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今日の相場解説【円高進行中:ドル円の次のテクニカルプライスは?】今日の相場解説 (2025.02.05)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2025-02-05

ページ制作日: 2025-02-05

今日の相場解説

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時代が変わり、価値も変わる

日本を代表する自動車メーカー、ホンダと日産自動車の統合協議が破談の可能性もあるというニュースが流れています。 私たちの世代であれば、若い頃はホンダのプレリュードが「ナンパな車」として人気があり、シビックは走り屋のイメージが強かったものです。一方、日産自動車といえばスカイラインGT-RやフェアレディZ、バブル時代にはシーマの存在感が際立っていました。

あれから約35年、自動車業界がここまで変化するとは思いもよりませんでした。同じように、1990年代後半に1グラムあたり800円台だった金価格が、現在では田中貴金属の小売価格で1グラム15,547円、1キログラムあたり1,554万7,000円となっています。 当時、こんな価格になると予想していた人はほとんどいなかったでしょう。
思い返せば、飛び込み営業で金の話をした際、ある鉄工所の社長さんに「そこに落ちている鉄より安くなりそうな金なんて誰が買うんだ!」と言われたことが、今でも記憶に残っています。 2025年の現在、これからの25年で世の中はどう変わるのでしょうか。あの頃の金は安かったと振り返る日が来るのか、それとも高かったと思う日が来るのか…。25年後の金価格をこの目で確かめられるよう、健康で過ごしていきたいものです。

本日は「為替」の解説です


ドル円(日足)
ドル円(日足)


本日、154円を割り込み、前回の記事で注意すべきと指摘していた重要な水準を下抜けました。
円高が進行する中で焦点となるポイントとして、

  • 52日移動平均線(52日MA)を再び割り込むか
  • 半値押し水準(153.75円)を明確に下抜けるか

と述べていましたが、本日の値動きでこれら両方の条件がクリアされました。これにより、円高への動きが一段と明確になってきたと考える必要が出てきています。 さらに、1月27日の安値153.69円も下回っており、1月10日の高値158.87円から続く下降トレンドが確認された状況となっています。今後は、さらなる下値目標やサポートラインの確認が重要となるでしょう。


ドル円(日足)
ドル円(日足)


また、9月安値(139.576円)と12月安値(148.639円)を結んだ上昇トレンドラインも維持できなくなってきています。
このラインは、これまでの上昇トレンドを支える重要なサポートラインでしたが、ここを割り込んだことで、円高基調がより一層強まる可能性が示唆されています。


ドル円(日足)
ドル円(日足)


今回の円高局面で、前回12月の円高局面と大きく異なるのは、一目均衡表の形状にあります。

  • 1月24日の長い陰線以降、円相場は月末から月初にかけて雲の上限でサポートされてきました。しかし、ついに雲の中へ突入しており、明日以降の値動き次第では、雲の下限を割り込む可能性も浮上しています。
  • 2024年12月3日の円高局面では、一目均衡表の雲の上限が強固な下値サポートとして機能していましたが、今回はそのサポート力が弱まっている可能性が高いと考えられます。

もし雲の下限を明確に下抜けるようであれば、さらに円高が加速するシナリオも想定されるため、今後の動きには一層の警戒が必要です。



週足での分析


ドル円(週足)
ドル円(週足)


今週で4本目の陰線となっており、週末までまだ取引時間は残されているものの、このまま「転換線」(154.28円)を割り込んで週を終える見込みです。
基準線は149.21円に位置していますが、この水準は雲の下にあり、さらに雲自体も比較的薄いため、サポートとしての強度にはやや不安が残る状況です。 雲の厚みが限られていることで、価格が雲の影響を受けにくくなる可能性も考えられます。



フィボナッチからの分析


ドル円(日足)
ドル円(日足)


フィボナッチ・リトレースメントによる注目水準

2024年12月3日の安値(148.62円)から2025年1月10日の高値(158.87円)までの上昇幅に対するフィボナッチ・リトレースメントの水準は以下の通りです。

  • 61.8%押し:152.54円
  • 78.6%押し:150.81円

さらに、昨年9月の安値(139.56円)から1月10日の高値(158.87円)までの上昇幅に基づくフィボナッチ・リトレースメントの水準は、

  • 38.2%押し:151.50円
  • 50.0%押し:149.22円
  • 61.8%押し:146.94円

現在の状況を踏まえ「151.50円を最重要価格」として注目しておきます。この水準は、昨年9月の安値(139.576円)から1月の高値(158.874円)までの上昇幅に対するフィボナッチ・リトレースメント38.2%押しに該当します。

もしこの水準を明確に下抜ける場合、次に注目すべきは、12月3日の安値148.62円およびその近辺に位置するフィボナッチ50%押しの「149.22円」です。 これらの水準は価格が過去に反発しているゾーンであり、再びサポートとして意識される可能性があります。



月足での分析


ドル円(月足)
ドル円(月足)


月足チャートで見ると、昨年9月も26カ月移動平均線(MA)まで下落しています。
現在の月足の移動平均線の数値は以下の通りです。

  • 9カ月移動平均線(9MA):152.00円
  • 26カ月移動平均線(26MA):147.22円
  • 52カ月移動平均線(52MA):133.48円
今後の注目ポイント

中長期的な視点で見れば、26カ月移動平均線(147.22円)までの下落は十分に想定しておくべきシナリオです。

これまでも繰り返し述べてきたように、バイデン政権下で進行した「約60円」の円安トレンドは非常にインパクトが大きく、市場参加者の中には「円高にはもうならない」という心理が根強く残っている可能性があります。
しかし、このような固定観念は非常に危険であり、過信は禁物です。相場は常に変化するものであり、過去のトレンドが未来の保証になるわけではありません。 したがって、現在の円安基調に過度に楽観的にならず、常にリスク管理の視点を持ちながら警戒心を維持することが重要です。



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tradingview社のチャートを利用しています。

執筆者の写真

監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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