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今日の相場解説【テクニカル分析で見る金相場:トレンド継続か転換か?】今日の相場解説 (2025.02.07)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2025-02-07

ページ制作日: 2025-02-07

今日の相場解説

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今シーズン最強で最長の寒波到来―週末は大雪に警戒

今週末は、今シーズン最強かつ最長の寒波の影響で、日本各地で厳しい寒さとなります。雪に慣れている地域でも、過去に例を見ないほどの「ドカ雪」が予想されており、十分な警戒が必要です。
雪国では屋根の雪を溶かすために「融雪装置」が使用されていますが、その熱源となる灯油の価格が高騰しています。昨年2月の現金価格は18リットルあたり1,988.5円でしたが、2月2日現在の全国平均価格は2,174.6円と、約200円の上昇。さらに5年前の2020年2月は1,590.3円だったことを考えると、600円近く値上がりしています。寒波の影響でボイラーがフル稼働し、地域によっては灯油代が何十万円にもなるケースもあるようです。 また、大雪による屋根の雪下ろし中の事故や、雪の落下による被害も増加しています。夏は酷暑、冬は極寒と、昔に比べて気候の振れ幅が大きくなっており、日本の「四季の美しさ」が少しずつ失われつつあるように感じられます。
防寒対策をしっかりと行い、安全にお過ごしください。



本日は「金」の解説です

2月5日に掲載した為替の記事は大きな反響があり、通常以上のお問い合わせをいただきました。その記事内で言及した「最重要価格」を、本日ついに割り込んでいます。今夜の取引がこの水準を下回ったまま終了するのか、注目したいところです。


ドル円(日足)
ドル円(日足)


9月16日の安値 139.57円 から1月10日の高値 158.87円 までの上昇に対する38.2%戻し(151.50円) の水準を下回った場合、次に意識されるのは半値戻しの水準(149.22円) となるでしょう。
この水準は、多くの投資家にとって重要なテクニカルポイントとなる可能性が高く、特に12月3日の押し目(148.63円) 付近に位置していることから、過去のサポートラインとしても意識されやすい価格帯です。


金標準先物(日足)
金標準先物(日足)


2月6日の夜間取引で、金価格は円高の影響を受け182円安の「13,929円」まで下落しました。しかし、「上昇トレンドライン(A)」のサポートを受けて反発し、長めの下ヒゲを伴うローソク足が出現しています。 この動きは、サポートラインの意識される水準での買い支えを示唆しており、今後の値動きにおいて重要なポイントとなる可能性があります。引き続き、上昇トレンドの維持ができるかどうかに注目が集まりそうです。



ドル建て金価格


ドル建て金価格(日足)
ドル建て金価格(日足)


国内の金価格が急激に戻した要因として、円高の一服とドル建て金価格の上昇が挙げられます。
ドル建て金価格は、2024年10月30日の過去最高値を突破して以降、非常に力強い上昇を維持しており、引き続き上昇トレンドが続いています。

また、RSI(相対力指数)は現在70.81となっており、過熱感が出始めている状況です。しかし、過去のドル建て金価格の上昇局面ではRSIが80を超えるケースも見られたため、RSIの数値だけで早急に売り目線に転じるのは時期尚早と考えられます。


ドル建て金価格(日足)
ドル建て金価格(日足)


テクニカル分析において、「三角保ち合い」をブレイクした際、その上昇幅が三角保ち合いの初期の高値と安値の値幅と一致するという考え方があります。 この目算値の考え方に基づくと、ブレイク後の目算値は「3,006ドル」(2728ドル+278ドル) となります。現在の高値は2,906ドル まで到達しており、目算値まであと約100ドルということになります。


三角保ち合いブレイク後の目算値
三角保ち合いブレイク後の目算値


下値の目安は?

相場において、価格が永遠に上がり続けることはありません。
現在、金価格は強い上昇トレンド を示していますが、どこかのタイミングで大幅な調整 が入る可能性があります。 昨年の動きを振り返ると、金価格は40%以上の力強い上昇を記録しましたが、その間にも適度な調整局面 が見られました。 このような調整期間は、上昇トレンドを持続させるためには不可欠です。むしろ、適度な調整が入ることで、市場の過熱感を冷まし、さらなる上昇の余地を確保することができます。
そこで、中長期の視点で、調整が入った場合の値幅やサポート水準 を考えてみることが重要です。どの水準が意識されるのか、過去の値動きを参考にしながら、今後の戦略を検討していきましょう。


金標準先物(日足)
金標準先物(日足)


調整開始日 高値(円) 調整終了日 安値(円) 下落幅(円) 期間(営業日)
4/19 11,983 4/24 11,405 578 3
4/30 11,951 5/7 11,180 771 3
5/20 12,283 6/10 11,552 731 15
7/17 12,679 8/6 10,804 1,875 14
8/19 11,962 9/9 11,421 541 15
10/31 13,819 11/18 12,750 1,069 11
11/25 13,560 12/6 12,688 872 9
12/13 13,428 12/19 12,886 542 4

(高値をつけた翌日から安値をつけた日までの営業日数・祝日を除く)

  • 最大の下落幅:1,875円(7/17~8/6)
  • 最小の下落幅:541円(8/19~9/9)
  • 下落幅の平均:872円
  • 調整期間の最長:15営業日(2回)
  • 調整期間の最短:3営業日(2回)
  • 調整期間の平均:9営業日

昨年の調整局面のデータを参考にすると、2月5日の高値14,202円が天井 だった場合、想定される下落目標は以下の通りとなります。

価格目標
  • 最小下落幅(541円) → 13,661円
  • 最大下落幅(1,875円) → 12,327円
  • 平均下落幅(872円) → 13,330円
日柄目標
  • 最短調整期間(3営業日) → 2月10日
  • 最長調整期間(15営業日) → 2月28日
  • 平均調整期間(9営業日) → 2月19日

となりますので参考にして頂ければと思います。



今日の相場解説


金標準先物(日足)
金標準先物(日足)


金標準先物の日足チャートを見ると、適度な調整を挟みながら綺麗な上昇トレンドを形成 しています。このような 調整を伴った上昇は、強いトレンドの特徴 です。 このような強いトレンドが続いている間は、「トレンドフォロー戦略」を採用し、買いポジションを継続するのが一般的なトレード手法 となります。
では、トレンドに変化が現れる可能性があるのは、どのような状況でしょうか。投資家によって考え方は異なりますが、ここでは特に 注目すべき3つのポイント を挙げておきます。


トレンド変化の兆候として注目すべき3つのポイント
  • 9日移動平均線を価格が下回る
  • これまでの上昇を支えている短期的なトレンド指標。これを明確に下回ると、調整入りのサインになる可能性。

  • 上昇トレンドライン(A)のブレイク
  • 中期的な上昇トレンドを示す重要なライン。これを下抜けると、トレンド転換の可能性が高まる。

  • 2024年10月30日の高値 13,819円を割り込む動き
  • 直近の重要な節目となる価格帯。この水準を割ると、さらに大きな調整が進む可能性。

これらの水準を下回るような動きが見られた場合、「大きな調整局面に入る兆候」となる可能性があるため、注意が必要です。



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執筆者の写真

監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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