は78.76ポイント。これは、昨年10月末の高値更新時に記録した最高値82.04ポイントに迫る数値です。
また、それに次ぐ数値としては
- 10月30日の80.36ポイント
- 2月13日の77.09ポイント
があり、現在の水準は過去半年の中でもトップ3に入る非常に高い水準となっています。
ただし、昨年3月から5月にかけての上昇局面は、RSI(相対力指数)が機能不全に陥った“モンスター相場”と呼べるような異常な強さを見せており、参考にする際には注意が必要です。
この期間は、約2,000円近い上昇が一気に進んだ相場であり、今回の状況にも重ねて見られる部分があります。
仮に、3月安値(13,673円)から同様の上昇幅で計算すると、目標価格は15,673円となり、前述の15,703円と非常に近い水準です。
複数の視点から導かれるターゲットがこの水準に集中している点は注目されます。
また、出来高に関しては、過去の史上最高値更新時と比較しても多く、相場に厚みが出ているのが特徴です。
一方で、取組高は大きな増減が見られず横ばいの状態となっており、短期の手仕舞いと新規建玉が交錯している可能性もあります。
本日、最終的にどの程度の出来高で引けるか、また取組高が増加するのかどうかは、
今後の相場継続性を占う上でも重要なチェックポイントになるでしょう。
ドル建て金価格
ドル建て金価格(日足)
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NY金は3月28日に3,100ドルの節目を突破したばかりですが、勢いそのままにすでに3,150ドルも上抜けてきています。
4月2日に予定されているトランプ米政権による相互関税の発動を前に、安全資産としての金へのヘッジ需要が急速に強まっていることが背景にあります。
ただし、RSI(相対力指数)は78.98ポイントに達しており、過熱感が警戒される水準に入っています。
この水準では、短期的な利益確定や持ち高調整の売りが膨らむ可能性があり、関税発動を控えたタイミングでもあることから、NY市場全体が荒れる展開になるリスクも想定しておく必要があります。
このような局面では、勢いだけに追随するのではなく、リスク管理と柔軟なポジション調整が重要になります。冷静な対応を心がけましょう。
また、マーケットEyeのクローズドコンテンツ(お客様向け)で掲載している「変化日カレンダー」によると、明日4月2日が金相場の重要変化日にあたります。
さらに、信じるかどうかはさておき、本日と明日は「天底転換日」に該当する日ともされています。
こうした日柄の面に加えて、価格面でも大きな動きが出ているタイミングであり、「日柄」×「価格」両面から見ても、本日と明日の値動きは特に注視すべき局面といえます。
ぜひ、こうした背景を理解したうえで、冷静かつ戦略的にトレードに臨んでいただきたいと思います。
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Tweet※tradingview社のチャートを利用しています。
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