【金価格3,000ドル突破!国内価格は最高値更新なるか?】今日の相場解説 (2025.03.17)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2025-03-17
ページ制作日: 2025-03-17

大谷翔平のHRと驚異のグッズ人気
週末の東京ドームは大盛況でしたね。大谷選手も期待通りのホームランを放ち、観客を沸かせました。また、今回の米大リーグ開幕戦の開催に伴い、相当な経済効果が生まれているようです。 特にグッズ販売は驚くほどの人気で、私の知人も日曜日の早朝5時半から並んで購入したとのこと。私自身も、大谷選手が現役のうちに一度は試合を観戦してみたいものです。 ただ、この仕事をしていると、なかなか長期の休暇を取るのが難しいのが悩みどころですね…。
本日は「ゴールド」です。
金標準先物(日足)
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金曜日の夜間取引では、高値を目指す動きが見られ、19:18には14,459円まで上昇しました。
最高値の14,522円まであと63円と迫る展開となりましたが、その後は失速し、日付が変わった0:20には14,295円まで164円の下落。その後やや持ち直し、夜間取引終了時には14,360円となり、前日比8円安で引けました。
日中取引は、14,382円と前日終値から22円の窓を開けてスタートしました。このような値動きを詳細に分析するには、コンテンツ内の「Rチャート」をご覧いただくと分かりやすいです。Rチャートはこちらからご確認ください。

金標準先物(日足)
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3月11日安値13,673円は、これまで何度も取り上げてきたテクニカルプライスの少し上で下げ止まりました。
12月6日の安値(12,688円)から2月13日の高値(14,522円)を基にしたフィボナッチ・リトレースメントの50.0%押し13,605円、さらに昨年の調整局面における平均下落値幅872円を14,522円から引いた13,650円が、
下値の重要なポイントとして注目されてきました。
また、前回の記事では、
「金価格は26日移動平均線付近での攻防が続いており、重要なテクニカルプライスとして3月6日の高値14,166円が意識されています。この水準を明確に上抜けると、上昇トレンドの再開が期待されるでしょう。」
と解説しましたが、3月14日に「14,166円」を突破したことで、価格の上昇スピードが加速。その流れが本日も続き、週末の夜間では前述の動きを経て、現在の展開に至っています。
ドル建て金価格(日足)
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3,000ドルの大台を突破し、史上最高値を更新しました。これにより、金価格は新たなステージに突入したと言えます。 チャートを見ると、12月の安値(2,620.4ドル)からの上昇トレンドが再開しており、直近の調整局面でも短期移動平均線(緑)と中期移動平均線(赤)がサポートとして機能しています。
ドル建て金価格(日足)
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2月24日の高値2,974ドルから2月28日の安値2,844.1ドルの下落幅を基にしたフィボナッチ比率を計算すると、以下の水準が浮かび上がります。
- 1.236倍(3,004.7ドル) → すでに突破
- 1.382倍(3,023.6ドル) → 直近のレジスタンスラインとして意識される
- 1.500倍(3,039.0ドル) → 次のターゲット価格
- 1.618倍(3,054.3ドル) → 上昇トレンドが継続すれば目指す水準
現在、金価格は3,000ドル台を突破し、短期的な動きとしては、「3,023.6ドル」(1.382%)が次の抵抗となるかが焦点となり、ここを突破すると3,039ドル、さらには3,054ドルがターゲットとして浮上します。
ドル建て金価格(日足)
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2024年12月19日の安値2,620.4ドルから、2月24日の高値2,974.0ドル、そして押し目となった2月28日の安値2,844.1ドルを基に算出したフィボナッチ・エクステンションの主要な水準は以下の通りです。
- 50.0%(3,020.9ドル) → 直近のレジスタンスゾーン
- 61.8%(3,062.6ドル) → 次の重要なターゲット価格
- 100.0%(3,197.7ドル) → 長期的な上昇目標
現在、金価格は3,000ドル付近で推移し、「3,020.9ドル(50.0%)」を試しに行く動きを見せています。ここを明確に突破できれば、3,062.6ドル(61.8%)が意識され、さらなる上昇の可能性が高まります。
下げ幅から算出したフィボナッチ比率1.382倍(3,023.6ドル)、そして上げ幅から見たフィボナッチ・エクステンション50%(3,020.9ドル)の2つの価格が、現在の相場において重要なテクニカルプライスといえます。
多くのご相談やご質問の中で、「NY金は史上最高値を更新しているのに、国内金価格がまだ最高値を更新できていない」という点が挙げられますが、その主な要因は為替の影響にあります。
国内最高値を記録した2月13日の前日には、為替が154.79円の戻り高値をつけていました。一方、現在の為替は148.54円付近となっており、当時と比較して約6円の円高水準にあるため、国内金価格の上昇が抑えられている状況です。
今後、NY金がさらに上昇した場合の国内換算価格を参考として掲載しておきます。為替レートとフィボナッチ比率をもとにした、1.382倍、1.5倍、1.618倍の水準での国内価格を示しています。
現在の円相場の動きと合わせて、国内金価格の動向を見極める際の参考にしてください。
金価格 | 149円 | 150円 | 151円 | 152円 | 153円 | 154円 | 155円 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1.382倍戻し | 3023.60 | 14,485 | 14,582 | 14,679 | 14,776 | 14,873 | 14,971 | 15,068 |
1.5倍戻し | 3039.00 | 14,558 | 14,656 | 14,753 | 14,851 | 14,949 | 15,046 | 15,144 |
1.618倍戻し | 3054.30 | 14,631 | 14,730 | 14,828 | 14,926 | 15,024 | 15,122 | 15,221 |
あくまでも参考換算値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。為替や金価格の変動により、実際の取引価格は異なる場合があるため、ご参考程度にご覧ください。
ドル円
ドル円(日足)
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3月18日~19日には、日銀の金融政策決定会合およびFOMCが開催されます。
市場では、日銀もFRBも今回は政策金利の現状維持が見込まれていますが、発表内容や声明によっては為替相場が大きく動く可能性もあります。
現在、ドル円相場は149円付近で推移しており、フィボナッチ・リトレースメントの23.6%(149.449円)が意識される水準となっています。ここを超えていくと、次のターゲットとして151.250円(38.2%)、152.706円(50.0%)が意識される展開となります。
今日の相場解説
カナダ、メキシコ、中国に対する関税に加え、鉄鋼とアルミに対する関税が発動され、さらに4月2日には自動車関税や相互関税の発動方針も確認されています。 こうした通商環境の変化に加え、実体経済の先行き不透明感が強まる中、安全資産としての金の需要が高まり、価格の上昇につながっています。 金価格は3,000ドルに到達しましたが、RSIなどのオシレーター系指標では過熱感が見られず、依然として上昇余地がある可能性があります。 また、ドル建て金価格の上昇に加え、円安が進行した場合には、国内金価格が予想以上の高値を付ける可能性も考えられます。特に、国内の最高値である「14,522円」を超えてくる動きが見られれば、一気に上昇圧力が強まる可能性があるため、注意が必要です。
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Tweet※tradingview社のチャートを利用しています。
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