【2024年最後の注目!ドル円、重要局面のテクニカル分析】今日の相場解説 (2024.12.17)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2024-12-17
ページ制作日: 2024-12-17

世の中の変化について
昨日のニュースで気になったのは、「神戸市内の公立中学校での部活動が終了し、地域のスポーツ団体等のクラブ活動へ移行する」という内容 です。全面的な移行は政令指定都市として全国初とのことでした。
先生方の働き方改革や少子化の影響を受け、部活動が学校から地域に移るのは時代の流れなのでしょう。しかし、何か寂しいと感じるのは昭和世代の人間だけでしょうか。
私自身、中学・高校時代は運動部に所属し、府の大会でも上位に進むレベルで活動していました。部活動の終わりに友達と一緒に帰宅したあの時間や、同じ目標に向かって仲間と頑張った日々が、今でも懐かしく思い出されます。
【Yahooニュース】
神戸市に続き、今後は他の政令指定都市でも同じような流れが広がるかもしれません。
一方で、過疎地の学校ではどのように対応していくのかも気になるところです。少子化の問題は、今後ますますさまざまな分野に影響を与えていくでしょう。
本日の解説はドル円
本日の注目はドル円です。 154円台に突入してきており、今週は今年最後の重要な為替イベントが控えています。
イベントスケジュール- 12月19日午前4時(日本時間):FOMC政策金利発表
- 12月19日正午前後:日銀金融政策発表
市場はこれらの発表を前に動向を注視する中、円安が静かに進行しています。
ドル円日足チャート
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現状の動きと注目ポイント
11月15日の高値156.74円から12月3日の安値144.62円まで下げた幅の61.8%戻しとなる153.64円付近で推移していた昨日の日中。しかし夜間に入り、そのレベルを突破し、154円台に「するっと」突入しています。
次の注目レベルとしては下記のテクニカルプライスがあります。
- 76.4%戻し:154.82円
- 78.6%戻し:155.01円
現在、154.48円付近まで円安が進行しており、次のターゲットプライスに接近中です。
FOMCを前にした警戒感
ただし、FOMC発表を前に、行き過ぎた動きに対する警戒感も出る可能性があります。今回のFOMCでは0.25%の利下げは完全に織り込まれており、注目は3カ月に一度示される「ドットプロット」です。
9月のドットプロットでは、2025年末時点の金利水準が「3.25~3.50%」と示されていましたが、これがどこまで上方修正されるかが焦点となります。
※9月のFOMCでは、2025年に「4回の利下げ」を想定。
短期金利市場の動向
短期金利市場では、今回の利下げに加え「来年2回の利下げ」が見込まれています。この予測と同程度までドットプロットが修正されれば、ドル高の流れが一層強まる可能性があります。 そのため、FOMC発表までは、ドルは基本的にしっかりとした展開が続くことが予想されます。
「CMEのFedWatch ツール」
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市場では、12月のFOMCにおける利下げがほぼ確実視されており、利下げの確率は95.4%と高い水準に達しています。そして、2025年にはさらに2回の利下げが予測されている状況です。
一目均衡表による分析
ドル円日足チャート
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前回12月9日に掲載したドル円の一目均衡表チャートでは、「雲との戦い」になっており、今後雲にサポートされながら円安方向へ向かうのかが注目されていました。
ドル円日足チャート
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結果はご覧の通り、見事に一目均衡表の「雲」に沿って円安が進行しており、雲がサポート役としてしっかり機能しています。
今後の雲上限価格- 12月18日(水):152.63円
- 12月19日(木):153.08円
- 12月20日(金):153.28円
- 12月23日(月):153.39円
- 12月24日(火):153.61円
- 12月25日(水):153.61円
- 12月26日(木):153.76円
- 12月27日(金):153.95円
- 12月30日(月):153.95円
- 12月31日(火):154.23円(ここがピーク)
- 1月2日(木):153.59円
年末までは雲の上限価格は右肩上がりで推移しています。
19日午前4時のFOMC政策金利発表後に円高へ振れた場合は、153.08円(雲上限)は、注目すべき価格をして意識しておきたいです。
ちなみに週足一目均衡表の雲の上限価格は、
- 今週:153.79円
- 来週:155.03円
となっています。したがって、今週末の終値が153.79円以上で終わらなかった場合、週足ベースでは「雲抜け」が未達成ということになります。この点は頭の中に入れておきたい重要なポイントです。
トレンドラインによる分析
ドル円日足チャート
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トレンドラインの動向について
- Aライン 12月安値を通過する上昇トレンドライン。
- Bライン Aラインより前に引かれたトレンドラインで、ここ最近の円安で再びこのラインまで復活してきました。今後、このBラインを維持しながら円安が続くかが注目されます。
- Cライン 7月の円安水準から引かれたラインで、現在Bラインと接近中。
Cラインの今後の数値
- 12月18日(水):155.64円
- 12月19日(木):155.60円
- 12月20日(金):155.55円
- 12月23日(月):155.50円
- 12月24日(火):155.45円
- 12月25日(水):155.41円
- 12月26日(木):155.36円
- 12月27日(金):155.26円(Bラインとクロス)
注目ポイント
- 12月27日(金)は、BラインとCラインが交わる「頂点」となります。
- CラインとA下ラインの交わりは2025年1月20日(154.20円)となります。
円安に振れた場合のテクニカルプライス
ドル円日足チャート
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7月3日(161.94円)~ 9月16日(139.56円)を基にした戻し水準
- 61.8%戻し:153.90円
- 76.4%戻し:156.60円
- 78.6%戻し:157.15円
11月15日の156.74円は76.4%戻しとほぼ同水準です。このため、この水準は引き続き要注目です。
もし156.74円を抜けた場合、次のターゲットとして次の数値が計算されます。
ドル円日足チャート
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11月15日(156.74円)~ 12月3日(148.62円)を基にしたフィボナッチ倍数計算
- 1.236倍:158.66円
- 1.382倍:159.84円
- 1.5倍:160.79円
- 1.618倍:161.75円(7月3日の161.94円に接近)
- 1.764倍:162.93円
- 1.786倍:163.12円
注目ポイント
7月3日の高値161.94円と近い水準に1.618倍(161.75円)や1.764倍(162.93円)のテクニカルプライスが位置していることが分かります。
3つの主要価格を基にした計算値
(139.56円、156.74円、148.62円を使用)
- E計算値:173.92円
- N計算値:165.80円
- V計算値:164.86円
今後、円安方向へ明確に動くためには、① 154.82円~155円の突破 → ② Cラインの突破 という流れが必要です。
一方で、19日のイベントが失速の引き金となった場合は、152円前半にテクニカルプライス集中していますので下値の注目ポイントとなります。
市場の動向を見極めつつ、19日以降の値動きに注視することが重要です。
トランプ次期大統領は移民対策や関税の引き上げを掲げており、これらの政策はインフレ要因となる可能性があります。そのため、米国のインフレ率次第では、市場が織り込んでいる来年の2回の利下げが見送られる展開も考えられます。
一方で、日本の景気は依然として力強さを欠いており、来年以降も利上げが実施されない可能性もあります。米国が利下げ、日本が利上げという状況とは異なる展開になることも想定されます。
その場合、今年前半に見られたような一方的な円安トレンドが再び発生するリスクも十分に考えておかなければなりません。
今後の米国のインフレ率と日本の景気動向次第では、ドル円の振れ幅は非常に大きくなり、難しい展開が予測されます。そのため、テクニカルプライスを事前にしっかりと確認し、冷静かつ柔軟な対応を心がけることが重要です。
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