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今日の相場解説【週足で見る主要相場の展望 (金・白金・原油・ドル円)】今日の相場解説 (2024.12.20)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2024-12-20

ページ制作日: 2024-12-20

今日の相場解説

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各銘柄を週足ベースで解説

昨日の為替市場では円安が進みました。これにより、この正月に海外旅行を予定している方にとっては痛い円安となっています。 一方で、海外から日本を訪れる旅行者にとっては魅力的な円安と言えるでしょう。しかし、円安は国内の物価高騰を招く要因でもあり、国民生活への影響は避けられません。来年も「インフレ」が重要なテーマとなる可能性があります。

ドル円に関しては、12月17日の記事で注目レベルについて詳しく解説しました。その記事で指摘したレベルを突破したため、次のターゲット価格を目指す展開が進んでいます。 まだご覧になっていない方は、ぜひ「過去の分析はこちらから」のリンクを利用してご確認ください。


今日は週末ということもあり、金・白金・原油・ドル円について、「週足ベース」で解説したいと思います。 この記事をお読みの方の中には、デイトレードなどの短期トレードを行っている方、中長期の視点でマーケットを見ている方、さらにはGOLDの現物を保有し超長期で投資されている方など、さまざまなトレードスタイルの方がいらっしゃると思います。
特に短期トレードをされる方の中には、当社のオンライントレードをご利用いただき、一日で金を数百回も取引される方もおられます。しかし、じっくりとトレードを行う方にとっては、週末に週足ベースで価格動向をチェックしておくことが非常に重要です。 週末には必ず週足を確認し、可能であれば月末には月足もチェックすることをお勧めします。このような定期的な確認が、トレードの精度を高めるために役立つでしょう。


原油相場


ドバイ原油先物週足チャート
ドバイ原油先物週足チャート


ドバイ原油の週足分析
今週は2週連続で陽線が出現しており、上昇基調が確認できます。しかし、ご覧のとおり26週移動平均線がレジスタンスとして機能している状況です。また、日足ベースの記事でも触れたように、現在の価格帯である65,000円~70,000円前後のボックス相場を抜け出せていないことがポイントです。 来週は、今年7月以来となる26週移動平均線を上抜けし、その上で週を終えることができるかが注目されます。さらに、9週移動平均線も右肩上がりに変化しつつあるため、この動きにも注目して対応することが重要です。 一方で、中東情勢に関する報道では「停戦合意が近い」との情報が流れる一方で、「緊張状態が続く」とのニュースも見受けられ、相場への素直な反応は限定的です。引き続き、BOX圏内からのブレイクを見定める状況が継続しそうです。



WTI原油先物週足チャート
WTI原油先物週足チャート


WTI原油の週足分析
WTI原油もご覧のようにトレンドが見られない状況で、狭いレンジ内の動きが継続しています。このボックス相場はすでに長期間にわたって続いており、現状では次の明確な動きを待つ以外に手立てがないように見受けられます。 次の動きが出るタイミングについては、衝撃的な材料が市場に影響を与えるか、大規模なファンドによる仕掛けが引き金となる可能性が考えられます。たとえば、中東情勢の急激な変化や原油需給に大きな影響を及ぼす政策の発表が、そのトリガーになることも予想されます。

また、テクニカル的には、主要な移動平均線が横ばい状態であり、市場の方向性が定まっていないことを示しています。これにより、トレーダーにとってはエントリーポイントの見極めが難しい局面ですが、こうした時期だからこそ次の大きな動きに備えて市場の動向を注視し続けることが重要です。 市場がトレンドを再び形成し始めるまで、現在のボックス相場内での動きに対応する柔軟な戦略を維持することが求められます。


ドル円相場


ドル円週足チャート
ドル円週足チャート


ドル円の日足分析
昨日のイベントを受け、ドル円は157.93円まで円安が進み、過去の記事で取り上げた上値抵抗ラインを突破しました。前回の記事で示した次のターゲット価格は、以下の通りです。

  • 1.236倍:158.66円
  • 1.382倍:159.84円
  • 1.5倍:160.79円
  • 1.618倍:161.75円
  • 直近高値:161.94円(7月3日)

ただし、抜けた場合でも勢いが続かない「走らないパターン」になる可能性もあるため、今夜のNY市場での動きが重要となります。ここで新たな動きが出るかどうかに注目してください。


ドル円の週足分析
ドル円は9週移動平均線、26週移動平均線、52週移動平均線すべての上に位置しており、9週移動平均線は右肩上がりを示しています。一方で、26週移動平均線と52週移動平均線はデッドクロスの状態となっています。 RSI(14)の値は、前回ピークを打った際と同じ水準に達しており、このまま突破すれば、RSI70ポイントを目指す動きが予想されます。それが実現すれば、さらに円安方向への進行が見込まれます。 ただし、今週の動きで抜けても走らない場合、一気に9週移動平均線まで円高が進行する可能性があります。翌週に勢いが持続するかどうかは、非常に重要なポイントとなりますので、注意して動向を観察する必要があります。


今後の見通しと戦略
ドル円相場は上昇基調を維持していますが、次の注目点は7月3日の高値である161.94円を目指す動きが続くかどうかです。この価格帯は市場にとって重要な節目であり、突破できるかどうかが今後のトレンドを左右する大きなポイントとなります。 161.94円を超えれば、さらなる円安が進行し、次のターゲットとして165円台やそれ以上の水準を試す展開が期待されます。
一方で、この価格を突破できず反落する場合には、Wトップの形状となり調整局面に入る可能性もあります。 特に、NY市場や週明けの値動きが鍵を握っており、これらの動向次第では短期的な円高進行も視野に入れなければなりません。


白金相場


白金週足チャート
白金週足チャート


白金の週足分析
現在、白金は2週連続で陽線が出現していますが、どちらの週も上下に長いヒゲを伴っており、市場の迷いが続いている状況です。 その前週の小型陰線にも上下のヒゲが見られ、依然として方向感が明確ではありません。このような相場は、トレンド転換期や調整局面に見られる典型的な動きであり、今後の動向が注目されます。

テクニカル面では、9週移動平均線と26週移動平均線がほぼ並行して右肩下がりを続けており、52週移動平均線とのデッドクロスが近づいている状況です。 これは中期的な弱含みのシグナルを示唆しています。また、今週の高値は52週移動平均線に届かず、上値の重さを改めて確認できる形となっています。 さらに注目すべきは、2022年7月の安値を起点とした「上昇トレンドラインとの攻防」です。このラインは2023年8月に一度割り込んだ後に回復しましたが、現在は再びこのラインをめぐる攻防が続いています。 先週と今週には一時的にラインを下回る場面が見られましたが、終値ベースでは再びライン上に戻ってきています。ここでの攻防が続く限り、このラインが支持として機能するか否かが重要な局面となります。

現在の最重要価格は、12月9日の安値である「4,483円」です。この価格は短期的なサポートラインとして機能しており、これを下回る場合にはさらなる下落リスクが高まる可能性があります。 一方で、4,483円を維持しながら上昇トレンドライン上にとどまる場合、再び上昇基調に転じる可能性も十分考えられます。

市場の迷いが続く中、トレーダーには柔軟な対応が求められます。短期的には4,483円の攻防を見極めることが重要であり、中長期的には上昇トレンドラインを回復できるかどうかが鍵となります。 また、移動平均線の動きや出来高の変化、さらには外部要因(経済指標や市場ニュース)にも注意を払いながら、戦略を調整する必要があります。 特に、年末にかけて流動性が低下する可能性があるため、急激な値動きにも備えることが重要です。トレンドラインのブレイクや移動平均線の交差が確認される場合には、新たなトレンドの発生を想定し、適切にポジションを構築することを心がけてください。



金相場


金標準先物週足チャート
金標準先物週足チャート


金標準先物の週足分析
今週のスタート価格は13,262円でしたが、陰線で終了となりました。また、今週のローソク足の形状は「首吊り線」になる可能性があります。

首吊り線とは?
首吊り線は、上昇トレンドの中で発生するローソク足のパターンで、買い目線と売り目線の投資家の攻防が激化した結果として出現します。 今週のローソク足がこの形状になる場合、投資家心理が大きく揺れ動いたことを示唆していると考えられます。

首釣り線

首吊り線の特徴
  • 実体が小さい(陽線または陰線である場合がある)。
  • 下ヒゲが非常に長い(通常、実体の2倍以上が目安)。
  • 上ヒゲがほとんどない、もしくは非常に短い。

出現場所
主に上昇トレンドの最中、もしくはトレンドがピークに達した場面で出現する。
陽線でも陰線でも首吊り線と見なされますが、陰線の方が弱気のシグナルとして強力です。
長い下ヒゲは一時的に売り圧力が強まったことを示しています。その後、価格は持ち直して実体部分で終値を形成していますが、買い手の勢いが鈍化している可能性があります。

信頼性を高める条件

  • 翌週以降のローソク足で下落が確認される(例えば、大陰線やギャップダウン)。
  • 高出来高を伴う場合、より強いシグナルとなる。


金相場は週足ベースで依然として上昇トレンドを維持していますが、先週の反発の後に首吊り線が出現することは重要な意味を持ちます。 今週の長い下ヒゲは、売り圧力が一時的に強まり価格を大きく押し下げたことを表しています。 特に木曜日の日中から夜間にかけての動きでは、売り目線のトレーダーが市場に大きな影響を与えましたが、その後、強気の買いが入り、価格を押し戻して週初の水準付近で取引が終了しました。
この形状が示唆するのは、強気の買い方が徐々に力を失い始めている可能性があるということです。

今週の取組高と価格の動向
今週の取組高は月曜から木曜まで毎日減少しており、特に木曜日の減少は約4カ月ぶりの大幅な落ち込みとなりました。この減少は市場参加者のポジション調整や不安心理を反映している可能性があります。 現在の価格は13,200円前後で推移しており、今週の安値である12,886円までは314円の下落幅が必要です。この水準は、日々の値動きの高低差を考慮すると十分に現実的な範囲内です。

首吊り線の成立条件と影響
首吊り線が成立する条件は、次のローソク足の終値が今週の安値(12,886円)を下回ることです。 今回は週足で分析しているため、来週の週足終値が12,886円以下であることが条件となります。この条件が達成されない場合、首吊り線の成立は失敗し、「騙し」となる可能性があります。 ただし、条件が達成され首吊り線が確定した場合、価格は早期に下降トレンドに入る可能性が高まります。

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執筆者の写真

監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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