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今日の相場解説【WTI・ドバイ原油の行方は?重要なサポートラインに接近】今日の相場解説 (2025.01.30)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2025-01-30

ページ制作日: 2025-01-30

今日の相場解説

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加湿器の落とし穴?正しい使い方で健康を守ろう!

本日は1月30日。2025年が始まり、早くも1カ月が過ぎようとしています。この1カ月の間にもさまざまな出来事がありましたが、昨年から猛威を振るっているインフルエンザは、まだ終息の気配が見えません。 予防対策として「加湿器」をご自宅や職場で使用している方も多いかと思いますが、加湿器の使い方を誤ると「新たな病」を引き起こす可能性があるそうです。それが「過敏性肺炎」、いわゆる「加湿器肺」と呼ばれるものです。 気になる方は「加湿器肺」で検索してみてください。ここでは、私が特に気をつけようと思った点をまとめておきます。

加湿器の正しい使い方
  • 使用する水は水道水がベスト!
  • 水道水に含まれる微量の塩素には殺菌効果があり、雑菌の繁殖を抑える働きがあります。

  • タンクの水は毎回入れ替える!
  • 「水がなくなる前に継ぎ足す」のはNG! 水道水の塩素は半日ほどで抜けてしまうため、継ぎ足しを続けると雑菌が繁殖しやすくなります。必ずタンクの水を捨てて、新しい水に入れ替えましょう。

加湿器は乾燥対策やインフルエンザ予防に役立ちますが、正しく使わなければ逆効果になることも。ぜひ、衛生的な使い方を心がけましょう!



冬といえば暖房、そして原油!

暖房といえば「原油」をイメージする方も多いかもしれませんが、本日はその原油についてお話しします。
トランプ大統領が再選を果たし、トランプ大統領の一挙手一投足に相場が反応する日々が戻ってきました。 彼は以前から「原油価格が下がれば、あらゆる物の価格が下がり、インフレを抑えることができる。インフレが落ち着けば、金利も自動的に引き下げられる」との考えを示し、公約としてエネルギー価格の引き下げを掲げてきました。

今朝発表されたFOMCの政策金利は据え置きとなりましたが、トランプ大統領は引き続き金利引き下げに向けた牽制発言を繰り返すと考えられます。 また、トランプ大統領は1月20日の就任演説で「ドリル、ベイビー、ドリル(掘って掘って掘りまくれ)」と発言し、化石燃料の増産によってエネルギー価格を引き下げる方針を改めて強調しました。 この方針が実現すれば、原油価格の低下を通じてインフレ抑制が進み、それに伴って金利の引き下げが現実味を帯びる可能性があります。


WTI原油(日足)
WTI原油(日足)


昨年12月から上昇していた原油相場は、「下降トレンドライン(A)」をブレイクしたことで勢いを増し、大統領就任前の1月15日に「80.77ドル」まで高騰しました。 この水準は、昨年8月12日の高値80.16ドルをわずかに超えたものの、7月の高値84.52ドルや2024年の最高値(4月12日:87.67ドル)には届かず、その後下落しています。

1月20日以降の動き
トランプ大統領の就任式が行われた1月20日、価格は9日移動平均線(MA)まで下落。翌日は一時的に戻す場面もありましたが、最終的には前日安値を割り、9日MAを明確に下抜けて終了しました。その後は9日MAの傾きも右肩下がりに転換し、価格は継続的に下落しています。 以前の記事でも触れましたが、RSIは70ポイント超え→70ポイント割れ→再び70ポイント超え→逆行現象発生後の70ポイント割れという、教科書的な売りシグナルを示しました。この動きは「騙し」もなく、素直にその後の下落につながっています。

現在の状況
現在は、下降トレンドライン(A)の水準をめぐる攻防が続いています。このラインが再びレジスタンスとして機能するか、それともサポートとして転換するかが、今後の相場の方向性を決める重要なポイントとなりそうです。


WTI原油(日足)
WTI原油(日足)


2024年11月18日の安値66.53ドルから、2025年1月15日の高値80.77ドルまでの上昇幅を基にフィボナッチ・リトレースメントを計算すると、以下の水準が導き出されます。

  • 23.6%戻し:77.41ドル(通過)
  • 38.2%戻し:75.33ドル(通過)
  • 50.0%戻し:73.65ドル(通過)
  • 61.8%戻し:71.97ドル(昨夜安値 72.33ドル)
  • 76.4%戻し:69.89ドル

現在の価格はほぼ61.8%戻しの水準に到達しており、ここがサポートとして機能するかどうかが注目点となります。 一方で、9日移動平均線(9日MA)が右肩下がりに転換しており、これが上値抵抗(レジスタンス)となるかどうかもポイントになりそうです。



WTI原油週足


WTI原油(週足)
WTI原油(週足)

バイデン政権時の主要安値として、以下の水準が確認されています。

  • 2021年11月29日 安値:62.43ドル
  • 2023年5月1日 安値:63.64ドル
  • 2024年9月9日 安値:65.27ドル

現在の価格は、「9週移動平均線」の位置まで下落しており、この水準がサポートとして機能するかどうかが注目されています。 もし9週MAを明確に割り込んだ場合、上記3つの主要安値(62.43~65.27ドル)を試す動きになる可能性が考えられます。


WTI原油(週足)
WTI原油(週足)

今年1月の上昇局面では、薄い雲を突破する絶好のチャンスがありましたが、その試みは失敗に終わりました。 今後、雲の位置は下がってくるため、価格が再び雲を突破する可能性は残されています。ただし、雲がそれほど分厚くないため、再度の突破チャレンジが起こる余地は十分にあります。


今後の注目ポイント

現在の動きを見ると、下降トレンドラインをブレイクした後に雲の突破を試みるも失敗し、下降トレンドラインまで下落した後に再び上昇する展開の方が、相場の流れとして分かりやすい形になります。

したがって、次のシナリオとして、

  • 下降トレンドラインの水準で再び支えられるか
  • サポートされれば、再び雲を試す動きが出る可能性

このような展開を想定しながら、次の動きを見極めたいところです。



ドバイ原油


ドバイ原油(日足)
ドバイ原油(日足)

NY原油と同様の動きを見せているドバイ原油ですが、現在重要なサポート水準に接近しています。 2024年12月9日の安値 63,800円 から 2025年1月14日の高値 74,630円 までの上昇幅を基に、フィボナッチ・リトレースメントの黄金比率を計算すると、以下の水準が導き出されます。

  • 23.6%戻し:72,070円(通過)
  • 38.2%戻し:70,490円(通過)
  • 50.0%戻し:69,220円(本日 69,390円まで安値到達)
  • 61.8%戻し:67,940円
  • 76.4%戻し:66,360円

今後の注目ポイント

前回の記事で述べたように、

現在の動きは38.2%戻しの70,490円をターゲットとして推移している可能性があります。 さらに下落が進んだ場合、50%戻しの「69,220円付近」は過去の抵抗帯として意識されてきた価格帯であり、今後は強力な支持線として機能する可能性が高いと考えられます。この価格帯での反発が見られれば、再び上昇トレンドへの転換が期待されるでしょう。

その69,220円が目前に迫っています。

NY原油もこの水準で踏ん張れるかどうかの瀬戸際であり、ドバイ原油の国内価格も同様に重要な注目価格に差し掛かっています。 もしここを明確に割り込む場合、次のサポートは61.8%戻しの67,940円となり、更なる下落の可能性も考えられます。逆に、この水準で反発すれば、再び上昇トレンドへの回帰が期待されます。


ドバイ原油(日足)
ドバイ原油(日足)

現在の価格がサポート水準を割り込むようであれば、さらなる下落が考えられます。その場合、以下のフィボナッチ・リトレースメントの水準も視野に入れておく必要があります。 2024年9月12日の安値 58,250円 から 2025年1月14日の高値 74,630円 までの上昇幅を基に、フィボナッチ水準を計算すると以下の通りです。

  • 23.6%戻し:70,760円(通過)
  • 38.2%戻し:68,370円
  • 50.0%戻し:66,440円
  • 61.8%戻し:64,510円
  • 76.4%戻し:62,120円

昨年の動きと同様、原油相場は一旦動き出すとしばらく一方通行になりやすい特徴があります。値頃感でのエントリーは避け、トレンドをしっかり確認することが重要です。 また、トランプ大統領は以前から「原油価格を下げることでインフレを抑制し金利を下げる」と明言しており、その発言が相場に影響を与える可能性は十分にあります。彼の性格上、目的を達成するためには何が何でも突き進む姿勢を見せることが予想されるため、その動向にも注意が必要です。



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執筆者の写真

監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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