【ゴールド市場の今─国内と海外の動きに注目】今日の相場解説 (2025.03.13)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2025-03-13
ページ制作日: 2025-03-13

春闘満額回答の裏で広がる格差
本日、「就職氷河期世代」という言葉が目に留まりました。就職氷河期世代とは、バブル崩壊後の1993年から2004年ごろにかけて就職活動をしていた世代を指します。 1991年には 2.86 だった大卒の求人倍率が、2000年には 1倍を割り込む という厳しい状況に陥りました。 現在、大手企業の春闘では、昨年・一昨年に続き 3年連続で満額回答 となりました。一方で、中小企業への賃上げの波及は依然として課題となっています。こうした状況の裏では、世代間格差が広がり、就職氷河期世代の多くが苦い思いをしているのが現実です。 この格差を打破する方法の一つとして、投資力を磨くこと も有効ではないでしょうか。時代の変化に適応し、資産形成のスキルを高めることで、経済的な選択肢を広げることができるのではないでしょうか。
本日は「ゴールド」です。
金標準先物(日足)
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金価格は3月11日に一時13,673円まで下落したものの、終値では13,816円まで戻し、長い下髭を形成しました。その後、12日・13日と力強く上昇しており、一目均衡表の雲にしっかりサポートされていることが確認できます。
今後の雲の位置は下記価格になります。
- 3月13日(木):13,784円
- 3月14日(金):13,805円
- 3月17日(月):13,805円
- 3月18日(火):13,805円
- 3月19日(水):13,835円
- 3月21日(金):13,929円
- 3月24日(月):14,034円
- 3月25日(火):14,105円
- 3月26日(水):14,128円
- 3月27日(木):14,128円
現在の価格が14,100円前後で横ばいを続けた場合、3月25日頃に雲にぶつかる展開が想定されます。
金標準先物(日足)
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現在、金価格は26日移動平均線(14,120円)付近での攻防が続いており、重要なテクニカルプライスとして3月6日の「高値14,166円」が意識されています。
この水準を明確に上抜けると、上昇トレンドの再開が期待されるでしょう。
一方で、14,166円を突破できずに反落した場合、「13,820円付近」が再び下値の目安として意識されます。
市場心理としては、最近の急落による一時的な調整を終えたとの見方が強まりつつあり、今後の動向に注目が集まっています。
今回の急落での「安値13,673円」は、12月の安値12,688円から2月13日の高値14,522円までの上昇幅の「46.2%」の下落幅に相当し、調整としては十分な水準に達しています。
※半値戻しは13,605円。
14,166円を突破して、上昇トレンドが再開するような場合は、2月13日の高値14,522円を目指す展開となる可能性があります。
相場の決めつけは危険
金標準先物(日足)
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現在の金相場を見ている方の多くは、調整が終了し、やれやれと安心しているかもしれません。
たしかに、直近の動きを見ると、一旦下落が収まり、反発の兆しが見えています。
しかし、相場には「まさか」の展開がつきものです。今回の下落が単なる調整ではなく、より大きな下落トレンドの始まりである可能性も考慮すべき局面です。
特に、高値と安値が交互に切り下がる動きが続けば、本格的な下落トレンドへ移行する可能性が高まります。
現在の反発が一時的な戻りに過ぎず、その後再び安値を更新する展開となれば、さらなる下落リスクが強まるでしょう。
こうした相場の解説を書くことは正直、心苦しい部分もあります。しかし、私たちも相場の先行きを100%予測することは不可能です。
できることは、いくつかのシナリオを想定し、その流れに柔軟に対応していくことに尽きます。相場は決して一方向に進むものではなく、時には予想を大きく裏切る動きを見せます。
だからこそ、一つのシナリオに固執せず、慎重に市場の変化を見極める姿勢が重要です。
そういう意味でも、戻り高値である「14,166円」を上回れるかどうかが重要です。
ドル建て金価格
ドル建て金価格(日足)
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ドル建ての金価格は、国内の金価格に比べて上昇圧力が強い状況が続いています。
12月19日の安値2,620.4ドルから2月24日の高値2,974.0ドルまで上昇した後、2月28日に「2,844.1ドル」まで調整しました。
この調整幅は「36.74%」であり、フィボナッチ38.2%の2,838.9ドルまであと5.2ドルという水準でした。調整幅が38.2%付近で反発したことは、依然として強い上昇圧力が継続していることを示唆しています。
また、国内金価格が3月6日の戻り高値をまだ上抜けていないのに対し、ドル建て金価格は3月5日の戻り高値2,941.3ドルをすでに上回っており、上昇の勢いが国内よりも強いことがわかります。
さらに、3月7日に短期線と中期線のデッドクロスが発生しましたが、本日(3月13日)、「ゴールデンクロス」を形成し、再び上昇トレンドに入る可能性が高まっています。
このまま上昇を続ける場合、2,974.0ドルの高値を更新する動きに注目が集まるでしょう。
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