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今日の相場解説【白金を見捨てないでね!動き出せば大きな波に?】今日の相場解説 (2025.02.14)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2025-02-14

ページ制作日: 2025-02-14

今日の相場解説

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バレンタインと水道水の危機? いまだ残る鉛管問題に注意

本日はバレンタインデーですね。昔はモテ期があったかどうかは、ご想像にお任せします(笑)。最近では、学校などでのチョコの受け渡しが禁止されるケースも増えているようですが、皆さんの周りではどうでしょうか?

さて、本日のニュースで気になったのは、「自宅の水道水が原因で鉛中毒」という話題です。報道によると、全国にはいまだに約200万件もの鉛製給水管(鉛管)が残っており、国が「早期ゼロ」を掲げてから20年が経過したものの、撤去が進んでいないとのことです。

その要因として、個人負担の費用の高さや周知不足が挙げられています。特に、小規模な自治体では補助制度の導入が難しく、現状把握すら十分にできていないケースも多いようです。 そもそも鉛管は、比較的柔らかく加工しやすい上に、内部にサビが発生しないという特性から、かつては全国的に広く使用されていました。しかし、国が鉛製給水管の使用禁止を通知したのは平成元年(1989年)のことで、それ以前に施工された給水管には鉛製のものが使われている可能性があります。
ご自宅の給水管が鉛製かどうか、一度確認してみてはいかがでしょうか?



本日は「白金」の解説です

本日は白金についてです。
昨日、金は史上最高値の 14,522円 を記録しましたが、白金は依然として今年の高値を更新できていません。その結果、金と白金の価格差はさらに拡大しています。


白金-金(価格差)
白金-金(価格差)


昨年 2024年2月14日 時点では、白金は金より 5,370円 安い状況でした。しかし、本日 2025年2月14日 では、その価格差が 9,627円 まで広がり、史上最大のマイナス幅となっています。 「マイナス幅」と表現しているのは、過去には長期間にわたって白金の方が金よりも高い時期があったためです。しかし現在では、白金が金に対して大きく割安な状況が続いています。


白金-金(価格差)
白金-金(価格差)


白金と金の価格差について

昔の相場を知る私の世代にとっては、白金が金よりも高いのが当たり前の時期が長く続いていました。しかし、ここ数年で貴金属市場を見始めた方々にとっては、現在の状況がむしろ「通常」と感じられるかもしれません。 月足終値ベースで白金が金よりも安くなったのは2015年1月から で、それ以来、一度も白金が金を上回って終了したことはありません。つまり、この状況が すでに10年 も続いていることになります。 過去の相場の常識が通用しなくなっていると言えるでしょう。今後も 金価格が上昇を続け、白金が値上がりしない、または下落する ような展開になれば、両者の価格差はさらに拡大していくことになります。


白金の価格動向と需要の変化について

価格が上昇するためには、当然ながら需要の増加が不可欠です。では、白金の需要面を見てみましょう。

白金の主な需要先は 自動車産業 で、特に 触媒コンバーター(排ガス浄化装置) に使用されています。しかし、近年の 電気自動車(EV)の普及 により、白金の触媒需要は減少傾向にあります。また、環境問題への対応として ガソリン車やディーゼル車の販売が減少 し、それに伴い触媒用途での白金使用量も縮小しています。さらに、自動車業界では 白金の代替となる素材の開発 が進んでおり、今後これらが普及すれば、白金の需要はさらに減少する可能性があります。 一方で、燃料電池 では白金触媒電極を用いて水素と酸素を反応させ、電気エネルギーを生み出すことができます。自動車用途だけでなく、家庭用・業務用・産業用の燃料電池 にも応用が期待されています。しかし、自動車分野では 車両価格の高さや水素ステーションの整備の遅れ などの課題があり、大規模な普及には時間がかかると見られています。

また、白金には 宝飾品や投資 という需要もありますが、投資面では 金が安全資産としての需要を集めやすい という特徴があります。金は インフレヘッジや地政学リスクの高まり からの需要が期待される一方、白金は 工業用途への依存度が高く、景気の影響を受けやすい ため、投資家は金を優先する傾向が強まっています。その結果、金と白金の価格差が拡大していると考えられます。
今後、燃料電池や新たな用途で白金の需要が拡大するかどうかが、価格動向を左右する重要なポイントとなりそうです。


そのような何か不人気と言われそうな白金ですが相場としては取引されている方はいますので金と比較して動きが鈍い白金ですが鈍い動きを捉えての相場の張り方もあります。



金と白金の資金効率の比較


金と白金のチャート
金と白金のチャート


金と比較すると動きが鈍いと言われがちな白金ですが、市場で取引され続けている以上、戦略的に活用する方法もあります。
白金の値動きが小さいとはいえ、過去(2024年)の価格推移を振り返ると十分な変動幅が見られます。

白金の最大変動幅
  • 2023年1月18日:4,232円
  • 2023年5月20日:5,422円 (上昇幅 +1,190円)

※先限つなぎ価格(終値)

一方、金の価格変動は昨年 歴代最高 を記録しました。

金の最大変動幅
  • 2023年1月4日:9,457円
  • 2023年10月30日:13,780円 (上昇幅 +4,323円)

※先限つなぎ価格(終値)

こうして比較すると、やはり金の値動きは大きいですが、白金も無視できない動きを見せています。


資金効率の比較

白金と金の証拠金を考慮すると、以下のような資金効率がありました。

  • 白金(倍率 500倍)
  • 1,190円 × 500倍 = 595,000円 の損益変動
  • 証拠金:11万円
  • 資金効率 5.4倍

  • 金(倍率 1,000倍)
  • 4,323円 × 1,000倍 = 4,323,000円 の損益変動
  • 証拠金:48万円
  • 資金効率 9.0倍

確かに、金の方が資金効率は高く、変動幅も大きいため短期間での値動きを狙う投資家には魅力的に映ります。しかし、白金も 比較的少ない証拠金で取引が可能 であり、相場の変動を捉えればしっかりと利益を狙える市場です。 長々と書きましたが、今日の一番伝えたいことは 「白金を見捨てないでね!」 ということです。現在はおとなしい動きを見せていますが、相場が動き出せば 思わぬ値動き をする可能性を秘めています。白金の市場にも引き続き注目していきましょう!



白金標準先物(日足)
白金標準先物(日足)


白金の現在の状況と重要なポイント

本日も 4,800円の壁 に跳ね返されており、依然として上値の重さが意識されています。昨年 10月30日の高値5,188円 以降の戻りポイントは、チャート上の通りです。この 上限レンジを突破しない限り、大きな上昇は見込めません。 一方、下値のポイントは 12月9日、1月6日、1月21日の安値を結んだ上昇トレンドライン(A) です。このラインを割り込むと、1月21日の安値 → 1月6日の安値 という流れとなり、最終的には 12月9日の安値4,483円 までの下落が視野に入ります。

現在の価格4780円から見たシナリオ

  • 上に抜けた場合 → 5,188円(+408円幅)
  • 下に抜けた場合 → 4,483円(-297円幅)

さらに、昨年の年間高値・安値を考慮すると、現在の価格 4,780円 は 昨年の変動幅のほぼ中間に位置 しています。

  • 昨年の高値 5,482円 → (高値との差 +702円)
  • 昨年の安値 4,129円 → (安値との差 -651円)

このため、現在の価格は 年間変動幅の「ハーフライン」 にあり、どちらの方向にも動きやすい状態と言えます。
計算上も、(5,482円 + 4,129円) ÷ 2 = 4,805.5円
となり、ちょうど 4,800円付近が重要な分岐点 であることが確認できます。


今後の展開と注目点

このように 価格が膠着状態にあるからこそ、次の動きが大きくなる可能性 があります。 「白金は動かない」と見限るのではなく、今後の ブレイクアウトの可能性 に注目し、しっかりと監視しておくべき銘柄です。



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監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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